人物紹介
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- 高杉晋作。幕末の長州藩士で尊皇攘夷活動家。吉田松陰の弟子であり、久坂玄瑞、入江九一、吉田稔麿と共に松下村塾四天王と称された俊英。
武士と庶民の混成部隊「奇兵隊」の創設者として知られる。
- 長州藩(現在の山口県)の命により江戸や東北での遊学や上海への渡航を経て、桂小五郎、久坂玄瑞らの勤王活動に参加し、イギリス公使館焼き討ち事件などの過激活動を行った。
長州藩が単独で攘夷を決行し、イギリス・フランス・オランダ・アメリカの列強四国との戦い(下関戦争)が勃発すると、高杉は長州藩に起用され奇兵隊を結成する(なお、不祥事により3ヶ月で奇兵隊総督を罷免)。
長州藩敗北後は講和大使として、列強諸国との和議交渉に務めた。
- 上記の下関事件のように、長州藩は当初、尊皇攘夷派が実権を握っていたが、京都における政変や蛤御門の変にて久坂玄瑞、入江九一や他の有力者達が敗死したことで、藩政は幕府恭順の保守派「俗論党」に掌握される。
- 「俗論党」が藩政を取り仕切る中、高杉は伊藤博文や山県有朋ら仲間達と共に奇兵隊を率いて決起。俗論党を粉砕して長州藩政の実権を再び尊皇攘夷派に握らせた。
更に、幕府による長州征伐に際しては戦闘指揮を行い、長州藩側の勝利を導いた。
だが、結核によって27歳の若さにて没することとなる。
- 高杉晋作の辞世の歌として「おもしろき こともなき世を おもしろく」というものが伝わっている。
死の際に上の句を発した高杉に対し、看病を行っていた歌人の野村望東尼が「住みなすものは 心なりけり」と下の句を続けたという。
- 友人である大庭伝七へ書いた遺書には「死後に墓前にて芸妓御集、三弦なと御鳴し、御祭被下候様奉頼候(私が死んだ後は墓前に芸妓を集めて、三味線などを鳴らして、お祭りしてください)」と書かれている。
- なお、高杉と並び称された松下村塾四天王の久坂玄瑞と入江九一は上記の通り蛤御門の変にて死亡、吉田稔麿は池田屋事件にて新選組に討ち取られ死亡しており、四人とも明治維新の世を見ることは叶わなかった。
- 「三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい」
高杉が品川遊郭で馴染みの遊女に向けて唄ったとされる都々逸。
遊女と客の情景を唄ったものとして有名な一曲であり、意味は様々な解釈が可能となっている。
作中でも出雲阿国にこの都々逸を意識した台詞を向けている。
- 江戸遊学中に武市瑞山や坂本龍馬ら土佐の維新志士と交流を持った経歴がある。龍馬の愛銃であるスミス&ウェッソンは高杉から贈られたもの。
- 作中ではサーヴァントとして登場する。クラスは不明。
本人の言によれば戊辰聖杯戦争という名の聖杯戦争で聖杯を入手し特異点を消滅させようとしたが失敗し、代わりに聖杯の力で文明を大きく発展させたという。
- サーヴァントとしては『奇兵隊』という宝具を所持している。
曰く志ある者であれば、いかなる者でも一騎当千の強者に強化するらしく、作中では軽装の兵士の装備を瞬時にサーヴァントとも渡り合える機械鎧に「改良」を行った。
- 病弱で知られるサーヴァントの筆頭候補たる沖田総司と同じく、サーヴァント化してなお結核の影響が残っている様子。
- 担当絵師・TAKOLEGS氏のTwitterにて、描き下ろしイラストとともに、デザインにおいて関係者複数人からアドバイスを受けていることが明かされた。
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