田中新兵衛 の変更点
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*人物紹介 [#q8932841] |BGCOLOR(white):&attachref(./shinbe.png,nolink,田中新兵衛,300x250);| *セリフ [#tab342da] #region(CV:森田了介(+クリックで展開)) |CENTER:100|LEFT:495|c |~CV|森田了介| |~スキル使用|「キエエエエェェ!!」| |~|「殺す!」| |~攻撃|「クアッ!!クァッ!!クアァァ!!!」| |~|「クアァァ!!」| |~クリティカル|「チェストオオオ!!」| |~被ダメ|「ヌゥアアアアア!!」| |~|「キエアァ!?」| |~チャージ攻撃|「キエエエエエ!!チェエエエストォオオオオオッ!!」| |~|「雲耀ッ!!キエエエエエ!!」| #endregion *ゲームにおいて [#xaf848f1] -イベント「[[昭和キ神計画 ぐだぐだ龍馬危機一髪! 消えたノッブヘッドの謎]]」の登場人物。 [[武市瑞山]]率いる「昭和勤王党」の暗殺者。 -敵専用サーヴァントであり、イベントでは序盤から中盤にかけて合計三回戦う。専用ボイスがある。 #region(戦闘時の性能) -エネミー名は「''???''」(1戦目) 「''田中新兵衛''」(2、3戦目) 3戦目は目が真っ赤になり、赤黒いオーラを纏ったグラフィック。 -クラス:アサシン(1、2戦目) ''バーサーカー''(3戦目) -行動パターン --ゲージ3、3回行動・通常、クリティカル共に単体攻撃(1、2戦目) ゲージ5、3回行動・通常、クリティカル共に単体攻撃(3戦目) 1戦目はHPを0にする、2戦目は全ての敵のHPを0にする、3戦目はゲージを全て0にする事で勝利可能。 -所持属性 --人属性、サーヴァント、男性、人型、七騎士のサーヴァント --人属性、サーヴァント、''中立''、''悪''、男性、人型、七騎士のサーヴァント -《''スキル''》 「''勤王の志は不滅!''」 2戦目のバトル開始時に使用。自身をのぞく[[味方全体<控え含む>>ノブ]]の攻撃力をアップ&防御力をアップ(全て永続・解除不可) 「''[[信長>魔王信長]]の魔首''」 3戦目のバトル開始時に発動。''攻撃力をアップ(永続・解除不可)'' 「''薩摩示現流''」 自身にクリティカル威力をアップ(1回・3T)&敵単体にスキル封印を付与(2T) -《''チャージ攻撃''》 --『''チェエエエストォオオオオオッ!!!!''』 敵単体に攻撃&防御力ダウン&スター発生ダウン(全て2T) -《''ブレイク''》 --『''ヴァアアアアアアアア!!!''』(3戦目、1回目) ''&color(Red){チャージをMAXにする};&&color(Red){毎ターンチャージプラス「ターン終了時、自身のチャージをMAXにする」を付与(永続・解除不可)};'' --『''おいは、おいは……''』(3戦目、2回目) &color(Blue){攻撃力をダウン};&&color(Blue){クリティカル発生率をダウン(全て永続・解除不可)}; #endregion -担当イラストレーターは巖本英利氏。 担当声優は森田了介氏、薩摩弁監修に川野剛稔氏([[九条ケント氏のTwitterより>https://twitter.com/kujoukent/status/1462728883703201794]]) *小ネタ [#z100c7e5] #region(+クリックで展開) -田中&ruby(しんべえ){新兵衛};。 幕末四大人斬りの一角「人斬り新兵衛」。 今太閤とも称された徳川幕府の要人・島田左近や公家の姉小路公知の暗殺に関与したとされる。 幕末の暗殺事件においてかなり早くから関与したことから「天誅の&ruby(さきがけ){魁};」とも称されている。 -薩摩藩出身であり示現流の使い手と言われている。 過激派攘夷団体「土佐勤王党」の首領[[武市瑞山]]とは義兄弟の契りを結んでおり、同じく勤王党員であり四大人斬りの[[岡田以蔵]]と共に武市の政敵の暗殺を担った。 文久3年5月、姉小路公知の暗殺現場に新兵衛の愛刀「和泉守忠重」と薩摩下駄が残されたことから下手人とされて捕縛。 尋問中は黙秘を貫くも隙を見て脇差しで腹を割き、自らの首を刃で突いて自害する。享年31歳。 --姉小路公知は武市と親しいことや、暗殺事件が田中新兵衛にしては手際が悪すぎると言われることから、公知暗殺事件の犯人は新兵衛とは別人ではないかという説もあるが、近年の研究では田中新兵衛犯人説が有力。 --なお、姉小路公知の愛妾は[[芹沢鴨]]の手込めにされたという。 -島田左近暗殺については新兵衛と同志2名で決行したが、左近が逃げ出したところ新兵衛ただ一人のみが追いつき加茂河原で斬り殺した。 後に、その時に他の仲間2人はどうしたのかと尋ねられたところ、「お侍さんは足が遅うございます」と答えたという。 --この発言から、新兵衛は武士出身ではないと考察されており、地元の鹿児島では船頭、または薬商人の息子であるという伝承が残っている。 --島田左近の首は先斗町の川岸に晒され、そこには大逆賊に天誅を加えた旨の斬奸状が添えられていた。 大権力者の左近暗殺の余波は大きく、その余波で京都には暗殺が横行する「天誅」の契機になった事件と評され、田中新兵衛が「天誅の魁」と言われる由縁となっている。 -[[岡田以蔵]]との本間精一郎暗殺時には、以蔵が切り損ねたところ新兵衛が仕留めたことから、以蔵は新兵衛にコンプレックスを抱いていたという逸話がある。 -一見単純そうなバトルモーションは、すべて実在している示現流の技をモチーフにしている。 また、シナリオ内やチャージ攻撃時のボイスで発する「&ruby(うんよう){雲耀};」は示現流における太刀の打ち込みの速さを示す言葉。[[両儀式(剣)]]のスキルにもなっている。 #region(示現流について +クリックで展開) -示現流は『一の太刀を疑わず』[[『二の太刀要らず』>李書文(殺)]]と表される必殺の剛速剣と知られている。 特徴は技の起こりを含めた速さに重きを置いている事である。コンパクトな動きで迅速な切り返しや素早い振りを行う技が多く、強靭な手の内で精緻な操作を行う事が要求される。 基本練習で「猿叫」と呼ばれる独特の絶叫で気合を発するため、これが騒音問題となったこともある。 なお、「一の太刀を疑わず」というのはあくまで心構えの話であり、「初撃を最大火力で打ち込んで二の太刀は使わない」というのは完全な誤解である。 実際は様々な技法や教練課程が高度に体系化されている。 一例をあげると ・タイ捨流の影響がみられる後の先の技法 ・相手の技の起こりをつぶす素早い連撃 ・技量別に段階を踏んだ教練体系 ・仏教の要句を例えに用いた要点説明 ・新陰流に似た実用的内容を含む心法(精神修養、メンタルトレーニング) 等々、一般にイメージされるよりも多様な要素を含んでおり、他流派との共通点もある。 --田中新兵衛が使う攻撃モーションは袈裟斬り、抜き打ち、袈裟斬り連打の三つであり、抜き打ち以外は示現流の最も基礎的な鍛錬で行う基本動作が元になっていると思われる。抜き打ちは後述する薬丸自顕流が用いる技である。 構えも使用スキル「薩摩示現流」の名の通り現実での示現流が使用する構えの内の一つである「蜻蛉」がベースになっている。 ---他人の剣術をコピーできる以蔵も漫画『帝都聖杯奇譚』と本作でのバスター攻撃に示現流の基本技、蜻蛉の構えから繰り出す袈裟斬りを使う。 --猿叫は気合の解放と、相手を威嚇制圧するなど複数の目的を持っている、一見狂気じみているが、実は合理的な戦術。%%つまり確率スタン効果。%% ちなみに猿叫は鞍馬楊心流や薩摩影之流などの現存する他の薩摩藩の流派でも使われており、幕末時点の薩摩武士の間ではごく普通に使われていた可能性もある。 --動きに華はないがその技法は洗練されており、薩摩藩特有の郷中教育と上手く融合していた。 --幕末~明治の時点では東郷家の示現流をはじめとした薩摩のローカル流派の知名度は非常に低かったようである。 昭和以降になると薬丸自顕流の事と思われる逸話や薩摩武士全般に見られる特徴が示現流のものとして語られる事も多く、実際に示現流の使い手がどの程度実戦で活躍したかは明らかではない。 --なお、薩摩には示現流の他、&ruby(やくまるじげんりゅう){薬丸自顕流};という剣術が存在しており、田中新兵衛はこちらを修めていたという説もある。 薬丸自顕流は薩摩藩士・薬丸兼陳が示現流を修めた後に編み出した剣術体系である。最も基礎的な鍛錬の内容にこそ共通点はあるが、示現流と比べて薬丸流は非常に技法や教練が単純化されており、両流の内容はかなり異なる。世間一般で「示現流」として語られる猪突猛進なイメージの大半は薬丸流のものである。 ---示現流のイメージにありがちな「初太刀さえ避けてしまえばどうにかなる剣」は、この薬丸自顕流の対応策として「薩摩の者を相手取る時はとにかく初撃を外せ」と語られたのが広まった誤解に近いものであるとされている。ちなみにこの言葉を残したのは新選組局長・近藤勇という説もある。 本来の示現流では「初太刀を避けられた時の対応術」や「初太刀をブラフにした連続技」などもしっかり存在している。 --他、示現流には笠間藩(茨城)に伝わる系統も存在する。 #region(薩摩藩外で伝承されていたジゲン流について +クリックで展開) 笠間藩伝の示現流以外にも、伝書から示現流との深い関係が伺える別系統のジゲン流(寺見流、無三自現流、自源流など)が他藩で伝承されていた。 これらの系統では瀬戸口備前、もしくは甲野善衆を伝系上の流祖としている。 幕末の時点では龍野藩(兵庫)や膳所藩(滋賀)、福山藩(広島)、高松藩(香川)、熊本藩、秋田藩などで伝承されていた。 なお、大正以前の武芸関係の文献に登場するジゲン流の大半はこれらの系統である。 示現流は幕末においては薩摩藩の秘伝(御留流)であり、基本的には藩外の者に伝授することを厳しく禁じられていたが故に、東郷家の示現流についてのまともな記述が出版物に登場するのは昭和に入ってからのことであり、それまでは知名度自体が低かったようだ。 #endregion #endregion -型月においては別の「[[田中さん>ずんがずんが!]]」も存在する。 -戦闘ボイスがこれでもかとうるさい --担当声優の森田了介氏は以前より[[岡田以蔵]]の土佐弁監修やバレンタインの一般職員の声でFGOに参加している。 -接点は全くないものの作中の動向から、非常に高い忠誠心、与する[[同僚>妖精騎士トリスタン]]との仲は険悪、公然では本当の素性は抑圧、その[[忠誠を誓った相手>モルガン]]に利用される形で仇なしてしまうと、[[とある異境>Lostbelt No.6]]の[[忠臣>ウッドワス]]とは共通点が非常に多い。 -%%[[謎の蘭丸X]]、[[高杉晋作]]と合わせて、ぐだぐだ昭和三大[[メカクレ>バーソロミュー・ロバーツ]]の1人でもある。%% #endregion *この人物についてのコメント [#comment] #region(過去ログ) #ls2 #endregion #pcomment(./コメント,reply,15)