人物紹介
ゲームにおいて
- イベント「惑う鳴鳳荘の考察」の登場人物。
カリブの特異点に召喚された記憶喪失のサーヴァント。
カルデアの映画撮影に役者として協力をする。
- 真名も覚えておらず「サラザール」は撮影する映画の役名。
- 戦闘時の姿及びスキル等の能力はヒュージゴーストと同じ。クラスはライダー。
小ネタ
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- 褐色肌の、貴族の様な海賊の様な外見で、首から十字架を下げた、どことなく気障な雰囲気の伊達男。
- マシュがいたくお気に入りの模様で出会って早々に口説こうとしていた。
- 真名について
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| | +クリックで展開(「惑う鳴鳳荘の考察」第8節ネタバレ)
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- 真名「バーソロミュー・ロバーツ」。
「ブラック・バート(黒い準男爵)」の異名を持つ大航海時代末期の海賊。
カリブの海賊時代黄金期における最後の大海賊とも称されている。
- 出身はウェールズ。元は奴隷船の船員であったが、乗船が西アフリカのギニア沖で海賊ハウエル・デイヴィスに襲撃されたことを機に自身もデイヴィスの海賊団に加わる(なお海賊となった理由ははっきりせず、志願したとも、無理矢理海賊船に乗せられたとも言われる)。
デイヴィスの海賊船内では勇敢さや卓越した技術、航海経験から高く評価されており、バーソロミューが乗船してから六週間後にデイヴィスが戦死すると、船員達の投票により船長に就任することとなる。
- 海賊船長となったバーソロミューは乗船「ロイヤル・フォーチュン号」を駆りカリブ海や北米沖、ギアナ沖で英国や仏国、ポルトガル等の商船から略奪を行い、合計400隻もの船を捕獲したとされる。
その手腕は卓越しており、当時のフランス総督の報告書には1720年の10月末に4日間で16隻を捕獲したとの記録もある。
- しかし1722年2月、イギリス海軍の軍艦「スワロー号」との交戦の際に、放たれた砲弾の破片を喉に受けて戦死。
バーソロミューの死を受けて船員達も降伏し、海賊団は解体されることとなった。
英国海軍に捕まったバーソロミューの海賊団員は264人。うち54人が裁判にて死刑判決を受けた。
- バーソロミュー戦死の一年前の1721年に英国は新たな海賊条例を制定し、植民地の役人・商人らに海賊との取引を一切禁じ、海賊と関わる者は海賊と同等の処罰をする厳しい規制を行った。
海賊取締が強化されてカリブ海の海賊が姿を消していく中で、バーソロミューの死及び海賊団の壊滅は海賊黄金時代の終焉を象徴的に示す出来事であり、彼が「最後の大海賊」と称される所以となっている。
- 洒落者の伊達男として知られており、宮廷風の真紅のチョッキと半ズボン、赤い羽毛を飾った帽子に、ダイヤモンドの十字架を吊した金の鎖を首に掛け、肩から絹のたすきにピストルを提げる、という目立つ出で立ちをしていた。
- バーソロミューは海賊団内で厳格な掟を制定して団員達を率いていた。
掟の内容は「賭博の禁止」「戦闘中に降伏した者は死刑または島流し」「女性や子供を乱暴目的で海賊船に乗せた者は死刑」「収益の平等分配(怪我人には別途手当を支給)」など。
- 名前の初出は第一部第三章「封鎖終局四海 オケアノス」第5節。
黒髭曰く「ンー、片目メカクレ系は誰が好きだったんだっけ?バーソロミューの奴だったカナ?いや、アイツは両目メカクレ属性だったっけ……。まあどうでもイイことですな。」とのこと。
他、レジスタンスのライダーの幕間の物語にてメアリーからイケメンと呼ばれている。
- 姿は見せないがサバフェスにも参加していた模様。
主人公達の宿泊していたホテルの部屋は本来は黒髭氏が海賊仲間とどんちゃん騒ぎするために押さえていたが、バーソロミューが別のホテルを予約していたことで空室となって譲られたもの。
なお、黒髭からは「キザ野郎」「自分とは他人の振りをするように頼まれた」等の言及がされる。
- 黒髭のオタク仲間ではあるが、史実においてバーソロミューが海賊となったのは黒髭の死後であるため、生前の面識は無いと思われる。
- 図らずもこの性癖開示が真名看破の手掛かりになってしまった。真名が明かされる前に看破されたサーヴァントは数あれど、性癖が手掛かりになったのは彼と青髭の旦那くらいだろう。
- 彼の登場シーンには舞台、BGM、ビジュアル、台詞など史実のバーソロミューを連想させる要素がてんこ盛りだが、恐らく最もマスターが確信を得たのは、黒髭の発言とマシュを口説いたことだろう。「性癖で真名がバレた」ことになったバーソロミューであった。
- バトルパートにても敵として登場したが、グラフィックは安心と信頼の巨大ゴースト?だった。
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