人物紹介 
ゲームにおいて 
- メインストーリー第二部「星間都市山脈 オリュンポス」の登場人物。
汎人類史より助太刀に現れた、ギリシャ神話の軍神。
- 特定の戦闘において、マスタースキルがアレススキルに変更する形で彼から支援を受けられる。
+
| | アレススキル(+クリックで展開)
|
- 軍神の剣 Lv.10
敵単体のHP減少(-1万)+1つ上の部位の敵にターゲットを変更+ゼウス全体の防御力をダウン(3ターン)
- 真紅の一撃 Lv.10
敵単体のHPを減少(-1万)+1つ下の部位の敵にターゲットを変更+ゼウス全体のチャージを2減らす
- 軍神の雄叫 Lv.10
ゼウス全体の強化状態を解除+味方全体の攻撃力をアップ(1ターン)&NPを増やす(+20%)
|
- イラストはアルテラを担当したhuke氏(竹箒日記より)。
小ネタ 
+
| | +クリックで展開
|
- 軍神アレス。
大神ゼウスと女神ヘラの間に生まれた男神であり、十二神の中でも優れた美貌を持つ。愛の女神アフロディーテとは恋仲の関係(浮気相手)。
ヒッポリュテ、ペンテシレイアのようなアマゾネスは彼の娘達とされる。
- アフロディーテとの浮気話については「ヘファイストス」の項目の小ネタを参照のこと。
- ギリシャ神話においては扱いがあまりよろしくないことで有名。
というのも、同じく戦を司る女神アテナが都市の平和・守護といった栄誉や計略を象徴するのに対し、アレスはどちらかというと戦争の暴虐性を象徴していたためで、ぶっちゃけるとギリシャで人気がなかったからである。
- 戦いの負の側面を象徴するため、その性格も粗野で残忍かつ不誠実であったとされる。彼を信仰していたのは主にトラキア人だったが、そのトラキアがギリシャから見て蛮地にあたることも、ギリシャにおけるアレスの不人気に繋がったとされる。
- また人間だけでなく他の神々からも基本的に好かれず、交流があったのはアフロディーテと冥界神ハデスくらいだったという(アレスが戦争を起こすと戦死者が出る=冥界の住人が増えるため)。
- ローマ神話における軍神マルスはアレスと同一視される神格。
しかし、散々な扱いを受けていたアレスとは打って変わり、こちらではなんと主神クラスにまで重んじられ崇拝された。
- 20世紀後半のフランスの神話学者ジョルジュ・デュメジルが掲げる「三機能仮説」においては、天空の神ユピテル(ギリシャ神話におけるゼウスに相当する神々の王)やローマ建国の王ロムルスを神格化した「クィリヌス」と同格の神と解釈されている。
- この点は逆に見れば、「ギリシャ神話におけるゼウス」は並ぶものなき神々の王であるが、「ローマ神話においてゼウスに相当するユピテル」は、同格の神三柱のうちの一でしかない、ともなる。
- 都市国家群であったギリシャでは各都市の防衛や平和など内向きの力が重視されていたが、ローマ帝国においては版図の拡大などより外部に向けた力(ストレートに言ってしまえば侵略)が重要視されていたからかもしれない。
- 手に持つ剣をよく見ると三色に発光している部分がある。
- アレスと同一視されるマルスは汎人類史における14000年前の「白き滅び」との戦いでは最強の神だったらしい。
- 全身に無数の損傷がある。戦争を司る軍神としての名誉の傷跡か、はたまた白き滅びとの戦いによってついた物か…?
- なお異聞帯のアレスはゼウス達とも戦っているがこちらのアレスは汎人類史出身のため全身の傷とゼウスは無関係と思われる。
|