葛飾北斎 の変更点

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*ステータス [#qdb0a9ae]
|CENTER:150|CENTER:80|CENTER:120|CENTER:40|CENTER:40|CENTER:120|c
|~SSR|>|>|>|>|~No.198|
|&attachref(./19800.jpg,nolink,一匹と一人で『北斎』だ。おれ一人ではただの娘サ。,234x400);|>|>|>|>|>|
|~|~クラス|>|>|>|フォーリナー|
|~|~属性|>|>|>|混沌・中庸|
|~|~真名|>|>|>|葛飾北斎|
|~|~時代|>|>|>|江戸時代|
|~|~地域|>|>|>|日本|
|~|~筋力|D|>|~耐久|D|
|~|~敏捷|B|>|~魔力|B|
|~|~幸運|A|>|~宝具|A|
|~|>|>|>|>|~能力値(初期値/最大値)|
|~|~HP|>|>|>|1940/13230|
|~|~ATK|>|>|>|1870/12100|
|~|~COST|>|>|>|16|
|~|~コマンドカード|Quick×1|>|Arts×2|Buster×2|
|>|>|>|>|>|~特性|
|>|>|>|>|>|LEFT:サーヴァント、人属性、混沌属性、中庸属性、人型、女性、神性、領域外の生命、人類の脅威、ヒト科のサーヴァント|
|~保有スキル|>|~効果|~継続|~CT|~取得条件|
|森羅万象[A+]|>|LEFT:自身に回避状態を付与|1|7|LEFT:初期スキル|
|~|>|LEFT:自身のNPを増やす[Lv.1~]|-|~|~|
|父娘の絆[A]|>|LEFT:自身のArtsカード性能をアップ[Lv.1~]|3|7|LEFT:霊基再臨×1突破|
|~|>|LEFT:自身の強化解除耐性をアップ[Lv.1~]|1|~|~|
|~|>|LEFT:自身の弱体耐性をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|雅号・異星蛸[B]→[A]|>|LEFT:自身にArtsカードによる攻撃時に対象に防御力ダウン[Lv.1~](3ターン)を付与する状態を付与|3|8|LEFT:霊基再臨×3突破|
|~|>|LEFT:自身のArtsカードのスター集中度をアップ[Lv.1~]&Color(Gold){▲};|~|~|LEFT:強化クエストクリア|
|~|>|LEFT:スター獲得[Lv.1~]&Color(Gold){▲};|-|~|~|
|~クラススキル|>|>|>|>|~効果|
|領域外の生命[EX]|>|>|>|>|LEFT:自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与|
|~|>|>|>|>|LEFT:自身の弱体耐性をアップ|
|道具作成[B]|>|>|>|>|LEFT:自身の弱体付与成功率をアップ|
|陣地作成[D]|>|>|>|>|LEFT:自身のArtsカードの性能を少しアップ|
|神性[B]|>|>|>|>|LEFT:自身に与ダメージプラス状態を付与|
|~アペンドスキル|>|>|>|>|~効果|
|追撃技巧向上|>|>|>|>|LEFT:自身のExtraAttackカードの性能をアップ[Lv.1~]|
|魔力装填|>|>|>|>|LEFT:自身のNPをチャージした状態でバトルを開始[Lv.1~]|
|対バーサーカー攻撃適性|>|>|>|>|LEFT:自身の〔バーサーカー〕クラスに対する攻撃力をアップ[Lv.1~]|
|>|~宝具|~種類|>|~ランク|~種別|
|>|&ruby(ふがくさんじゅうろっけい){''冨嶽三十六景''};|Arts|>|A|対軍宝具|
|>|>|>|>|>|~効果|
|>|>|>|>|>|LEFT:敵全体に強力な〔人の力を持つ敵〕特攻攻撃[Lv.1~]<オーバーチャージで特攻威力アップ>|
&br;
**各レベル毎のステータス [#d09afa7e]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:5|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|c
|~レベル|~HP|~ATK||~レベル|~HP|~ATK|
|1|1,940|1,870||70|11,999|10,984|
|10|2,278|2,176||80|12,936|11,834|
|20|3,283|3,087||90|13,230|12,100|
|30|4,818|4,478||>|>|~聖杯転臨|
|40|6,681|6,166||100|14,494|13,245|
|50|8,668|7,967||110|15,758|14,391|
|60|10,520|9,644||120|17,034|15,547|
#endregion
&br;

**イラストの変化 [#zef1161f]
#region(イラスト:黒星紅白 (+クリックで展開))
&attachref(./19801.jpg,nolink,初期状態,145x250);→&attachref(./19802.jpg,nolink,霊基再臨1回目,145x250);→&attachref(./19803.jpg,nolink,霊基再臨3回目,145x250);→&attachref(./19804.jpg,nolink,霊基再臨4回目,145x250);
#endregion
&br;

**霊基再臨 [#u07f2043]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:200|CENTER:110|CENTER:1|CENTER:200|CENTER:110|c
|BGCOLOR(#ffddcc):~霊基再臨×1|~必要Lv:50||BGCOLOR(#ccfff7):~霊基再臨×2|~必要Lv:60|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|竜の牙|10|~|鳳凰の羽根|10|
|世界樹の種|10|~|隕蹄鉄|10|
|~QP|10万|~|~QP|30万|
|>||~|>||
|BGCOLOR(#ccffcc):~霊基再臨×3|~必要Lv:70||BGCOLOR(#ffcce6):~霊基再臨×4|~必要Lv:80|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|原初の産毛|10|~|枯淡勾玉|10|
|精霊根|10|~|智慧のスカラベ|10|
|~QP|100万|~|~QP|300万|
#endregion
&br;

**保有スキル強化 [#b4237ef9]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~森羅万象[A+]|~雅号・異星蛸[A]|~備考|h
|~|~|~|~NP増加量|~スター獲得量|~|
|CENTER:|RIGHT:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~1|---|---|+20%|+5個||
|~1⇒2|20万|凶骨×10|+21%|+6個||
|~2⇒3|40万|虚影の塵×10|+22%|+7個||
|~3⇒4|120万|禁断の頁×12|+23%|+8個||
|~4⇒5|160万|八連双晶×12|+24%|+9個||
|~5⇒6|400万|ゴーストランタン×12|+25%|+10個|CT-1|
|~6⇒7|500万|黒獣脂×15|+26%|+11個||
|~7⇒8|1,000万|竜の逆鱗×15|+27%|+12個||
|~8⇒9|1,200万|呪獣胆石×15|+28%|+13個||
|~9⇒10|2,000万|伝承結晶×1|+30%|+15個|CT-1|
#endregion
&br;
**アペンドスキル強化 [#AppendSkill_Strengthening]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~追撃技巧向上|~魔力装填|~対バーサーカー攻撃適性|h
|CENTER:|RIGHT:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~1|---|サーヴァントコイン×120|+30%|+10%|+20%|
|~1⇒2|20万|世界樹の種×10|+32%|+11%|+21%|
|~2⇒3|40万|追憶の貝殻×10|+34%|+12%|+22%|
|~3⇒4|120万|ホムンクルスベビー×12|+36%|+13%|+23%|
|~4⇒5|160万|精霊根×12|+38%|+14%|+24%|
|~5⇒6|400万|永遠結氷×12|+40%|+15%|+25%|
|~6⇒7|500万|枯淡勾玉×15|+42%|+16%|+26%|
|~7⇒8|1000万|九十九鏡×15|+44%|+17%|+27%|
|~8⇒9|1200万|煌星のカケラ×15|+46%|+18%|+28%|
|~9⇒10|2000万|伝承結晶×1|+50%|+20%|+30%|
#endregion
&br;
*セリフ [#vb7337aa]
#region(CV:ゆかな (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|ゆかな|
|~開始|~1|「仕事だよ、とと様」|
|~|~2|「任せな、描き尽くしてやる!」|
|~スキル|~1|「合点承知の助サ」|
|~|~2|「尋常に」|
|~|~3|「とと様、また&ruby(がごう){雅号};を変えやがった!」|
|~|~4|「&ruby(じょうじょうきち){上々吉};だィ」|
|~|~5|「&ruby(しゃしゃらくらく){洒々落々};サ」|
|~コマンドカード|~1|「トンっときたよ!」|
|~|~2|「したり」|
|~|~3|「ひょんなものだ」|
|~宝具カード|~1|「とと様、お勤めだ」|
|~|~2|「たぁっぷり墨を擦るサ」|
|~|~2|「さぁさ、絶景を&ruby(ごろう){御覧};じろ!」|
|~アタック|~1|「そら」|
|~|~2|「あらよっ」|
|~|~3|「ちょこざいなっ」|
|~|~4|「べっかんこうだ!」|
|~エクストラアタック|~1|「ゴロゴロとふるめきな!」|
|~|~2|「このヘンチキめ!」|
|>|~宝具|「オン・ソヂリシュタ・ソワカ、オン・マカシリエイ・ヂリベイ・ソワカ。万象を見通す&ruby(げんてい){玄帝};、&ruby(ほくしん){北辰};より&ruby(はっこう){八荒};擁護せし&ruby(そんじょう){尊星};の王よ! 渾身の一筆を納め奉る! いざいざご賢覧あれ!『&ruby(ふがくさんじゅうろっけい){冨嶽三十六景};』! 神奈川沖&ruby(なみ){浪};裏&ruby(すさ){荒};び!」|
|~ダメージ|~1|「咆えるじゃないか……!」|
|~|~2|「いてっ」|
|~戦闘不能|~1|「書き損じまったな……」|
|~|~2|「&ruby(ひとだま){人魂};で 行く気散じや 夏野原──」|
|~勝利|~1|「&ruby(ちょうじょう){重畳};、重畳」|
|~|~2|「そら、万事相済みました」|
|>|~レベルアップ|「&ruby(ちゅうちゅうタコかいな){二・四・六・八・十};──」|
|~霊基再臨|~1|「&ruby(おいらん){花魁};風の着崩しも似合うって? 何サ、よ、よせよ、照れる……とと様は口をつぐんでておくんなし!」|
|~|~2|「よう、羽振りがいいねえ、ますたあ殿」|
|~絆Lv|~1|「一匹と一人で『北斎』だ。おれ一人ではただの娘サ。居候の駄賃に浜の屏風絵でも漫画でも、何なら今風の枕絵でも何でも請け負うよ?」|
|~|~2|「ウチのとと様は墨の擦り過ぎでこんなタコ坊主になっちまったんか? 本人は、『手数が多くていい』なんて吠えてるが……ま、構わねぇか」|
|~|~3|「実はおれにも“葛飾&ruby(おうい){応為};”って雅号があってサ。とと様の助手のかたわら、&ruby(こうずか){好事家};相手の商売はしたよ? 精進しても、とと様には追い付かねぇってわかっちゃいたがね」|
|~|~4|「たまにな。時たまの気まぐれだが、とと様とは違う筆と&ruby(すずり){硯};で、おれ自身の絵を描いてみようかって欲も出るのサ──そしたらあんた、買ってくれるかい?」|
|~|~5|「ロクな&ruby(・・・・・){さあばんと};じゃなかったろ、おれは。それをあんたは……本っ当、物好きだなぁ。ちょいと根負けしたよ。──んっ、まぁ……なんだ? こっちが筆を取るばかりじゃなく、あんたの描く絵にも興味が湧いたって事サ。こ、今後ともよろしくな?」|
|~会話|~1|「お出かけかい? うし、&ruby(ぞうり){草履};のかたわれを探すから待っとくれ~。どれどれどこへ埋もれたやら……」|
|~|~2|「おれと&ruby(・・){とと};様は、何処でも好きな絵が描けて、お&ruby(まんま){飯};に困らなきゃそれでいいのサ」|
|~|~3|「さて、そろそろ部屋の引越しだ。なんなら、ますたあ殿も一緒に&ruby(いそうろう){居候};させてやるが来るかい? 居候の居候だ、あっははは!」|
|~|~4|「ほほぉー、『ふぉうりなあ』てのは一人じゃねえのか。&ruby(こがね){黄金};の&ruby(ぐし){髪};の南蛮娘、あびげいる……おどおどしたりしゃちこばったりと忙しいなァ。あ? そう言わず漫画でも描いておやりって? ……面倒だが、ますたあ殿がそう言うなら仕方ねェ。けど、南蛮人相手には一文だってまからねェよ?」([[アビゲイル・ウィリアムズ]]所持時)|
|~|~5|「&ruby(デメキンづら){出目金面};のひょうげた男がいるだろう? じるどれえ、とかいう。あれが、『ぉおお素晴らしい、神絵師ならぬ邪神絵師ですとおぉぉぉ!』とか絶叫して供物を持参するってから丁重に断った。それでおんおん泣きやがるんでなだめて額に落書きと、さいん? をしといた。雅号は"&ruby(ししきがんこう){紫色雁高};"でな」([[ジル・ド・レェ(術)]]所持時)|
|~|~6|「ひっく……ふぅ。ごめんよ、ちょいと呑んできた。大江山の鬼もナァ、かるであじゃ可愛いらしーくなるモンだナァ。中身の方は……ま、確かにバケモンだったが。はは……ぐすっ……ああ、湿っぽくて悪ぃな。&ruby(きりかむろ){切禿};の&ruby(めのわらべ){女童};は、まだ&ruby(シラフ){素面};じゃ見れねぇや……」([[酒呑童子]]所持時)|
|~|~7|「ま、ますたあ殿? 随分と&ruby(かぶ){傾};いた……というかすっぽんぽんの若武者がいたが、ありゃあ&ruby(くろうよしつね){九郎義経};かい? そりゃ&ruby(だんのうら){壇之浦};もちらとはやったが、それより九郎の叔父の[[&ruby(ちんぜいはちろう){鎮西八郎};>源為朝]]だったら俺ぁ何べんも描いたのサ。馬琴の読本、『&ruby(ちんせつゆみはりづき){椿説弓張月};』の挿絵でな。そうか……八郎もあんな感じで描き直すか……」([[牛若丸]]所持時)|
|~|~8|「呂布という&ruby(とうじん){唐人};……あのあたらデカい武将だ。あれにな、おれが筆をとった関羽の事を尋ねてはみたが、どうだ。話がまっったく分からねえ!」([[呂布奉先]]所持時)|
|~|~9|「大したもんだなァ、ますたあ殿。&ruby(かいどうまる){怪童丸};に&ruby(らいこう){頼光};までとは恐れ入った。化け物退治にはうってつけサ。ま、こっちがその化け物になっちまう方が多い気もするが、そんなモンだろ。血をもって血を洗う、兵は&ruby(きどう){詭道};なり、だ。……ネタは多いに越したこたねえしな」(坂田金時([[狂>坂田金時]])or([[騎>坂田金時(騎)]])&源頼光([[狂>源頼光]])or([[槍>源頼光(槍)]])所持時)|
|~|~10|「いーや、あれは天女様だ。間違えるなんて失礼だ。確かにとと様はダキニ天も&ruby(いん){殷};の&ruby(だっき){妲己};も描いてたが、どうせ&ruby(からくに){唐国};の図版の引き写しだろう? それもまた画工の空想だ。かるであは&ruby(よみほん){読本};より奇なりサ!」([[玉藻の前]]所持時)|
|~|~11|「はぁ───……ますたあ殿も酷だねェ、あんな&ruby(・・){うぶ};な小娘を召喚してくれるたぁ、おれぁもう顔から火が出てボウボウの焼け野ッ原サァ。ハァ、仕方ねぇ。向こうも&ruby(・・・・){ちびっと};は筆先を整えて、了見づくつもりらしい。大人のおれが譲らねェとナ。……なんで知ってるのかって? それがなぁ、あちらのとと様もうちのとと様も、中身は全く同じで、しかも繋がってるらしい。どうなってるのかねェ?」([[葛飾北斎(剣)]]所持時)|
|~|~12|「馬琴の旦那……そして時々お&ruby(みっ){路};ちゃん、か。引っ込み思案ってェわけじゃないが、あくまでお父っつぁんを前に立てるのが、あの子らしいねェ……。偏屈親父が二人もいるんだ。当分はおれが、間に入って取りなしてやらねえとナ」([[曲亭馬琴]]所持時)|
|~|~13|「俗に、『美人は三日で飽きる』なァんて言うだろ? そりゃあ、見栄えだけ飾っても味が凡庸なご馳走なら誰でも飽きが来るってェもんさ。そこへ行くと、楊家の貴妃様は日々思っても見ない色合いの摺絵が仕上がってくる。そこの知れなさは&ruby(けだ){蓋};し&ruby(・・・・・・){ふぉうりなあ};だねえ……。おれァ、かるであにいるうちに、この絶世の美女の扇の要を射抜いて、一回ばらばらにしてやりてえのサ。……本人には秘密だヨ? 酒癖がよろしくねえのは下衆の勘繰りで、周りが飲ませすぎるせいだからナ?」([[楊貴妃]]所持時)|
|~|~14|「おぉ~い、あびー、あびげいる~……たまには、ぱんけえきと粥以外の夜食も頼まあ……とは、言いづれえんだよなァ。前に、とんでもねえ日本料理をお見舞いされて、往生したからなァ……」([[アビゲイル・ウィリアムズ(夏)]]所持時)|
|>|~好きなこと|「好物といやあそりゃあ美人サ! かるであは女衆も男衆も美人ぞろいで、筆がはかどる。あとは、甘酒にお大福だなァ」|
|>|~嫌いなこと|「ジメジメ辛気臭いのはご勘弁サ。縁起が悪くていけねェよ。なァ、とと様」|
|>|~聖杯について|「おれの望みか。そりゃ本物になる事サ。あと五年、いや、あと一年生きられりゃ本物の画工って奴になってみせる。それまでは、描いて描いて描きまくって、おっ死ぬ訳にゃいかねぇんだ」|
|>|~イベント開催中|「巷じゃ珍奇なモンが見られるって聞いたよ。ますたあ殿、ちょいと顔を出してみないかい?」|
|>|~誕生日|「へぇ、誕生日ってのを祝うのかい。ご祝儀も無しで申し訳ねぇが、どうだい。一つ老けて丸く賢くなった顔を描かせてとくれい、ますたあ殿」|
|>|~召喚|「葛飾北斎。しがない画工サ。お手前さまが『ますたあ』殿で? ホー、なかなか絵になる御仁だ。ま、勝手気ままにやらせてもらうサ」|

#region(霊基再臨第三段階(+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|ゆかな|
|~開始|~1|「仕事だね」|
|~|~2|「ふんぐるい ふんぐるい……」|
|~スキル|~1|「&ruby(いかさま){如何様};なぁ」|
|~|~2|「&ruby(あまちゃ){甘茶};をなめさせようか?」|
|~|~3|「雅号改め、&ruby(いせいだこ){異星蛸};ってなぁ!」|
|~|~4|「べらぼうめェ!」|
|~|~5|「はて、面妖な……」|
|~コマンドカード|~1|「是非とも」|
|~|~2|「念には及ばず」|
|~|~3|「&ruby(やくたい){益体};もない」|
|~宝具カード|~1|「気合十分!」|
|~|~2|「待ったなし!」|
|~|~3|「いあ! いあ!」|
|~アタック|~1|「おう!」|
|~|~2|「あたぼうよ」|
|~|~3|「てやんでい!」|
|~|~4|「神妙ならん」|
|~エクストラアタック|~1|「&ruby(ひのもといち){日の本一};よ!」|
|~|~2|「真っ平御免!」|
|>|~宝具|「ふんぐるいふんぐるい、オン・ソヂリシュタ・ソワカ、うがふなぐるふたぐん! 万象を見通す&ruby(げんてい){玄帝};、&ruby(ほしうみ){星海};の館にて&ruby(まどろ){微睡};む天帝よ! 渾身の一筆を納め奉る! いざいざご賢覧あれ!『&ruby(ふがくさんじゅうろっけい){冨嶽三十六景};』! 神奈川、異海裏&ruby(すさ){荒};び!」|
|~ダメージ|~1|「こそばゆいな……」|
|~|~2|「うっ──」|
|~戦闘不能|~1|「俺が下手なばっかりに……」|
|~|~2|「&ruby(ひとだま){人魂};で 行く気散じや 星の宮──」|
|~勝利|~1|「堪能堪能」|
|~|~2|「ふたぐんふたぐん」|
|>|~レベルアップ|「ふんぐるい ふんぐるい……」|
|~霊基再臨|~3|「こいつは&ruby(ごうき){剛毅};で豪快だ。森羅万象、&ruby(ゆめまぼろし){夢幻};まで描き尽くせそうだ。あんたのおかげサ、ますたあ殿」|
|~|~4|「ふんぐるい ふんぐるい……ふふ、仙女にでもなったみたいに夢見心地サ。ますたあ殿なんざ、食っちまいてえほど愛おしく見えていけねえ。景気づけに、ちゅーっと口吸いでもしとこうか?」|
|~会話|~1|「ちょいと諸国&ruby(あんぎゃ){行脚};にでも飛んでみるかと算段してたとこだ。ついでだ、ますたあ殿のお勤めも手伝うかあ! あっはっは!」|
|~|~2|「俺ァどこでも好きな絵が描けて、お&ruby(まんま){飯};に困らなきゃそれでいい。でもあんたはそれじゃ困るだろ?」|
|~|~3|「締め切りだの細けぇ注文だのうるせえ版元も、いなけりゃいねえで往生するから悩ましいよなぁ」|
|~|~4|「アッハッハ! 俺の娘が増えやがったかァ! こいつぁおもしれェ。横紙破りの出戻り娘に跳ねッ返りのきんぴら娘だ。ますたあ殿には世話をかけるが、精々よろしくナァ!」([[葛飾北斎(剣)]]所持時)|
|~|~5|「倉蔵か……ようやく顔出しやがったなァ曲亭馬琴! 後にも先にも、あいつほど七面倒臭ェ注文を寄越しやがった奴ァいねえ! 天稟に胡座かいて呆けた口上を叩きやがったら、俺がその口に草履をねじ込んでやらァ! ……が、ツラの方はあの孝行娘かぁ、やりづれェ……ま、それにしてもご同様かァ」([[曲亭馬琴]]所持時)|
|~|~6|「このかるであで、[[だ・ゔぃんち>レオナルド・ダ・ヴィンチ]]殿の多忙ぶりを尻目に絵なんか書いてる場合かヨ、ってェ引け目はつきまとうが……隣に、ごっほサンがいてくれると心強ェや。ん? 他の連中も奔放にやってるから気にするなって? フ、そういうわけにも行かねェヨ。俺のァ息抜きじゃねェからナァ」([[ヴァン・ゴッホ]]所持時)|
|~|~7|「あのバケモ…絡繰武者が、為朝!?お、おう、すげぇな。 長生き…もとい、さぁばんとにはなってみるもんだい。 周りの連中はあっという間に馴染んでるだが、俺が一番驚いてるみてェで小っ恥ずかしいぜぇ。顔を見るたびにギョッとするからなァ。 とまれ頼もしいじゃねぇか、鎮西八郎ヨォ」([[源為朝]]所持時)|
|>|~好きなこと|「俺ぁ何だって描くんだ、好き嫌いなんざいっこもねえ。……ははっ、嘘だよ! &ruby(あだ){婀娜};っぽい女と甘いもんは大好物サ」|
|>|~嫌いなこと|「ジメジメ辛気臭ぇのはでぇっ嫌ぇだ、勘弁願いてぇ。縁起が悪いったらねぇよ」|
|>|~イベント開催中|「おう、火事か捕り物か! 何でもいいや面白そうだ! 連れてってくンな、ますたあ殿」|
#endregion
#region(イベントボイス (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|ゆかな|
|~「[[南溟弓張八犬伝]]」イベントページ|~1|「あ~へいへい、店番ナ。やるヨー、やりますって~。媚は売るほど&ruby(しな){姿};も造りも抜かりなしっ、とくらァ……ほえ~」|
|~|~2|「お疲れ~ますたあ殿。手揉め足揉めかたじけない、かたじけ涙で鼻ビシビシサァ」|
|~|~3|「ご苦労さんさん苦労千万骨折り存分だァ……なァ~これ、&ruby(・・・・・){てれわーく};ってのにならねェかァ~?」|
|~|~4|はいはいただいま~。遠路はるばるよーく起こしで、裾の犬の毛も払いましょう、肩もお揉みしましょうかァ~? ん? 違和感が凄い? ……チッ、そんなことはないだろ~」|
|~|~5|「おれに何が向かねェって、店番だナ。まさに鬼門サァ。けど、お&ruby(みっ){路};ちゃんにだけ立たせるのも悪いしねェ……道端で豆人形売ってた頃のつもりで、励むとするかァ」|
|~|~6|「ハァ~そろそろ、えんやらやっとで手じまいだァ。ますたあ殿のあがりは上々だったかい? おや、てんでダメだったかい。とと様も久々に&ruby(しゃば){娑婆};に浮かんできて、墨で墨を洗う奮闘ぶりだったナァ。馬琴の旦那の手前、やたらに張り切っちまって。ハハハハ……(とと様に墨を吹きかけられ)きゃっ!」|
|~|~7|「そういやァ、馬琴の旦那とお路ちゃんの滝沢家は、犬か猫かでいや実は猫派だったナァ。鳥籠も鈴なりに転がってたが、座敷に犬を飼ってたのはうちのほうだ。猫は手元に寄ってきて難儀だからねェ、ハハ」|
#endregion
#endregion
&br;
*マテリアル [#y0dec896]
#region(絆ポイント(+クリックで展開))
|~Lv|~レベル毎|~累計|~報酬|h
|CENTER:30|RIGHT:90|RIGHT:90|CENTER:110|c
|~1|4,000|4,000|--|
|~2|12,000|16,000|--|
|~3|3,000|19,000|--|
|~4|13,000|32,000|--|
|~5|3,000|35,000|幕間の物語|
|~6|165,000|200,000|聖晶石3個|
|~7|380,000|580,000|聖晶石3個|
|~8|360,000|940,000|聖晶石3個|
|~9|||聖晶石3個|
|~10|||[[絆礼装>富士越龍図]]|
#endregion

#region(キャラクター詳細(+クリックで展開))
とてもじゃねえが北斎には見えねぇって?
めんこい姿で悪かったなァ、事情を知りたきゃ
おれの話に付き合いナ!
#endregion

#region(絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開))
身長/体重:162cm・51kg
出典:史実
地域:日本
属性:混沌・中庸  性別:女性
面妖蛸の”とと様”とはいつも一緒。
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#region(絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開))
江戸時代後期の浮世絵師。
「葛飾北斎」の他にも「画狂老人」「宗理」など30もの雅号を持つ。
日本を代表する画家であり、[[ゴッホ>ヴァン・ゴッホ]]やドビュッシーなど海外の画家・音楽家にも多大な影響を与えた。
大変な速筆で知られ、生涯に3万点もの作品を残す。その内容は浮世絵の版画から肉筆画、漫画、春画など多岐にわたる。
晩年は三女の“葛飾応為(おうい)”を助手として共に暮らしていた。
代表作は連作『富嶽三十六景』、『北斎漫画』、化け物絵『百物語』、春画『蛸と海女』ほか。
生涯に引っ越しを93回もしたり、金銭にまったく無頓着で赤貧であったり、奇行の目立つ変人として知られる。外出する際は常に呪文を唱えていたとか。
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#region(絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開))
『富嶽三十六景』
ランク:A 種別:対軍宝具

ふがくさんじゅうろっけい。
ご存じミスター北斎の大傑作グレートウェーブ。
連作浮世絵の二十一作目『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』。
自然の振る舞いを見極め、神懸かりの境地より繰り出される筆鋒は、神秘的な実態を備え、鑑賞者の身も心も衝き動かす。
そして、深淵の邪神と交信し覚醒した北斎は、その狂気を取り込み、唯一無二の浮世絵を描き上げた。それが『神奈川異海裏すさび』。“表富士”三十六景に加えた“裏富士”十景、さらにその先の境地にまで踏み込んでしまった禁断の筆。
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#region(絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開))
○森羅万象:A+
自然の有り様を研究し、その真髄を見抜く観察眼。
&br;父娘の絆:A
晩年まで連れ添った北斎と応為の心の絆は、邪神の狂気にも揺るがない。
&br;○雅号・異星蛸:B
深淵の邪神と混然となった境地で描かれる非ユークリッド幾何学的画風。
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#region(絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開))
型破りな性格の北斎。
一つの流派にこだわらず様々な絵師たちの技法を熱心に学ぶ一方で、進取の気風にも富んでいた。
西洋画の遠近法を取り込んだり、現代漫画の原点とも言える、動きの瞬間を切り取る表現を風景画に用いた。
この現代に北斎が顕現し、厳しかった幕府の締め付けから自由となったなら、あらゆる技術を喜々として学び、精力的にチャレンジしていく事だろう。
春画だろうが抽象絵画だろうがデジタルだろうがパフォーマンスアートだろうが。
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#region(幕間の物語をクリアすると開放 (+クリックで展開))
ふんぐるい……ふぐるい……。
ひたすらに絵を描き続け、いつしか真正の画工となる。
───それこそが北斎の生涯の望みであった。
だが、虚空からの観測者にして偽りの神、夢見る深淵の邪神が、そんな北斎に目をつけ、交信を図った。その稀有な感受性を通じ降臨を果たそうとした。
しかし北斎は邪神の誘惑を拒み、娘“応為”に雅号を譲ることで、かろうじて一方的に利用される難を逃れた。~
人の感性を残した“葛飾応為”のパーソナリティ───そして、我が身に邪神を降ろし、神の領域にまで踏み込んだフォーリナーとしての“北斎”。
サーヴァント“葛飾北斎”とは、そんな二つの人格を併せ持った、狂気と紙一重のあやうい存在である。
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&br;
*ゲームにおいて [#in_the_fgo]
-[[アビゲイル>アビゲイル・ウィリアムズ]]に次いで間を置かずに実装された2人目の☆5フォーリナー。
2018年1月1日に突如「[[体験クエスト>葛飾北斎体験クエスト]]」とともに出現した期間限定サーヴァント。
翌2019年1月7日、14日、15日に再びピックアップ召喚が開催。
--フォーリナーのクラス相性や特性はアビゲイルのページを参照の事。
--バトルキャラは第三段階で戦闘中の台詞やバトルモーション、宝具演出が変化する。見た目も合わせてより「フォーリナー」らしくなる。
セリフから人格が替わっているものととれるが、性別など属性は据え置き。
-ステータスはアビゲイルと同様のATK寄り(ATKが同値だがHPはわずかに低い)。スキルやクラススキルもあって、火力は申し分ない。
--成長タイプはかなり急な凸型。Lv30~70にかけて急激に成長、Lv70時点で星4のLv80を上回る。
-カード構成はB2、Q1、A2というセイバー系統。ヒット数はB:4Hit、Q:4Hit、A:''6Hit''、EX:4Hit、宝具:敵一体につき5Hit。
全体的にHIT数の多さは[[先輩>アビゲイル・ウィリアムズ]]と同等。Quickのスター生成力もそれなりといえる。
--あちらよりA枚数が少ない代わりに、AのNP獲得量はA2+1枚構成としてそれなりに伸ばしやすい。
反面、Buster、Quick、ExでのNP獲得量はかなり低い。宝具主体で行くならばAクリティカルやOverKillボーナスを積極的に狙う必要がある。
幸いスターを集めやすいクラスである上、全体的なヒット数の多さからスター発生率アップの恩恵が大きい。Aパのアタッカーとして活躍してくれるだろう。
-アペンドスキル3は、対バーサーカー攻撃適性となっている。フォーリナーは対バーサーカーに有利なクラスで、アペンドスキル3を解放する事で対バーサーカーに大ダメージを叩き出せるようになる。
--アペンドスキル2はNP獲得+20%で、スキル1がNPチャージ+30%なので、合わせれば開幕NPチャージ+50%となる。
**スキル解説 [#skill]
-スキル構成はアビゲイルとは対照的に自己のArtsに特化している。
--「''森羅万象 A+''」
自身に回避状態付与(1T)&NP増加
#region(&color(Blue){スキル倍率};)
|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
|NP増加量|20%|21%|22%|23%|24%|
|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
|NP増加量|25%|26%|27%|28%|30%|
#endregion
---回避とNP獲得の複合スキル。NP増加量はLv上昇で20~30%。
北斎唯一の防御系スキルにして宝具受けの重要手段でもある為、敵のチャージゲージと相談して使いたい。
--「''父娘の絆 A''」
自身のArtsカード性能アップ(3T)&強化解除耐性アップ(1T)&弱体耐性アップ(1T)
#region(&color(Blue){スキル倍率};)
|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
|Artsカード性能アップ|%|%|%|%|%|
|強化解除耐性アップ|%|%|%|%|%|
|弱体耐性アップ|%|%|%|%|%|
|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
|Artsカード性能アップ|%|%|%|%|%|
|強化解除耐性アップ|%|%|%|%|%|
|弱体耐性アップ|%|%|%|%|%|
#endregion
---攻撃面の主力スキル。北斎はA宝具かつAカード性能もそこそこ高いので宝具にNP稼ぎにと大活躍してくれる。
また、A強化のみ3ターン持続するのでカードの巡り次第では効果中に二度目の宝具発動も視野に入る。
---強化解除耐性アップは[[エレシュキガル]]に続いて2人目の貴重なバフ。敵の強化解除スキル/宝具によって自身のバフが消されるのを防ぐ事ができる。
エレシュキガルとは違い確定付与だが、[Lv.~]表記があり、スキルレベルに応じて解除を防ぐ確率がアップしていく。
Lv10で上手くタイミングが合うと、強化解除後にダメージを与えてくる[[天草四郎]]やアビゲイル、[[ケイローン]]などの宝具を「森羅万象」との併用で回避できる可能性があることを覚えておこう。
---弱体耐性アップは弱体効果全般に対する耐性を高める。強化解除耐性アップと同様に[Lv.*]表記があるので、スキルレベルに応じてデバフを受ける確率をある程度下げられる模様。Lv10ならほとんどの弱体効果を弾くようになる。「NP減少」や「スター減少」など弱体耐性では防げない効果もあるので注意。(詳しくは「[[状態変化の詳細]]」)
--「''雅号・異星蛸 B → A''」
強化前:自身に「Artsカードによる攻撃時に防御力ダウン(3T)を付与する状態」を付与(3T)
強化後:自身に「Artsカードによる攻撃時に防御力ダウン(3T)を付与する状態」を付与(3T)&'' Artsカードのスター集中度アップ(3T)''+''スター獲得''
#region(&color(Blue){スキル倍率(強化後)};)
|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
|スター獲得|5個|6個|7個|8個|9個|
|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
|スター獲得|10個|11個|12個|13個|15個|
#endregion
---表記がやや難解だが、このスキルの''発動から3ターンの間、北斎のArtsまたは宝具が自動的に防御デバフを掛ける''ようになる。(まれに対魔力等による弱体耐性で防がれる事はある)
なお、これによる防御力ダウンは「ダメージ後に付与され、そこから数えて3ターン分持続」扱いなので、スキル後3ターン目のArtsが入ると防御ダウンは5ターン目の攻撃まで効果を発揮する。
#region((+クリックで展開))
|~ターン|>|~1T目|>|~2T目|>|~3T目|>|~4T目|>|~5T目|>|~6T目|f
|~ターン|>|~1T目|>|~2T目|>|~3T目|>|~4T目|>|~5T目|>|~6T目|h
|~|~自|~敵|~自|~敵|~自|~敵|~自|~敵|~自|~敵|~自|~敵|
|~スキル発動|>|>|>|>|BGCOLOR(#F0EBD5):COLOR(#20205D):CENTER:''デバフ付与''||||||||
|~1T目攻撃|>|>|>|>|BGCOLOR(#7DCCFF):COLOR(#425299):CENTER:''防御力ダウン''||||||||
|~2T目攻撃|||>|>|>|>|BGCOLOR(#7DCCFF):COLOR(#425299):CENTER:''防御力ダウン''||||||
|~3T目攻撃|||||>|>|>|>|BGCOLOR(#7DCCFF):COLOR(#425299):CENTER:''防御力ダウン''||||
#endregion
---''デバフは宝具を含む自身のArtsカードで攻撃を行うごとに加算''される。例えば宝具を含むArtsチェインでは3重のデバフが掛かる。
防御デバフのレートは「拷問技術 A」相当と中々の性能。重ね掛けが容易という点を踏まえた総合的な威力は、一部キャラに効果が倍増するカリスマ系変種を凌駕する。
---重要な点として、カード再配布を跨ぐタイミングに発動することで、デバフを載せられる自身のArtsカードを増やせる可能性がある。
魔術協会制服のコマンドシャッフルを使用した場合、通常攻撃のArtsのみで最大4重の重ね掛けが可能。[[BB(水着)]]の「無貌の月」で宝具Aブレイブチェインをクリティカルにさせ続けた場合、最大9重までの圧倒的な重ね掛けが可能。
流石にここまでいくと机上の空論に近いが、宝具と再配布のタイミングを意識すれば3~4重程度なら無理なく狙える範疇である。
---ただし、防御デバフの効果には上限値があり、スキルLv10では基本的に5発重ねると頭打ちになってしまう(スキルレベルが低かったり、相手の防御バフがあるほど必要量は上がる)。
もっともその時点で実に''+100%(通常の2倍ダメージ)''分の攻撃バフに相当している状態なので、イベント特攻に匹敵する超強力な火力補助が期待できる。
特に充分に乗った頃合いでのBusterクリティカルや仲間の単体宝具はまさにロマン溢れる威力に。
また、先にかけたデバフが順次解除されていくので「デバフの上限値を長く維持する」場合には5重以上にしておくのも無駄ではない。
---強化後はArtsカードへのスター集中とスター獲得が追加される。スターは最大でも15個とやや物足りないが、クリティカルと「父娘の絆」が組み合わさることでダメージとNP回収の大きな補助になる。

-スキル育成に関して
#region(+クリックで展開)
育成は金レア素材を要求してくる後半がキツめ。スキル1つに付き「黒獣脂」、「竜の逆鱗」、「呪獣胆石」を15個ずつ要求してくる。銅~銀レア素材と違って必要数は多くないが、それでも全スキルカンストはイベント1回では集まりきらない。
''どれも優秀なスキルなので、メインで使うなら3つともスキルマを目指したい''が、厳しいようなら代替手段がない「雅号・異星蛸」かNP獲得手段となる「森羅万象」を優先しよう。
前者は攻略向けとなり、「森羅万象」や「父娘の絆」の足りない部分は概念礼装「[[ダイブ・トゥ・ブルー]]」や「[[フォーマルクラフト]]」等で補う事になる。
後者はイベント礼装等を装備しての周回向け。礼装に頼らず「森羅万象」でNPを貯める事を重視した育成となる。
(「父娘の絆」の弱体耐性&強化解除耐性アップはほとんど出番がないので、普段は気にしなくてよい)
#endregion
**宝具解説 [#noble_f]
-「&ruby(ふがくさんじゅうろっけい){''冨嶽三十六景''};」
敵全体にArts属性の〔[[人属性>天地人]]〕特攻攻撃を行う。
--アライメント以外の制約がない為、%%%サーヴァント扱いではないエネミーにも特攻が働く%%%。具体的には盗賊やアマゾネス、粛清騎士等、人型エネミーに該当種が多め。
--サーヴァントも比率的に人属性が多めなので特攻が働きやすく、「父娘の絆」でブーストも可能でありArts全体宝具としての火力は高く伸びしろが大きい。5Hitするので3体に叩き込めばそこそこのNPリチャージも期待できる。
''「雅号・異星蛸」が有効''なので、全体防御ダウンを撒く運用も可能。
宝具チェインは、スキル効果で後続を支援するか、OCで自身の火力を上げるかを選ぶことになる。敵の属性、味方の宝具のOC効果によって変わるので彼我の情報をよく吟味しよう。
--Arts攻撃スキルを活かせば〔人属性〕の混成クラス相手をもろとも一掃できるが、特攻が乗らない火力は未強化Arts全体宝具として凡庸の域を抜け得ないのに注意。
その場合はアーツチェインのパーツ&第3スキルによる全体デバフ要員として初手撃ちを念頭に置いてみよう。
**運用に関して [#e60261a7]
-バーサーカーに相性優位なだけでなく、防御デバフ役としても優秀な為、出番は多い。
自身がArts寄りなので、Artsパーティへの適正が高く、さらにスター生産役やクリティカル威力強化系の概念礼装を用意できればベスト。
--「雅号・異星蛸」による強力な防御デバフと人属性特攻宝具を持つ為、狂クラスや役クラスがいないクラス混成クエストでもある程度の採用の余地がある。
--ただ、狂クラス、役クラスを除けばほとんどの敵から等倍でダメージを受ける為、クリティカル攻撃が得意な敵やアーチャー、アサシンクラスはやや苦手な相手。「回避」系スキルもあるが一撃が重くなる高難易度では[[マシュ>マシュ・キリエライト]]や壁役の起用等も検討しよう。
--アルターエゴが相性劣位だが、出てくる機会が大きく限られる敵なので編成段階で回避はできる。
-''編成に関して''
狂降分役クラス以外には基本等倍火力なので、定番ではあるが、「カリスマ」などの使いやすい持続する攻撃バフスキル持ちと組んで火力を補強したい。
また、編成の大きな分かれ目はスターを活用するか否か。編成難易度は高くなるが、クリティカルと「森羅万象」、「父娘の絆」を併用すればNP回収も容易となる為、突き詰めていくとArts型のクリティカルパーティ寄りになっていく。
#region(サポート候補(+クリックで展開))
北斎はNP獲得スキルがあるものの、Arts以外のNP回収率は良くない。その為、Arts1枚持ちと組む際には3騎めをArts3枚持ちにしたり、初期NP獲得系の概念礼装を用意する等で対策しよう。
|CENTER:50|CENTER:100|Left:|c
|~クラス|~名前|~備考|
|術|[[ギルガメッシュ(術)]]|恒常☆4。CTの長さが気になるが、ArtsのHit数がやたら多い☆5フォーリナーと「王の帰還」の相性は抜群|
|~|[[玉藻の前]]|恒常☆5。耐久しつつスキルと宝具を回していく。北斎の「森羅万象」は最短5TでNP30%供給となる為、玉藻の宝具と併せれば宝具連発が格段に狙いやすくなる|
|~|[[孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]]|恒常☆5。ステータス支援+NP配布特化。狂・アルターエゴ以外のほとんどの相手から等倍ダメージを受ける為、そ 大きく軽減してくれる「軍師の忠言」はありがたい|
|~|[[マーリン]]|限定☆5。2枚あるBusterカードや高いスター集中率を活用できる他、敵の全体or必中宝具などへの長期戦対策として|
|~|[[アルトリア・キャスター]]|限定☆5。孔明のNP配布と玉藻のArts強化(と付随するNP獲得量UP)を併せ持ったようなキャラ。フレンドを利用してW編成にすればサモさんシステムの要領で宝具3連射を狙える|
|裁|[[ジャンヌ>ジャンヌ・ダルク]]|恒常☆5。Artsカード供給、スター生産、全体無敵などを受け持つ。狂クラスのサーヴァントは弱体耐性持ちが少ないので「神明裁決」が決まりやすく、比較的安定しやすい。死にスキルが有ることと、妨害スキルがサーヴァントにしか機能しない制限はネック。|
|~|[[ホームズ>シャーロック・ホームズ]]|限定☆5。殴るArtsアタッカー。スター生産からクリティカル運用だけでなく、クエストのギミック潰しもこなせる。スター獲得系スキルはスキルマ前提だが、育成難易度は個人差込みでも高くはない範疇|
|月|[[BB]]|配布☆4。ATKの低さを補って余りある支援能力で高難易度ほど出番が多い。スター集中率が低く、敵にライダーが混じっている場合のキャスターの代役として申し分ない|
|~|[[BB(水着)]]|限定☆5。「無貌の月」によるカード固定とスター生産が主力となる特殊サポーター。「雅号・異星蛸」付きArtsを確保すれば、敵の防御力を下限にしつつクリティカル&宝具の連発が簡単になる|
|降|[[謎のヒロインXX]]|限定☆4。スキルマ「刑事の直感」と併せれば、4T毎にスター24個を入手出来る。このスターはヒロインXXには流れないので北斎がクリティカルを狙いやすくなるが、XXの本懐が単体アタッカーなことには注意|
|~|[[アビゲイル>アビゲイル・ウィリアムズ]]|限定☆5。Arts3枚と宝具補助スキル+単体強化解除宝具を持ち、スキルパートナー候補としてかなり有望。&br;アビーのカード性能が芳しくないうえ、フレンド頼りの場合は特殊クラス枠が激戦区なのがネック|
|剣|[[女王メイヴ(剣)]]|限定☆4。術ギルと同様に北斎が欲しい支援スキルを全て持つ優秀な支援型セイバー。敵に槍がいるなら、デバフの付与率を高める為に術ギルと一緒に編成してもいい|
|槍|[[ブリュンヒルデ]]|限定☆5。「英雄の介添」で強力なスター運用能力を付与してくれるアタッカー兼クリティカルサポーター。Artsカード1枚なのが難点|
|弓|[[ケイローン]]|恒常☆4。高性能な3色バフとクリティカル威力強化スキルの「神授の智慧」と「永生の奉献」が魅力なクリティカルパートナー。編成難易度は高いがスター生産能力の高い面子を添えられるのならクリパのブースターとして有望|
///|クラス|名前|備考|
#endregion
**総評 [#total_eva]
-自己完結した能力を持つArts主体の全体アタッカー。
Arts主体キャラの悩みの種である火力不足を「雅号・異星蛸」で大いに補えるが、その理論値は見た目以上とはいえ扱いがやや変則的。
-全体宝具による露払いが目立つが、回転率と対象幅の大きい特攻効果によりそれなりのダメージ効率を発揮し、さらに防御デバフによる味方火力支援にも対応可能と、サブアタッカー適性はずば抜けて高い部類。
-「雅号・異星蛸」をフルに活用できることと自前で回避スキルを持つことから単騎運用にも向く。
フォーリナーの対バーサーカー戦における単騎性能は折り紙付き。防御補正に物を言わせて一方的に畳み掛けることが可能。
-欠点を挙げるとすれば、あらゆる意味で主軸となるArtsが2+1枚と平均程度である点。
特にスキルを最大限活用したいor宝具の連発も狙う場合は、NP供給能力持ちか[[BB(水着)]]と組ませない限りカード再配布のタイミングまで読み切った高度な運用が必要となる。
**概念礼装について [#craft_e]
#region(+クリックで展開)
-自己完結した性能を持ち、NP効率も低くはないため、礼装の選択肢は多岐に渡る。
特に宝具威力アップ系統の礼装は自前のバフと乗算になるため非常に有効。
--手堅い選択肢としては初期NPチャージとArts+宝具バフの複合された「[[ダイブ・トゥ・ブルー]]」だが、NPサポート込みであれば「[[黒の聖杯]]」も宝具の特攻と合わせて大幅な火力増強が見込める。
--「[[2030年の欠片]]」を始めとするスター供給役を前提としたクリティカル運用を想定する場合はクリティカルを強化する「[[月の湯治]]」「[[もう一つの結末]]」「[[ニュー・ビギニング]]」などが候補に上がる。
--その他、平時のArts性能を安定させたいなら「[[笑顔のしるし]]」「[[カレイドサファイア]]」「[[次期当主会議]]」など。
--バーサーカーへの徹底的なメタとしてフォーリナーで固める場合は、主力としたいキャラに「[[熱砂の語らい]]」や「[[スター・オブ・キャメロット]]」「[[ダンス・ウィズ・ラウンズ]]」などを装備させて星を偏らせるのも有効。(なお3人目に[[謎のヒロインXX]]を入れる場合、集中ダウン付きのスター供給スキルからある程度は北斎側に寄らせやすくなる)
#endregion
-絆Lv10で[[専用礼装>富士越龍図]]を入手できる。
--効果は自身の宝具威力30%アップ&ガッツ状態(1回・HP20%回復)付与。
**指令紋章について [#command_c]
#region(+クリックで展開)
-クラス混成の高難易度でのアタッカーとしての起用が主になるので、火力と敵のバフ・デバフからの影響をフォローするものを刻印するといい。
具体的にはスターを寄せられるスター集中系、クリティカル威力を上げられるクリティカルバフ系、クリティカルを安定させる為のスター獲得系、特定の条件下で威力が増す特攻系、エネミーのバフ・デバフに対抗できる対策系が、北斎の起用される場面と合致する。
--スターを北斎に寄せたい場合は「[[勝利の兵装]]」「[[未青き幻想の令印]]」「[[コード:フォーカス]]」。ただし「[[コード:フォーカス]]」の効果量では多くのスターを集めることは出来ないので、刻印する際は文字通り"スターを北斎に''寄せる''"程度の効果だと念頭に置こう。
--クリティカルの威力を増強したいなら「[[赤き宝石嬢の令印]]」「[[心緋き臣下の令印]]」「[[画狂の大筆]]」。
--スターの供給を増やしたいなら「[[聖夜の極光]]」「[[BBスロット]]」「[[愛と行動と知恵の槍]]」。
--カードのNP獲得量を上げたいのであれば「[[花の魔術師]]」
--特攻系に関しては安定して効果が望める「[[天の楔]]」。
--対策系は効果が多岐に渡るため、クエストの内容に合ったものを刻印するのがベスト。汎用性の高い「[[白き器の令印]]」や、一切の行動が封じられる状態を予防でき得る「[[八葉の鏡]]」、耐久面において被弾軽減し得る「[[ピジョンレポート]]」「[[薄紅き虚像の令印]]」などが比較的有用性が高い。
--スキル「異星蛸」との兼ね合いで宝具前にArtsを切る事が多いプレイスタイルなら「[[ダ・ヴィンチちゃん]]」をArtsに刻印するのも相性が良い。運用上の最大効率を追求する場合、1撃の威力と連射力のトレードオフになりやすい。詳しくは該当紋章のページに記載があるので参考にされたし。
#endregion
**性能比較 [#spec_com]
#includex(サーヴァント性能比較表,section=(num=41),titlestr=off,firsthead=off)
*%%小%%ネタ [#ce95d0cf]
#region(+クリックで展開)
''&color(#666e99){▋概要};''
-&ruby(かつしかほくさい){葛飾北斎};。江戸時代後期を代表する浮世絵師。
現状体験クエスト以外に記述がないが、本作では北斎の三女にして助手である「お&ruby(えい){栄};/葛飾&ruby(おうい){応為};」を主な姿として顕現しており、その在り方は[[オリオン]]に近いものとなっている。
--バトルキャラの第1、第2段階では応為本人だが、第3段階の彼女は''[[タコの姿になっていた北斎>浮世蛸]]''がその人格を乗り移らせている。違いとしては文章では娘の人格の時は「おれ」、父親の人格の時は「俺」の一人称になる。%%二次創作時は気をつけよう。%%
%%よく見ると名状しがたき髪飾りに頭をかじられているとと様の抜け殻とおぼしきモノが…%%
--FGO世界では、後述の経緯によりクトゥルフ神話の邪神の力を得てフォーリナーのサーヴァントとなったとの設定が成されている。
フォーリナーに該当するサーヴァントは[[アビゲイル>アビゲイル・ウィリアムズ]]に続いて2人目であり、彼女の登場によってフォーリナークラスの方向性や該当条件などが大まかに判明することとなった。
なおフォーリナーになるまでは北斎自身が英霊の座に行くことを拒否していたため、カルデアによるサーヴァント召喚の候補に挙がることはなかった。
-FGO外では『[[氷室の天地 Fate/school life>氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~]]』2018年2月号(単行本11巻に収録)にて「第3回ぼくの考えた最強偉人募集」に採用された偉人の一人として登場。
あちらでは生涯に30にも及ぶ号を使用した事から、奥義を一度使う度に「勝川春朗」→「葛飾北斎」→「鉄棒ぬらぬら」→「画狂老人卍」と名前・外見・能力が変化するという設定で、作中では身体の中央に「卍」の文字が浮かび禍々しい炎を纏った「画狂老人卍」に変化した時の姿が描かれている。
&br;

''&color(#666e99){▋マイルームでの特殊会話};''
-特定のサーヴァント所持時にマイルームに特殊会話が追加されるが、霊基再臨の段階によって相手がそれぞれ異なる。
--霊基第一・第二段階
[[アビゲイル・ウィリアムズ]]、[[ジル・ド・レェ(術)]]、[[酒呑童子]]、[[牛若丸]]、[[呂布奉先]]、坂田金時([[狂>坂田金時]]or[[騎>坂田金時(騎)]])&源頼光([[狂>源頼光]]or[[槍>源頼光(槍)]])、[[玉藻の前]]、[[葛飾北斎(剣)]]、[[曲亭馬琴]]、[[楊貴妃]]、[[アビゲイル・ウィリアムズ(夏)]]所持時。
--霊基第三段階
[[葛飾北斎(剣)]]、[[曲亭馬琴]]、[[ヴァン・ゴッホ]]、[[源為朝]]所持時。

-霊基第一・第二段階は葛飾応為(お栄)、霊基第三段階は葛飾北斎としての反応にあたる。
-いくつかのセリフの由来については「北斎・応為父娘のエピソードあれこれ」内に記す。
&br;

''&color(#666e99){▋デザイン};''
-実装された葛飾北斎のキャラデザインには、実在した北斎の絵画に由来すると見られるものが見受けられる。
--再臨第2段階以降で彼女の周りを舞うのは水しぶきのようにも千鳥のようにも見えるが、これは絵本『富嶽百景』第二編より「海上の不二」の千鳥の再現と思われる。
--第3段階のセイントグラフで彼女の背景に浮かぶ波模様の水色の穴のようなものは、名所絵『諸国滝廻り』の「木曽路ノ奥 阿弥陀ヶ瀧」から。
--作品の詳細については「戦闘中に表れる北斎の作品について」内に記す。
-セリフにもさることながら、同じく彼女のデザインのあちこちにはクトゥルフ神話にも通じるモチーフも織り込まれている。
--髪や帯を彩る意匠は、五角形から「古のもの」ないしその象徴である「エルダーサイン」に関連しているとも考えられるが、[[『Fate/Zero』における海魔>ジル・ド・レェ(術)]]を模している可能性もあり、詳細は不明。
--再臨第3段階になるとクトゥルフ成分溢れた外見になり、バトルキャラも宙に浮く。セリフにもクトゥルフ関係の文言が混在するようになるが、'''当人が意味を理解しているかは少々怪しいところ'''。
-なお、初期段階等の着物の柄は花札がモチーフのデザイン(『FGO material』vol.6より)。
&br;

''&color(#666e99){▋戦闘モーション};''
-戦闘モーション内でも、北斎の絵画がエフェクトとしてふんだんに取り入れられている。
--[A][B][B]で東町祭屋台天井絵『鳳凰図』と『龍図』。[EX]では黒富士こと冨嶽三十六景「&ruby(さんかはくう){山下白雨};」。宝具には上町祭屋台天井絵『怒涛図』から「&ruby(めなみ){女浪};」。そしてご存じ冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」を見ることができる。
--「神奈川沖浪裏」は第3スキル「雅号・異星蛸」のアイコンにも用いられている。
-第三再臨以降で[A][B][B]選択時に表れる龍および海竜のような絵図については該当絵がなく、クトゥルフ神話に登場する生物を北斎風にデザインしたFGOオリジナルのものである。
前者はモチーフを判じ難いが、後者はクトゥルフの化身の一つにして旧約聖書のリヴァイアサンとも同一視される「全ての鮫の父(FATHER OF ALL SHARKS)」がモデルと思しい。
-作品の詳細については「戦闘中に表れる北斎の作品について」内に記す。
&br;

''&color(#666e99){▋FGOでの北斎とクトゥルフ神話について};''
-北斎はタコを題材にした絵や春画を書いており、特にその一つ「蛸と海女」は''「200年以上前に触手プレイを描いた春画」''として一部では有名。
&color(Silver){お栄「おれァ濡れ場ずばりな春画はそこまで&ruby(おはこ){十八番};ってわけじゃあねェが、とと様は、ホラその、なんだ……」};
このためしばしば「北斎は触手という性癖のパイオニア」と思われがちだが、実際はこのような触手プレイ春画は北斎以前にもすでに類似作品がいくつか存在していたことがわかっており、北斎はそれらの影響を受けて作品を描いたと考えられている。
#region(エロ(グロ)注意)
-この絵に書かれている2匹の蛸…台詞はオスっぽいのだが、吸盤の並び方はメスのそれだという指摘がある。もし本当にメスだとしたら、さらにマニアックな産卵(女性が卵を産むほうではなく、''女性の膣や子宮に卵を産み付ける植卵'')プレイという可能性もある。
-余談だが蛸の卵は珍味として取り扱っている。今では鮮度の問題で入手が難しいが、食レポを見る限り相当に美味らしい。
#endregion
-本作においては、こういった作品が「資料蒐集の鬼である北斎が、[[海魔について記された異本>螺湮城教本]]を手に入れ、そこから着想を得て描き上げたもの」といった形で解釈されている。
本作の北斎が第3再臨に到達すると異界の邪神を思わせる姿へと変貌するのは、異本を通して異界の邪神の存在を知ったことに加え、''「[[異端なるセイレム]]」において外宇宙=虚空からこの宇宙への時空の道筋が繋がってしまった''ことが直接的な原因である。
虚空より地球の存在を知覚した邪神の一柱は、海魔の存在を知る北斎に目を付け、その魂と混ざり合うことで現実への降臨を目論んだ。その結果として北斎は邪神との接触を経て「領域外の生命」「神性」スキル、そして「降臨者」たるフォーリナーのクラス適性を得たのだ。
-なお、北斎が異界の邪神と本格的に接触した時期は不明。
「異端なるセイレム」における「[[外なる神>アビゲイル・ウィリアムズ]]」降臨事変がすべての発端となったのは間違いないが、そのせいかこの宇宙と外宇宙の時空の繋がりがあやふやになってしまっているため、連中絡みの時系列に関する特定は困難と考えられる。&color(Silver){つーかぶっちゃけイベントの時系列問題の対策にすら思える};
#region(このサーヴァントにおける神性について)
-葛飾北斎の魂と混ざり合ったとされる「異界の邪神」の正体は、蛸というキーワードや「ふんぐるい…」という呪文、「螺湮の城(ルルイエ)について書かれた魔道書」に記されていたことなどから、旧支配者の一柱「''クトゥルフ''」そのものだと推測される。
--クトゥルフ神は体は肥満気味の類人猿、頭部はタコに似た頭足類、体中うろこでおおわれ、手足には巨大なかぎ爪、背中には蝙蝠の翼に似た器官があるという巨大な神性(ラヴクラフトの作品中では大祭司)の一種で、海底に沈んだ都市ルルイエにて眠っており、星辰が正しい位置につくことでルルイエの浮上とともに目覚めるとされている。
クトゥルフ神話世界の設定によれば3億5千万年前にゾスの星から眷属とともに地球に飛来し、当時地球を支配していた海百合と樽を合わせたような宇宙外生命体「古のもの」と熾烈な戦争を繰り広げたのちに休戦協定を結び、はるか後にムー大陸と呼ばれることになる大陸を支配したらしい。
のちに星辰の乱れや敵対する旧神の手によってルルイエに封印されたが死んではおらず、眷属などに働きかけて虎視眈々と復活のチャンスをうかがっているという。
設定においてクトゥルフは[[ポセイドン]]などの海の神々の原型とされている(まぁギリシャの神々などが別の形で実在している型月世界ではこの設定は拾われることはないだろうが)。
ムー大陸の古代人が眷属とともに神として崇め、大陸が海に沈んでからも太平洋全域の海洋民族やスペイン統治以前のメソアメリカ文明において、戦いの神ウィツィロポクトリとして崇拝されたという。
現在でもアラスカのイヌイットやポナペ島、ペルーのマチュピチュ、インスマス、マルケサス諸島、パプアニューギニアなどで崇拝されているとのこと。
また正体不明のテレパシー能力を有しており、これに当てられた生物は大抵の場合精神的ショックを受け、最悪の場合はそのまま精神が崩壊し発狂する。
体験クエストにおいて北斎が海底から響く謎の声を聞く描写があったが、これはほぼ間違いなくルルイエに眠るクトゥルフからの交信である。
--本作において北斎に影響を与えたとされる『螺湮城教本』は「ルルイエ異本」の異名を持ち、キャスタークラスの[[ジル・ド・レェ>ジル・ド・レェ(術)]]が正式な宝具として所有している。
ジルは螺湮城教本の力により「クトゥルーの神を模した超巨大海魔」を召喚しているが、この大海魔がクトゥルフそのものなのか、数多く存在するクトゥルフの眷属神の一種なのかは定かではない。
--ちなみに、同じく「降臨者」サーヴァントとなっていた[[アビゲイル>アビゲイル・ウィリアムズ]]には「外なる神」が関与しているのだが、クトゥルフはそれとは異なる「旧支配者(Great Old Ones、かつて地球を支配していた者)」にカテゴライズされる。
クトゥルフはあくまで地球規模の脅威に過ぎないが、アビゲイルの外なる神は宇宙規模、ひいては全時空規模の存在であるため、神話(特にリン・カーターがフォーマット化して以降のものやTRPG系作品)においてはあの神性の方が格上と見られている。
--余談だが、葛飾北斎をクトゥルフと絡めたのは''TYPE-MOONが初めてではない。''

-実はイベント「[[カルデアヒートオデッセイ ~進化のシヴィライゼーション~>カルデアヒートオデッセイ ~進化のシヴィライゼーション~(第二部)]]」にて、うりぼうsがクトゥルフ絡みの詠唱をしているシーンがある。
--&color(Silver){「「「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん♪」」」};
---ただしそのときの言葉そのものは「クトゥルーさんが、お屋敷で寝てますよー♪」程度の意味でしかなく、言ってみればクトゥルフ神話を語る際のお約束・決まり文句に過ぎない。
クトゥルフを扱う作品では「死せるクトゥルー、ルルイエの館にて、夢見るままに待ちいたり」と訳される。

-一方で、北斎の信仰する妙見菩薩も、クトゥルフ神話を取り扱う場ではクトゥルフと対立する別の旧支配者である「''ハスター''」と同一視される事がある。
この存在が北斎周りのイベントで干渉を行っていたのかは明かされていないが、そもそもの発端である「黄金の蜂蜜酒」は彼の者の眷属「バイアクヘー(ビヤーキー)」を呼ぶためのキーアイテムでもあり……。
--『クトゥルー2』に収録されている『永劫の探求シリーズ』によれば、「ごく少量飲むだけで知覚力が高められるとともに、睡眠中に霊体を分離することができるようになる」という。
その状態で旧神の印を身に着け、角笛を吹き、バイアクヘーを呼ぶ呪文を唱えれば呼び出すことができるとのこと。
作中ではクトゥルフとの戦いを展開していたシュリュズベリィ博士と彼の弟子たちがクトゥルフの手の及ばないプレアデス星団のセラエノに逃げる時や、クトゥルフの眷属の拠点を襲撃する際に使われた。
---呪文は以下の通り。
いあ!いあ!はすたあ!はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい!あい!はすたあ!
---この時は霊体での行動になり、肉体はハスターの従者の手によってアラビアの無名都市の地下やレン高原、カダスといった場所に保管される(その間一切歳は取らない)。


-ちなみに史実の葛飾北斎は晩年になって法華経に傾倒し、''ぶつぶつ奇怪な念仏を唱えながら近所を歩き回っていた''という逸話が残されている。
--また『釈迦御一代記図会』という釈迦の後半生を題材とした仏伝の挿絵では、白と黒の強烈なコントラストで神仏や鬼の姿を描ききっており、葛飾北斎が見た「何か」の片鱗を感じ取ることができる。
#endregion
&br;

''&color(#666e99){▋北斎・応為父娘のエピソードあれこれ};''
#region(真名や人物像)
-サーヴァント・葛飾北斎の本体(?)である三女・応為。この「応為」とは号(画号・雅号)であり、本名は&ruby(えい){栄};と言い、お&ruby(えい){栄};、&ruby(えいじょ){栄女};とも記された。
「応為」の由来は諸説あるが、その一つに作業の指示を仰ぐために「おーい」と北斎をたびたび呼んだため北斎から「お前は今日からオウイだ」と叱られ、それをそのまま画号にしたというものがある。
--ただ、作品をプロデュースし売り出す版元は北斎のネームバリューを優先し、応為が描いた絵を北斎名義で出版するということが度々あったらしい。
事実、北斎の作品には応為単身で筆を執ったと推察される作品も多く、近年の研究ではこれらは版元の判断で北斎作とされたと考えられている。特に北斎の最晩年の作品には彼女との合作も存在する。
--そうした事情から、FGO内では(現実においてもしばしば)「『葛飾北斎』はブランド名」「二人合わせて『葛飾北斎』」という扱いをされている節がある。したがって、父娘揃って1騎の「葛飾北斎」というサーヴァントとして召喚されるという経緯は(少なくとも[[オリオン]]よりは)筋が通っているといえる。%%誰が呼んだか、サークル「葛飾北斎」。%%そうして[[2020年初冬のイベント>虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~]]ではいよいよ&ruby(ユニット){組};扱いで呼称された。
当の娘に曰く、「&ruby(やうつ){家移};り癖が高じて、&ruby(・・){おれ};にまで家移りしてくるたァ、さすがに意表を突かれたけどナ」([[バレンタイン報酬>ちよこちよこ蛸かいな]]より)
#br
-''葛飾応為という人物について''
--父の陰に隠れがちだが、応為自身も優れた浮世絵を残しており、美人画・春画・枕絵の作者としても優れていたという。北斎は「美人画にかけては応為には敵わない。彼女は妙々と描き、よく画法に適っている」と語っている。
たすき掛けの町人姿から一変、再臨第2段階で艶やかな花魁風な装いに変わるのも、この父の評価に由来するのかもしれない。
---落款(「應為栄女筆」など)や作風などから彼女の作品とされるものとして『&ruby(げっかきぬたうちびじんず){月下砧打美人図};』『&ruby(よしわらこうしさきのず){吉原格子先之図};』『&ruby(かんうかっぴず){関羽割臂図};』『三曲合奏図』『夜桜美人図(春夜美人図とも)』などがある。
---幕間の物語2戦目開幕バフ「吉原格子先之図 應 為 榮」は、無款ながらも画中の提灯それぞれに3つの文字が隠し落款のように記されていることによるもの。
--その一方でその品性や性格などは当時の女性に求められるようなものとは程遠く、まさに「[[女子力・生活力/Zero>マナナン・マク・リール(バゼット)]]」という残念なお人。勝ち気で男っぽく任侠風を好み、貧乏や散らかった部屋も気にしなかったとされ、更に当時の世間では非常に珍しくて馴染みの薄い「家に嫁がずに仕事をする女性」であった。またあまり美人でなかったらしく、父の北斎からはアゴが大きいからと「アゴ」と呼ばれていたとか。
---ある日、婚期になっても結婚しようとしない応為を流石に北斎が心配し、知人に縁談相手を探してもらって琳派の絵師・堤等明へ嫁がせた。しかし嫁いだ応為は気ままに絵を描いてばかりで掃除も炊事も全くやらず、とどめに旦那の画才を鼻で笑うという無茶苦茶な有様だった。
結局、彼女の酷すぎる生活ぶりや態度に業を煮やした旦那は速攻で彼女に三下り半を突き付けて返品、出ていった彼女はそのまま父親の所に出戻り絵描きとして生きていくと言って譲らず、この様子にとうとう北斎も折れて彼女を自分の手元に置いておく事にした模様。
---酒も煙草も嗜まなかった父とは正反対に、筋金入りの愛煙家。これまたとある日、まだ火が点いた灰を父の作品にうっかりこぼして焦がしてしまい、大いに後悔して禁煙を決意する。が、しばらくして知人が家を訪ねるとまた吸っており、指摘されるとのらくらと返答したという。
--2022年6月末からのイベント『[[南溟弓張八犬伝]]』では知己の[[お路>曲亭馬琴]]とショップの店番をこなしたが、当人は店番には不向きと見ている。ただしショップボイスでも語る「豆人形」でいい稼ぎを得たこともあるあたり、手先は充分に器用だったのだろう。
---豆人形とは"&ruby(けし){芥子};人形"とも呼び、衣装を着せた小型人形のこと。今風にはミニチュアの人形の印象に近いか。江戸時代に流行した木彫りの作品で京都を中心に多く製作された。一方、江戸では土焼きの人形のことも芥子人形と呼び、今戸や向島の辺りで多く生産されたという。今戸では「今戸焼」と呼ばれる焼き物が当時は盛んであり、今戸焼の人形は今戸人形としても知られた。
--父・北斎が自宅にて息を引き取った際、門人に対しての死亡通知書をしたためている。
父を看取った後も応為はしばらく活動はしたものの、晩年は出家して尼となり、加賀前田藩に召し上げられてのち65歳前後で世を去ったという。また一説によれば同時期にふらりと家を出た後、そのまま失踪したというものもある。没年についても諸説あり、慶応年間まで生きていた可能性が指摘されてもいる。
#br
-''葛飾北斎という人物について''
--本名、''川村鉄蔵''。中島八右衛門とも称した。また、上記の通り雅号は無数にありコロコロ変わっている。様々な作品を残したが、特に版画と肉筆の浮世絵により当代一の絵師として讃えられていた。
--北斎は二度の結婚で二男四女の子を設けている。家族構成は下記の通り。(★印は幕間の物語にて登場済)
---富之助(前妻の長男)→北斎の父親・鏡師の中島家の家督を継ぐが早世。
お美代(前妻の長女)→北斎門人の柳川重信と結婚するが離婚、その後まもなく亡くなる。
★お鉄(前妻の次女)→画才があり、幕府関係者に嫁ぐが早世。
%%%お栄(三女、後妻の長女)→我らがお栄さん。後の葛飾応為。%%%
★多吉朗(次男、後妻の長男、お栄の弟)→元服後は崎十郎と改名し、御家人である加瀬氏の養子となる。その後支配勘定から御天守番、御徒目付へと出世していくエリート役人。俳諧を好んだという。
★[[お猶]](四女、後妻の次女、お栄の妹)→生まれつき盲目で、幼いうちに亡くなったという。
--応為だけでなくそもそも父・北斎も「[[生活力/Zero>大いなる石像神]]」な人物で、日がな一日中布団に包まりながらひたすら絵を描き、住んでいる長屋がゴミで汚くなるとさっさと引っ越してしまうという生活を続けていた。その回数、''実に通算93回''。しかもある時には「引っ越し先の風景が気に入らない」という理由で一日に3回も引っ越しするというデタラメぶりで、応為のガサツさは間違いなく父親譲りと思われる。
そして金銭への執着も皆無なため、稼いだものは絵のための諸費用に丸々突っ込まれ、生活費のやり繰りは応為が苦心していた。
---当時の絵の具はほとんどが天然素材なので、本格的なものは想像を絶する高価になる(特に[[ラピスラズリ>ラピス・ラズリの腕飾り]]から作られた瑠璃色の絵の具はそれだけでひと月食っていけるほど)。
良い絵を描こうと画材代をはずむとあっという間に素寒貧になってしまうため、売れっ子になれれば万歳だが鳴かず飛ばずだとひもじい生活が待つ。絵師稼業が博打なところは古今東西変わらないらしい。
---余談だが幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師の豊原国周も引っ越し魔として知られ、その回数は''北斎を凌ぐ通算117回''。国周自身も「絵の技量は北斎には及ばないが、引っ越し回数でなら勝った」と語っている。
--北斎もまた号であるが、先述の住居同様に何回も変更されている。中には「卍」というもはや名前なのか分からないものも。
---「北斎」の号は「&ruby(ほくさい・ときまさ){北斎辰政};」の略であり、北極星(北辰/玄天上帝)の神格・仏格化である妙見菩薩(北辰妙見菩薩/&ruby(みょうけんそんしょうおう){妙見尊星王};)に由来する。宝具セリフの冒頭はいずれも妙見菩薩の&ruby(マントラ){真言};である。
---号を弟子に譲って収入を得ていたとも言われるが、なんと「北斎」の号さえも譲ったというのだから驚き。本作でもスキル3及びスキル使用時のセリフでその様子が伺える。改号は通算30回に及ぶとか。
---セリフでも言及されている「[[紫色雁高>刻印虫]]」や「鉄棒ぬらぬら」等、春画時に使用していた裏画号のネーミングセンスのすさまじさには定評がある。
--雅号や住居が次々と変わるのと同様に、その時々で画題とするものも移り変わっている。美人、偉人、町人、物語の1シーンから風景画に魑魅魍魎、そこいらの店前や軒先に並ぶ花々や食材などなど…移り気と見えなくもないが、見方を変えれば世間の流行りにのみならずちょっと目に映った何気ない光景にもピンとくるほどに、感性が非常に高かったことの表れでもある。
「見たままをあるがままに描き起こしたい」という熱意は既存の画風や手法では満たせず、舶来物の西洋画から学び取ったであろう遠近法にも着手した。
---なお『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』などに顕著な北斎独特の波の描き方だが、後世ハイスピードカメラで波を撮影したところ、''波がそっくりの形で発生している''ことが発覚した。はたして葛飾北斎の「見たまま」とは、何を見た上での言葉だったのだろう。
--再臨第3段階以降で攻撃時に出るセリフ「神妙ならん」は、絵本『富嶽百景』の後書きに見受けられる。いわく、
「俺も子供の時分からいろいろと写し取ったり描いてきたりしたモンだが、(中略)このまま百歳を数える頃にゃ、まさに”神妙ならん”(人の域を超える)腕前ともなれていりゃアいいんだけどよォ」。
この頃、北斎は70代。同じく後書きからは、「思い返せばここまで描いてきたものは何とも微妙な出来栄えばかりだったが、ようやくモノの造形とやらを描き出せるようになってきたんで、いよいよこれからサ」という衰えぬ意欲の表れも見て取れる。
--戦闘不能時の「人魂で 行く気散じや 夏野原」は、彼の辞世の句より。「これで絵筆も執れなくなっちまうのが惜しいったらねェが、さて人魂にでもなって夏の原っぱへ気晴らしに出かけようかねえ」という意。
--マイルーム内での聖杯についてのセリフは、臨終に際し北斎が「天が私の命をあと5年保たせてくれるなら、本物の画工になることができるだろう」と言い遺したことが由来であろう。
---天才絵師と持て囃されたが、当人は晩年になってなお「猫一匹ろくに描けない」と嘆き続けた。北斎が求めた境地が如何ばかりの高みにあったかは余人の知るところではないが、天才ゆえに「ありのままを描く」ことに一切の妥協を許さず執着し続けたのかもしれない。余談ながら同時期(正確には一世代後なので応為と同年代)の天才絵師・歌川国芳はたいそう猫好きで知られ、とかく猫を題材にした浮世絵を描いてばかりいた。&color(Silver){%%北斎にも手塚治虫めいた対抗心とかあったのかもしれない。%%};
---嘉永2年(1849年)4月、森羅万象を描く浮世絵師とも絶賛された北斎は[[黒船>吉田松陰]][[来航>高杉晋作]]や[[幕>沖田総司]][[末>土方歳三]][[期>山南敬助]][[の>斎藤一]][[動>坂本龍馬]][[乱>岡田以蔵]]、来たる新時代の文明開化を目にすることなく90年の生涯を閉じる。当時の長寿番付にも載るほどであったという。
――その150年後、米国誌が発表した''”この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人”''に彼は唯一の日本人として選ばれた。彼の残した浮世絵の独特な色彩、特に青色は「HOKUSAI BLUE」と評され、今なお世界中の人々を魅了し続けている。
#endregion
#region(マイルーム中のセリフについての由来あれこれ)
-[[酒呑童子]]に対する会話で言及される「切禿の女童」、つまりおかっぱの少女は、夭折した妹・[[お&ruby(なお){猶};>お猶]]のことではないかと思われる。
-[[アビゲイル>アビゲイル・ウィリアムズ]]に対するセリフ「南蛮人相手には一文だってまからねェよ?」については、絵を注文してきた異国人から「自分は上司と比べて薄給の職にあるので、自分の分は半額にならないか」と代金の値切り交渉を受けたというエピソードがあったため。
#region(エピソードの顛末とその後)
この時、北斎は憤慨して品物を渡さずに引き上げてしまったが、後に異国人の上司であるオランダ長崎商館長が自分の分の代金も含め満額で支払い買い取った。
--この異国人は「シーボルト事件」で知られるドイツ人学者P.シーボルトとされる。彼は後に幕府ご禁制の日本地図などを持ち出そうとしたとの疑惑から国外追放処分となるが、来日中に収集した生物や植物の標本、文学作品や芸術品は19世紀ヨーロッパにおける日本研究の先駆けともなった。2016年には、シーボルトが持ち帰った作品の中に北斎の肉筆とされる6枚の風景画(5枚の水彩画に1枚の岩版画)があると発表された。
--とと様の言い分「懐が寂しいってンなら初めっからそう言えよ!同じ図柄でもお代に見合った色味で仕上げてやったモンをよ。こんなんで異国の連中の間で『日本人は相手によって値段を上げ下げする輩だ』なんて吹聴されたら堪らねぇサ!」
&color(Silver){お栄「かか様も言ってたけどよォ。意地張ったっておまんまを食い上げちまいそうな有り様は変わんないのに、まったくとと様はさぁ」};
#endregion
-[[牛若丸]]に対する会話で言及される「鎮西八郎」とは、義経の叔父にあたる[[源為朝]]のことを指す。
平安時代の武将である彼の活躍を書き綴ったのが、セリフで言われる[[曲亭馬琴]]の『椿説弓張月』であり、北斎はその挿絵を担当していた。北斎と馬琴は『南総里見八犬伝』ほか数々のヒット小説を世に送り出した作家とイラストレーターのコンビであり、たいそう人気であったという。

#region(葛飾北斎と曲亭馬琴との関係について)
-曲亭馬琴(滝沢馬琴)と葛飾北斎は、多くの作品においてタッグを組んで活動しており、今で言えば人気ライトノベル作家と人気イラストレーターの関係そのものである。中でも『椿説弓張月』と『南総里見八犬伝』は今日でも知られている最も有名な作品の一つであろう。
-長く作品を共にしてきた二人だが、ある時からぱったりと仕事をしなくなってしまい、一時期は絶交説なども囁かれた。が、実のところは両者ともに大ヒットの売れっ子になってしまって原稿料が高騰、二人に同時に依頼を出せる版元が存在しなくなってしまった為だという。
-ちなみに不仲説というのは両者が相手のことを口汚く罵っていたため、というのであるが、お互いに関係ない知人への手紙などでは双方の技量を褒めちぎっており、まあ、ようは江戸っ子らしいツンデレ気質だったというのが真実であろう。
--ただし葛飾北斎のへそ曲がりっぷりには馬琴も閉口していたようで、指定とまったく違った挿絵をつけられる事については、散々に文句を述べていた。終いにはその偏屈ぶりを逆手にとったようで「右に置いておきたい登場人物を左と指示すると、北斎は必ず右に描いてくれる」と笑っていたとか。
#endregion
#endregion
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''&color(#666e99){▋戦闘中に表れる北斎の作品について};''
-ここでは戦闘中に表れる北斎の作品関連についてまとめる。北斎・応為のエピソードも一部含まれる。
#region(個々の作品についての解説)
+''名所絵『冨嶽三十六景』''
葛飾北斎72歳からの代表作。「表富士」とも通称される36枚の富士山を描いた風景画であるが、好評を博したため10枚が加わった。追加された10枚は「裏富士」とも呼ばれるとのこと。
--宝具「神奈川沖浪裏」は21番目。[EX]の「山下白雨」は32番に該当。この他、33番「&ruby(がいふうかいせい){凱風快晴};」がよく取り上げられるだろうか。45番「甲州&ruby(かじかざわ){石班澤};」は某国民的キャラクターの浮世絵のモチーフとされたこともある。
--2010年には生誕250年記念としてGoogle日本版ホームページのロゴにも用いられた。
--2019年度に発行予定の日本国パスポートのデザインとして、同作46枚の中から24枚が用いられることが決定している。
--2024年度上期を目処に発行予定の新千円札紙幣において、裏面の図柄に「神奈川沖浪裏」が用いられる、という発表が日本国財務省より出されている。
#region(作品についてのあれこれ)
--折からの旅行ブーム(お伊勢参りが有名)に乗るように、浮世絵・錦絵(多色刷りの浮世絵のこと)の世界にも各地の名所を描く''名所絵''が登場したが、その決定版の一つとなったのがこの作品だった。ブームとはいえ庶民にとっては現代のように気軽に何度でも出向けるほどではないため、名所絵は人々の想像をかき立て、あるいは旅の思い出の1枚となった。
---時々誤解されるが、実は冨嶽三十六景は「富士山が映り込んだ旅行風景や生活風景」を主に描いたものであり、富士をメインに描いたものは前述の「山下白雨」「凱風快晴」含む数点程度と意外に少ない。むしろよく見ないと分からないくらい小さく描かれたりすることも多く(「上総ノ海路」「尾州不二見原」など)、中には輪郭線一本のみで表現された富士すら存在する(「駿州江尻」)。
--同年代に庶民から好評を博した別の名所絵としては、体験クエストにも登場した[[歌川広重>ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]の『東海道五十三次』が挙がる。江戸時代も後期の文化・文政年間、江戸の町人を中心に花開く「化政文化」の一翼を担う代表作たちであろう。
--後に西欧にて日本文化が一大ブームをもたらし、オランダの画家[[ヴァン・ゴッホ]]は画家仲間にも北斎の絵をはじめとする日本画を絶賛し伝えた。フランスでは作曲家C.ドビュッシーが交響曲『海』のスコア表紙に「神奈川沖浪裏」を用いたともされる。画家のH.リヴィエールは彼の浮世絵に触発されて独学で木版画技術を習得し『エッフェル塔三十六景』を作り上げるまでに至った。
--色付けに用いられた顔料「&ruby(こんじょう){紺青};(プルシアンブルー)」は当時イギリスから清国経由で大量に輸入されて値崩れしていた。巷に出回る絵具を北斎も用いたのであろう。従来の染料にはない鮮やかな色は後述の『八方睨み鳳凰図』にも用いられた。
--後述の美術館''「北斎館」''では「神奈川沖浪裏」がどういった工程で作られていったか――特に、北斎の下絵を元にして&ruby(すりし){摺師};がどのように一色ずつ重ねていったのかが図解されている。
企画主である版元、版元からの依頼を受けて北斎が担当する絵師(絵師から企画を持ちかけることも)、下絵を元に版木を彫り上げる彫師、色合いなどの指定に基づき版木から紙に刷り上げる摺師。北斎の作品に限らず、彼らの手を経て1枚の木版画は出来上がり、巷の好評を得て増す摺り(増刷)されて世に出回っていった。
--「神奈川沖浪裏」は波飛沫の砕ける様をストップモーションで切り取ったかのように描写されていて北斎の観察眼の「頭おかしい」振りの引き合いによく持ち出されるが、これは江戸時代中期に活躍した安房国(千葉県南部)生まれの宮彫師、武志伊八郎信由こと初代「波の伊八」が寺社の欄間(和室の仕切りのふすまや障子の上の部分の枠)彫刻として掘り上げた作品群を参考にしたもので、評価されるべきは観察力よりも表現力ではないかという学説もある。
---実際「神奈川沖浪裏」の30年近く前に描いた「おしおくりはとうつうせんのづ」での波はのっぺりとした壁のようであり、北斎が最初から正しい波の在り方を描写できていたわけではないことを表している。長い年月をかけてあらゆる表現技法を取り込みながら描き続けた貪欲さこそ北斎の真髄であるとも言える。
#endregion
#br
+''東町祭屋台天井絵『龍図』『鳳凰図』と、&ruby(かんまち){上町};祭屋台天井絵『怒涛図』より「&ruby(めなみ){女浪};」''
いずれも「祭屋台」とあるように、祭りに出す屋台の天井絵を飾るものとして制作・奉納された肉筆画。
齢八十を超えてなお絵画への意気軒昂たる北斎が、信濃国の豪農・高井&ruby(こうざん){鴻山};の拠点である松代藩(現在の長野県上高井郡小布施町)へと赴き、逗留する中で描いたものである。また、鴻山はこの縁が元で北斎一門に名を連ねることとなる。
--現在も同町の美術館''「北斎館」''にて屋台そのものが保管・展示されており、天井絵は取り外されてより間近で観覧できる。祭屋台は昭和の初めまで実際に町を練り歩き、現在は長野県宝に指定されている。
---「番外:北斎が描いた他の作品」に掲載する北斎の肉筆画や門弟たちの作品も多数展示されている。
--2016年11月には北斎生誕の地とされる東京・墨田区内に''「すみだ北斎美術館」''が完成した。常設展・企画展で北斎の作品に接することができる。
#region(作品についてのあれこれ)
--『怒涛図』の「女浪」には対として「&ruby(おなみ){男浪};」があり、こちらも北斎館では見ることができる。
--天井絵のうち『怒涛図』の縁取りは北斎が下絵を描いて鴻山が仕上げたもの。「女浪」の縁取りには当時ご禁制とされたキリスト教の天使像が盛り込まれており、北斎の好奇心が伺える。
--バトル中に表れる龍と鳳凰を見ると、それぞれ時計回り・反時計回りで描かれている。これらは、宇宙のあらゆる物や現象が互いにバランスを取り合うことで世界の秩序が保たれるとする陰陽説に基づいた構図である。時計回りの龍は「陽」、反時計回りの鳳凰は「陰」を表し、互いに向き合う形を取っている。
---戦闘中の北斎はさすがに背景までは描かないが、実際の『龍図』は鮮やかな紅色を、一方で『鳳凰図』は暗めの藍色を、それぞれ背景色としている。
紅地に躍る龍、深い青地に浮かび上がる極彩色の鳳凰と、こうした色の対比・調和もまた陰陽説に根ざすものとされる。
---この陰陽の思想を図で表したのが「太極図」で、[[両儀>両儀式(剣)]][[式>両儀式(殺)]]の第3スキルのアイコンにもなっている。「陰陽魚」とも呼ばれるこの構図を、北斎は龍と鳳凰でなぞらえた。『怒涛図』の二つの浪も、回転させてつなげると太極図のS字っぽく見えるとか。
#br
#endregion
#region(北斎が訪ねた豪農・高井鴻山について)
--信州小布施の豪農・豪商である高井家は、江戸初期に同じ信濃国の東部、浅間山の山麓から移住してきたことから始まったとされる。室町・江戸期に各地で開かれた月6回の市「&ruby(ろくさいいち){六斎市};」での商いを土台に酒造業で財を成してゆき、やがて江戸や大阪、瀬戸内にまで届く広域を商いの場として、京都・九条家にも顔が利くほどの影響力を持つほどとなった。
---元々は「市村」姓だったが、江戸中期・18世紀後半に起きた江戸四大飢饉の一つ「天明の大飢饉」において困窮した民衆を当時の当主が救った功績から「高井」の名字と帯刀が許された。その後、姓は元に戻ることとなるが現代にまで続いている。
御上「この一大事を乗り越えるため、金を用立ててはくれまいか」
当主「貸すのであれば、御上であれ後々で返済してもらわねばなりませぬ。飢饉で苦しいのはみんな一緒でしょう、ですからこの財は寄付として出します」
--その高井家の当主となった鴻山は、本名を市村三九郎という。
経営などの商才にはあまり恵まれなかった代わりに、学問や芸術への知識を幅広く備えるようになる。15歳からの京都や江戸への遊学の中で、書や浮世絵にはじまり儒学・漢学・国学・洋学などを修めた。
その学識をもって大塩平八郎や同郷の佐久間象山ら幕末の有名な学者・志士らと異国の迫る日本の将来についてなどの激論を交わしたり、文人墨客を自宅の書斎に招いたりした。そうした幅広い交流の中で誼を通じることとなるのが、葛飾北斎である。
---一説には、江戸遊学中の鴻山の居候先が同じ小布施出身の呉服商「十八屋」で、その十八屋は画材の調達や資金の貸出で北斎の面倒を見ていたことから、ここを介して出会ったとされる。
--江戸で交流の始まった北斎はその晩年に四度、小布施の鴻山の下を訪れ、ここに逗留している。
&color(Silver){%%「なぜ北斎先生がここに…(汚部屋から)逃げたのか?自力で脱出を?」%%};
北斎の訪問に感激した鴻山は自宅に北斎用のアトリエ''「&ruby(へきいけん){碧&#x6f2a;軒};」''を用意して全面的に創作活動をバックアップし、北斎もまた当時30代半ば過ぎの鴻山を「(高井の)旦那様」と呼び合う仲となった。冒頭の祭屋台天井絵はこの頃に、屋台の修復に際して鴻山からの依頼を受けて制作された。
---北斎が江戸から200km以上も先にある北信濃を訪れた一因として、当時の情勢が考えられる。
『冨嶽三十六景』の完結と前後して、日本は江戸四大飢饉の4番目「天保の大飢饉」に見舞われた。その対策として娯楽を厳しく制限し質素倹約を強く叫ぶ「天保の改革」は北斎の活動にも影響することから、創作の場とパトロンを求めての長旅だったのかもしれない。
---北斎一門となった鴻山自身の作品や北斎の肉筆画『日新除魔図』などは、北斎館やその向かいに立つ''「高井鴻山記念館」''で展示されることがある。
---お栄(葛飾応為)も二度目の小布施旅行の際に同行しており、応為号で精緻な百合の花の絵を描いている。この時、''「北斎先生の娘さんが江戸から来るってよ!どんな別嬪さんが……オイこりゃおばあちゃんだよ!」''と地元の人から反響があったとかなかったとか。むべなるかな、お栄さんも既に相応の年齢であったのだから。
#endregion
#br
+''名所絵『諸国瀧&ruby(めぐ){廻};り』''
『冨嶽三十六景』と同じ頃に制作された名所絵。東は下野国(栃木県)から東海道・中山道を経て西は大和国(奈良県)までにある有名な滝八瀑を題材とした。
--FGO中ではこの内の一枚''「木曽路ノ奥 阿弥陀ヶ瀧」''の一部が用いられている。第3段階以降のセイントグラフで彼女の背景に浮かぶ波模様の水色の穴のようなものがこれに当たる。
#region(作品についてのあれこれ)
--阿弥陀ヶ瀧は岐阜県にある名瀑。長良川の最上流に位置し、名峰・白山への山岳信仰では滝行の地ともなった。昭和期には岐阜県の名水50選、平成期には日本の滝百選にも選ばれた。
--絵の中では滝口(滝壺へと落ちる水の開始地点)までの川の上流として描かれており、ここから滝壺に向かって水が一気に流れ落ちる構図となっている。もちろん現実の滝口はこういった形状ではない。北斎が現地に出向いて下絵を描いたかは定かではなく、人伝いに聞いた滝をイメージして筆を執った可能性もある。
いずれにしても、水の流れを丸く描くというところが北斎の抜きん出た感性の一端とも言えよう。
--2019年夏イベントでの登場となった[[セイバー版>葛飾北斎(剣)]]では、宝具として阿弥陀ヶ瀧を含む八瀑すべてが披露されるという大盤振る舞いとなった。
#endregion
#br
+''絵本『富嶽百景』''
全3巻から成る絵本。初版は『冨嶽三十六景』が完結した頃だが、好評を博してその後第2版・第3版と出版された。
--FGO中では第二編より''「海上の不二」''に描かれる千鳥が現れる。再臨第2段階以降で彼女の周りを水しぶきのように飛び回る。
#region(作品についてのあれこれ)
--「『冨嶽三十六景』だけじゃアまだ描き足りねエ。俺ァもっと&ruby(富士){不二};のお山を''”てえま”''に描きたいのサ」とばかりに描いた計102枚のスケッチを製本した作品である。スケッチが元なので多色刷りではなくモノトーンではあるが、濃淡を使い分けて描かれている。
---「その濃淡を版画でも表現し切ってもらいたい。薄墨はとことん、しじみ汁とどっこいなくらいに薄くで」と版元に注文をつけたと言われる。
--''”富士山とその周辺の景色、そこで生きる人々の営み”''を『冨嶽三十六景』よりも意識したものが多い。そのためか、人々は真っ先に目に留まるのに富士山がどこに描かれているのかパッと見では分からないものもある。そこはとと様の遊び心とも言える。
---一例として「盃中の不二」をここでは挙げたい。
お栄「とと様、こいつのどこにお山を入れたのサ?」
とと様「よく見ろィ、杯の中に映り込んでるだろうがよ。ほれ、座り込んで一息ついた親爺が手に持ってる」
&color(Silver){立香「目ン玉ひん剥いてよォっく見ろィ!だね」};
&color(Silver){お栄「…遠山のお奉行様(同時代に実在)も有名になったモンだねえ」};
--この作品を特に有名せしめたのは本作の後書き。老いてなお「神妙ならん」技巧の域へと燃える北斎の執念が見て取れる。詳細は上述の「北斎・応為父娘のエピソードあれこれ」内の北斎の欄にて。
#endregion
#endregion
&br;

''&color(#666e99){▋番外:北斎が描いた他の作品};''
-浮世絵師・葛飾北斎がその生涯で描いた作品は大小合わせて実に3万点とも言われる。
以下ではFGO本編内には表れないが、前述のものに劣らない作品の一部を参考までに掲載する。
とと様が%%あわよくば[[娘の身体を借りて女湯を覗こうとするただのエロ蛸>節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔]]ではない、%%歴とした稀代の天才画師であったことの一端を示せれば幸いである。
なお戦闘中に出る作品も含め、現存する作品群については''文化財保護の観点から撮影が禁じられているものが多い''。特にフラッシュ撮影は強い光が色合いに作用する危険性があるためだ。観覧の際には展示される場の注意書きを熟読されたし。
#region(FGO本編未登場の作品たち)
++''『柳下傘持美人図』'':北斎30代後半での浮世絵。名所絵などを手がけるより30~40年も前、多くの画派を渡り歩いて研鑚を積んだ後にいよいよ「葛飾北斎」と名乗り始めるかという頃の作品。
++''『大達磨絵』'':北斎50代での作品。名古屋を訪れた折、本願寺西別院の境内にて制作された。縦18m×横11m=たたみ120畳分にも及ぶ和紙を用いた文字通りの大作。第2次大戦の戦火により現物は焼失してしまっている。
---この大がかりな制作ショーは、その15年ほど前には江戸の音羽護国寺の境内でも催した。この他、[[彼女の体験クエスト>葛飾北斎体験クエスト]]中でも行った両国&ruby(えこういん){回向院};での大きな布袋図の制作など、さながらライブパフォーマンスである。
++''『北斎漫画』『&ruby(りゃくがはやおしえ){略画早指南};』'':それぞれ北斎50代での作品。門人や弟子が増えたところに北斎自身も多忙のため、手本書としての側面もある。現代風に言えば「これで北斎先生のようなイラストが描ける!ハウツー本」。
---前者は元々が人物や動物や妖怪などの下絵を描いたものだが、これを版元がスケッチブックとしてまとめ発行した。人物画に至ってはさながら表情集である。瞬間の切り取りに長けた北斎ならではの作風は、後世におけるマンガの原型とも言える。
#region(漫画、海を越える)
ヨーロッパへ輸出する陶磁器を包む緩衝材代わりとしてくしゃくしゃに丸めて使われ、たまたまそこに描かれていた絵を気に留めたフランスの版画家から人伝に作風や魅力が評判となり、やがて浮世絵のブームとなった――といった逸話にも出てくる。
ただし、陶磁器を梱包した箱の中の仕切りとして『北斎漫画』の冊子が入っていたというエピソードはフランス美術史家の著書から確認されているが、包み紙として出てきたという事実は確認されていない。エピソードが人から人へ、書籍から書籍へと時代を越えて伝わってゆく中で変わっていった可能性がある。
#endregion
---後者は前後編に分かれており、前編では定規とぶんまわし(コンパス)で引いた線で輪郭やアタリをつけて動物や昆虫などをどう描くかを図解し、後編では「へのへのもへじ」のように文字の形を絵に見立てていく手法を示している。
++''『諸国名橋奇覧』'':『冨嶽三十六景』『諸国滝廻り』と同時期に制作された。滝廻りよりもさらに広く全国から計11本の橋を描いた名所絵。
---京都の渡月橋、岩国の錦帯橋など実在する橋がほとんどだが、一部には伝説上のものも含まれる。
++''『肉筆画帖』'':「塩鮭と鼠」「鰈と撫子」などなど、ごく身近な被写体を描いた計10枚の肉筆画。
---作られた当時は「天保の大飢饉」の真っ只中で悠長に構えていられず、これらを描いて版元の店先で売ることで食い扶持をつないだとも伝えられている。
++''『日新除魔図』'':北斎は晩年の日課として魔除けの唐獅子や獅子舞を描いていた。200枚余りが現存する肉筆画。
---「描き終わるまでは来客にも会わねェ」と描くものの、いざ描き終わるとすぐに丸めて捨ててしまうので、お栄さんたちがもったいなさからか拾い集めたお陰で残ったとも言われる。
---金の無心に来る放蕩な孫の問題やその煩わしさを払い除けたいという願いもこもっていたという説もある。
++''『富士越龍図』'':死の3ヶ月前に描かれたとされる、おそらくは葛飾北斎最後の作品。
---富士山から黒い雲と共に龍が天に昇っていく一枚は、百歳まで届かず絵の深奥にも手の届かない歯がゆさこそあれ、富士山を崇敬し浮世絵に生涯を捧げ切った自らを表したともされる。
++''『八方睨み鳳凰図』'':小布施町に現存する北斎最晩年の肉筆画。町内にある曹洞宗梅洞山・&ruby(がんしょういん){岩松院};本堂の天井を埋め尽くすサイズは畳21枚分にも及び、彼が手がけたと伝わる現存作品の中では最大級。描いてから天井に釣り上げて組み上げられたものと考えられている。
---&ruby(しんしゃ){辰砂};・孔雀石・石黄・鶏冠石・鉛丹などを基とした岩絵の具、当時流行となった花紺青などを膠の水溶液に溶いて描かれており、羽根や下地などに用いられた金箔は4000枚を上回る。当時の価格にして金150両もの高価な大作は、制作から150年以上が経つ現在にあっても塗り替えや修復が不要なほどに往時の色彩を留めている。
---四度目の来訪での制作とされてきたが、「さすがに90歳も間近の北斎が現地で描くのは困難では?北斎一派の門人や応為が手伝ったのではないか?」との考証が為されている。
---平成期に入り、当時の住職が隠し絵として富士山が描かれていることを発見した。不二のお山を愛した彼ならではの遊び心は老境にあってなお活き活きとしていたのだろう。
#region(余談:岩松院に縁のある人物と、北斎へと連なる土地の縁)
--岩松院には蛙合戦の池と呼ばれる小さな池があり、北斎と同時代の俳人・小林一茶が''「やせ蛙 まけるな一茶 これにあり」''と詠んだ場所であるという。
一茶の生まれ故郷も前述の小布施に近く、新潟県境に近い北国街道の宿場町・柏原であった。ナウマンゾウの化石が出土した野尻湖や、信州そばの一大スポット戸隠、武運長久の加護を求め[[長尾景虎]]たちの崇敬を集めた飯綱山にも近いと書けば、その筋が好物な”ますたあ殿”には位置関係が分かりやすいだろうか。
--同じく岩松院には、豊臣秀吉子飼いの猛将・福島正則の霊廟がある。
秀吉亡き後、徳川家康に仕えた正則は関ヶ原の合戦の功績から安芸・備後2カ国を治めるほどの大名となった。ところが家康の死後、台風で壊れた広島城の修繕を行ったのが幕府に無断であるとの咎から領地を召し上げられ、北信濃の小さな藩主として減封・転封されたのだった。いわゆる武家諸法度への違反である。
しかし彼はこの地で亡くなるまでの5年間で領内をくまなく検地し、治水工事や田畑の開墾を進めるといった確かな業績を残している。
---この新田開発では近隣の村々からも人が集められたが、その中から地主にまで成長した久保田家からは、後に一茶の門人兼パトロンとなる久保田春耕が輩出されることとなる。
--より広く地域を見れば、武田信玄と[[上杉謙信>長尾景虎]]が領有権を巡り長らく争い合ったエリアであり、両雄亡き後も[[織田信長]]配下の猛将・[[森長可]]が上杉方への牽制も兼ねて一時統治した。
--より広く地域を見れば、[[武田信玄]]と[[上杉謙信>長尾景虎]]が領有権を巡り長らく争い合ったエリアであり、両雄亡き後も[[織田信長]]配下の猛将・[[森長可]]が上杉方への牽制も兼ねて一時統治した。
前述の戸隠は古くより九頭竜信仰を集める山岳信仰の霊地だが、その力を受け継いで生まれたとされる[[酒呑童子]]は長じてこの山から丹波大江山へと移り住んだとする絵巻もある。
都から遠く雪深い土地ではあるが、ごく一部を切り取るだけでもこれだけの人物や伝承が登場するということは、ひとえに人々の営みが連綿と続く証でもある。
---こうして営まれ拓かれた土地でやがて高井家が財を成し、その高井家と知己を得ることとなる北斎によって、世界に誇る芸術作品が生み出される素地ができていったのだろうと考えるに、土地の育む歴史の繋がりや人の縁に思いを致さずにはいられない。
#endregion
#endregion
&br;

''&color(#666e99){▋ちなみに...};''
-%%なかなかの&ruby(おっぱい){お餅};%%
--主人公「ぬ、脱いだァー!? なかなかのお餅ー!」
[[鈴鹿御前]]「そっちかァー!? マスターにはこの正月に異物を喉に詰まらせて[[看護師>ナイチンゲール]]の&ruby(いむしつ){弾薬庫};に運ばれる呪いをかけるし!」
---またしても[[脱いだァー!?>葛飾北斎(剣)]] これはこれで味わい深いお餅ー!
今度はせいばぁと来たもンだ、[[すっぽんぽんの若武者>牛若丸]]といい勝負だィべらぼゥめ!
-[[ニトクリス]]と身長も体重も一緒。
-特異点ルルハワにおける[[一般向け(重要)な情熱と芸術の一大イベント>サーヴァント・サマー・フェスティバル!]]では珍奇で小粋なものばかりが溢れる街に興味を惹かれ、筆を走らせるには打って付けの大舞台へと乗り込む。が、さしもの火事と喧嘩を見て育った江戸の&ruby(あるていすと){芸術家};でもここで理不尽な破滅にさらされる運命に…。ループの中で主人公たちがこれに介入できれば、重大な転機を得ることとなろう。
--%%鉄棒ぬらぬら%%
-2020年5月4日、日本全国の新聞を縦断するFGO5周年記念企画『&ruby(あなたが生きる、この世界に。){Under the same sky};』の第一弾として、[[静岡新聞へとと様と一緒に登場>英霊紀行:葛飾北斎]]。「サーヴァントが日本各地の名所を訪れたら?」というコンセプトに対し、お栄さんが足を運んだのは富士山南麓。
いわく、&color(#93c119){「こっからってのはとと様も描いてねぇだろぉ?」};陽光を浴びる茶畑を裾野と見立て、白雪を被る不二のお山。さながら富嶽三十六景・幻の47番目。

#endregion
&br;
*幕間の物語 [#v41834ac]
-開放条件:特異点Fクリア、霊基再臨2段階、絆Lv.5
#region(+クリックで展開)
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c
|>|BGCOLOR(#f0e68c):SIZE(20):''Interlude''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):''鬼灯の朱夏''|
|~推奨Lv|70|~場所|>|>|カルデアゲート:幕間の物語|
|>|>|>|>|>||
|~AP|20|~周回数|2|~クリア報酬|聖晶石×2|
|~絆P|1,430|~EXP|44,380|~QP|14,800|
|>|>|>|>|>||
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□''|
|~Battle&br;1/2|>|LEFT:邪鬼 Lv29&br;(狂:51,696)|>|LEFT:小鬼B Lv31&br;(狂:36,714)|LEFT:小鬼A Lv30&br;(狂:35,538)|
|~Battle&br;2/2|>|LEFT:小鬼B Lv33&br;(狂:45,325)|>|LEFT:小鬼A Lv32&br;(狂:44,079)|LEFT:邪鬼 Lv30&br;(狂:66,760)|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|LEFT:八連双晶×2|
|>|>|>|>|>|~備考|
|>|>|>|>|>|LEFT:''&color(Red){【編成制限】};葛飾北斎のみで出撃。''|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ffffff):|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□''|
|~Battle&br;1/3|>|LEFT:小鬼C Lv34&br;(狂:18,365)|>|LEFT:小鬼B Lv33&br;(狂:17,871)|LEFT:小鬼A Lv32&br;(狂:17,379)|
|~Battle&br;2/3|>|LEFT:青鬼 Lv23&br;(狂:61,268)|>|LEFT:邪鬼B Lv30&br;(狂:41,725)|LEFT:邪鬼A Lv29&br;(狂:40,387)|
|~Battle&br;3/3|>|LEFT:|>|LEFT:祟鬼 Lv29&br;(狂:83,075)|LEFT:|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|LEFT:鬼炎鬼灯×4、八連双晶×2|
|>|>|>|>|>|~備考|
|>|>|>|>|>|LEFT:''&color(Red){【編成制限】};葛飾北斎のみで出撃。''&br;開始時『''吉原格子先之図 應 為 榮''』&br;北斎に毎ターンHP回復(+1,000)&防御力アップ(3T・解除不可)|
#endregion
&br;
*強化クエスト [#w3e7c7eb]
-開放条件:最終再臨
#region(+クリックで展開)
|CENTER:80|CENTER:60|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c
|>|SIZE(20):BGCOLOR(#df0000):''Rank up''|>|>|>|SIZE(20):''強化クエスト 葛飾北斎''|
|BGCOLOR(#f0f0f0):~推奨Lv|90|BGCOLOR(#f0f0f0):~場所|>|>|カルデアゲート:強化クエスト|
|>|>|>|>|>||
|~AP|22|~周回数|3|~報酬|&size(16){聖晶石×2&br;};&size(16){スキル強化};|
|~絆P|915|~EXP|38,190|~QP|9,400|
|>|>|>|>|>||
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□□''|
|BGCOLOR(#f5f5f5):||||||c
|~Battle&br;1/3|>|スペルブックB&br;Lv37(術:19,183)|>|ファイアブック&br;Lv39(術:27,117)|スペルブックA&br;Lv36(術:17,596)|
|~Battle&br;2/3|>|ファイアブックB&br;Lv40(術:41,998)|>|ファイアブックA&br;Lv39(術:40,964)|スペルブック&br;Lv38(術:32,960)|
|~Battle&br;3/3|>|&br;&br;|>|デーモン&br;Lv24(狂:170,346)|&br;&br;|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fffd4):CENTER:''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|蛮神の心臓、禁断の頁、術の魔石、術の輝石、叡智の種火(術)、QP+3,000、QP+2,000|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ffffff):|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):CENTER:''進行度 ■■□''|
|~Battle&br;1/3|>|スペルブックB&br;Lv39(術:29,338)|>|スペルブックA&br;Lv38(術:27,009)|海魔&br;Lv41(弓:35,237)|
|~Battle&br;2/3|>|海魔B&br;Lv44(弓:45,584)|>|スペルブック&br;Lv51(術:34,853)|海魔A&br;Lv43(弓:44,564)|
|~Battle&br;3/3|>|&br;&br;|>|[[アマデウス>ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]&br;Lv65(術:184,113)|&br;&br;|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fffd4):CENTER:''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|蛇の宝玉、術の輝石、キャスターモニュメント、叡智の大火(弓)、QP+2,000|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ffffff):|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):CENTER:''進行度 ■■■''|
|~Battle&br;1/2|>|ファイアブック&br;Lv45(術:39,945)|>|海魔B&br;Lv47(弓:51,418)|海魔A&br;Lv46(弓:50,342)|
|~Battle&br;2/2|>|デーモン&br;Lv29(狂:101,700)|>||[[ゴッホ>ヴァン・ゴッホ]]&br;Lv82(降:207,365)|
|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#7fffd4):''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|蛮神の心臓、蛇の宝玉、ライダーモニュメント、アサシンモニュメント|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f1f1f1):CENTER:''備考''|
|>|>|>|>|>|&size(16){クリアでスキル「''雅号・異星蛸 [B]''」→「''雅号・異星蛸 [A]''」に強化&br;};|
#endregion
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#region(過去ログ)
#ls2
#endregion
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