- 『Fate/stay night』では敵マスターとして登場する。
学業・運動・家柄・顔立ち全てが優秀で、一般人視点で見ると中々にハイスペックな人物。
- しかし、由緒ある魔術師一族の長子でありながら肝心の魔術の才能が皆無という惨状に加え、義妹となった桜があまりに高い素養を持っていたため、彼は後継者としてはろくに見られていない。
その事実を中学生の頃に偶然知ってしまった事が原因で実家内での居場所を完全に失うと共に、彼の自尊心に極めて深い傷が付いてしまう。
- この一連の事実が彼の心を醜く変質させており、自分が持てなかった魔術師としての素養を持つ衛宮士郎や遠坂凛、間桐桜たちに対して激しい憎しみや敵愾心を向ける原因となっている。
- とはいえ士郎に対しては中学で出会ってから「親友」と呼ぶ程度には彼なりに親愛を感じており、彼が良いように雑用・使い走りにされそうになった際にあえて助け舟を出していたりする。
これは士郎の歪みを半ば認識している彼なりの心遣いであり、「見返り無しで他者を助けてるなんて人としておかしい、もっと私欲を持て」「人ならもっと感情で行動しろ」という苛立ちの現れでもある。屈折しているが、彼は彼なりに士郎という人間を大事にしているのだ。
- 『Fate/hollow ataraxia』等の派生作品ではすっかりいじられキャラを確立している。
桜との力関係が逆転して怯えながら毎日を過ごしていたり、自業自得というわけでもなく貧乏くじを引かされたり。
舞台裏でバイト先の店を立て直したりと、活躍していない訳ではないのだが……
- 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3rei!!』の舞台となる並行世界では前回の聖杯戦争の参加者。
アサシンのクラスカード(外見は呪腕のハサンに近いが差異も多い)で夢幻召喚し、桜を士郎の前でえげつなく殺害。その後、慎二の所業に完全にキレた士郎によって、エミヤの夢幻召喚で葬られた。
実はこの時既に故人であり、生前の人格を移された人形にすぎず精神と記憶が崩壊している。
イリヤたちが元いた世界の慎二については存在が匂わされる程度。
- 『Fate/EXTRA』シリーズでは同名で容姿も同じ「間桐シンジ」が登場する。
このシンジは『SN』の慎二とは別存在であり、聖杯戦争の真正の参加者。
詳細は「レコードホルダー」小ネタ参照。
『帝都聖杯奇譚』のリメイク漫画である『帝都聖杯奇譚typeredline』では「間桐少佐」のリメイクキャラである「真瓦津玲二」が登場をしている。
- 『帝都聖杯奇譚』では陸軍所属の魔術師「間桐少佐」というそっくりさん(設定的には先祖)が登場する。上官の織田信長に遅れを取るまいと宮本武蔵の召喚を狙って巻き返しを図るが、間違って「鬼武蔵」こと森長可をバーサーカーで召喚してしまった上にその制御に失敗してしまい、味方の陣営に大損害をもたらす。
『帝都聖杯奇譚』のリメイク漫画である『帝都聖杯奇譚typeredline』では「間桐少佐」のリメイクキャラである「真瓦津少佐」が登場する。
- 2016年12月31日放送の特番で放送されたTVアニメ『Fate/Grand Order -First Order-』において、ランサークラスのメドゥーサによって石にされた姿で登場。
直後にメドゥーサに首をはねられている(この際に血が吹き出ており、いくらかメドゥーサにいただかれている)。
- メドゥーサが慎二を明確に殺害した初の描写。ただし、炎上前にマスター権を持っていたかどうかは不明。
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