カオスモン
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概要(長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など)
メモリ25の超究極体。
とんでもなく極端なステータスの持ち主。攻撃力は全デジモン中ぶっちぎりの1位。
どのくらい高いかと言うと、レベル1の時点で第2位のアーマゲモン(レベル50)と同じ。素早さもすこぶる高いが、耐久面が絶望的。
高い素早さで先手を取り、非常に高い攻撃力で相手を1体確実に落とすと考えれば、速攻アタッカーとしてはある意味理想的。
他の速攻アタッカーがステータス配分を用いて整えた攻撃力と素早さを始めから所持しており、そこに更にステータス配分を振り分けられ、トドメと言わんばかりに3スロットまで持っている異常な火力の持ち主。
但し、耐久面は他の速攻アタッカーよりも大幅に劣っている上、守勢に回るとSSのデメリットで自分のみならず、味方にまで危険が及ぶのが明確な欠点か。
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必殺技1は威力150の無属性単体攻撃『覇王両断剣』。
ダメージの乱数幅が約1.5倍〜0.5倍という変わった性質があり、これのせいで時に継承技以下のダメージしか出せなかったり、凄まじい大ダメージを与えたりする事もある不安定な技。
また、SSの強化が難しい無属性なのもあって、主力にするには一抹の不安が残る。
確実に相手を倒したい場合に使うのは少々覚悟がいる為、攻撃継承技は必ず持たせておくべきだろう。
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必殺技2は闇属性の知力特大貫通魔法『ダークプロミネンス』。50%の確率で敵を液晶化させる。
特大貫通というと聞こえはいいが、無振りの場合知力が低過ぎて、特大貫通の補正がもってしても大ダメージは期待が出来ない。
但し、本気で特化した場合はリリスモンのファントムペインに迫る程の超火力技に変貌する。
デュークモンCMやシスタモンN(覚醒)等、3倍を突ける相手に撃ち込めばオーバーキルにも程がある。
2倍でも充分な火力が出る為、知力運用する際であっても継承技を中心に戦い、隠し玉のように使うと相手の度肝を抜ける事だろう。
……但し、肝心の3倍弱点を突けるのは上記の2体の他ゴールドヌメモン、デュークモンの4体しか居ないのが難点。
同種ワクチン種相手ならば1.5倍を取れる事が多い為、むしろそちらを狙うのもアリ。
光属性ワクチン種で3スロットを持つ究極体はジャスティモン、ラピッドモン(アーマー体)、カオスモンVAの3体しかおらず、他は基本2スロットとなっている為、メメタンを持っていた際追加効果の液晶化が輝く。仮にメメタンとマスターバリアであっても25%の可能性は残っている。
……尚、物理アタッカーの場合「ディレイの重いマスターバリアサーチ」程度の役割であろう。
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SS『不安定な特異』が与えるダメ―ジと受けるダメージが30%も上昇する効果。
最早耐久力は意味を成さなくなり、スピーディーでド派手な展開が繰り広げられる事は必至。
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カオスモンを使うからには、決して攻め手を緩めてはならない事を肝に銘じておこう。
尚、ダークプロミネンスの為に知力特化の調整をした場合、等倍程度の魔法攻撃ならば普通に耐えられる事が多い。
無属性である為、2倍以上の弱点を受けないのもあって、光属性であるカオスモンVAよりも生き残り易い。
扱う時よりも、対戦で遭遇した際に「どうせカオスモン」と思って等倍の魔法攻撃をする際は、相手の型の見極めが必要である。
オマケに3スロット持ちである為、ステータス調整とスロットによる調整の幅が大きい。
HPアタッチで最大の欠点をフォローしたり、素直に火力に特化する等、様々なカスタマイズが可能。
倒す際は2倍を狙えるデータ種で、出来る限り物理攻撃を使った方が安全だろう。
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上記の通り必殺技が2つあるものの、『覇王両断剣』はステータスに噛み合っているがダメージが不安定、『ダークプロミネンス』はダメージに優れるがステータスと噛み合っていない上に、貫通技の為にメメタンのレプリカや、PENブロックのガン積みで無力化される危険性もあり、人によっては「使い勝手の悪い技で枠が2つも潰されている」とも評されてしまう。
一応継承技であってもSS効果と高い攻撃力で、そこそこの相手に一撃必殺を狙えるが、補助技を持たせると言った他の運用を目指すのはかなり厳しいだろう。
継承技候補
継承技 | 採用理由 |
---|---|
セイントナックルⅢ | ウィルス種に多い闇属性を刺す。覇王両断剣が信用できないなら採用。 |
デストロイキャノンルⅢ | デュークモンCMピンポイント。覇王両断剣だとやや怪しいがこちらなら即死。 |
クレセントリーフⅢ | マリンエンジェモンやリヴァイアモンに。等倍でもマリンエンジェモンを即死させる威力。 |
マッハラッシュⅢ | 必中の全体攻撃。特に属性弱点に拘らないなら。 |
アースクエイクⅢ | 全体攻撃。イーバモンくらいなら即死させる程の威力。 |
フィジカルドレイン | 死にやすいため中々SP切れは起こさない。一応、吸える量は莫大。 |
チェインマックス | 味方の火力を支援。 |
パーフェクトリバイブ | 全てのデジモンがすぐに倒れるので復活手段は欲しい。 |
リバイブ | パーフェクトリバイブでは自分自身のディレイがかなり心配なのでこちらも候補に。 |
セーフティガード | いつ倒れてもおかしくないので余裕がある時に保険に使う。 |
装備品候補
装備品 | 採用理由 |
---|---|
ATKアタッチA | カオスモンが状態異常を受けるケースは稀。自分の攻撃のみを気にする。 |
SPDアタッチA | 素早さの調整に使う。 |
INTアタッチA | 変態型専用。 |
ノイズガードDX | 敵のドレインの餌になるのを防ぐ。 |
AGLアタッチA | 受けられないなら避けてしまえの精神。運が絡むが耐久を増強するよりは希望がある。当然3積み。 |
ステータス振り分け例
場所と配分 | その理由 |
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攻撃力+150 | 他のデジモンでは到底辿りつけない異次元の火力を発揮する。 |
素早さ+150 | 味方の支援を優先。チェインマックスからクロスコンボを狙い、後衛は自力で叩き潰す。 |
知力+150 | なんとダークプロミネンスメインの変態型。INTアタッチフル装備なら等倍ですら1050前後の大打撃に。魔法耐久も通常の4倍ほどに。 |
相性のいい味方デジモン
デジモン | その理由 |
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シャイングレイモンBM | 超巨大なリスクを背負いつつも圧倒的火力を発揮する。絶対に攻め手を緩めてはならない。 |
デュナスモン | データ種の候補。ブレス・オブ・ワイバーンの反動など最早些細な事である。 |
アーマゲモン | フリー種故に全種族に対しダメージ30%増しで攻め込める。前衛突破後はアルティメットフレアで勝負を決める。 |
アポカリモン | 威力20%増しになった覇王両断剣やマッハラッシュⅢ、そしてダークネスゾーンで速攻を仕掛ける。 |
ガンクゥモン | 死にやす過ぎるので『師父の意地』で保険を掛ける。 |
デーモン | 変態型の場合、『憤怒』発動でダークプロミネンスのダメージが1600近くとなり、等倍以上の多くのデジモンを即死させる。 |
ジエスモン | 『アウスジェネリクス』によって攻撃を刺し込むチャンスを作る。共にアポカリモンと相性が良い。 |
ロードナイトモン | 光ワクチンに撃つダークプロミネンスが約2.25倍になる。特大貫通が二体並ぶだけで相手に与えるプレッシャーは尋常ではない。 |
マグナガルルモン(分離) | もともと有って無いような耐久なのでこちらのSSのデメリットがあまり怖くない。向こうは強引にダメージを底上げし、こちらはテクニカルにダメージをあげる。素早さが非常に高いため、切り込み隊長を任せよう。 |
天敵となる敵デジモン
デジモン | その理由 |
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ドゥフトモンLM | 高過ぎる素早さの前に成す術がない。こいつ以外にカオスモンより速いデータ種はメタルガルルモンもいる。 |
サーベルレオモン | 素の素早さはこちらが勝っているものの、素早さ調整で上から叩き潰される。耐久はまぁまぁあり、スロットが多く型が読みにくい。 |
ガンクゥモン | 自慢の攻撃力で攻め込んでもいちいち『師父の意地』で耐えられる煩わしい相手。 |
エアロブイドラモン | いきなり大ピンチ。味方のウィルス種か、さもなくばカオスモン自身が倒される。 |
対策
とにかく攻撃力がバグっているので、居合わせたが最後データ種以外は瞬く間に倒されると思ってよい。
覇王両断剣は威力がまったく分からず、インペリアルドラモンDMが突然即死する事もある最恐の技。
知力特化ダークプロミネンスは光属性がまともに喰らうと、等倍の種族でも即死する。
いかに反撃に転じるかが最大の問題。構築次第ではターンが一度も回ってこない内に押し切られてしまう。
後衛にデータ種がいれば全滅する確率はぐんと下がるので、パーフェクトリバイブから再起を図りたい。
カオスモン自体はデータ種で弱点を突けばほぼ間違いなく倒せる。高火力なら等倍でもOK。