タイラントカブテリモン

Last-modified: Sat, 14 Oct 2023 13:14:39 JST (197d)
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概要（長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など） Edit

メモリ20の究極体デジモン。ヘラクルカブテリモンから更に進化させて誕生するが、超究極体扱いではなく普通の究極体である。

ステータスは攻撃、防御が高く、その他も全体的に安定した配分となっている。

耐久寄りの物理アタッカーだが、素早さも低くはないので比較的足並みを合わせやすい。

知力もそれなりに持ち合わせている為、場持ちを求めるならば少し知力を強化すると良いだろう。

 

SSは『ネイチャースピリッツ』、草木属性スキルのダメージを15％上昇させる。

後述の必殺技は属性違いで効果が乗らないので、味方に草木属性使いを置いておきたい。

撃ち込みたいデータ種水属性は非常に多い為、副砲として必ずクレセントリーフⅢは持たせておきたい。

 

必殺技の『シャインオブビー』は火属性、全体、威力大の防御力貫通攻撃。その代わり使用後は、反動で１ターン動けなくなるデメリットを持つ。

全体かつ威力大貫通は破格の性能、正しくロマン砲と評しても過言ではない。

非常に癖の強い必殺技だが、ここぞの時に放てれば、文字通り敵を塵も残さず焼き払えるだろう。

そこそこの場持ちを活かし、アクセルブーストを使えば被害は更に上昇する脅威の一撃となる。

ただし、メメタンで簡単に止まってしまう、反動がある等には十分注意しておこう。

 

気になる相手としてはアルカディモン超究極体。

あちらはさすがに準ラスボス（？）らしく、無属性全体大貫通をノーリスクで打ち込める上、ＨＰ吸収効果も有って至れり尽くせり。

攻撃と素早さもあちらの方が上であり、爆発力も上。

クリティカル10%上昇が3体に打ち込む性質上、牙を剥く場面も多々ある。

タイラントカブテリモンとしてはまずはメモリの軽さ。２０メモリの大貫通だけでコストパフォーマンスは遥かに上。　

その上オメガモンやデュナスモンにカイゼルグレイモン、種族が被るがメギドラモン等、比較的強化を行い易い火属性必殺技であり、

アルカディモン超究極体の必殺技威力の向上を考えると、現状パートナーとしてはアポカリモン一択なのと違い、幅が広いのも利点。

ミネルヴァモンでは低知力ウィルスが被り、他に無属性強化はもんざえモンしかいないのがかなり厳しい。

　

ここで問題になるのがアポカリモンであり、アポカリモンのＳＳ黙示録は無属性攻撃を２０％強化する代わりに、他属性を１０％弱体化する。

ヘビーストライクやパワーエナジー等無属性で攻めるのならば良いが、他属性の必殺技を持つデジモンならば弱体化は避けられないのも厳しい。

フリー種と必殺技の性質上、致命傷を与え難い点も厳しい。

必殺技のフォロー、種族の分散等の点を考えると、更にＳＳの強みが見えてくるのもタイラントカブテリモンの強み。

 

第二の刃であるＳＳが対戦環境上かなり有効。

草木属性強化によってデータ種はマリンエンジェモンと一応ネプトゥーンモンを、タイラントカブテリモンはディアナモンやメタルシードラモン、プレシオモン等にしっかりと刺せる。ワクチン種も1.5倍でマリンエンジェモンに撃つことと、リヴァイアモンも一応マークできる。

アルカディモン超究極体のＳＳとは違い、確実な強化を受けられるのも強みの１つ。

草木技を持たせたデータ種とセットで使えば、輝く場面は決して少なくないだろう。

また、高くはないものの、同ＳＳを持つグランクワガーモンに比べ、知力も大幅に向上している点も見逃せないポイント。

 

総じてアルカディモン超究極体のように、基本大貫通ぶっぱを頼りにするのではなく、上記の通り継承技を上手く組み合わせ、タイミングを見計らってシャインオブビーを撃つテクニカルな運用が求められるだろう。

比較的ノーマークな草木ウィルスである点も忘れてはいけない。

ただしデュナスモンはともかく、メギドラモン、カイゼルグレイモン、特にオメガモンはタイラントカブテリモンの天敵である事実は決して忘れてはならない。

ついでに天敵欄にも書かれているが、シャイングレイモンＢＭだけは、決して真正面から戦ってはいけない相手。

そのシャイングレイモンＢＭの対策のとばっちりでフレアガードを持つデジモンもいる為、思わぬデジモンにダメージが減少される事態もあり得る。

焼くだけでは飽き足らず、こちらが焼かれるのも妨害するシャイングレイモンＢＭは、とても憎い相手であると言えよう。

継承技候補 Edit

継承技採用理由
クレセントリーフⅢ自身のSSが乗る。プレシオモン、ディアナモン、メタルシードラモン等、仮想的が多い。
デストロイキャノンⅢサクヤモンに刺さる。それなりに汎用性のある継承技。
ナノマシンブレイクⅢほぼデュナスモン、エグザモン専用。
ヴォルケナパームⅢロゼモン、ロゼモンＢＭ専用。メメタンのレプリカを警戒する場合に。
フィジカルドレインSPは低く、シャインオブビーの消耗も激しい為に必要。
アクセルブーストSP消費軽減。これを積んでからのシャインオブビーの威力は圧巻。敵のガード、チェンジ等を誘える。
チェインマックスシャインオブビーが刺さらない編成に対し、味方を支援して突破を狙う。

　

装備品候補 Edit

装備品採用理由
ATKアタッチA浪漫を求めるアナタに。
マスターバリア状態異常対策。フーディエモンとナイトモンを涼しい顔でやり過ごし、火属性貫通で焼き払える。
状態異常バリアDX各種ピンポイント対策。余ったスロットを有効活用

　

ステータス振り分け例 Edit

場所と配分その理由
攻撃力+150それでも浪漫を求めたいアナタに。耐久はそれなりにあるので撃たれ弱くはない
HP+230 攻撃力+1271780調整し、ある程度の耐久を確保。

　

相性のいい味方デジモン Edit

デジモンその理由
デュナスモンSS『飛竜』で互いの必殺技を強化。継承技に風、草木を積めばより幅が見込める。
タイラントカブテリモンの苦手なワクチン種を上から殴れる
カイゼルグレイモンSS『風は炎に氷牙は剣に』によって継承技も含め、かなりの範囲の火力向上が見込める。
是非クレセントリーフを採用し、マリンエンジェモンを突破したい。
メギドラモンSS『デジタルハザード』で必殺技の火力と攻撃力を一緒に高められる。ただし種族が被る
グランクワガーモン同じSS持ち。草木属性のダメージが更に高まる。

　

天敵となる敵デジモン Edit

デジモンその理由
シャイングレイモンＢＭ鉢合わせた途端にアウト。リバイブで立て直しても、シャインオブビーが刺さる編成ではない事態が多い。
オメガモンクロスコンボ付きのグレイソードで即死。素でも瀕死にまで追い込まれる。

　

対策 Edit

草木属性やデータ種はシャインオブビーを打たれると一瞬で消し飛ぶ可能性が高い為、早めに下がらせるか、メメタンで対策しておくのがいい。一度撃ってさえしまえば、反動でかなり長い間無防備になる。
それなりの耐久があるものの、魔法には比較的弱いので、焼かれる前に焼いてしまうのが手っ取り早くはある。