*人物紹介 [#m28aabc0]
|BGCOLOR(white):&attachref(./captain.png,nolink,キャプテン,300x250);|
* ゲームにおいて [#i66cb7af]
-[[シオン・エルトナム・ソカリス]]のサーヴァント。
本人曰く「名前はない」「誰かであって、誰でもない」「呼びたければ『&ruby(ネームレス){名無し};』でいい」とのこと。
-本来は幻霊にあたる存在であり、[[シャーロック・ホームズ]]からは霊基が混じっていると推理されている。
*小ネタ [#k1bd2a44]
#region(+クリックで展開(''LB3以降ネタバレ注意''))
-[[シオン>シオン・エルトナム・ソカリス]]がカルデアのシステムを覗き見して自己流で召喚したサーヴァント。
-呼び名候補として「キャプテン」の他に「&ruby(プリンス){王子};」というものが挙げられており、品位を感じさせる気風を持っている。
-乗物には拘りがあり、船を綺麗にするのが趣味。
-海の生き物関係の例え話をよくする。
-中性的な容姿からエンカウントした[[ムニエル]]氏の心を鷲づかみにした。
他『ますますマンガで分かる!FGO』第78話において、[[男主人公>主人公]]が[[小さいダ・ヴィンチちゃん>レオナルド・ダ・ヴィンチ(騎)]]と会話しているところを「とっておきのおいしいごちそう」と表現している。
-新基地お披露目ピース
-%%ターバンのガキ%%
#region(+真名について クリックで展開)
-真名「ネモ」。
フランスのSF作家ジュール・ヴェルヌの小説『海底二万里』『神秘の島』に登場する潜水艦「ノーチラス号」の船長。
但し、ネモ単独では幻霊止まりであり、''ネモと神霊であるギリシャ神話の海神「トリトン」の複合サーヴァントとして現界している''。
初出は『海底二万里』であるが、詳しいキャラクター設定は語られず、後に世界観を共有する『神秘の島』で明らかになった。
--ネモの出身はインドであり、中部にあるバンデルカンド地方の王子。
(初期設定ではロシアのせいで国を追われたポーランド人貴族になる予定だったが、当時のロシアがヴェルヌの作品のお得意先の一つであったためボツになった。その代案として編集部から奴隷制度廃止論者にするアイデアも出たらしいが、こちらはキャラクターに合わないと考えたヴェルヌ自身が拒否している)
インドの国民的英雄ティッポー・サビーフ(1750〜1799。イギリスの植民地支配に抵抗したマイソールの王。インド南部のセリンガパタムで戦死)の甥にあたる。
10歳の頃に父親の提案で十分な教育とイギリスに対抗する力を身につけさせるために欧州に留学し、以後30歳までイギリスを除く欧州各地で勉学に励んだ。特に科学、文学、芸術の分野で最高度の実力を身につけていったという。
欧州留学中はその美貌と財産と家柄ゆえにどこに行ってもモテモテだったらしいが、誘惑に溺れる事は無かった。
祖国を奴隷化したイギリスについては心底憎んでいたが、留学中にかの国の優れた点を認めれば認めるほどますます憎しみを強め、いつの日か祖国の権利を回復することを念じ続けて復讐心を募らせていった。
1849年にバンデルカンドに帰国し、祖国の窮状を憂いているインド人女性と結婚。その後はインド中を駆けずり回り独立運動に専念した。
1858年に自らが主導したインドの大反乱が起こった時には、独立のため大軍団を組織し、20回の会戦で持てる才能と富の全てを叩き込んだが、海外からの助力を取り付けられなかったため結局失敗。父と妻子を失い、国外へと逃れることとなる。
彼は自由と独立を人間の手に触れられない水の底に求め、乱の後に残った財産を費用に充てて太平洋のある無人島で潜水艦を建造。「ノーチラス号」と名付け海底深くに20名の部下と共に姿を隠した。
上述の通りネモのイギリスへの抵抗は「インドの大反乱」と同時期であり、それに殉じた指導者[[ラクシュミー・バーイー]]には負い目のような感情を抱いている。ただし、ヴェルヌによれば「他の者たちに比べてそれほど華々しくはなかったが、生命の危険は顧みなかった」という。
--「ネモ」は偽名であり、ラテン語で「何者でもない」の意。
真名を明かす前に自身を「名前はない」「誰かであって、誰でもない」と称しているのは、「ネモ」という名に依っている。
原作小説での本名は「ダカール」だが、FGO内では本名について言及されていない。
--原作のネモはオルガンを弾くのが得意であり、また、宝石等のコレクターでもある。
稀少な宝石や貝類などをノーチラス号のコレクションルームに沢山飾っており、特に貝類は質・量ともに19世紀当時の欧州の博物館レベルの収集量を誇る。
--原作ネモはほぼ海産物しか食していない(一応メニューの隠し味に僅かな牛肉が使われているらしい事は言われているが)。
具体的に食べていたものを挙げると「イルカのレバー」や「海亀のヒレ肉」、「ナマコの漬物」、「海草の大ヒバマタから作った砂糖」、「イソギンチャクのジャム」、「クジラの母乳から作った乳製品」など。
またニコチンを大量に含んだ海草からタバコを作ったりもしている。これは「パナマ産の葉巻にも負けない味」とのこと。
-トリトンはギリシャ神話の海神。
[[ポセイドン]]の子であり、上半身が人間、下半身が魚の姿をとる。
波を操る法螺貝を所持している。
#region(+宝具について(LB4終盤ネタバレ))
-宝具''『&ruby(グレートラム・ノーチラス){我は征く、大衝角の鸚鵡貝};』''
--ネモ愛用の潜水艦「ノーチラス号」。
あらゆる海を航行し、すべての嵐を超える万能の艦。人類が夢見たオーバーテクノロジーの結晶。
#endregion
#region(+能力について(LB5アトランティス以降ネタバレ))
-特殊な分身能力を持っているが、これはネモやトリトンに由来するスキルではなく、シオンが契約する際に&color(Blue){[[アトラス院]]の基本思想である「分割思考」を付与した結果};、''「複数の"自分"を作り出し、自律させるスキル」''を獲得したため。
つまり単なる分身ではなく、キャプテンの能力・可能性を細分化し、自律稼働させているというような状態である。
--「全自動自律型ありえたかもしれない僕」と言ってるように、分身たちは別個体ではなくあくまで自分自身という感覚である様子。
--''複数の自分を作り出し、それぞれが自律している''という点はある意味、[[百貌のハサン]]の宝具『&ruby(ザバーニーヤ){妄想幻像};』に近しい。
しかしそんなものを付与してしまえるとは、流石はアトラス院と言うべきだろうか……。
-''ネモ・シリーズ''
上記の能力により生み出された[[キャプテンの分身たち。>フリー・シーティング]]どことなく女性的な容姿のネモもいるが全員性別についてはとくに言及されていない。%%まぁ[[ムニエル]]は大歓喜しているが。%%
作中ではまだ紹介されていないネモ・シリーズもいる模様。
--''ネモ・マリーン''
テンションが高く賑やかな&ruby(セーラー){水兵};服のネモたち。ノーチラス号の操縦などの作業員として活躍し、何体も存在する。その数は状況によって変わるらしい。他のネモ・シリーズも複数体いるのかは現状不明。
5章アトランティスでちゃんと紹介されるより前から、ちょくちょく姿だけは見せていた。
--''ネモ・プロフェッサー''
長袖&ruby(セーラー){水兵};服にメガネっ娘属性のマイペースなネモ。目元や口元にホクロがある。作戦立案・状況解析・科学調査をメインとする。5章アトランティスでは調査員として同行。
--''ネモ・ベーカリー''
エプロンを付けた糸目ネモで、みんなの食事を用意するコック長。
優しそうな雰囲気で自分のことを「食堂のお姉さん」と言っている。
--''ネモ・エンジン''
機関室担当の職人気質なネモ。一人称は「アタシ」。
黒シャツにツナギと整備士らしい格好で、ところどころ煤で汚れている。
気性が荒いのか、キャプテンからは「僕とは思えないくらい乱暴で、短気で、すぐスパナを投げるネモ・エンジン」と紹介された。
--''ネモ・ナース''
名前通りナースキャップを被った三つ編みネモ。普段はベーカリーと同じく糸目。肩幅が足りてないのか着ているコートがズレている。
5章アトランティス冒頭のネモ・シリーズ紹介にはいなかったが、医務室で勤務しているようだ。
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*この人物についてのコメント [#comment]
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