終わりと始まりのものがたり
Tue, 22 Jun 2021 22:30:53 JST (1040d)
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ステータス
SR | No.1320 | ||||
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能力値(初期値/最大値) | |||||
LV | 80/80 | ||||
HP | 100/100 | ||||
ATK | 100/100 | ||||
COST | 9 | ||||
詳細情報 | |||||
ILLUST | monyo | ||||
解説 | ────そうして、全ては終わっていた。 醜い爪痕、引き裂かれた家屋、砕かれた家財。 そしてそこに倒れ伏した、一人の女。 間に合うも間に合わないもない。 最初から、間違っていたのではないか。 触れ合うことを期待していた訳ではない。 眺めることもよしとしなかった。 ただ、生きてくれていれば。幸福でさえあれば。 それで良いと思っていたのに。 見ろ、現実はこの有様だ。 彼女は死んだぞ/お前のせいだ 彼女は殺されたぞ/お前のせいだ あの鬼は逃げたぞ/お前は殺さなければならない 目を逸らすな/目を逸らせ 金の御髪を刻みつけろ/そう成り果てたのではなく あれの首を切れ/お前が自刃しろ 誰を責めればいい?/誰も責めてはならない ────そうして、男は迷妄する思考を止める。 鬼は、斬らねばならない。斬って殺す。 ……それだけだ、それだけなのだ。 ダメだ、考えろ。考え続けなければ。 死んでも、死ぬまで、腐り果てても。 しゃぼん玉のように浮かんで消えた、 あの眼差しを思い出す。 静かに、全く何の感慨も浮かべることなく。 自分を見据えていた、少女を。 罪がある。 鬼に罪があり、人に罪があり、少女に罪があり、 己に罪があった。 罪だけではない、責務があろう。 刀の柄を、握り締める。 誰にも譲る気はない。奪われるなどもっての外。 「あれを斬るのは、俺の役割だ」 ────綱、綱、綱ァッ! ……迫る鬼の爪。 揺らいでいた心に、何かが満ちる。 体を回し、腕を回し、刀を振るう。 この戦いの真実も、結末も、 やがて時間の流れに消えるのだろう。 誰にも理解できない、誰にも理解されない、 俺と彼女の殺し合いを。 | ||||
保有スキル | 限界突破 | 効果 | |||
終わりと始まりのものがたり | ×4 | 渡辺綱(セイバー)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体に〔魔性〕特攻状態を15%付与&〔鬼〕特攻状態を15%付与 |
各レベル毎のステータス
+クリックで展開 |
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ゲームにおいて
- ☆4概念礼装。
渡辺綱の絆レベルを10にすることで入手できる。 - 効果は自身がフィールドにいる間、味方全体に〔魔性〕特攻15%と〔鬼〕特攻15%を付与。
渡辺綱装備時にのみ発揮され、他のサーヴァントに装備させても効果は現れない。 - 〔魔性〕と〔鬼〕特性を両方所持している敵に対しては30%の特攻となる。
小ネタ
+クリックで展開 |
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