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Thu, 30 May 2019 09:12:49 JST (1802d)
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2019/05/30:追記&整備&補足

 

刑部姫の性能について語るには、まずアサシンというクラスの特異性と各カードの持つ性質について理解する必要がある。

アサシンの特異性とは、主戦場となる対騎では主要なサポーターの過半数を有するキャスターのサーヴァントが場持ちせずカードを切る利点がないことに起因する。

例:対騎では星5のマーリンが星1かつアサシン内最低HPの小次郎よりもあっけないうえに殴ってもダメージが出ない。

無理に場持ちさせようとすると主火力の延命に用いられるはずの防御手段をサポーターを護るために使わなければならないなど

本末転倒な事態が発生するうえに、宝具を溜めようとカードを切っても次ターンは死んでいる確率が低くないために

キャスターを合理的に運用しようとするのであれば開幕で殺しきるパターンを組むか、

全てをアマデウスやシェイクスピアのように使い捨てバッファーとして採用するほかない。

また上記から欠片を持たせる対象にも苦慮することになる。

というのは積極的にカードを切らず、かつ場持ちのよい鯖に持たせないことには欠片はロスの多い礼装だからである。

そしてアサシンの場合はレアリティと場持ちの良さが一騎(呪腕のハサン)の例外を除いて比例しており、

アタッカーとして活躍させたい星5に欠片を持たせなければならない(あるいは欠片の代わりに星4個礼装を持たせるかだ)

 

開幕で倒しきる構成を組めるのであれば、じゃあそれでいいんじゃね? という話になるのだが

問題はグガランナのように殺しきれる構成を組む難易度(必要とされるカードの引き運&宝具レベル)が極めて高い場合だ。

刑部姫以前はジャンヌ以外の選択肢がほぼなかった。

 

ジャンヌを採用するということは彼女の宝具を回すために積極的にAチェインを行わねばならず、

PTをAに寄せた上でカード順の三番目をジャンヌに譲る必要性が出てくる……と安定こそすれ火力面でのロスが非常に大きく、必要以上の長期戦を強いられることになるのと同意である。

(有利アタッカーが生んだ星を消費して、ジャンヌのAを切る本末転倒感)

 

Q.アド多めな玉藻をいれると全体的に展開が冗長になりやすいのは何故?

A.バフの乗っていない非有利クラスのAとダメージ0の宝具が結構な頻度で混ざるため。

 

そのため、対騎高難易度は必要以上に難易度を高く見積もられがちなのだが、騎のCTは術と並んで最長であり

アサシン自体、宝具対策となる短CTの防御系スキル(心眼真偽他)を半数程度が持っている。

クラス全体としては宝具を耐えること自体はけっして不得手ではないし、今なら二人を守れる段蔵もいるので

通常攻撃による削りにどう対処するかだけが課題となっている。持ってない? ストガチャでひこう!

 

アサシンは回復手段が乏しいために、PT単位での長期戦が得意ではない。

 

さて、カードの色の話に移ろう。コマンドカードの各特色は以下の通り

B……ダメージが出る、殆どNPを生まない。ちょこっと星。

A……ダメージは平均的、NPを生み、星を生まない。

Q……ダメージは低め、Hit数に応じて星を生み、Hit数(とAとのHit数差)に応じてNPを生む。

Ex……三枚しか切ってないのにおまけがついてくる。アドい。

 

何故、Qのダメージが抑えられているかという話をすれば、FGOは多岐に渡ってクリティカルがとても強いゲームであり、Qはクリティカルを誘引するからだと推測される。

 

次ターンに大幅有利をとれるカードであるがゆえにダメージを抑えておかないと一生Q切ってりゃええねんになる。

 

不遇と言えるのは初期実装の3枚Qがあるけど、2Hitしかしない勢ぐらい。

具体的にはファントムとかサンソンとか、色々と他の部分で救われているけど小次郎とか。

3Hitあたりから切ることにアドが生まれ始め、4Hit以上は次ターンの有利を考えると振った方がメリットのあるカードになっている。

 

こと、アサシンの場合はクラススキル気配遮断だけではなく、

クラスそのものの特性としてスター発生率があがっている。

 

Qチェイン(Qブレイブは別)と初手Qの利があまりないだけである。

原則的に、「Qは2枚目、3枚目」に切っていくカードだと理解したうえで次に進もう。

 

Q.何故、刑部姫のNPが溜まらないと言われるのか?

A.運用方法が間違っているか高望みしているから。

 

刑部姫がカード配布の1サイクルに振れるNP獲得用のカードは4枚。

 

Exが星の出、NP獲得量(+ダメージ)が優秀なうえに実はBでもNPが少量ながら溜まるのでブレイブが組めるタイミングでは組んでおいた方がよい。

Aが頭でQが最後さえ順守していれば後はクリティカルの出次第となる。

 

Q.何故、Qを最後にするの?

A.次ターンに星を残すため。

 

ブレイブを組めるタイミングでは、必然的に他の鯖のカードは少ない傾向にある。

刑部姫やメインアタッカーの宝具を絡めた場合にごちゃごちゃし始めるが、適宜勝てるようにカードは切ればいい。

 

悪手となるのは、Aを最後に置くこと。得られるNPは微差なのに星の量が10前後変わってくる。

AQQとAQAがともに組める状態ならメインアタッカーが使う星を増やすためにQを最後に置いていきたい。

ただし稀にAQAじゃなければリチャージが間に合わない状況も存在するので要注意。

そこら辺はなれと経験で。

 

Q.刑部姫の攻撃力は星5でも低い方なのになぜ殴るの?

A.殺内TOPの酒呑と比較しても10%も差がないうえに、聖杯を使って90まで引き上げた星4よりも火力が高いから。

以上。クラススキルの差で水着牛若丸とグレイにはやや劣る。

Q.なぜ、気配遮断に一人だけデメリットがついているの。

A.刑部で殴り続けたらええねんになったらまずいので、色々制限をつけたんじゃね?

Q.なぜ、宝具がAじゃないの? どうしてA強化をつけなかったの

A.色々の制限その2。と方向性の示唆じゃないの?

Q.クリバフは?

A.三枠目にアンデルセンを置くなり、孔明を置くなりマーリンを置くなりスカディ置くなり好きにしろ。あと心眼偽にはクリバフがついている。

 

ようは、素直に考えればB宝具やQ宝具などのA枚数が少ない鯖をメインアタッカーに据えるんだから

頻度の低いAチェインを前提にした動きよりもクリ狙いの方が現実的だというお話。

 

他クラスに出張はしてもいいけれど、孔明やマーリンとスカサハ・スカディが問題なく動けるから

彼らのスキルによってメインアタッカーと刑部姫の火力に差が大きく生まれたうえに

等倍なので刑部姫が殴る利点が薄れるよとただそれだけのお話。

 

絆礼装以上の補正がかかるNP獲得量UP礼装をつけているのであれば

クリ込みの1ブレイブで刑部姫のNPは溜まるしメインアタッカーも宝具にたどり着きやすい。

 

メインアタッカーのNPを溜めなければならないターンに刑部姫の宝具を撃たなければならない場合は、ANQ(orANA)でいい。QとBにしかバフが乗らないのに先頭に置く意味がない。

 

どうしても星が足りないと感じるのであれば、スキル強化後のハサン先生に欠片をつけておいておけば星が足りなくなることはないはず。鯖や高難易度の種類によっては三枠目に置く鯖は変えること。

ちなみに宝具強化前は完全に噛み合う星5はメルトとヒロインXのわずかに二騎しかいなかった。

 

あとは以下の通り。

・宝具は必ず先頭に置くものだ(マンわかでも解説されていた通り、そんな事実はありません)

・Aチェインが組みにくい鯖は使いにくい(カード構成による切り方の違いがあるだけ。Aチェインが手段としてわかりやすいのは否定しないが、Aチェインが組める頻度が低い鯖は異なるロジックで運用したほうがよく回る)

・耐久性能に特化した鯖は加速手段になりえない(耐久特化ではなく、PT全体をバフしつつ延命させる宝具だ。宝具対策は自前でどうぞ)

・自己完結している鯖とは組めない(意味不、あと自己完結しているなら自前で宝具対策もってんやろ、延々とカードを切りたいなら疑似単騎すればええんとちゃう?)

・クリアタッカーにはスター集中礼装をつけるのが常識だ(星の出が少ない編成ならそれも手やね。けど、カードを切る鯖の星の集中度は基本的には揃えておきたい)。

・欠片でよくね(星の出が見込めないAパならそうかもね)

・やだ、刑部姫のカードは可能な限り切りたくない(そうデザインされてないものを無理やりそう使おうとするから破綻がどうこう言い出す羽目になるのでは?)

 

おまけ:

 

城建てについて

 

必要な状況と出来たら掛かっていると嬉しいをしっかり区別しよう。

通常攻撃へのバフは乗っていたら嬉しいが必須というわけではない。(ダメージやNP獲得量が大きい順に 姫路乗せクリ> クリ> 姫路乗せ非クリ)

味方が宝具を打つタイミングでは姫路城は極力乗せて起きたい。

そして敵の宝具ターンは最低でも1重はかかっていなければならない(他の防御手段がない場合の話)。

ただし、刑部姫を落としてもいい状況であれば城建てはさぼれる。

 

全体防御手段と個別防御手段の違い

 

各自が宝具対策をそれぞれ持つことの利点は、状況に応じて落とす鯖を選択できることにもある。

全体対策の場合は結果は111か000のいずれかになるが、個別の場合は101や110を任意に作り出すことが出来る。(1が死でも0が死でもどっちでもいいが、わざと誰か一人を落とすことも逆に一人だけを生き残らせることも出来るという話)

 

・刑部姫に慣れるために

 

とりあえず、刑部姫のカード切りの理論を肌で感じたい場合は疑似単騎での練習がおすすめ。

(気持ちよく蹂躙したいなら、アガルタのイースフリクエ。ただし、有利すぎるシチュエーションなのでエピフ山(対狂単騎:スキルマおよびLv90+アトラス院)やら王権の地(なんか竜がいっぱい)あたりがベスト、宝具強化済みなら宝具1でわりと適当にやってても死なない)

 

AQQとAQAの違いは単騎だと明確な差となって表れるし、NP獲得量礼装をつけた場合はNQQ→BQQループ

星ジャラ礼装をつけた場合はNQQ→BQQ→BQQループも面白い。

もちろん、PTだと思うようにカードは切れないが、星を場に残すことは次ターンのリターンを大きくする。

 

でもって単騎で勝てる鯖だとわかれば、PTに組み込んだ時、ああPT崩壊しても刑部姫生きてりゃ勝てるじゃん

余裕余裕と心のゆとりが生まれるのもポイント高い。

 

・ハサン先生について

 

PTで疑似的に刑部姫が強い状況(つまり星ジャラ)を作るための手段。

出来れば欠片を持たせたいが無ければ星四個系でもOK

刑部姫、練習のステップその2。

誰もが持っていることが大事。聖杯を入れていても入れてなくてもフロントが3人そろっていればまず死なない。

ましてや刑部姫から回復支援が受けられるなら。

 

刑部姫が強い状況(=星がいっぱい)を作り出してくれるスキル1と生存性の兼ね合いが強み。

 

聖杯を使っていない限り宝具を打つメリットが極めて薄いのでカードは別に切らなくてもいい。

場にこの人のカードが4枚以上揃ってしまった場合は、とりあえず星を出してターンをつなごう。

スキルは10/1/10からが本番。

この人と刑部姫で挟むとだいたいの殺は回る。何度でも言うがハサン先生のカードは別に切らなくてもいい(聖杯入りは別)。

ハサン先生がいなくても回る鯖の場合は、なんか別の鯖に置き換えて構わない。

 

各種術サポについて

 

冒頭であげた通りとても死にやすいが、別にPTに組み込めないわけじゃない。

回避持ちアタッカー、刑部姫、術サポ×4

 

デスシャッフルによるカード事故を軽減しつつ、術サポをPTに組み込むための編成。

刑部姫が死ににくい関係で他の全てのリソースをアタッカーの支援に充てられる。

術サポがアタッカーの欲しい支援を持っているならなんでもいい。競合はハサン先生。

 

この場合、城を建てることにそこまでこだわらなくてもいい。

フィニッシュターンに変なバフがかかっていた際に城化け物が投げられること、

それまで生き延びられることが大事。

アタッカーがカードを切れないときに代わりにQ切ってたまに城ぐらいの感覚。

 



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