人物紹介 
ゲームにおいて 
- イベント「徳川廻天迷宮 大奥」の登場人物。
江戸幕府三代将軍・徳川家光の乳母であり大奥を取り仕切る女性。
小ネタ 
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- 本名は斎藤福。「春日局」は朝廷から与えられた名号。
徳川三代将軍家光の乳母であり柳生宗矩、松平信綱と並んで家光政権を支えた「鼎の脚」の一人に数えられる女傑。
徳川家の世継ぎを残すために大奥を取り仕切り、組織化・整備を行う。
また、家光の側室の登用や朝廷との交渉に関与し権勢を振るった。
- 家光は男色家であり女性嫌いだったため、彼に何とか女性を好きになって子供を作ってもらおうと春日局が作り上げたのが大奥だとされる。
春日局の苦労が功を奏したのか、家光は晩年が近くなってから千代姫、家綱(4代将軍)、綱吉(5代将軍)などの子を設け、無事将軍家は存続することとなる。
- 父親は明智光秀の重臣である斎藤内蔵助利三。
本能寺の変にて光秀と共に織田信長を攻め殺すが、羽柴秀吉に追討され処刑されている。
その後、小早川秀秋の家臣、稲葉正成の後妻となる。正成は関ヶ原の戦いにおいて豊臣側として参戦するも、家老の平岡頼勝と共に主君である小早川秀秋を徳川側へ寝返るよう説得し、東軍勝利の功績者となった。
- Fateにおいて徳川幕府に仕えた僧侶・南光坊天海は明智光秀と同一人物であるが、父の旧主であることを知ってか知らずか天海のことを胡散臭い存在とこき下ろしている。
- 二代将軍の徳川秀忠の妻である江(茶々の妹)とは対立関係にあったと言われる。
- Fateにおいては父や夫の関係から、茶々ら浅井の姫君には負い目を感じている模様。
- 徳川廻天迷宮 大奥の舞台は17世紀半ばであり、春日局自身も病床で死にかけていたと語っているので、イベント登場時の彼女は享年の64歳頃だと思われる。
- このことから推測されるシナリオの時間軸にして春日局の没年である寛永20年(1643年)では松平が47歳、柳生が72歳である。シナリオ内で「若作り」と言及された松平に対して、特に言及されなかった(サーヴァントであり肉体が全盛期となっているはずの)柳生だがそれもそのはず、この時代でも現役で剣術指南役や幕府惣目付として活動している(柳生の没年はその僅か3年後、正保3年(1646年)であるが、寛永20年頃から幾度か故郷である柳生藩に戻ることを行い始めた程度で、基本的には亡くなる直前まで江戸で活動していた)。
- 作中で間桐桜の姿をしているのは、ぱぁる様が死にかけの彼女の魂を自身の霊基内に保護しているため。
春日局本人は桜と同じ容姿をしている訳ではなく、生前からの知己である柳生と松平の両名もそのことについて言及している。
- 同イベントでは後の治世を気にかけ、徳川の世襲が続き天下を泰平に治むると安堵している描写がある。
- 東京都文京区は麟祥院に、春日局の墓所がある。墓石は四方に穴の空いた稀有なものとなっている。これは「死して後も天下の政道を見守り之を直していかれるよう黄泉から見通せる墓を作って欲しい」という遺言を衆議し建立されたもの。この時の彼女はさぞ嬉しかっただろう。
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