Tue, 28 Jan 2025 22:50:08 JST (20d)
人物紹介 
ゲームにおいて 
小ネタ 
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- ペルシャの叙事詩『王書』の登場人物。
悪霊の呪いにより両肩に人の脳味噌を食らう大蛇を生やしたペルシャ王。
- 元はある国の優れた武勇を持つ王子。1万頭の馬を所持していたため、「1万」を意味するペイヴァルアスプという名でも呼ばれていた。
しかし権力を求める性格であったため、悪霊に唆され善政を敷いていた父王を暗殺し王位を簒奪する。
だが、王となったザッハークは悪霊の呪いにより両肩に黒い大蛇を生やされてしまう。
大蛇は切っても切っても生えてくるため、困り果てたザッハークは医者に化けた悪霊から「一日に二人の若者の脳味噌を蛇に食わせていけば、肩の大蛇はそのうち死ぬだろう」と唆され、自国の若者の脳味噌を蛇に食わせるようになり、民衆を恐怖に陥れた。
更にザッハークはペルシャのジャムシード王が悪政を敷いて民衆から離反されたことに乗じて、ジャムシード王を倒してペルシャの新たな支配者となる。
ザッハークはペルシャで毎日二人の若者を生贄にする恐怖支配を千年間続けたが、英雄フェリドゥーンにより打ち倒され、ダマーヴァンド山に封印された。
- ザッハークはゾロアスター教の邪竜アジ・ダハーカとの関連性を指摘されることが多い。
- 本作において両肩の蛇に「アルナワーズ」「シャフルナーズ」と名付けている。
「アルナワーズ」と「シャフルナーズ」はジャムシード王の娘の姉妹の名で、ザッハークがジャムシードを殺して王となった後、姉妹は2人ともザッハークによって捕らえられたが、千年後にザッハークを倒した英雄フェリドゥーンによって救われる。
- サーヴァントとしては、スキルか宝具かは不明だが、蛇の呪毒を媒介とした契約を用いて相手を支配下に置く能力を持っている。
他、作中では以下の2つの宝具を使用している。
- 「砂界震わす万の兵馬」
総数1万と称する蛇と馬を融合した怪物・蛇馬を召喚・使役する。立ち絵で座っている玉座も、この宝具の蛇馬を融合して作ったもの。
- 「人界貪る三頭竜」
完全な竜種に変貌する宝具で、その姿は3つの首を持つ竜となる。
邪竜アジ・ダハーカに限りなく近い存在であり、傷口から蛇や毒虫を生み出す等のアジ・ダハーカの伝説と同じ能力を持っている。
- 立ち絵が表情や首どころか、全身がダイナミックに動く革新的なスタイル。
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