巌窟王 エドモン・ダンテス の変更点
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#pulldown(,---見出しへ移動---) *ステータス [#qdb0a9ae] |CENTER:150|CENTER:80|CENTER:120|CENTER:40|CENTER:40|CENTER:120|c |~SSR|>|>|>|>|~No.96| |&attachref(./09600.jpg,nolink,俺を呼んだな!復讐の化身を!,234x400);|>|>|>|>|>| |~|~クラス|>|>|>|アヴェンジャー| |~|~属性|>|>|>|混沌・悪| |~|~真名|>|>|>|巌窟王 エドモン・ダンテス| |~|~時代|>|>|>|1796年~不明| |~|~地域|>|>|>|フランス| |~|~筋力|B|>|~耐久|A+| |~|~敏捷|C|>|~魔力|B| |~|~幸運|?|>|~宝具|A| |~|>|>|>|>|~能力値(初期値/最大値)| |~|~HP|>|>|>|1785/12177| |~|~ATK|>|>|>|1953/12641| |~|~COST|>|>|>|16| |~|~コマンドカード|Quick×2|>|Arts×1|Buster×2| |>|>|>|>|>|~特性| |>|>|>|>|>|LEFT:サーヴァント、人属性、混沌属性、悪属性、人型、男性、霊衣を持つ者、ヒト科のサーヴァント| |>|>|>|>|>|~特性(霊衣「モンテ・クリストセレクション」)| |>|>|>|>|>|LEFT:サーヴァント、人属性、混沌属性、悪属性、人型、男性、霊衣を持つ者、ヒト科のサーヴァント、夏モードのサーヴァント| |~保有スキル|>|~効果|~継続|~CT|~取得条件| |鋼鉄の決意[EX]|>|LEFT:自身に無敵貫通状態を付与|1|8|LEFT:初期スキル| |~|>|LEFT:自身の攻撃力をアップ[Lv.1~]|~|~|~| |~|>|LEFT:自身の弱体耐性をアップ[Lv.1~]|3|~|~| |黄金律[A]&br;<強化後>&br;モンテ・クリストの秘宝[A+]|>|LEFT:自身のNP獲得量をアップ[Lv.1〜]|3|8|LEFT:霊基再臨×1突破| |~|>|LEFT:自身のNPを増やす[Lv.1~]&color(Gold){▲};|-|~|LEFT:強化クエスト2クリア| |~|>|LEFT:自身に「クリティカル攻撃時に敵単体の強化状態を1つ解除する状態」を付与&color(Gold){▲};|3|~|~| |窮地の智慧[A]|>|LEFT:敵単体のチャージを減らす|-|8|LEFT:霊基再臨×3突破| |~|>|LEFT:自身の弱体状態を解除|~|~|~| |~|>|LEFT:スターを獲得[Lv.1~]|~|~|~| |~クラススキル|>|>|>|>|~効果| |復讐者[A]|>|>|>|>|LEFT:自身の被ダメージ時のNP獲得量をアップ| |~|>|>|>|>|LEFT:自身を除く味方全体<控え含む>の弱体耐性をダウン【デメリット】| |忘却補正[B]|>|>|>|>|LEFT:自身のクリティカル威力をアップ| |自己回復(魔力)[D]|>|>|>|>|LEFT:自身に毎ターンNP獲得状態を付与| |~アペンドスキル|>|>|>|>|~効果| |追撃技巧向上|>|>|>|>|LEFT:自身のExtraAttackカードの性能をアップ[Lv.1~]| |魔力装填|>|>|>|>|LEFT:自身のNPをチャージした状態でバトルを開始[Lv.1~]| |対アヴェンジャー攻撃適性|>|>|>|>|LEFT:自身の〔アヴェンジャー〕クラスに対する攻撃力をアップ[Lv.1~]| |特撃技巧向上|>|>|>|>|LEFT:自身のクリティカル威力をアップ[Lv.1~]| |スキル再装填|>|>|>|>|LEFT:自身に「スキル使用後に使用したスキルのチャージを1進める状態」を付与[Lv.1~]| |>|~宝具|~種類|>|~ランク|~種別| |>|&ruby(アンフェル・シャトー・ディフ){''虎よ、煌々と燃え盛れ''};|Quick|>|A → A+|対軍宝具| |>|>|>|>|>|~効果| |>|>|>|>|>|LEFT:敵全体に強力な攻撃[Lv.1~]&敵全体の防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に呪い状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&br;&br;<強化後>&br;敵全体に強力な攻撃[Lv.1~]&Color(Gold){▲};&敵全体の防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に呪い状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&''敵全体に呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与''(5ターン)&Color(Gold){▲};| &br; **各レベル毎のステータス [#d09afa7e] #region(+クリックで展開) ***成長曲線 [#z935954b] &attachref(成長曲線一覧/g096.jpg,nolink,???,400x160); ***数値表 [#nd6d2f1f] |CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:5|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|c |~レベル|~HP|~ATK||~レベル|~HP|~ATK| |1|1,785|1,953||70|11,044|11,476| |10|2,096|2,273||80|11,906|12,363| |20|3,021|3,224||90|12,177|12,641| |30|4,434|4,678||>|>|~聖杯転臨| |40|6,149|6,441||100|13,340|13,838| |50|7,978|8,323||110|14,504|15,035| |60|9,682|10,075||120|15,679|16,242| #endregion &br; **イラストの変化 [#zef1161f] #region(イラスト:小松崎類(+クリックで展開)) &attachref(./09601.jpg,nolink,初期状態,145x250);→&attachref(./09602.jpg,nolink,霊基再臨1回目,145x250);→&attachref(./09603.jpg,nolink,霊基再臨3回目,145x250);→&attachref(./09604.jpg,nolink,霊基再臨4回目,145x250); &br; &attachref(./09605.jpg,nolink,霊衣開放:モンテ・クリストセレクション,145x250); #endregion &br; **霊基再臨 [#u07f2043] #region(+クリックで展開) |CENTER:200|CENTER:110|CENTER:1|CENTER:200|CENTER:110|c |BGCOLOR(#ffddcc):~霊基再臨×1|~必要Lv:50||BGCOLOR(#ccfff7):~霊基再臨×2|~必要Lv:60| |~素材|~個数|~|~素材|~個数| |凶骨|10|~|蛇の宝玉|10| |八連双晶|10|~|禁断の頁|10| |~QP|10万|~|~QP|30万| |>||~|>|| |BGCOLOR(#ccffcc):~霊基再臨×3|~必要Lv:70||BGCOLOR(#ffcce6):~霊基再臨×4|~必要Lv:80| |~素材|~個数|~|~素材|~個数| |虚影の塵|10|~|鳳凰の羽根|10| |無間の歯車|10|~|蛮神の心臓|10| |~QP|100万|~|~QP|300万| #endregion &br; **霊衣開放 [#f5c45566] #region(モンテ・クリストセレクション) -''モンテ・クリストセレクション'' 巌窟王の夏の装い 浮き輪が密かにお気に入りとのこと &color(Blue){◆};''開放条件''&color(Blue){◆}; ・[[霊衣開放クエスト>サーヴァント・サマー・フェスティバル!]]をクリア ・最終再臨 ・Lv.MAX(90) &color(Blue){◆};''必要素材''&color(Blue){◆}; LEFT: |~素材|~個数|h |BGCOLOR(#f1f1f1):CENTER:|RIGHT:|c |~宵哭きの鉄杭|10個| |~追憶の貝殻|5個| |~血の涙石|5個| |~呪獣胆石|5個| |>|| |~QP|300万| #endregion &br; **保有スキル強化 [#b4237ef9] #region(必要アイテム表+クリックで展開) |~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~黄金律[A]|>|~モンテ・クリスト&br;の秘宝[A+]|~窮地の智慧[A]|~備考|h |~|~|~|>|~NP獲得量|~NP増加|~スター獲得量|~| |CENTER:|RIGHT:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~1|---|---|>|+20%|+20%|+10個|| |~1⇒2|20万|英雄の証×10|>|+23%|+21%|+11個|| |~2⇒3|40万|世界樹の種×10|>|+26%|+22%|+12個|| |~3⇒4|120万|竜の牙×12|>|+29%|+23%|+13個|| |~4⇒5|160万|ゴーストランタン×12|>|+32%|+24%|+14個|| |~5⇒6|400万|隕蹄鉄×12|>|+35%|+25%|+15個|CT-1| |~6⇒7|500万|ホムンクルスベビー×15|>|+38%|+26%|+16個|| |~7⇒8|1,000万|混沌の爪×15|>|+41%|+27%|+17個|| |~8⇒9|1,200万|竜の逆鱗×15|>|+44%|+28%|+18個|| |~9⇒10|2,000万|伝承結晶×1|>|+50%|+30%|+20個|CT-1| #endregion &br; **アペンドスキル強化 [#AppendSkill_Strengthening] #region(必要アイテム表+クリックで展開) |~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~追撃技巧向上|~魔力装填|~対アヴェンジャー攻撃適性|h |CENTER:|RIGHT:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~1|---|サーヴァントコイン×120|+30%|+10%|+20%| |~1⇒2|20万|虚影の塵×10|+32%|+11%|+21%| |~2⇒3|40万|追憶の貝殻×10|+34%|+12%|+22%| |~3⇒4|120万|愚者の鎖×12|+36%|+13%|+23%| |~4⇒5|160万|万死の毒針×12|+38%|+14%|+24%| |~5⇒6|400万|励振火薬×12|+40%|+15%|+25%| |~6⇒7|500万|禍罪の矢尻×15|+42%|+16%|+26%| |~7⇒8|1,000万|巨人の指輪×15|+44%|+17%|+27%| |~8⇒9|1,200万|真理の卵×15|+46%|+18%|+28%| |~9⇒10|2,000万|伝承結晶×1|+50%|+20%|+30%| #endregion &br; *セリフ [#uaf57f31] #region(CV:島﨑信長 (+クリックで展開)) |CENTER:100||LEFT:495|c |>|~CV|島﨑信長| |~開始|~1|「貴様は! 我が姿に何を見る!」| |~|~2|「おまえは──地獄を見たことがあるか」| |~スキル|~1|「クハハハハ!」| |~|~2|「こんなところか」| |~コマンドカード|~1|「残酷なことだ」| |~|~2|「クハハ!」| |~|~3|「それでいい」| |>|~宝具カード|「慈悲などいらぬ!」| |~アタック|~1|「おおっ!」| |~|~2|「ぬぅっ!」| |~|~3|「ぜぇえあっ!」| |>|~エクストラアタック|「フハハハハ!」| |>|~宝具|「&ruby(わ){我};が&ruby(ゆ){征};くは&ruby(おんしゅう){恩讐};の彼方───『&ruby(アンフェル・シャトー・ディフ){虎よ、煌々と燃え盛れ};』!!」| |~ダメージ|~1|「ぐうううっ!」| |~|~2|「うぅく!」| |~戦闘不能|~1|「[[エデ]]……私は……」| |~|~2|「馬鹿な……馬鹿なっ……」| |~勝利|~1|「絶望せよ。それが──地獄だ」| |~|~2|「情けはかけぬ。存分に、朽ち果てよ」| |>|~レベルアップ|「フハハ!」| |~霊基再臨|~1|「これでいい……おまえは、正しい選択をしたぞ?」| |~|~2|「いいぞ……いいぞっ!」| |~|~3|「あぁ、地獄の味がする! ──なんとも懐かしい」| |~|~4|「我が征くは果ての無き道。おまえにも見せてやろう、恩讐の彼方に……何があるのかを」| |~絆Lv|~1|「おまえがマスターだというのなら、せめて俺に何かを指し示してみせろ。なあに、緊張するな。期待などしていない」| |~|~2|「我が名は&ruby(がんくつおう){巌窟王};。真名も同じく。既にエドモン・ダンテスの名は、過去とともに打ち&ruby(す){棄};てられた」| |~|~3|「俺は巌窟王だ。復讐に足掻き、後悔と改心の果てに救われたエドモンではない。世界に名立たる復讐の化身こそ、アヴェンジャーたるこの俺だ」| |~|~4|「気を付けろよ。俺を構成するのは、怨念、復讐、触れる者を死へと至らせる毒の炎だ。触れるならば……覚悟しておけ」| |~|~5|「おまえは……なんだ? この俺にこうも付き合うなど。まるで……いや……エデとおまえは違う。おまえはおまえ、だな」| |~会話|~1|「退屈させるな。マスター?」| |~|~2|「かの神父のように……おまえは俺に、道を示せるかな?」| |~|~3|「我が師は、生涯にただ一人。ファリア神父──」| |~|~4|「ほう、俺以外のアヴェンジャーとして現界した者がいるか。俺は人の&ruby(さが){性};を怒り、奴は人の&ruby(さが){性};を&ruby(わら){嗤};う。なぁるほど。人間とは、分からぬものだ」([[アンリマユ]]所持時)| |~|~5|「エクストラクラスがいるな。面白い……!」(エクストラクラスのサーヴァント所持時)| |~|~6|「作家系のキャスターがいるな。よかろう。ウェイター! 彼にコーヒーを!」([[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]or[[ウィリアム・シェイクスピア]]所持時)| |~|~7|「彼は……。ああ、そうか……。ナポレオン・ボナパルト……かの皇帝が、遂に現界を果たすとは。……今は会わぬ。だが、いつの日か……」([[ナポレオン]]所持時)| |~|~8|「あれは、オペラが良い」([[アントニオ・サリエリ]]所持時)| |~|~9|「ふん、相も変わらず……」([[天草四郎]]or[[ジャンヌ・ダルク]]所持時)| |~|~10|「王妃……おぉ、マリー・アントワネット! 貴女こそ恩讐の王妃である! その怨念、その憤怒に幸い在れ!──そしてどうか、その魂に安らぎ在らん事を」([[マリー・アントワネット(オルタ)]]所持時)| |~|~11|「……ふぅ、まったく。お前という奴は……&color(black,black){この身は既に、消えゆく残滓にして霊基の影に過ぎぬというのに……何?『喋っている』? 否。これは事前に焼き付けた言葉……諦めぬお前を予想してな。……ふっ、さぁ……眠れ。目醒めた時、お前は再び立ち上がり、進むだろう──明日へ};」(「[[奏章Ⅱ]]」クリアで開放)| |~|~12|「ふん、なんとも懐かしい。顔を見るだけで&ruby(おぞけ){怖気};がするのは随分と久しぶるが……カルデアのサーヴァントとは。奇縁だな───カリオストロ! お前の足搔き、精々見届けてやろうとも!」([[アレッサンドロ・ディ・カリオストロ]]所持時)| |>|~好きなこと|「何が好きか……そんなもの、最早何の意味もない。俺にあるのは、漆黒の決意のみだ」| |>|~嫌いなこと|「嫌っているとも……ああ、世界を、何もかもを──!」| |>|~聖杯について|「聖杯。願いを叶える願望機。さぞそこには詰まっているのだろうよ。人の欲望、悪しきものの全てが」| |>|~イベント開催中|「パーティーに遅れるぞ。急げ、狂乱と狂騒が待っている」| |>|~誕生日|「おめでとうマスター! あらゆる&ruby(かんなんしんく){艱難辛苦};が待ち受ける世界へ、おまえが産まれ落ちた日だ!」| |>|~召喚|「俺を呼んだな! 復讐の化身を! そうとも、俺こそ黒き怨念。エクストラクラス、&ruby(アヴェンジャー){復讐者};である!」| #endregion #region(霊衣開放『モンテ・クリストセレクション』(+クリックで展開)) |CENTER:100||LEFT:495|c |~開始|~1|「海、とはな……」| |~|~2|「クッ、フ……ハハハハハハ!」| |~スキル|~1|「クッ、フフ……」| |~|~2|「面白い」| |~コマンドカード|~1|「ッ、ははははは!」| |~|~2|「フン……」| |~|~3|「つまらんな……」| |>|~宝具カード|「黙れッ、黙れェッ!」| |~アタック|~1|「フッ!」| |~|~2|「ハァッ!」| |~|~3|「ぜェい!」| |>|~エクストラアタック|「ッはは、ははははは!」| |~ダメージ|~1|「ッハハハハハハハ!」| |~|~2|「ぬゥ……!」| |~戦闘不能|~1|「今、そこに……征くぞ、エデ……」| |~|~2|「貴様っ、貴様ァ……!」| |~勝利|~1|「瞼を閉じよ。そして……眠れ」| |~|~2|「沈め。そして……朽ち果てよ」| |>|~レベルアップ|「フハハ!」| |>|~霊衣開放|「クッ、フ……酔狂だぞ、これは」| |>|~霊衣について|「形などに意味は無い。だが……フン、おまえが何かを見出すのであれば、それを止めるものでもない」| #endregion &br; *マテリアル [#y0dec896] #region(絆ポイント(+クリックで展開)) |~Lv|~レベル毎|~累計|~報酬|h |CENTER:30|RIGHT:90|RIGHT:90|CENTER:110|c |~1|6,000|6,000|--| |~2|24,000|30,000|--| |~3|15,000|45,000|--| |~4|2,500|47,500|--| |~5|2,500|50,000|幕間の物語解放| |~6|160,000|210,000|聖晶石3個| |~7|440,000|650,000|聖晶石3個| |~8|330,000|980,000|聖晶石3個| |~9|350,000|1,330,000|聖晶石3個| |~10|375,000|1,705,000|[[絆礼装>シャトー・ディフ]]| #endregion #region(キャラクター詳細(+クリックで展開)) 復讐者、として世界最高の知名度を有する人物。 通称「巌窟王」もしくは「モンテ・クリスト伯爵」として知られる。 悪辣な陰謀が導いた無実の罪によって地獄の如きイフの塔(シャトー・ディフ)に投獄されるも鋼の精神によって絶望せず、やがてモンテ・クリスト島の財宝を得てパリへと舞い降り──フランスに君臨する有力者の数々、すなわちかつて自分を陥れた人々を地獄へと引きずり落としたという。 #endregion #region(絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開)) 身長/体重:185cm・75kg 出典:デュマ著『モンテ・クリスト伯』? 地域:フランス 属性:混沌・悪 性別:男性 口癖は「──待て、しかして希望せよ」 #endregion #region(絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開)) その苛烈な生き様、正体を隠した復讐劇、踏みにじられ奪われた恋人メルセデスへの想いと愛執、そして苦悩と後悔から改心へと至る道程は、フランスのみならず世界中の人々に喝采され「世界で最も高名な復讐者」として記憶された。 厳窟王の物語はアレクサンドル・デュマ・ペールによる創作とされるが、イフの塔に収監されたエドモンを導く「ファリア神父」の実在が現実では確認されており…… #endregion #region(絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開)) 真名こそエドモン・ダンテスだが、マルセイユの海の男であった「エドモン・ダンテス」と自分は別人であると彼は認識している。 なぜなら「エドモン・ダンテス」はパリに於ける凄絶な復讐劇の果てに悪性を捨てたが……サーヴァントとして現界した自分は「復讐鬼の偶像」で在り続けている。 ならば自分はエドモンではない、と彼は言う。 #endregion #region(絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開)) 『厳窟王』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 モンテ・クリスト・ミトロジー。 彼は復讐の化身である。 如何なるクラスにも当てはまらず、エクストラクラス・アヴェンジャーとして現界した肉体は、その生きざまを昇華した宝具と化した。 強靭な肉体と魔力による攻撃。 自らのステータスやクラスを隠蔽、偽の情報を見せることも可能。 常時発動型の宝具。真名解放の効果も存在するが、本作では使用されない。 #endregion #region(絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開)) 『虎よ、煌々と燃え盛れ』 ランク:A 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1~100人 アンフェル・シャトー・ディフ。 地獄の如きシャトー・ディフで培われた鋼の精神力が宝具と化したもの。 肉体はおろか、時間、空間という無形の牢獄さえをも巌窟王は脱する。 超高速思考を行い、それを無理矢理に肉体に反映することで、主観的には「時間停止」を行使しているにも等しい超高速行動を実現するのである。 本作に於いては、高速移動に伴う「分身」による同時複数攻撃といった形となる。 #endregion #region(「悪夢、或いは恩讐の呼び声」をクリアすると開放 (+クリックで展開)) 我が名は巌窟王(モンテ・クリスト)。 愛を知らず、情を知らず、憎悪と復讐のみによって自らを煌々と燃え盛る怨念の黒炎と定め、すべてを灰燼に帰すまで荒ぶるアヴェンジャーに他ならない。 この世界に寵姫(エデ)はおらず、ならばこの身は永劫の復讐鬼で在り続けるまで── #endregion &br; *ゲームにおいて [#in_the_fgo] -本ゲームでは初となるエクストラクラス:アヴェンジャーのサーヴァント。レアリティは☆5。 2016年3月16日より開催されたイベント「[[監獄塔に復讐鬼は哭く]]」に伴い期間限定で実装。 --2018年8月10日、イベント「[[サーヴァント・サマー・フェスティバル!]]」での霊衣開放に合わせ、バトルキャラ、モーションと宝具演出がリニューアルされた。 -アヴェンジャーの特性はエクストラクラス「ルーラー」に対してのみ攻防ともに有利(与ダメージが倍増し被ダメージが半減)、「ムーンキャンサー」に対してのみ攻防ともに不利、他は「バーサーカー」とのダメージ増加のみで、それ以外のクラスに対しては互いに等倍。 --[[魔神柱]]に対してはこちらの攻撃は等倍だが、受けるダメージは半減する。 --2017年5月よりムーンキャンサーという苦手クラスが出現したが、種類も敵としての登場機会も非常に少ないため、汎用性には概ね影響しない。 -ルーラーとは真逆にスキル育成や霊基再臨において輝石・ピース・モニュメントなどのクラスアイテムを使わず、全段階でそれぞれ1~2種類の素材を10個以上ずつ使用する。 [[マシュ>マシュ・キリエライト]]のスキル育成よりも全体的に必要数・該当アイテムのレアリティが高いが、意識せずとも集める機会自体は多めなので、主にイベントやゲームが進んだプレイヤーほど育てやすい。 -真名に「巌窟王」とあるが、あくまで呼称なので[[「王」属性>不夜城のキャスター]]は持っていない。 -カード構成はQuick2+1枚、Arts1枚、Buster2枚とQuick中心の性能。 Arts=2hit、Quick=4hit、Buster=3hit、ExtraAttack=5hitというヒット数の多さで、クラス相性を無視した高ダメージを出しつつスターを生み出していく。 --「忘却補正」によってクリティカル威力が上昇しているが、アヴェンジャークラスはスター集中率がかなり低く設定されているため活かすにはいくらか手間が必要。スターを飽和させるか、礼装で補完していこう。 逆にその集中率の低さを利用することで、「自身のQuick攻撃で稼いだスターで味方のクリティカルを支援する」というアサシンやキャスターとは異なるサポート運用の側面を持つ。 **スキル解説 [#skill] -スキルは2つが複合スキル。それぞれ強力なのでしっかり効果を把握したい。 --「''鋼鉄の決意 EX''」 自身に無敵貫通状態付与(1T)&攻撃力アップ(1T)&弱体耐性アップ(3T) #region(&color(Blue){スキル倍率};) |CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c |~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5| |攻撃力アップ|30%|32%|34%|36%|38%| |弱体耐性アップ|14%|15.8%|17.6%|19.4%|21.2%| |~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10| |攻撃力アップ|40%|42%|44%|46%|50%| |弱体耐性アップ|23%|24.8%|26.6%|28.4%|32%| #endregion ---単体1Tだけあって''攻撃力アップの効果が非常に高く''、クリティカルや宝具が決まれば目を瞠る威力に。更に無敵貫通もつくため、使い所の幅は広い。 ---「対魔力」を持たないので弱体耐性アップも無意味ではないがLv10でも確定無効には程遠く、この効果をメインに使用することはあまり無いだろう。 --「''黄金律 A''」→「''モンテ・クリストの秘宝 A+''」 強化前:自身のNP獲得量アップ(3T) 強化後:自身のNP獲得量アップ(3T)&''自身のNPを増やす''&''「クリティカル攻撃時に敵単体の強化状態を1つ解除する状態」を付与''(3T) #region(&color(Blue){スキル倍率(強化前)};) |CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c |~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5| |NP獲得量アップ|20%|23%|26%|29%|32%| |~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10| |NP獲得量アップ|35%|38%|41%|44%|50%| #endregion #region(&color(Blue){スキル倍率(強化後)};) |CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c |~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5| |NP獲得量アップ|20%|23%|26%|29%|32%| |NP増加|20%|21%|22%|23%|24%| |~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10| |NP獲得量アップ|35%|38%|41%|44%|50%| |NP増加|25%|26%|27%|28%|30%| #endregion ---未強化では汎用スキルかつ単一の効果しかないため際立った効果でこそないが、ランクが高く倍率は最高峰。 ---攻撃時の獲得量が増えるだけでなく、クラススキルと合わせて被弾時の獲得量も上がる。持続が長いため効果は確実に現れてくる。 ---強化クエスト2をクリアで「モンテ・クリストの秘宝」に変化。 最大30%のNPチャージが追加されたことで編成の幅が広がっただけでなく、クリティカル攻撃時限定の強化1つ解除が追加された。 スター集中こそ無いが宝具やQチェイン、「窮地の智慧」のスター獲得などでクリティカルは出しやすい方であり、解除のタイミングこそ攻撃後だが、防御力アップ等を解除して後続のダメージを確実に通せるようになるため使い勝手はそこそこ。「鋼鉄の決意」で自身は元々回避・無敵を無視できる点も考えて攻撃順を考えたい。 --「''窮地の智慧 A''」 敵単体のチャージを減らす+自身の弱体状態を解除+スターを獲得 #region(&color(Blue){スキル倍率};) |CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c |~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5| |スター獲得|10個|11個|12個|13個|14個| |~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10| |スター獲得|15個|16個|17個|18個|20個| #endregion ---バフ・デバフの混成スキル。CTも8~6と悪くない範疇。チャージ減は''完全確定''なので、育っていない状態でも十二分に活用できる。 ---スター獲得は''Lv10で20個''。アヴェンジャー故に自身はほとんどスターを吸わないが、味方のクリティカル支援に使えると考えればあまり腐らない。 それどころか自分の宝具や強力なQuickである程度星を稼いだ状態で使えば容易く飽和させることができるので、自身のクリティカルを狙う場面すらも生み出せる。 ---先2つの効果の使いどころが多いので、弱体解除はQuick性能ダウンなどどうしても外したいデバフがかかった場合のみ意識するくらいで良い。 **宝具解説 [#noble_f] -「&ruby(アンフェル・シャトー・ディフ){''虎よ、煌々と燃え盛れ''};」 強化前:敵全体にQuick属性多段攻撃&防御力ダウン(3T)&呪い状態付与(5T) 強化後:敵全体にQuick属性多段攻撃&防御力ダウン(3T)&呪い状態付与(5T)&''呪厄状態付与(5T)'' #region(&color(Blue){宝具倍率(強化前)};) |CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c |~OC段階|~100%|~200%|~300%|~400%|~500%| |防御力ダウン|20%|25%|30%|35%|40%| |呪い付与|500|750|1000|1250|1500| #endregion #region(&color(Blue){宝具倍率(強化後)};) |CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c |~OC段階|~100%|~200%|~300%|~400%|~500%| |防御力ダウン|20%|25%|30%|35%|40%| |呪い付与|500|750|1000|1250|1500| |呪厄付与|>|>|>|>|+100%| #endregion --ルーラー以外には等倍でも宝具強化済みかつ「鋼鉄の決意」と合わせれば雑魚払いには十分な威力。Quickだけあって全体多段Hitによるスター生産能力も高く、NP回収も一応可能。 「鋼鉄の決意で無敵貫通&攻撃力アップ」、「黄金律を乗せてリチャージ上昇」、「次ターンに窮地の智慧を乗せてスター飽和」と自身のどのスキルとも噛み合うので、使用感をしっかり確認しておくこと。 --防御力ダウンは攻撃後に入るため直接宝具の威力には結びつかず、宝具チェインの後続を引き立たせることになる。 スター発生率アップを持つ支援型宝具の後に置いてスター発生数と防御ダウン率を増加させるのも有り。 次ターンに期待できるスターの数によっては、宝具チェインの最後に置いてクリティカルのダメージを更に引き上げるなど、使い方は多彩。 --「呪い」ダメージは500×5ターン。オーバーチャージで250加算され、300%で1000(累計ダメージ5000)と微々たるものだが、付属する防御力ダウンもOC対応で効果を増す。 ---「呪い」は重ね掛けすることが可能なため、他の呪い付与宝具持ちの味方と宝具チェインを組んだり、宝具を連発できる環境を整えたりすることが出来れば、一定のダメージソースとして活用できるかもしれない。 --宝具強化により「呪い」のダメージを増加する「呪厄」状態付与が追加される。 この効果は自身だけでなく他味方の呪いにも発揮され、''呪厄状態そのものも重複可能''。 5T続くため、自身で宝具を連発したり味方の呪い付与を相乗させよう。 LEFT: |~OC|~1|~2|~3|~4|~5|h |CENTER:|RIGHT:50|RIGHT:50|RIGHT:50|RIGHT:50|RIGHT:50|c |~呪いダメ|500|750|1,000|1,250|1,500| |~呪厄込み|1,000|1,500|2,000|2,500|3,000| **総評 [#total_eva] -Artsカードは1枚だけの上に性能も良くない方だが、高性能なQuickカードとスキル「黄金律」クラススキル「復讐者」「自己回復(魔力)」により総合的なNP効率は悪くない。 --高いスター生産能力も踏まえれば、補助力と単騎になった際の爆発力を持ち合わせている。 反面、ガッツや回避、回復の手段を一切持たないため一度瀕死になると起死回生が難しい。 耐久面をフォローできれば、被弾によるNP回収も一助になる。 -パーティーで運用するなら、クリティカル重視のパーティーに「星を吸わないスター生産役」としてサブアタッカーの役割を持たせると効果的。 --彼をサポートする相方候補としては、低い耐久力を補いつつ、クリティカル方面もサポートできる[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]か[[諸葛孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]]などが有力。 --[[スカサハ=スカディ]]とも相性は悪くないが、彼女はどちらかと言うとアタッカーを押し上げるスキル群を持つため、後述するメインアタッカー運用時に用いることが多い。 --彼からサポートを受けられる相方の選択肢も多い。「単独行動」をもつアーチャー全般や一部のアサシン・アルターエゴ(特に高性能Quickなどを持つ[[メルトリリス]])、星を集めやすく(かつクリパに用いられやすいアサシンが苦手な)キャスタークラスの敵に強いライダー全般、それ以外でも[[ジャンヌ・ダルク(オルタ)]]といったスター集中とクリティカル威力アップを両立するスキル持ちなど、多彩なパーティー構成が考えられる。 クラススキル「復讐者」によってパーティー全体の弱体耐性が低下する点を気にするならば[[マリー(騎)>マリー・アントワネット]]や[[メディア]]or[[メディア(リリィ)]]など、弱体解除アビリティを持つサポーターの採用もあるか。 -実装当初は上記のサブアタッカーとしての運用が主流であったが、スカサハ=スカディの実装によりメインアタッカーとして活躍させることが容易になった。 --クラススキルによるNP獲得に加え「黄金律」でNP回収率を引き上げられるため、スカディ二騎と組ませたいわゆる「スカスカシステム」による周回パーティに極めて高い適性を持つ。 具体的な編成については[[スカサハ=スカディ]]の個別ページが詳しい。 --火力面は同システムにおける有利相性アタッカーにこそ劣るものの、宝具強化済みのため等倍相性でも十分に高い。この特性から混成クラス相手に強いのが特徴。また、与ダメ時のNP獲得量が少ないバーサーカー相手でも50%回収しやすいというNP面の安定感も長所と言える。 [[水着スカディ>スカサハ=スカディ(裁)]]やアペンドスキルの実装およびスキル2の強化により、概念礼装の自由度も高くなっている。 --敵クラスを問わない高ダメージ全体宝具の連発という特性は周回に限らず高難易度クエストにおいても有用。S1の無敵貫通およびS3の弱体解除による高難易度特有の「ギミック」への対応力も高いため、幅広いクエストでの活躍が見込める。 **概念礼装について [#craft_e] -素のNP効率、スター生産力共に十分な水準を満たしているため、概念礼装の選択肢は豊富。 --「[[イマジナリ・アラウンド]]」や「[[ガンド]]」などのクイック強化はもちろん、スキル「復讐者」と「黄金律」により被ダメージ時のNP獲得量が増加することも踏まえて「[[キッチン☆パティシエール]]」や「[[月下の四匹]]」も有用。「[[天の晩餐]]」などでNP効率に特化するのも一考か。 また、毎ターンNP獲得とQuickアップのある「[[恋知らぬ令嬢]]」も相性が良い。 --「[[カレイドスコープ]]」や「[[虚数魔術]]」といった初期NP増加を使えば少ないターンで2度の宝具使用が見込める。 Wスカディシステムでもカレスコ装備が鉄板だったが、魔力装填Lv10かつスキル2強化済みなら初期NP50%礼装でもシステム運用が可能となった。 具体的には「[[蒼玉の魔法少女]]」や「[[クリスマスの軌跡]]」、「[[酒池滾々]]」など。 さらに、敵のクラスやオーダーチェンジ利用などの条件次第ではあるが初期NPなしのシステム運用も可能になっており、「[[黒の聖杯]]」やイベント特攻礼装などで更なる火力アップも期待できる。 --自身のスター集中度が低いことを逆手に取り「[[2030年の欠片]]」で恒常的なサポートに徹するのも有効ではあるが、本人は自衛スキルが無く場もちがいい方ではないので注意が必要。 --運用するパーティーによっては「[[センセイとボク]]」や「[[封印指定執行者]]」で自らクリティカルを狙っていくこともできる。上述の孔明やアンデルセンなどのキャスターに「[[2030年の欠片]]」を装備させると効果が実感しやすい。 --マスター礼装が縛られるが「[[グランド・ニューイヤー]]」を装備した状態で控えに組み、最終waveで「オーダーチェンジ」を使って呼び出す方法もある。「復讐者」のメリットを活かしてNP回収を狙う手法。 -絆上限解放第九弾のひとり。絆Lv10で[[専用礼装>シャトー・ディフ]]を入手できる。 --効果は自身がフィールドにいる間、味方全体のQuickカード性能を15%アップするというもの。 メインアタッカーとしての自己強化には他の概念礼装が有効だが、スター生産役としてサポートに回す場合はQuick宝具持ちへの火力支援が可能となる。 **指令紋章について [#t5fd3cf2] -攻撃相性が等倍となる相手への運用が基本となるため、指令紋章の恩恵は大きい。 -''宝具'' --「[[ダ・ヴィンチちゃん]]」が有用。 --とくにスカディ運用において撃破可能域・宝具後のNPリチャージの両面に恩恵が大きい。宝具前に選択することになるため、3枚目のカードで火力を出せるようにBに刻印すると良い。 --また「[[森域の魔獣]]」や「[[妖獣の呪符]]」で呪い状態を追加することで宝具の呪厄状態付与を活かすことができ、実質的なダメージ増になる。こちらはスカディ運用メインならカード性能を補うサブウェポンとしてAに、それ以外ならQへの刻印がオススメ。 -''クリティカル'' --「[[失落の棺]]」や「[[鞍馬の申し子]]」「[[赤き宝石嬢の令印]]」など。 --「忘却補正」によるクリティカル威力アップを活かし、B(スカディ運用ならQ)で強烈な威力のクリティカルを狙う。B限定では「[[天の女主人]]」「[[二天道楽の刀]]」「[[心緋き臣下の令印]]」(Q限定では「[[在り得ざる幻馬]]」)も有効。 ただし、讐クラスでのクリティカル狙いには工夫が必要な点に留意。 --「失落の棺」のクリ威力アップは〔善〕属性の相手にのみ限られるが、弱体無効バフを剥がす効果が複合しているため、宝具による呪い(および呪厄)の付与にも貢献する。 -''対ルーラー'' --「[[天の楔]]」や「[[慈眼温容の尼僧]]」。 --とくに後者は[[ホームズ>シャーロック・ホームズ]]、[[卑弥呼]]以外のルーラーには二重特攻となり、大きく火力が伸びる。 **性能比較 [#spec_com] #includex(サーヴァント性能比較表,section=(num=34),titlestr=off,firsthead=off) *よくある質問 [#c803625a] 過去にコメント欄へ寄せられた育成・パーティー編成・その他諸々の質問と回答をまとめたコーナーです。 本コーナーでも晴れなかった疑問・より良い回答案などがありましたら、下のコメント欄にお願いします。 ※このコーナーで言及している育成・編成・考察は、あくまで参考例です。ご了承ください。 ・育成編 #region(Q1.スキルはどれから育てればいい?(+クリックで展開)) -''Q1.スキルはどれから育てればいい?'' A1 優先順位としては、サポート目的ならば「鋼鉄の決意」≒「窮地の智慧」→「黄金律」、宝具アタッカーに徹するならば「鋼鉄の決意」≒「黄金律」→「窮地の智慧」の順で育成するのがおすすめ。 ただし、スカディがいる場合に限り優先度は「黄金律」→「鋼鉄の決意」→「窮地の智慧」となる。 --「窮地の智慧」はどの効果を主に運用するかで優先度が上下する。特にスター獲得が他者のクリティカル率アップに侮れない効果を及ぼすため、サポーターとして使う場合はこれを先にLv10にすべきか。 --「鋼鉄の決意」は主力で使うためのスキルだが、持続しない割にこちらもCT8-6なので、回転率を早めるに越したことはない。 --「黄金律」のNP獲得量アップはレベル10で約1.5倍となり、被ダメージ時のNP獲得量にも効果があるため「復讐者」との相性も良い。Arts補正の乗ったQuickで稼ぐタイプなので、「カレイドスコープ」装備など超短期戦にこだわらない殆どの運用において侮れない効果がある。 特に「Wスカディシステム」の主砲として扱う場合は育成優先度が最も高くなる。 #endregion #region(Q2.レベル上げ・霊基再臨で詰まった…(+クリックで展開)) -''Q2.レベル上げ・霊基再臨で詰まった…'' A2 巌窟王はエクストラクラスであるため、ALL種火でしか経験値ボーナスを得られない関係上、レベルアップに必要な種火数が増加しがちである。(特に''フォウくんはALLクラスのものしか使うことが出来ない'') --大成功・極大成功が起こらない場合、レベル90まで育て上げるのに必要な経験値は合計で12,148,500。''ALLクラスの叡智の猛火375個分''必要である。経験値ボーナスを得られない他クラスの種火だと約450個分に相当する。 --ALLクラスの叡智の猛火はログインボーナスや月替わりのマナプリズム交換、イベントでの景品交換などで獲得できる。 とはいえ本作では経験値ボーナスの有無でそこまで差がないため、早めに育成したい場合は、曜日クエスト「種火集め」を曜日を問わず地道にこなしていってもOK。 -また、霊基再臨に必要な素材は「凶骨」「八連双晶」「蛇の宝玉」「禁断の頁」「虚影の塵」「無間の歯車」「鳳凰の羽根」「蛮神の心臓」をそれぞれ10個ずつ使用する上、どれも安定して獲得する事が出来ないものばかり。 ストーリーの進度も低く、高レベルのサーヴァントもいなくて周回できるステージも少ない内はここで長期間の停滞を余儀なくされるだろう。 --素材回収について下に一例を記載するが、[[素材収集おすすめクエスト]]もあわせて参照のこと。 |~凶骨|序章/燃え盛る森|1章/マルセイユ|6章/円卓の砦| |~八連双晶|6章/聖都市街|3章/潮目の海|狂の修練場(水)/中級~超級| |~蛇の宝玉|7章/湿原|3章/暗礁海域|術の修練場(金)/中級~超級| |~禁断の頁|4章/ハイドパーク|術の修練場(金)/上級~超級|亜種特異点Ⅰ/新宿二丁目| |~虚影の塵|5章/シャーロット|6章/西の村跡|| |~無間の歯車|5章/シカゴ|4章/クラーケンウィル|6章/アトラス院| |~鳳凰の羽根|3章/豊かな海|弓の修練場(月)/上級~超級|剣の修練場(日)/上級~超級| |~蛮神の心臓|亜種特異点Ⅰ/新宿御苑|術の修練場(金)/上級~超級|| イベント時には景品で各種素材が10~20個とまとまった数を交換出来たり、クエストのエネミーからドロップで入手したりすることもできるため、積極的にイベントに参加しよう。 #endregion #region(Q3.スキル育成が止まってしまう…(+クリックで展開)) -''Q3.スキル育成が止まってしまう…'' A3 巌窟王のスキルに必要な素材は「英雄の証」「世界樹の種」「竜の牙」「ゴーストランタン」「隕蹄鉄」「ホムンクルスベビー」「混沌の爪」「竜の逆鱗」「伝承結晶」と広範囲に及び、要求数も多め。 --「伝承結晶」以外の素材回収について下に一例を記載するが、[[素材収集おすすめクエスト]]もあわせて参照のこと。 |~英雄の証|5章/ダラス|1章/マルセイユ|6章/円卓の砦| |~世界樹の種|7章/廃都バビロン|3章/豊かな海|1章/ボルドー| |~竜の牙|5章/デミング|3章/翼竜の島|7章/エリドゥ| |~ゴーストランタン|7章/クタ|6章/晩鐘廟|3章/嵐の海域| |~隕蹄鉄|6章・/無の大地|3章/カルデラの島|| |~ホムンクルスベビー|4章/ウェストミンスター|4章/サザーク|| |~混沌の爪|5章/デモイン|7章/ウル|狂の修練場(水)/超級| |~竜の逆鱗|7章/ニップル|騎の修練場(木)/上級~超級|| --だが問題はむしろ☆5共通で消費QPが極めて膨大なことにあるだろう。 スキル1つをLv1~Lv6まで上げるのに7,400,000QP、Lv1~Lv10まで上げるのに54,400,000QPを、''スキル3つ全てをLv10にしようとすると合計で163,200,000QPも要求''される。 ---QP獲得には、通常時はカルデアゲートの「[[宝物庫の扉を開け]]」を周回して地道に稼ぐしかない。 他、イベント時には余った交換用アイテムの変換によってまとまった量を獲得できる他、ボックスガチャやイベントポイントによっても大量に入手するチャンスがあるため、やはり積極的にイベント周回までを積極的に行いたい。 #endregion ・運用&編成編 #region(Q4.巌窟王の強みは?(+クリックで展開)) -''Q4.巌窟王の強みは?'' A4 巌窟王の特徴として、''「クリティカルスターを利用するパーティに必要となる性能」と「パーティ全体の火力を落とさず幅広い状況に対応できる柔軟性」''、''「条件が揃えばQ宝具を連発する事による周回適性」''を兼ね備えている点が挙げられる。 --''スターを吸わずにスターを出せる'' 各クラスごとのスター集中度は、 ''「騎>弓>剣=殺=裁=盾>槍>術>讐>>>狂」'' の順で集中しやすくなっており、Quickが多く星出し役を担うランサー・アサシンや毎ターンスター獲得スキルなどを持つ者が多いキャスターと比べても、巌窟王はよりスターを吸いにくい位置にいる。 よって、場のスターが20~30個程度でも巌窟王のコマンドカードにスターが分散しにくく、他のメインアタッカーへスターを供給しやすい。 「窮地の智慧」を育てればスターを大量に継ぎ足すこともできるため、メインアタッカーの邪魔をせず火力向上に貢献していくことができる。 --''自身の攻撃も強い'' もともとATKがかなり高い傾向を持ったクラスの☆5ということも有り、(2018年2月現在で)''全サーヴァント中で上から4位のATK値''を持つ他、クラス補正による攻撃力アップに加え「忘却補正」によるクリティカル威力アップをも揃えている。 そのため自身がスターを吸ってしまったりスターが飽和した状態で自身のカードが偏って出たりした場合でも、相手のクラスに関係なく安定的な火力を叩き出せる。 星出し役になることが多いアサシンやキャスターは素のATKとクラスによる攻撃力補正が低いため、高難易度の混成クエストにおいて不利クラスのみならず相性等倍の相手でさえもジリ貧になる危険性が高いが、 アヴェンジャーは基本的に等倍敵が相手でもBusterの切り方次第で攻撃水準を満たす程度の地力を持つため、手札事故を減らす一助となるだろう。 --''敵のクラス構成を気にせず使える'' 基本的に等倍を前提として戦う以上、ムーンキャンサーさえ相手にいなければ、メインアタッカーを有利相性の味方サーヴァントに適宜入れ替えるだけで使い回し運用できる。 敵のクラス構成が3騎以上混成の時や、複数のクエストを並行して攻略する必要のあるイベント周回時に編成を変えるのが煩雑な場合、また有利クラスとなるサーヴァントが足りないプレイヤーに大いに役立つ。 ---エクストラクラスの中でも、不慮の事態や不運からくる危機的状況に対する突破力を持ったキャラの一人で、どんなクエスト・敵相手でも柔軟な使い勝手をある程度維持したまま攻め上がれるキャラの一人と言える。 一度扱い方を覚えれば、心強い相棒となってくれるだろう。 --''宝具の利便性と発展性に優れる'' Q特化サポートキャスターの[[スカサハ=スカディ]]を所有している場合に限るが、宝具火力やリチャージ、スター生産力が桁違いに増加可能。Wスカディによる支援によって宝具3連発が狙えるようになった。 これが可能な全体Q宝具持ちの中では条件の低さ、およびクラス相性からほぼ軽減されない点でどのような周回でも再現可能という独自の強みを得る。同時期に宝具強化もなされた事で確殺範囲も拡大された。 #endregion #region(Q5.誰と組ませるべき?(+クリックで展開)) -''Q5.誰と組ませるべき?'' A5 混成パーティー内の構成要因として考える場合、基本的に''スター供給サポーター兼サブアタッカー''としての活躍を期待できる。 一方で、自己強化を中心としたスキル構成や被ダメによるNP獲得量の高さから「殿からの''単騎突撃''による形勢逆転」も十分可能であり、工夫次第ではメインアタッカーに準じた運用もできる。 どの側面を活かすかによって編成を工夫しよう。 -''1.スター供給サポーターとして活用する場合'' --巌窟王のスター集中度の低さを活かし、メインアタッカーにスターを貢いでサポートする運用法。 巌窟王自身はBusterやQuickを適宜添えてダメージやスターを出しつつ、時には宝具や「窮地の智慧」でスターを大量にもぎ取り、パーティ全体の火力水準を維持していく立ち回りとなる。 --メインアタッカーはスター集中・クリティカルアップのスキルを持っているとベスト。なお巌窟王のスター供給力は、素のスター集中度が低い術・狂クラスをメインアタッカーに据える場合でも、スター集中系の礼装/スキルをかければクリティカルを狙えるようになる程度に高い。 --具体的な相方候補例としては以下。 #region(メインアタッカー候補一覧(+クリックで展開)) -セイバー 近年、★4以上のセイバーにはクリティカル関連スキルを持つキャラが増えてきているため、スター集中度をケアすれば十分にメインアタッカーとして活躍できる。 スター集中とクリティカル強化スキルを併せ持つ[[ランスロット(剣)]]、[[沖田総司]]、[[渡辺綱]]の他、 [[巴御前(剣)]]、[[ラーマ]]、[[葛飾北斎(剣)]]、[[ディルムッド・オディナ(剣)]]、[[伊吹童子]]・[[アーサー>アーサー・ペンドラゴン]]・[[アルテラ]]などが挙がる。 -アーチャー 「単独行動」などでクリティカル威力が高い上に素で2番目にスターを集めやすいクラスのため、誰をメインアタッカーにしてもほぼかみ合う。 特に絶大なクリティカル倍率を誇る[[超人オリオン]]、スター集中と特攻宝具を併せ持つ[[織田信長]]、[[ギルガメッシュ]]、他にもクリティカル威力をさらに強化できる[[エミヤ]]、[[ビリー>ビリー・ザ・キッド]]」および[[オリオン]]、[[クロエ>クロエ・フォン・アインツベルン]]など、有望なアタッカーが多い。 次点としては強力な攻撃&クリティカル威力アップの全体バフを持つ[[イシュタル]]、「ビーチフラワー」による支援も可能な[[アン&メアリー(弓)>アン・ボニー&メアリー・リード(弓)]]、[[アルトリア(弓)>アルトリア・ペンドラゴン(弓)]]、「邪智のカリスマ」でボーナスを与えられる[[新宿のアーチャー]]など。 -ランサー スターが少しだけ集まりにくいとは言えアヴェンジャーから見れば誤差程度。 スター集中と強力なクリティカル威力スキルを両立する[[ロムルス=クィリヌス]]、[[アルトリア(槍オルタ)>アルトリア・ペンドラゴン(槍オルタ)]]、[[李書文(槍)]]、[[クー・フーリン(Prototype)]]、確率ではあるがスター集中+クリティカルアップを持ち、任意のQuickアップ付与を擁する[[スカサハ]]、クリティカル威力強化スキルを持つ[[カルナ]]、強力な自己強化宝具を持つ[[宝蔵院胤舜]]など、多くの有力候補が存在する。 -ライダー 素でスターを最も集めやすいクラスのため、ATKとクリティカル強化さえ十分ならメインアタッカーとしては誰でもほぼOK。 スター集中・クリティカルスキルを両立する[[アン&メアリー(騎)>アン・ボニー&メアリー・リード]]、[[ケツァル・コアトル]]、NP供給や宝具封印など便利なアビリティが多い[[オジマンディアス]]、3回無敵と弱体解除による延命力に特化した[[マリー(騎)>マリー・アントワネット]]、回復と任意の星出しが可能な[[アルトリア(サンタオルタ)>アルトリア・ペンドラゴン(サンタオルタ)]]、「女王の躾」または「輝ける水の衣」との相性が良い[[メイヴ]]、[[イシュタル(騎)]]など、カバーしたい要素に合わせてキャラを選ぶと良い。 -キャスター アヴェンジャーほどではないが礼装なしではスターが集まりにくい上、クリティカル効果を自前で活かせるキャラもごく僅かであるため、候補はかなり限られる。 最も有力なのは高ランクの「自己改造」持ちである[[ナーサリー>ナーサリー・ライム]]のみ。 他はクリティカルスキルを持つ[[ミドラーシュのキャスター]]、[[クー・フーリン(術)]]などが適性あり。 -アサシン 巌窟王と同様にスター発生重視のクラスである上、アヴェンジャーよりもスターが集まりやすい。 安定性の高い選択肢になるが、他クラスのようなクリティカル強化スキルの持ち主が少なく、火力が犠牲になりやすい。 スター集中とクリティカルスキルを両立する[[荊軻]]、[[佐々木小次郎]]が顕著だが、[[エミヤ(殺)]]、[[両儀式(殺)]]、[[ジキル&ハイド>ヘンリー・ジキル&ハイド(殺)]]、[[呪腕のハサン]]、[[静謐のハサン]]、[[“山の翁”]]など、何らかのクリティカル強化補正を持つキャラそのものは少ないわけではない。 -バーサーカー 耐久面もさることながら素のスター集中率が低すぎるため、盾役と共に起用する場合ろくにスターが回ってこない場合が多い。 強烈なスター集中スキルの所有が前提となるが、その所有者は[[ランスロット(狂)>ランスロット]]、[[源頼光]]、[[土方歳三]]、[[アタランテ(オルタ)]]、[[アルジュナ(オルタ)]]、[[森長可]]と多くが限定キャラで選択肢が限られている。[[ベオウルフ]]もスキル強化後であれば候補に加わる。 -アヴェンジャー [[ジャンヌオルタ>ジャンヌ・ダルク(オルタ)]]は最高ランクの「自己改造」持ち、[[ゴルゴーン]]は「変転の魔」によるクリティカル威力アップ、[[新宿のアヴェンジャー]]は「堕天の魔」によるスター集中を持つ。スキル・礼装によるスター集中率の操作や、アヴェンジャーのクラススキルによるパーティー全体の弱体耐性の低下に気をつければ、相手をほとんど選ばないクリティカルヒッターにすることが可能。 -アルターエゴ [[メルトリリス]]は巌窟王と全く同じカード構成かつ「騎乗」「単独行動」などのクラススキルを揃えており、星出し役としての使い勝手が類似した上でクリティカルアタッカーとしてのバランスが取れている。 「復讐者」の弱体耐性ダウンを「対魔力」「女神の神核」で相殺し、「メルトウイルス」の宝具威力ダウンを「窮地の智慧」で打ち消すなど、互いのスキルのデメリットを補い合いながらスターを出し合っていく運用ができる。 -ルーラー 宝具で強烈なクリティカル威力アップを持つ[[ホームズ>シャーロック・ホームズ]]と[[始皇帝]]、またクリティカル運用スキルが充実している[[アストライア]]が、巌窟王の出したスターを活用しやすい。 特にスター獲得と集中を複合スキルそれぞれに揃えるホームズとアストライアは、巌窟王の宝具や「窮地の智慧」と連携して臨機応変に攻め続けられる。 始皇帝はスター集中の他ターゲット集中&自己無敵も宝具についているため、巌窟王は火力と引き換えに延命がしやすくなる。 #endregion --また、メインアタッカー+巌窟王に加え、クリティカル威力アップ・スター獲得・スター発生率アップなどのバフを味方に付与できるサポーターと組むとより効果的。詳しくは後述の「2.攻撃の主軸にする場合」→「サポーター・サブアタッカー候補一覧」の「キャスター」などを参照。 -''2.攻撃の主軸にする場合'' --高いスター生産能力と「忘却補正」スキルを活かして、自身のBusterクリティカルでムーンキャンサー以外を叩き潰していく運用法。 注意点として、アヴェンジャーのスター集中度はQ4での回答のとおり低い水準に有り、巌窟王が自らクリティカルを狙いたい場合はパーティー編成と礼装でうまく彼自身のスターの獲得量・集中率を重点させる必要がある。 --以下に工夫の例をあげる。 ---''クイックパ(Quickカードが多いサーヴァントによるPT構成)でスターを飽和させる'' Quickチェインなどを合わせて36~50スター獲得を狙う編成法。「窮地の智慧」を育成していればこの手法は安定して狙えるが、 「Quickカードが2枚以上ある」「Quickが3~4Hit以上する」の両方を満たす味方がいれば心強い。 ---''スター獲得系スキルを持つサポーターを入れる'' 「直感」などのスター獲得スキルや「啓示」「無辜の怪物」などの毎ターンスター獲得スキルを持つ味方を編成メンバーに加え、スターを安定的に供給できるようにする。 巌窟王自身も「窮地の智慧」によるスター獲得ができるため、スターが足りなくなったターンには積極的にスキルを活用したい。 ---''サポーターに毎ターンスター獲得系礼装を持たせる'' 「[[2030年の欠片]]」の「毎ターンスター8個(限凸で10個)獲得」の他、「[[至るべき場所]]」などの「毎ターンスター3個(限凸で4個)獲得+α」系の複合効果礼装を味方サポーターに持たせれば、スターの供給の補助ができクリティカルを狙いやすくなる。 場合によっては巌窟王自身にも持たせるのもありだが…。 ---''巌窟王にスター集中度アップ系礼装を持たせる'' 主なスター集中度アップ系礼装の補正値ごとのおおよその効果比較は以下。 #region(クリックして展開) |~スター集中度|~讐クラス装備時|~該当する礼装| |800%アップ|SIZE(11):''讐(+800%)''>騎>弓>剣=殺=裁=盾>槍>術>讐>>>狂|[[封印指定執行者]](限凸時)| |600%アップ|SIZE(11):騎≧''讐(+600%)''>弓>剣=殺=裁=盾>槍>術>讐>>>狂|[[熱砂の語らい]](限凸時)&br;[[スター・オブ・キャメロット]](限凸時)&br;[[封印指定執行者]](未凸時)| |400%アップ|SIZE(11):騎>弓≧''讐(+400%)''>剣=殺=裁=盾>槍>術>讐>>>狂|[[熱砂の語らい]](未凸時)&br;[[スター・オブ・キャメロット]](未凸時)&br;[[センセイとボク]](限凸時)&br;[[ルームガーダー]](限凸時)| |300%アップ|SIZE(11):騎>弓>剣=殺=裁=盾>''讐(+300%)''=槍>術>讐>>>狂|[[センセイとボク]](未凸時)&br;[[ルームガーダー]](未凸時)| 「[[封印指定執行者]]」はスター集中度アップ以外の効果がない代わりに補正率が高く、未凸でも騎・弓以外のクラスならスターを巌窟王にだいぶ集中させることができる。限凸なら騎クラスすら上回るので、星出し性能が高い一部アーチャーの採用も視野に入る。 「[[熱砂の語らい]]」はスター集中度アップに加えてクリティカル威力アップもつき、集中度補正も執行者に次ぐ補正値であるためアタッカーとして取り回しやすい。「[[スター・オブ・キャメロット]]」はクリティカル威力アップが無いもののスター集中&獲得によりクリティカルの安定性が多少は上がる。 「[[センセイとボク]]」はNP50%チャージにより宝具の初動を早めることができ、「[[ルームガーダー]]」はダメージカットにより防御面の補助が出来る。ただし両礼装ともスター集中度の補正は高くはないので、術・讐・狂以外のクラスがいるとスターが分散してしまうことに注意。 #endregion --上記を踏まえた上での具体的な相方候補例としては以下。 #region(サポーター・サブアタッカー候補一覧 (+クリックで展開)) -セイバー 巌窟王と同じカード構成かつQuick宝具の[[沖田総司]]、[[カエサル>ガイウス・ユリウス・カエサル]]など。特にカエサルは「カリスマ」「煽動」によるクリティカルサポーター適性が高い。 沖田総司や[[ディオスクロイ]]、ディルムッド(剣)といった高性能のQuick持ちも、通常攻撃でスターを稼ぎながら戦えば自然と巌窟王のクリティカル率も少なからず上がる。 -アーチャー 全体Quick強化スキルを持ち宝具でスターを稼げる[[アタランテ]]、単体での3色強化スキルと全体クリティカル補助スキルを併せ持つ[[ケイローン]]、通常攻撃・宝具共にhit数が多く安定したサポート力を持つ[[トリスタン]]、味方サポートおよびクリティカル運用に特化したスキルが揃う[[アルテラ・ザ・サン(タ)]]など。 スター集中率が元から高いだけに、巌窟王にクリティカルさせる場合はスターの要求値がやや厳しい。 ケイローンは多少星数を上乗せできるため最も無難。アタランテは宝具によって星稼ぎと殲滅を同時にこなすが、NP効率の悪さがボトルネック。 -ランサー スター発生率がやや高く、僅かながらスターを吸いにくいクラスなので、意識すれば十分役目を果たせる。 宝具によるターゲット集中とスター獲得を持つ[[レオニダス>レオニダス一世]]、スキルと宝具でNP支援が出来る[[パールヴァティー]]、スキルでスター集中と回復のサポートもこなせる[[ブリュンヒルデ]]、回復スキル及び宝具チェイン始点によるバフ・デバフ支援が出来る[[ジャンヌ・オルタ(サンタリリィ)>ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]、「ビーチフラワー」による支援も可能な[[玉藻の前(槍)]]など、欲しいスキルで選んでいきたい。 カード面から星数を安定させたい場合、巌窟王と似た性能のQuickカードを3枚持つ[[エルキドゥ]]もあり。 -ライダー 巌窟王にスター集中礼装を持たせてもなおスターを吸ってしまうため、サポート役に据えるのは難しい。 クイックパ前提の場合には自力でスターを稼ぎやすい[[坂田金時(騎)]]、加えてタゲ集中で巌窟王を守れる[[アキレウス]]なら何とかなるかもしれない。 -キャスター 他クラスと比べスターをあまり吸わず、サポートに長けた者が多いため、この用途としての相性は良好。 特に一躍鉄板となった[[スカサハ=スカディ]]登場前でも、巌窟王の耐久力を補いつつ、クリティカル方面のサポートも多少は効く[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[マーリン]]、[[諸葛孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]]、宝具で弱体解除と回復をこなせる[[メディア・リリィ>メディア(リリィ)]]、主にスキルで星出しができる[[エリザベート(術)>エリザベート・バートリー(ハロウィン)]]、[[エレナ>エレナ・ブラヴァツキー]]、[[エジソン>トーマス・エジソン]]、[[アマデウス>ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]、加えて「ビーチフラワー」と宝具でクリティカル支援がさらに効く[[マリー(術)>マリー・アントワネット(術)]]など、バッファーとしての選択肢が豊富に存在する。 -アサシン 基本的にスター供給力に長けるクラスなので無難な選択肢。主にクイックパ編成時に所有する支援キャラが少ない場合は、このクラスが枠埋めになる。 特にQuickのスター獲得数に秀で、何かしらのサポートスキルを持つ[[ジャック>ジャック・ザ・リッパー]]、[[スカサハ(殺)]]、[[風魔小太郎]]、スキルによる任意の星出しが可能な「[[謎のヒロインX]]、[[クレオパトラ]]、[[呪腕のハサン]]、[[新宿のアサシン]]など。 また[[不夜城のアサシン]]、[[刑部姫]]はQuickバフを持ち、さらに後者は耐久力アップ、スキルによるNP付与+回復や敵強化解除を用いることで、巌窟王が苦手とする中~長期の耐久戦をカバーできる。 -バーサーカー 耐久力とスター獲得数に難がある者が多いものの、敵を選ばない上に通常時はアヴェンジャークラス以上に星を吸わないため、巌窟王自らクリティカルを狙う場合には枠埋めとしての採用もあり。 巌窟王と同じカード構成かつスキルによるスター操作やスター追加が可能な[[謎のヒロインX(オルタ)]]が第一候補となるが、次点としてある程度継戦能力がありブレイブチェイン時の星出しが比較的優秀な[[クー・フーリン(オルタ)]]、[[茨木童子]]、[[ナイチンゲール]]などが有力候補。[[ベオウルフ]]はスキル強化前なら「直感」スキルで任意に星を出せる。 -他 --シールダーの[[マシュ>マシュ・キリエライト]]はスター・クリティカル関係の支援は無理だが、多数の防御スキルと宝具によって耐久面に不安がある巌窟王を支えてくれる。火力を犠牲にするが、巌窟王のチェイン後にマシュにArtsクリティカルをさせることで全体防御の重ねがけを狙いにいくことも可能。 --ルーラーの[[ジャンヌ・ダルク]]、[[天草四郎]]などは、クラスによる防御補正のおかげで継戦能力が非常に高いうえに、[[始皇帝]]と[[マルタ(裁)]]以外がスキルによるスター供給を可能としている。 とりわけ[[卑弥呼]]はスキルによってあふれるほどのスター供給を継続して行う強力なスキルを持つ。 --アヴェンジャーの[[アンリマユ]]はスターを吸いにくく、デバフスキルによる継戦能力の向上ができるが、クラススキルによるパーティー全体の弱体耐性低下が一層強まってしまうのに注意したい。ステータスも銅レア相応である点に注意。 --ムーンキャンサーはいずれもサポート能力が充実しているが、中でも[[BB(水着)]]の「無貌の月」によるスター供給&カード固定はスカディの超強力バフと極めて相性が良い。常時はアヴェンジャーほどではないが星を吸わない上、ジャンヌ・オルタと同じく最高ランクの自己改造を持つため一時的なアタッカーとしての起用も見込める。他にもNP配布宝具を持つ[[BB]](★4)や護衛用スキルを持つ[[大いなる石像神]]など、使える味方や相手の傾向に応じて編成を組めるとなおよし。 #endregion #endregion #region(Q6.組み合わせの良い概念礼装は?(+クリックで展開)) -''Q6.組み合わせの良い概念礼装は?'' A6 主な候補は以下。上記のパーティ編成との兼ね合いを考えながら色々試してみよう。 --''通常攻撃・宝具の威力を重視したい場合'' 巌窟王は宝具がQuickであることと、通常攻撃でもNP獲得とスター生産を兼ねてQuickカードを選ぶことが多いため、Quick強化系礼装と相性がいい。 「[[イマジナリ・アラウンド]]」をはじめ、「[[ガンド]]」「[[恋知らぬ令嬢]]」「[[ナイツ・オブ・マリーンズ]]」「[[いつかの夏]]」「[[遮那王流離譚]]」「[[[Heaven’s Feel]]]」「[[ホーリーナイト・サイン]]」など。 また、絆Lv10で獲得できる[[専用礼装>シャトー・ディフ]]は味方全体のQuickカード性能を15%アップする効果があり、クイックパ編成時には候補に挙がる。 宝具威力アップに関しては、「[[花より団子]]」「[[英雄風采 三英傑]]」「[[ハロウィン・プリンセス]]」「[[聖夜の晩餐]]」など、複合効果系のものが扱いやすいだろう。 --''宝具連発を重視したい場合'' 宝具を1~2回以上使用することを目指す場合は、初期NP増加系やNP獲得量アップ系の礼装を持たせてみよう。 ---初期NP増加なら「[[カレイドスコープ]]」「[[虚数魔術]]」「[[ゴールデン相撲~岩場所~]]」「[[至るべき場所]]」「[[サマータイム・ミストレス]]」「[[魔性菩薩]]」など。 ---NP獲得量アップなら「[[天の晩餐]]」「[[キッチン☆パティシエール]]」「[[月下の四匹]]」「[[カルデア・ライフセーバーズ]]」など。 ---両方の効果を併せ持つ「[[ハロウィン・プチデビル]]」「[[蒼玉の魔法少女]]」など。 --''自身でクリティカルを狙いに行きたい場合'' 「[[封印指定執行者]]」「[[熱砂の語らい]]」「[[スター・オブ・キャメロット]]」「[[センセイとボク]]」「[[ルームガーダー]]」などが欲しい。詳細はQ5の「2.攻撃の主軸にする場合」を参照。 --''全体のスター供給をより安定させたい場合'' 恒常的な星出しサポーターとして起用する場合、毎ターンスター獲得系なども選択肢に入るかも知れない。 「[[2030年の欠片]]」「[[デンジャラス・ビースト]]」「[[狐の夜の夢]]」「[[至るべき場所]]」「[[月の湯治]]」「[[誉れを此処に]]」「[[壬生狼]]」など。 ただし自力での回復・防御などが出来ない関係上、長期戦で居座りながらサポートし続けるのが難しい点に注意が必要となる。このため、「[[2030年の欠片]]」は耐久力が高く宝具も発動しやすいサポーターに持たせ、自身は複合効果を持った礼装を手に取るのが効果的だろう。 --''その他'' 「復讐者」の被ダメージによるNP回収の高さを利用し、「[[グランド・ニューイヤー]]」「[[ハロウィン・アレンジメント]]」「[[ぐだぐだ看板娘]]」「[[アウトレイジ]]」などのターゲット集中状態を付与する礼装を装備させるのも戦法次第によってはあり。 敵のチャージ攻撃が来るタイミングで、マスター礼装「カルデア戦闘服」の「オーダーチェンジ」を使って控えから呼び出し、味方の盾になりつつNPを溜めて反撃するといった運用が可能になる。 ただし、「[[グランド・ニューイヤー]]」以外の礼装は敵の攻撃のダメージを負ってしまうため、耐久面に不安を抱える巌窟王ではそもそも受け切れない可能性のほうが大きい。それらの礼装を装備させる際は回避・無敵・防御力アップ・ガッツ状態のいずれかを付与できる味方が必須となる。 #endregion #region(Q7.NPがうまく溜められない…(+クリックで展開)) -''Q7.NPがうまく溜められない…'' A7 巌窟王はArtsが一枚でその性能もあまり高くない一方、Quick・Buster・ExtraAttackがArtsよりも多いヒット数を持つ。初手Artsの補正が乗ったQuickのNP効率は2~3手目Artsとほとんど遜色ない。 そのため[AQQ]ブレイブチェインを組んだり、味方初手Artsから巌窟王のQuick/Artsを繋げたりなどすれば効率よくNPを回収できる。 それ故、単にQuickパを組むと言ってもQuickを増やしすぎると逆効果になることも少なくない。(この点については[[メルトリリス]]の運用考察>パーティー運用例に詳しい) #region(各カード選択時のNP増加量表(+クリックで展開)) -通常時のNP獲得量 |CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:100|c |>|~初手A|>|~二手目|>|~三手目|~EX| |BGCOLOR(#87ceeb):A|5-6|BGCOLOR(#87ceeb):A|8|BGCOLOR(#87ceeb):A|10|8-9| |~|~|BGCOLOR(#ffb6c1):B|2|BGCOLOR(#ffb6c1):B|2|~| |~|~|BGCOLOR(#98fb98):Q|6-8|BGCOLOR(#98fb98):Q|8-10|~| |>|~初手B,Q|BGCOLOR(#87ceeb):A|7|BGCOLOR(#87ceeb):A|9|3-5| |BGCOLOR(#ffb6c1):B|0|BGCOLOR(#ffb6c1):B|0|BGCOLOR(#ffb6c1):B|0|~| |BGCOLOR(#98fb98):Q|2|BGCOLOR(#98fb98):Q|5|BGCOLOR(#98fb98):Q|7|~| -黄金律(Lv.10)使用時のNP獲得量 |CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:50|CENTER:100|c |>|~初手A|>|~二手目|>|~三手目|~EX| |BGCOLOR(#87ceeb):A|9|BGCOLOR(#87ceeb):A|13|BGCOLOR(#87ceeb):A|16|11| |~|~|BGCOLOR(#ffb6c1):B|4|BGCOLOR(#ffb6c1):B|4|~| |~|~|BGCOLOR(#98fb98):Q|11|BGCOLOR(#98fb98):Q|13|~| |>|~初手B,Q|BGCOLOR(#87ceeb):A|9-10|BGCOLOR(#87ceeb):A|13-17|6-9| |BGCOLOR(#ffb6c1):B|0|BGCOLOR(#ffb6c1):B|0|BGCOLOR(#ffb6c1):B|0|~| |BGCOLOR(#98fb98):Q|5|BGCOLOR(#98fb98):Q|7|BGCOLOR(#98fb98):Q|9|~| -表は、非クリティカル、未致死ダメージの場合です。 クリティカルの場合は、上記表の約2倍 オーバーキルの場合は、上記表の約1.5倍 -数字は検証中です。NP増加量の下限ー上限と記載しています。 表に記載の数字と異なる値が出た場合、追記やコメントお願いします。 #endregion --スキル「黄金律」はLv10まで上げるとNP獲得量が約1.5倍となり、クラススキル「復讐者」による被ダメージ時のNP獲得量アップとも相乗する。 --ちなみに「黄金律(Lv10)」使用時の被ダメNP獲得量は「敵の攻撃1Hitあたり8~10」。''1回の攻撃で3Hit以上する敵を相手にする場合、黄金律発動中に3回攻撃を受けるだけでNPが80~100まで回復する''。 「[[エミヤ(殺)]]」のスキルや礼装でターゲット集中状態にし、「[[マシュ>マシュ・キリエライト]]」「[[風魔小太郎]]」のスキルやマスタースキルなどで回避・無敵を付与すれば「味方の盾になりつつNPを回復する」こともできる。 #endregion ・その他質問編 #region(その他質問編(+クリックで展開)) -''Q EX1.なんでステータスの「幸運」の所が「?」なの?'' A EX1 現状では詳細不明。 Fateにおけるサーヴァントの幸運パラメーターは「自分にとって好都合な未来を引き寄せる運の強さ」であり、いわば戦闘時における引き運の強さを表すとされている。 マスターとの相性やマスター自身の能力値などの要素によって変動することも多く、サーヴァント本人の生前の幸せ不幸せは&color(silver){たぶん};関係ない&color(silver){はず};。 なお、実装当時の幸運ステータス欄は「空欄」であり、以降「空欄」→「E」→「?」と何度か表記が修正されている。 &br; -''Q EX2.通常攻撃や宝具を使った後の敵ターン中、たまに敵側に立ったまま戻ってこなくなるんだけど…'' A EX2 実装当時からあるモーションバグの一種。「寝返りバグ」と呼ばれることもある。 処理落ちの際に発生するモーション指定の不具合であり、巌窟王は「正常な位置に戻る→敵に背を向ける」という他のサーヴァントにない特殊な処理を挟むため、その指定がラグ等で読み飛ばされると位置指定が処理されない。 味方の巌窟王が帰ってこないこともあれば、敵の巌窟王がこちら側に来たまま戻らないこともある。 --また他のバグとしては、宝具の「分身による同時複数攻撃」の演出時に、右側中央の一体のみ背面立ちのままになっていることがある。 //--現在ではメンテナンスによるモーション改修により、これらのバグの発生頻度は下がっている。 &br; -''Q EX3.最近このゲームを始めたんだけど、巌窟王が登場したシナリオってどんなのだったの?'' A EX3 2018年2月現在、巌窟王は「[[空の境界/the Garden of Order]]」「[[監獄塔に復讐鬼は哭く]]」などのイベントシナリオに登場している。 メインストーリーには[[最終章>冠位時間神殿]]および[[1.5章 新宿>亜種特異点Ⅰ]]、[[1.5章 下総>亜種特異点Ⅲ]]などに登場しており、実装時イベント(「監獄塔」)などの過去シナリオを踏まえた発言をしている。 以下、各登場イベントシナリオの概要。 #region(「空の境界/the Garden of Order」(+クリックで展開)) -''「空の境界/the Garden of Order」'' 事件を引き起こした黒幕として、シルエットのみ登場。 魔術王によって特異点を形成するサーヴァントの一角として選ばれたが、魔術王の行動理念と相容れず独自行動をとる。 与えられたオガワハイムを報われぬ怨念の集まる「怨嗟の城」へと作り変え、スパイとしてカルデアに潜り込んだ[[メフィストフェレス]]によってカルデアからスカウトされてきたサーヴァント達を変質させ、その怨念を発揮させていた。 主人公一行の前には2度姿を現して強力な亡霊を差し向けているが、いずれも[[式>両儀式(殺)]]の直死の前に敗れ、自身の"影"も同じ運命をたどる。 なお、次イベント登場時に言及する「第1の塔」とはこのイベントにおける「怨嗟の城」を指している。 #endregion #region(「監獄塔に復讐鬼は哭く」(+クリックで展開)) -''「監獄塔に復讐鬼は哭く」'' メインサーヴァントとして登場。 第四特異点の定礎復元からしばらくして、何故か監獄塔シャトー・ディフへと魂を囚われ孤立した主人公の前に現れる。 「アヴェンジャー」と名乗った彼は、警戒する主人公をよそに主人公の導き手として振舞い、大罪の具現と化したサーヴァント達との戦いを迫る。 [[記憶喪失の女性>ナイチンゲール]]との出会いや[[ルーラー>ジャンヌ・ダルク]]の介入を受けながら7日間を共に戦い抜いていくが、その過程で主人公は「アヴェンジャー」の真名と彼の在り方・その矜持を知ることになり、彼がいつの間にか仮初のマスターである自分のことを高く評価し、信頼を向けてくれていることに気付く。 そして最終日、シャトー・ディフから脱する事が出来るただ一人を決するために、「アヴェンジャー」は最後の関門となって主人公の前に立ち塞がり、主人公に敗れる。 それを以て主人公をカルデアへと送り帰し、主人公が監獄塔に囚われた事の真相と自らの行動の真意を伝え、魔術王に反旗を翻した宣言と主人公への激励の言葉を残していった。 #endregion #region(「ネロ祭再び ~2016 Autumn~」(+クリックで展開)) -''「ネロ祭再び ~2016 Autumn~」'' カルデアに召喚されたサーヴァントとして登場。 祭に浮足立つ他のサーヴァントとは距離を置きつつも、マスターである主人公を信頼し、その意向に従う旨の言葉をかけてくれる。 #endregion #region(「復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版」(+クリックで展開)) -''「復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版」'' カルデアに召喚されたサーヴァントとして登場。 巌窟王の個別シナリオにて、バレンタイン当日の日付変更後すぐにチョコレートを贈ってくれた主人公へのお返しとして「[[淹れ立てのコーヒー]]」を早朝から振舞ってくれる。&color(white){%%『夜明けのコーヒー』?%%}; #endregion #region(「ネロ祭再び ~2017 Autumn~」(+クリックで展開)) -''「ネロ祭再び ~2017 Autumn~」'' カルデアに召喚されたサーヴァントとして登場。 去年同様に他のサーヴァントとは距離を置いており、[[王妃>マリー・アントワネット]]から団欒の輪に加わるよう促されるが、巌窟王は辞退し[[看護婦>ナイチンゲール]]から逃げるように姿を消してしまう。 #endregion #region(「バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン」(+クリックで展開)) -''「バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン」'' カルデアに召喚されたサーヴァントとして登場。 ホームズの個別シナリオにて、ホームズに会おうとカルデア中を探し回る主人公に対し、「おまえ、&ruby(・・・・・・・・・・){もう会っているだろう};。アレには。」と暗闇から姿を表さずに助言を行っていた。 また、「精神と時とチョコの部屋」開発後のピジョンレポートにて「某復讐鬼、何かが気にさわったらしく部屋を破壊しかけた模様」と呟かれている。 #endregion #region(「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」(+クリックで展開)) -''サーヴァント・サマー・フェスティバル!'' カルデアに召喚されたサーヴァントとして登場。 基本的に[[主人公]]一行とは別行動をとっていたが、[[サバフェス主催者>BB(水着)]]や[[謎のフォーリナー>謎のヒロインXX]]の情報収集などを行ってサポートしてくれた。 --このイベントで水着霊衣が実装された。[[ギルガメッシュ(術)]]、[[ロビンフッド]]とともに、男性サーヴァントでは初の夏用霊衣実装。 --水着姿になった理由については霊衣獲得クエストで語られている。最初はいつもの恰好でいたようだが、[[「南洋の島で黒衣を着込むのは健康的ではない、精神に負傷が」>ナイチンゲール]]などと言われ続けたからとのこと。 しかしそれを聞いた[[スカサハ>スカサハ(殺)]]から「おまえはサーヴァントだ。マスターの在りように合わせただけかもしれんぞ?」と言われても否定はしなかった。無意識ではこちらの理由もあったのかもしれない。 #endregion #region(「サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~」(+クリックで展開)) -”サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~” 主人公側のサーヴァントとして登場。 特異点との相性が悪い(良すぎる)ため同行はしなかったが、夢を介して主人公に2回助言を行った。 --1回目は特異点での注意点について伝えていたが、途中で干渉を受けて引き離され撤退。 ---この時主人公に[[ちょっかいを出していた人物>殺生院キアラ(月)]]からは「過保護」と言われている。&color(silver){ついに公式で言われた}; ---撤退後に負傷している描写があったが、誰が負傷させたのかは描写がないため不明。 --2回目の登場時も干渉を受けながらだったが、一人で眠らないようにと忠告していた。 --特異点との相性については、本人が「我が在り方とあまりに相性が悪い」「&ruby(・・・・・・・){相性が良すぎる};とも言えるか……?」と語っているだけで詳細は不明。プレイヤー側の考察としては「怨念を抱える存在なので、ホラー映画の敵役として配置されやすい」「『どこにでも(宝具効果で)現れて害そうとしてくる最恐の化物』という役を押し付けられかねない」といった可能性が挙げられている。 #endregion --上記はいずれも期間限定イベントであるため、該当イベント以降に本ゲームを始めたマスターには現状彼にまつわるシナリオの多くを見ることが出来ない。 特に巌窟王の場合、初登場と初実装が両方とも期間限定イベントであるうえ、主人公との関係性の描写がイベントシナリオ内で完結してしまっているため、ゲーム開始タイミングによっては「プレイヤーにとって最終章ではじめて巌窟王と出会った」にも関わらず「主人公と巌窟王は互いに面識があり信頼関係を築いている」前提でその後のシナリオが進むというプレイヤー置いてけぼりな状況になってしまうことも。&color(white){%%決して「彼氏面」しているわけではない。%%}; 「監獄塔」については2017年1月25日に復刻され、2019年7月17日からはレアプリズム交換でのシナリオ開放が可能になった。「空の境界」は2018年2月15日に復刻されており、「ネロ祭2016」プロローグについても「ネロ祭2017」開催と同時に復刻シナリオとして再公開された。 他のイベントについても今後の復刻に期待したい。 --なお、2017年8月発売の「タイプムーンエースvol.12」に黒瀬浩介氏作画の「監獄塔に復讐鬼は哭く」の読み切り漫画が掲載されている。 読み切り漫画版は勢いのある見やすい絵柄、迫力のある戦闘描写などが見どころであるが、ページ制限の都合上カットされたシーンも多く、漫画後半はメルセデス(と名を与えられた[[記憶喪失の女性>ナイチンゲール]])の描写と活躍を主軸にストーリーが再構成されており、ゲーム本編のイベントとは異なる設定・展開となっている。 「なぜ主人公が監獄塔に囚われたのか」「前イベントでの敵対から一転して、なぜ巌窟王が主人公の先導者として振る舞い協力するのか」「なぜ監獄塔以降も主人公の味方・共犯者として肩入れし続けるほど信頼を寄せているのか」など、ストーリー本筋に関わる詳細な発言や考察材料となる描写が漫画では省略・改変されているため、ゲーム内での監獄塔シナリオを把握した上での漫画一読をおすすめしたい。 #region(読み切り漫画版について主な相違(+クリックで展開。※シナリオのネタバレを含みます)) -巌窟王のキャラ造形の違い --ゲームシナリオ内に登場する巌窟王は第2段階・第3段階のことがほとんどであり、いずれも目の色が黄色である。 --監獄塔イベントでは常に第3段階の姿を取っているが、漫画版では第3段階時の服装であるものの目の色が黄色ではなく初期状態の赤色のままである。 --また、書籍マテリアル3巻や公式監修グッズで確認できる通り「十字瞳孔」であるのだが、漫画版ではその特徴が失われている。 -最終戦闘までの経緯の違い --イベント本編では7日にかけて大罪の具現と化した7体のサーヴァントと戦うが、漫画版では第2戦以外の戦闘が省略・圧縮されている。 --第4戦・第6戦でのルーラーたちとの因縁や、そのやり取りで触れられる「巌窟王が自らの存在をエドモン・ダンテスとしてではなく永遠の復讐鬼として定義しており、他者からの救いを拒絶している」ことなど、fateにおける巌窟王という人物を理解する上で重要な情報がわかりにくくなっている。 --また、イベント本編では「煙草が欲しいところだが、仕方ない」と煙草を切らしている(または主人公の前で吸わないようにしているとも取れる)描写がされており、後に終局特異点での再会時のやり取りにつながっているのだが、漫画版では最初から平然と煙草を吸っている。 -最終日での戦闘とその後の会話の違い --一言で言えば、メルセデス(ナイチンゲール)の描写を増やした分、主人公と巌窟王が絆を得る過程は掘り下げず逆に信頼関係を損なう改変がされてしまっている。 --イベント本編では主人公に対して導く態度を終始一貫しており、最終戦で主人公の前に立ち塞がった時も互いを理解・信用した上で雌雄を決する(いわゆる「殺し愛」に近い)構図となっている。戦闘後、主人公が第4特異点ロンドンで受けた魔術王の邪視の呪いにより監獄塔に囚われたことを明かし、以前から魔術王に反目していた巌窟王は「オレたちの勝ちだ!」と主人公の勝利により魔術王の企みを打ち破れたことを共に喜び、主人公を送り出す顛末となる。 --一方、漫画版では巌窟王が不意打ちをして主人公を殺そうと攻撃し「お前はファリア神父だ」と冷酷に言い放つ。この行動によりメルセデスがナイチンゲールとして覚醒して主人公を守ろうと戦い、相打ちとなって主人公が生き残る展開に改変されている。 -・主人公を陥れて脱獄しようとする行動 ・尊敬するファリア神父の名を「お前が生贄になれ」の意味で用いる発言 ・巌窟王の消滅が「主人公を導き主人公に倒されることで、復讐鬼としての在り方を否定せず新たな役割を得て魔術王の軛から解放される」ことではなく「メルセデスの必死の訴えにより復讐鬼として否定されて消える」ことにすげ替わり、主人公の意味・役割が希薄になった点 ・上記の変更にも関わらず、戦闘後の巌窟王のセリフは「ファリア神父のようになりたかった」「お前はオレに導かれた」とゲーム版をそのままなぞった内容であり、主人公を騙して殺害しようとした漫画版の言動にそぐわない歪な人物像 など、ゲーム内の描写とは大きく意味合いが変わる改竄がなされており、賛否の分かれる要因となった。 -読み切り漫画版は限られたページ数の中で監獄塔の雰囲気やナイチンゲールの内面、サーヴァントによる戦闘描写などをうまく描き出してあり、見どころも多い。 が、公式シナリオライター監修の表記が無いこと、漫画作者の''「TYPE-MOONエースvol.12に監獄塔の漫画を描かせていただきました!漫画用に再構築したものなので本編のイベントをまだ見ていない方もシナリオ再配信された時には!是非プレイして楽しんで欲しいです!」''(2017年8月30日)というツイッターでの発言とあわせて、「監獄塔イベント本編とは別物のifストーリーとして位置づけられている」可能性が高い点に留意して一読してほしい。 #endregion -''Q EX4.幕間の物語追加まだ?'' -''Q EX5.巌窟王欲しい。再ピックアップまだ?'' A EX4&5 2016年3月23日のイベント終了以降、巌窟王の単独ピックアップや「監獄塔」イベントの復刻は最終章の後となる2017年1月25日でようやく行われた。同時に幕間の物語1(最終章クリア後に解禁)の追加が行われている。2018年8月水着イベントにて約1年半ぶりに復刻、同時にモーションもリニューアルされ、水着霊衣も追加された。2019年の復刻水着イベントでもピックアップが行われた。 &br; 今後の再復刻、及び幕間の物語の追加については── ''「──待て、しかして希望せよ」'' &br; ※他にも疑問・質問・より良い回答案などがありましたらコメント欄にてお願いします。 #endregion &br; *小ネタ [#ce95d0cf] #region(+クリックで展開) -アレクサンドル・デュマ・ペール(大デュマ)作のフランスの小説『モンテ・クリスト伯』を出典とした、Fateシリーズ2人目のアヴェンジャー。 ''原典について'' -エドモン・ダンテスは有能で前途有望な若き船乗りであったが、3人の男たちの私欲・横恋慕・保身により冤罪を着せられ、マルセイユ沖イフ島の監獄イフ城([[シャトー・ディフ]])に収監されてしまう。 十余年の後、好機を掴んで脱獄したダンテスは、監獄で出会った師ファリア神父の薫陶とイタリアの孤島モンテ・クリスト島に隠されていた莫大な財貨を携えて陸へと戻る。さらに数年の歳月を費やして準備した上で、謎多き大富豪「[[モンテ・クリスト伯爵>巌窟王 モンテ・クリスト]]」を称して怨敵への復讐を開始する──。 #region(『モンテ・クリスト伯』概要 +クリックで展開) -パリへ舞い戻ったダンテスは、ファリア神父の推理通り、船長の座を狙った同僚ダングラール、メルセデスを欲したフェルナン、父がナポレオン派であった事を隠そうとしたヴィルフォール検事が自分の仇であることを突き止める。ダングラールは今や大銀行家、フェルナンは軍で出世して今や貴族議員、ヴィルフォールも検事局の長となっており、さらにメルセデスはフェルナンと結ばれて子供までもうけていた。ダンテスは破産寸前であったかつての上司モレル氏を最後の善行として救うと、復讐のために暗躍をはじめる。 -フェルナンの裏切りによって殺されたアリ・テブラン王の娘である王女[[エデ]]を奴隷として購入したダンテスは、フェルナンの息子アルベールへと接近。その交流を足がかりにパリの社交界へモンテ・クリスト伯として乗り込むと、瞬く間に名を上げ、ダングラール、ヴィルフォールとも交流を持つまでに至る。 -モンテ・クリスト伯は、腕木通信士を買収することで偽情報を流してダングラールを破産寸前の状況に陥らせ、エデに法廷で証言させることで裏切りを暴露しフェルナンを失脚させることに成功。彼らを追い込んでいく。 -父の不名誉を暴露したという理由でアルベールから決闘の申し出を受けたモンテ・クリスト伯だが、その正体に気づいたメルセデスから助命を懇願されアルベール殺害を断念。代わりにわざと決闘に負けて死のうと考え、エデに遺産を残すため遺言書までしたためる。だがメルセデスがダンテスについての事情を説明したため、父の罪を理解したアルベールが謝罪。2人はフェルナンの元を離れ、モンテ・クリスト伯が自分を貶めたことを悟ったフェルナンは自死を選ぶ。 -一方、エデとモレル氏の息子マクシミリアンが結ばれることを願っていたモンテ・クリスト伯は、マクシミリアンから彼の恋人であるヴィルフォール検事の娘ヴァランティーヌの助命を依頼され困惑する。先妻の娘であった彼女は、後妻によって毒殺されようとしていたのだ。密かに匿っていたヴィルフォールの隠し子ベネデットに未遂となった嬰児殺しを告発させようと画策し、さらに家庭内不和を煽ると知って後妻に毒薬を渡していたモンテ・クリスト伯は、苦悩しながらもヴァランティーヌを助けることを決断する。しかし事態を暴かれた後妻は、自分の息子である幼いエドゥアールを巻き添えに自害。破滅したヴィルフォールが狂乱する姿を前に、罪もない少年を死なせてしまった事をモンテ・クリスト伯は後悔する。 -自分の行いに迷いながらも、モンテ・クリスト伯は最後の一人、ダングラールを追い詰めにかかる。ダングラールは財産目当てで娘婿にと目論んでいた貴族令息ベネデットが、単なる犯罪者のゴロツキであったことが発覚して完全に破産。妻子に見捨てられ、残された財産を抱えて夜逃げを図ったところをモンテ・クリスト伯配下の山賊に拉致される。牢獄に囚われたダングラールは、ささやかな食事と引き換えに残された財産を切り崩していき、飢えと乾きと後悔に苛まれながら今までの行いを謝罪する。それを受け入れたモンテ・クリスト伯は、自らの正体を明かし、僅かな金を残してダングラールを許す道を選ぶ。 -全ての復讐を終えたモンテ・クリスト伯は、マクシミリアンとヴァランティーヌにエデを託し、独り帰ることのない航海に旅立とうとする。しかし彼を心から愛していたエデは、彼が復讐者として終わることを許さず、人間エドモン・ダンテスへと引き戻す。若き恋人たちにかつて自身を救った言葉を残し、ダンテスはエデと共に船出を迎える。 ''「待て、しかして希望せよ!」'' #endregion -作者である「アレクサンドル・デュマ」も『Fate/strange Fake』でキャスターのサーヴァントとして登場している。 なお、小説『椿姫』などを書いた同名の息子も作家として知られているため、父を「デュマ・ペール」「大デュマ」、息子を「デュマ・フィス」「小デュマ」と呼んで区別することがある。(ペールとフィスはそれぞれ「父」「息子」の意味) -「&ruby(がんくつおう){巌窟王};」の名は黒岩涙香による『モンテ・クリスト伯』の邦訳版タイトルであり、日本固有のもの。 ちなみに「''巌''窟王」である。誤変換も多いが、「岩窟王」ではない。 -物語の舞台は[[ナポレオン]]の失脚後。エドモンにかけられた冤罪というのもナポレオン絡みの政治的スキャンダルである。 また小説『モンテ・クリスト伯』という物語自体、デュマが目にした、ナポレオンによって人生を狂わされた2人の男をモデルに書かれたとされている。 #region(エドモン・ダンテスのモデルについて +クリックで展開) -小説『モンテ・クリスト伯』のモデルの一人は、実在する事件記録書『&ruby(Mémoires tirés des archives de la police de Paris){パリ警察古記録による覚え書};』の一節『&ruby(Le Diamant et la Vengeance){復讐とダイアモンド};』にて壮絶な復讐を繰り広げた''ピエール・フランソワ・ピコー''だといわれる。 『モンテ・クリスト伯』作中でもピコーへの言及こそないものの、ファリア神父がピコーと同時期に同じ牢獄にいた事が示唆されている。 #region(『復讐とダイアモンド』概要 +クリックで展開) -1807年、パリで靴屋を営んでいたピコーは、膨大な遺産を引き継いだ孤児の美少女マルグリットとの結婚が決まり幸福の絶頂にあった。 しかし友人ルピアンは妻を亡くして2人の子供を男手一つで育てていたため、ピコーの幸運を妬み、''「謝肉祭の悪ふざけ」''と称して、ピコーを王党派のスパイとして密告することを企てる。これに他の友人ジャンバール、ソラリら2人が同意し、その場に居合わせたアリュは沈黙を選んだ。当人たちにとっては結婚を延期させてやろう程度の悪戯であったが、密告書を受け取った警官と警視大臣ロヴィゴ公爵サヴァリにとっては異なり、ピコーは弁明の機会を与えられることすらなく、ルイ十八世の密偵として密かに逮捕されてしまう。 -フェネストレル城に監禁されたピコーは、脱獄しようとして壁を砕いたことで、同じく政治犯として囚われていたイタリア人司祭トーリ神父と出会う。年老いたトーリ神父はピコーの献身的な看護に感謝し、彼の境遇に同情、臨終の際にダイアモンドをはじめとした膨大な遺産の在り処をピコーへ伝えて亡くなる。1814年のナポレオン政権崩壊と共に解放されたピコーは、トーリ神父の遺産を手に入れた後、7年ぶりにパリへと舞い戻る。 -パリに戻ったピコーは変装してジョゼフ・リュシェを名乗り、自分がいなくなった7年間の事を調べまわる。そしてマルグリットは突如失踪した婚約者のことを思って嘆き悲しんでいたが、2年後にルピアンと結婚してしまった事を教えられる。怒りに燃えるピコーはイタリア人のバルディニ神父へ変装してアリューに接触。あの時に沈黙を選んだことを後悔していたアリューから、ダイアモンドと引き換えに、陰謀に加わった残り3人の名を聞き出した。 -ピコーは手始めとしてラムネ売りの老人プロスペールへと変装し、ルピアンの営む料理店に雇われる。ルピアンの友人たちは未だにこの店の常連客として付き合いがあったため、ピコーはまずジャンバールを標的として狙い定める。早朝、ポン・デ・ザール橋で刺殺されたジャンバールの遺体には''『第一号』''と刻まれた短剣が突き刺さっていた。 -次いでピコーはルピアンの娘テレーズを標的として暗躍する。大富豪の貴族を名乗る男がテレーズへと近づくと、彼女を口説き落としたばかりか、ついに処女を奪ったあげく妊娠させてしまう。娘と貴族との交際を知ったルピアンは大喜びで2人の仲を認めるが、あらゆる手続きを終えて結婚式をあげ、夫婦になった後、披露宴の直前に貴族は失踪してしまう。実は貴族の正体は、恩赦によって釈放された元死刑囚だったのだ。そして傷心のルピアンに追い打ちをかけるように料理店は火事で燃え尽き、さらに友人ソラリが毒殺され、その棺には''『第二号』''のメモがピンで留められていた。 -続けてピコーは、ルピアンの息子ウージェーヌを計画に巻き込んでいく。放蕩者のウージェーヌは、幾人かの悪友たちと過ごすと、あっという間に押し込み強盗の一味となるまで堕落し、あっさり逮捕されて禁錮20年の判決が下る。度重なる不幸にルピアン婦人=マルグリットは心労がたたって早逝し、子供らはルピアンの連れ子であったため遺産相続の権利もなく、彼女の膨大な遺産は生家へと返還されてしまう。家族も友人も名誉も財産も、その全てを失ってしまったルピアンは、テレーズの身と引き換えにプロスペールの貯金で生きながらえるまでに落ちぶれる。 -そして1824年のある夜、半ば発狂したルピアンの前に一人の男が現れる。「1807年の謝肉祭を覚えているか?」。困惑するルピアンへ、男は彼を不幸のどん底へと陥れた計画の全てを語る。ルピアンの友人を次々と殺し、家を焼き、娘と息子を貶めたのは、1807年に犯した罪への罰だと。''「そうだ、貴様の使っているプロスペールこそがピコーだ! だがそれを知った時、貴様はピコーによって『第三号』となる!!」'' -だがルピアンを殺し10年かけての復讐を終えたピコーは、直後その正体に気づいたアリュに襲われ、囚われの身となってしまう。 かつての沈黙と秘密の暴露、2つの過ちを償い友人の復讐を果たすためピコーを止めに来たと語るアリュだが、その目的はピコーの持つ膨大な財産であった。ピコーを洞窟に捕らえたアリュは、自らをピコーの''共犯者''と称し、彼に食事を与えず苛烈な拷問を加えて財宝の在り処を聞き出そうとするが、ピコーは一切何も語らぬまま餓死を選ぶ。怒り狂ったアリュはピコーの遺体を打ち捨てたが、もはや誰ともわからぬほど惨たらしい有様だったという。 -結局、財宝を手に入れられなかったアリュは犯行発覚を恐れて逃げるようにフランスを去り、落ちぶれた末、1828年にイギリスで命を落とす。アリュの最期の告解を聞いた神父が、この恐ろしい復讐譚をフランス法廷へと届け出たことで事件は記録され、後にジャック・プーシェによる『パリ警察古記録による覚え書』の一節『復讐とダイアモンド』として世に出ることとなった。 -そしてこの『復讐とダイアモンド』を目にし、ピコーの復讐を物語にせんとペンを走らせた男こそ、かのアレクサンドル・デュマであった。 -''「この話は、そのままではまったくばかばかしいものだった……それにもかかわらず、この真珠貝の底に一粒の真珠があるのは確かだった。まだ形をなしていない真珠、磨いていない真珠、なんの価値もない真珠、それが宝石細工人を待っていた」'' #endregion -そしてエドモン・ダンテスのもう一人のモデルとしては作者の父''トマ=アレクサンドル・デュマ将軍''が挙げられる。 #region(『トマ=アレクサンドル・デュマ』概要 +クリックで展開) -トマ=アレクサンドルは1762年にフランス領ハイチで、4人兄弟の末っ子として生まれた。 父は農園を経営するアレクサンドル・ド・ラ・パユトリー侯爵で、母は黒人奴隷のマリー。母は奴隷であったために姓がなく、「農家の(デュマ)」を名字としていた。父は運動好きで利発なトマを可愛がり、手ずから勉強を教えて育てたという。 -しかし母が亡くなるとパユトリー侯爵は子供たちを奴隷として売り払ってしまう。しかしこれは渡航費を工面するための一時的なもので、トマは1776年の父のフランス帰国に合わせて買い戻され、そこで私生児として認知される。14歳のトマはそこでさらに洗練された教育を受けることになる。フェンシングを始めとした剣術もその一つで、彼の教師は同じく黒人ハーフであり[[シュヴァリエ・デオン]]と互角に渡り合う剣豪にして音楽家の「黒い[[モーツァルト>ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]」ことジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュであった。 -社交界デビューしたトマは、一躍美男子として持て囃されるようになる。父から授かった洗練されたマナー、筋骨隆々とした体格、美しい黒髪、剣術の技量などはどれをとっても素晴らしいものであり、トマは侯爵家の私生児としての生活を謳歌する。しかし24歳の時、父が他の女奴隷と結婚することに反対して家を出奔。王妃付竜騎兵連隊に兵卒として従軍し、ルイ16世と[[マリー・アントワネット]]に仕えることになる。これ以来トマは父の家名を捨て、''トマ=アレクサンドル・デュマ''を名乗りだす。 --当時のフランスでは徐々にではあるが黒人を法律に組み込もうという取り組みがなされており、これは黒人の人権などのレベルには到底至らないまでも、他の欧米諸国とは比較にならない進歩的な考えであった。 特に特例として「独身者と黒人奴隷が結婚して生まれた子は嫡子として認める」という法律によって、黒人ハーフはその権利を認められていた。 -フランス革命勃発直後、ヴィレール・コトレの治安維持に派遣されたトマはそこで街の有力者の娘マリー=ルイーズと出会い、恋に落ちる。彼女を妻に迎えたトマは、革命戦争の混乱の中で奮闘し、瞬く間に一兵卒から陸軍中将にまで昇進を遂げる。 当時、自由を求めて叛乱を起こす奴隷たちが多くいた一方、肌の色や人種に差別されない平等の権利を掲げたフランスへ忠誠心を抱く黒人ハーフも多く、トマもその中の一人だったといわれている。外国からフランスを守るために戦い続けるトマは、その強さから「黒い悪魔」「[[&ruby(アズラーイール){死の天使};>“山の翁”]]」の異名で恐れられるようになる。恐怖政治を行うジャコバン派や公安委員からすらも一目置かれ、トマは英雄としてギロチンの雨を生き延びる。 -一方、同じく植民地であったコルシカ島生まれのナポレオン・ボナパルトが台頭してくると状況が変わっていく。 上昇志向の強いナポレオンは、自らを単なる軍人や将軍以上のものとして考えるようになり、無謀とも言える侵攻を行い、革命戦争はナポレオン戦争へと変化していく。そのためフランソワ・ヴィゴ・ルシヨン大佐など叩き上げの古参兵や士官の中には、ナポレオンへの不快感を抱く者も少なくなかった。トマもそうした反ナポレオン派の筆頭であり、公然とナポレオンに反発したため、その名声を危険視したナポレオンとの関係は急速に悪化していく。 --特に史実のナポレオンは弱々しい小男であり、最前線で戦う美丈夫のトマと比べられた事にコンプレックスを刺激されたのではないか、とも言われている。 -ナポレオンとトマの関係が決定的なものになったのは、エジプト遠征の時であった。トマは兵卒に無理を強いてまで進軍を続けようとするナポレオンに反発し、兵を連れて引き上げてしまう。しかし運悪くそこを嵐に襲われ、ナポリ王国にまで漂着してしまう。捕虜とされたトマだが、その武勲を恐れた者の手によって毒殺が図られ、2年後に釈放された際は食事にもられた砒素によって見違えるほど弱々しい状態になっていたという。 -さらに帰国したフランスは、ナポレオンのクーデターによって彼の王国と化しており、黒人や有色人種への差別政策が行われていた。トマの経歴や武勲は抹消され、公職からは追放。トマはヴィレール・コトレで静養しながら、ほどなく失意のうちに他界した。そしてナポレオンがトマの投獄期間の給料はもちろん、終身年金の支払いも拒否したことで、トマとその妻子――つまり後のアレクサンドル・デュマは困窮した生活を余儀なくされてしまう。 -父の冒険譚を聞かされて育ち、父を誰よりもこよなく愛していたアレクサンドル・デュマ。そんなデュマの作品には、一兵卒から大将軍へ成り上がる『ダルタニアン物語』や、コルシカの悪徳貴族に立ち向かう『コルシカの兄弟』、植民地の奴隷がパリで剣士となって自身を差別した者に復讐を果たす『ジョルジュ』など、随所にトマを思わせる要素が散りばめられている。 無実の罪で投獄されるも復讐を遂げるエドモン・ダンテスにも、彼が理想化して憧れ続けた父の姿が投影されているのかも知れない。 -やがて作家として大成したデュマは自叙伝を書くにあたって、まず200ページに及ぶ父親の伝記を執筆することから始めた。それは伝聞と記録、公文書や手紙を元にしたもので、伝記と呼ぶにはいささか脚色の強すぎる内容だが、紛れもなく忘れ去られた英雄トマ=アレクサンドル・デュマ将軍の『英霊伝承』と呼ぶべき作品であった。 --奴隷から将軍、皇帝となった人物は洋の東西を問わず幾人かいるものの、''差別されていた奴隷身分の有色人種が、白人国家において将軍となるまで登り詰めた''という一点において、トマ=アレクサンドル・デュマはまさに不可能を可能とした男なのである。 #endregion -なお、型月世界においてはカルデアエース付録『英霊伝承異聞 巌窟王エドモン・ダンテス』に「生前の姿」としてモンテ・クリスト伯が登場したことで、巌窟王がエドモン・ダンテスとして実在したのをデュマが脚色したのか、ピコーや父をモデルにデュマが創作したのかについては曖昧になっている。 実際、作家サーヴァントの多くが差異はあれど「執筆によって現実を書き換える」能力を有している事を鑑みると、その正体がピコーにしろダンテスにしろ「巌窟王エドモン・ダンテス」という英霊のあり方に、デュマによる創作の影響が極めて大きいことだけは確かである。 『Fate/strange Fake』小説第3巻において「巌窟王のモデル」について問われた際、デュマは以下の発言をしている。 '''「さてな、モデルの一人は俺の親父かも知れねえが、エドモン・ダンテスが実在したのか、本当に見る奴の心が躍るような復讐を成し遂げたのか、最後には復讐を断ち切れたのか、そもそも宝は実在したのか? 全ては神のみぞ知る、藪の中までお立ち会いって奴だ。まあ、少なくとも俺があの小説で大儲けしたのは事実だがな! ハハハハハ!」''' --その後、5巻ではエドモンとデュマが対面しており、彼の復讐を大衆に広める為に筆を執った事が描写されている……が、本人の口から語られているわけではなく、あくまで他者が見た夢同然の状況の話なので、この光景が真実かは不明。 仮にこれが真実であった場合、型月世界において「エドモン・ダンテス」は実在の人物という事になる。 -史実においてデュマはモデルとして「ピエール・フランソワ・ピコー」について語った後、「私の説明以外の元ネタを探してもらって結構だが、見つけられるのは極めて頭のいい方だけだろう」と曖昧に述べている。 これは前述通りナポレオン・ボナパルトの手によってことごとくその業績を抹消され忘れ去られてしまった父の存在を、誰かに気づいて探し出してもらうため、再び世の中に伝えるためにあえてそう書いたのではないか……と推測されている。 #endregion -セリフで言及する名前は出典である小説の登場人物たち。 #region(詳細解説 +クリックで展開) -「監獄塔~」で[[記憶喪失の女性>ナイチンゲール]]に与えた「メルセデス」は原作小説での彼の婚約者の名。 ダンテスの投獄後に従兄のフェルナンが恋人を嵌めた仇敵と知らぬまま結婚したが、ダンテスを忘れることはなかった。旧知の人間の中でモンテクリスト伯爵=様変わりしたダンテスを一発で看破した唯一の人物。 -「監獄塔~」およびマイルーム台詞で言及する「ファリア神父」は出典元におけるダンテスの導き手。 モンテ・クリスト島の財宝を探していたのを祖国独立の陰謀と誤解されて監獄塔に投獄された老神父で、脱獄用の穴を掘っていた時に隣の房のダンテスと出会う。その知恵と不屈の精神はダンテスに多くの影響を与えた。 高齢であったため獄中死してしまうが、彼の残した技術、知識、遺産、秘薬はダンテスの復讐における大きな助力となり、またその死こそがダンテスがイフの城より脱走する唯一無二にして最大の好機へと変わる。 実際に無実の罪でイフ城に収監されていたこともある実在の聖職者、ホセ・ファリア神父がモデルとされている。 -「監獄島~」で言及される「カドルッス」は出典元におけるダンテスの隣人。 ダンテスの父が困窮している事を知っていながら放置したり、ダンテスを貶める陰謀を看過したり、後になって告発しようとするも脅されて引き下がったり、宝石と引き換えにその陰謀を変装したモンテ・クリスト伯に語ってしまったり、その宝石が原因で二転三転した挙句つまらぬ諍いで殺されてしまった、不誠実で「間の悪い」男。 イベントで遭遇した[[ジャンヌ・ダルク]]の間の悪さを「カドルッスにも匹敵する」と罵るあたり、よっぽどジャンヌの登場が気に入らなかったのだろう。 -戦闘不能台詞などの「[[エデ]]」は、出典元の実質的ヒロイン。 『英霊伝承異聞』にも登場するが、原作とは異なる人物として描かれている。 詳細は同項目にて。 -他、『英霊伝承異聞』のヒロイン「コンチェッタ」は、出典元には登場しないオリジナルキャラクターであり、モンテ・クリスト伯の執事「ジョヴァンニ・ベルトゥッチオ」の従妹として伯爵に仕えている。 コルシカ人として従軍していたベルトゥッチオの兄は、ワーテルローの戦いで何者かによって謀殺され、調査を訴えるも担当検事ヴィルフォールに門前払いされた事で復讐を誓った。その後、冤罪で投獄されたところをモンテ・クリスト伯に救われ、以後献身的に彼へ仕える。 #endregion ''キャラクターについて'' -初出は本作の期間限定イベント『[[空の境界/the Garden of Order]]』。オガワハイムにおける一連の事件の黒幕としてシルエットのみで先行登場。 続くイベント『[[監獄塔に復讐鬼は哭く]]』でメインキャラクター/限定サーヴァントとして実装。その後、なんと[[最終章>冠位時間神殿]]のⅩの座にも主役級として登場を果たす。 期間限定イベント他、1.5部・2部突入後もたびたび主人公の行く先々に陰日向で関わっていることを匂わせる描写があり、今後も活躍が期待されている。 -復讐譚『モンテ・クリスト伯』が喝采を浴び、正当な憤怒を叩きつけた彼は「復讐鬼」として人類史に刻まれた。 よって、原典である「エドモン・ダンテス」が最後に愛を取り戻したのに対し、この%%%サーヴァント・アヴェンジャー%%%は憎悪と憤怒で成り立ち、炎のごとく荒ぶる「永遠の復讐者」・斯くあれと人々に望まれた「復讐鬼の偶像」として現界することになるのである。 --「復讐心や憤怒もまた人間らしい感情」と肯定し「正当な憤怒は果たされるべき」とするため、憤って然るべき境遇にありながらそれを持たない[[聖女>ジャンヌ・ダルク]]とは頗る相性が悪い。他、自分を手駒にしようと表面上の協力関係を持ちかけた[[魔術の王>ソロモン]]に対しても、「怨念を持たない」という理由からその思惑を裏切るような結果をもたらすべく彼の目の届かぬ所で暗躍する。 --Fateシリーズでは[[アンリマユ]]に続き2騎目のアヴェンジャークラスとなったサーヴァントであるが、あちらはサーヴァントとしての成立自体が非常に変則的なものとなっているため、正規的な復讐者の英霊としては本作で漸く日の目を見たことになる。本来聖杯戦争には微塵も関わることのないクラスであるため、それもまた必然だが。 -戦闘時の立ち姿は非常に珍しい後向き。%%そのため、[[セイバーリリィ>アルトリア・ペンドラゴン(リリィ)]]や[[BB]]の宝具で尻をぶっ刺されるハメに。%% -さり気なく出典が別に存在する物語(Fate・Fate外問わず)のラスボスと複数戦っている。初登場『監獄塔に復讐鬼は啼く』での[[『Fate/Apocrypha』ラスボス>天草四郎]]撃破、『亜種特異点Ⅰ 新宿幻霊事件』での[[黒幕>新宿のアーチャー]]との戦いへの加勢、また『英霊伝承異聞 巌窟王エドモン・ダンテス』ではタランテラ&color(Silver){こと『月姫』のラスボス、ミハイル・ロア・バルダムヨォン};を死闘の果てに倒すなど。 ''能力・宝具解説'' -復讐の化身となった巌窟王の肉体は、彼の生き様を昇華した対人宝具「''&ruby(モンテ・クリスト・ミトロジー){巌窟王};''」と化している。[[別霊基>巌窟王 モンテ・クリスト]]ではスキルとして使用される。 怨念の魔力が転じた死に至る毒炎として攻撃に用いる他、毒の無効化や精神干渉への抵抗のみならず、自身のステータス情報を隠蔽したり偽情報を見せることもできる。 真名を開放すると、蓄えられた怨念が周囲を疑心暗鬼に陥らせ、敵は同士討ちを始めるという。 --『英霊伝承異聞 巌窟王エドモン・ダンテス』によると、この宝具はモンテ・クリスト島の財貨と共に封印されていた聖遺物で発現した異能が由来となっているらしい。その聖遺物は、亜種特異点Ⅰでも類似した存在が示唆されている「''一般人に魔力回路と魔力炉心を植え付ける''」ものであるとのこと。 これにより物語の悪役を倒すことに成功するが、それと同時に体内の聖遺物と魔力系統は消失してしまっていた。 --アニメ版『巌窟王』および熊谷カズヒロの漫画版『モンテ・クリスト』では、外宇宙から飛来した何者かとエドモン・ダンテスが接触した事で、超人モンテ・クリストへと改造されるといった物語が展開されている。加えて漫画『モンテ・クリスト』におけるダンテスの切り札はデュマの執筆した彼自身の物語、まさに「モンテ・クリスト・ミトロジー」そのものであった。 -宝具「''&ruby(アンフェル・シャトー・ディフ){虎よ、煌々と燃え盛れ};''」は地獄のごとき監獄塔で培った鋼の精神力が変化した、有形無形を問わず“牢獄”から抜け出す能力。 思考スピードを肉体に反映することで、時間停止と錯覚するレベルでの高速行動が可能になる。 --この戦闘能力及び名称は『モンテ・クリスト伯』をオマージュしたSF小説『虎よ、虎よ』が元ネタと思われる。 攻撃モーションの瞬間移動や高速移動も同作において人類が備え持つ特殊能力「ジョウント」、あるいは主人公等の奥歯に仕込んだ加速装置に由来するものだろう。 //---石ノ森章太郎の『サイボーグ009』の加速装置も同じ元ネタによる。 -宝具「''&ruby(アトンドリ・エスペリエ){待て、しかして希望せよ};''」。本人の口癖であるこの言葉は、暗黒の世界でなお輝く一条の希望であり、人間の智慧もここに集約される。 自陣1名を''戦闘不能からであっても全快まで回復させ、ステータスを一時的に強化する''令呪級の大回復能力である。 [[亜種特異点Ⅰ]]のとあるシーンでこの宝具が使用されたと思しき描写があるが、実際使ったのかは不明。また[[奏章Ⅱ]]では意外な形で使用される。 --言葉の元ネタは原典における彼の最後の台詞に由来する。また「人間の智慧もここに集約される」という部分は、ファリア神父が五千冊の蔵書から厳選して暗記した後にダンテスへ教授した「人の智慧を集約した」150冊の書物から。 ''その他'' -型月フリークとしても知られる担当声優の島﨑信長氏は、本サーヴァントの''実装当日に宝具レベルMAXを達成した''。 --島﨑氏は過去にも同じく自身が担当した[[アルジュナ]]を即日宝具レベルMAXにしたことがある。&color(Silver){流石回す方のノッブ。}; --『カルデアエース』に掲載されていた奈須・武内両氏との座談会によれば、島﨑氏にはもともと[[男性主人公>主人公]]とアルジュナの2役をお願いしていたのだが「アルジュナのボイスもすごくハマっているし巌窟王もいけるんじゃないか?」と武内氏から追加でキャスティングを打診されたとのこと。 --ニコニコ生放送では概念礼装と同じ格好で登壇したり、演技を披露したり、頑張っておえかきしたりと相当に愛着を持っていることが行動の端々からも窺える。%%型月の広報。%% -このキャラクターに関して奈須きのこ氏は以下のように綴っている―― --&color(Teal){今回は「エドモン・ダンテスの王道」からの脱却を目指した。&br;こちらは変化球として「''青年としての巌窟王''」を目指してみたんだ。&br;要は“ただひたすらに格好いいダークヒーロー系”ってコトさ!&br;&br;あとは俺が小松崎サーヴァントが見たかっただけというのもある。}; (竹箒日記2016/3/15更新) -Busterの高跳びモーションはよくバトル背景の探索に使われる。 -彼の主演イベント「監獄塔に復讐鬼は啼く」は期間限定イベントながら本編第一部に深く関わる内容となっており、本編シナリオでも同イベントの内容を踏まえた描写がしばしばなされている。 その結果イベント未プレイのマスターからは「''見たことないけどいきなり現れて&ruby(共犯者){相棒};面してくる人''」と認識されてしまう羽目に。&color(gray){誰が呼んだか「巌窟王 ナニモン・ナンデス」。}; -[[アンリマユ]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]or[[ウィリアム・シェイクスピア]]、エクストラクラスのサーヴァント、[[ナポレオン]]、[[アントニオ・サリエリ]]、[[ジャンヌ・ダルク]]or[[天草四郎]]、[[マリー・アントワネット(オルタ)]]、[[アレッサンドロ・ディ・カリオストロ]]所持時にマイルームに特殊会話が追加される。 #endregion &br; *幕間の物語 [#v41834ac] -開放条件:終局特異点クリア、霊基再臨×3回、絆Lv5 #region(+クリックで展開) |CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c |>|BGCOLOR(#f0e68c):SIZE(20):''Interlude''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):'' 悪夢、或いは恩讐の呼び声''| |~推奨Lv|80|~場所|>|>|:| |>|>|>|>|>|| |~AP|21|~周回数|2|~クリア報酬|聖晶石×?| |~絆P|1,630|~EXP|59,380|~QP|16,800| |>|>|>|>|>|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■□| |~Battle&br;1/3|>|>|>|>|LEFT:ゴーストA Lv37(殺:27,676)&br;ゴーストB Lv38(殺:32,046)&br;ゴーストC Lv37(殺:27,676)| |~Battle&br;2/3|>|>|>|>|LEFT:ソウルイーター Lv31(殺:82,800)| |~Battle&br;3/3|>|>|>|>|LEFT:ゴースト Lv35(裁:217,350)| |>|>|>|>|>|~ドロップ| |>|>|>|>|>|LEFT:黒獣脂、ゴーストランタン×5| |>|>|>|>|>|~備考| |>|>|>|>|>|LEFT:3戦目は巨大ゴースト。全体攻撃をしてくる| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ffffff):| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■■| |~Battle&br;1/1|>|>|>|>|LEFT:廃棄孔アンドロマリウス Lv70(裁:251,340)| |>|>|>|>|>|~ドロップ| |>|>|>|>|>|LEFT:原初の産毛×3、QP500,000×5| |>|>|>|>|>|~備考| |>|>|>|>|>|LEFT:QP50万×5が確定ドロップなのでサポートは[[モナ・リザ]]、[[ベラ・リザ]]を推奨| #endregion #br -開放条件:幕間の物語1クリア、「非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ」クリア #region(+クリックで展開) |CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c |>|BGCOLOR(#f0e68c):SIZE(20):''Interlude''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):'' 夢の終わり、或いは恩讐の果て''| |~推奨Lv|80|~場所|>|>|カルデアゲート| |>|>|>|>|>|| |~AP|21|~周回数|4|~クリア報酬|聖晶石×2| |~絆P|1,630|~EXP|59,380|~QP|16,800| |>|>|>|>|>|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■□□□| |~備考|>|>|>|>|LEFT:BATTLEなしでシナリオのみ。| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■■□□| |~Battle&br;1/1|>|>|>|>|LEFT:[[大いなるモノ、荒ぶる神>伊吹童子]] Lv90&br;(剣:134,980) → (剣:162,110) → (剣:269,960) → (剣:837,450)| |>|>|>|>|>|~ドロップ| |>|>|>|>|>|LEFT:鬼炎鬼灯×3| |>|>|>|>|>|~備考| |>|>|>|>|>|LEFT:&color(Red){【''編成制限''】};所持しているエドモン・ダンテスをスターティングメンバーに編成。&br;※未所持の場合は、サポートNPCの[[エドモン ダンテス>巌窟王 エドモン・ダンテス]] Lv80(8/8/8†2・NPC専用概念礼装)を編成。さらにNPCの[[黒炎の残滓>巌窟王 エドモン・ダンテス]] Lv90(10/10/10†2・NPC専用概念礼装)も配置(後衛に変更可能)。&br;&br;サポートにNPCの[[アビゲイル・ウィリアムズ]]Lv80 (8/8/8†2・NPC専用概念礼装)&br;&br;「この剣、抜かせてみよ」:宝具を使用できなくなる【デメリット】。&br;「あらがうのを、許す。」:5ターン以内に、2回ゲージブレイクされたら全力を出す状態を付与。&br;5ターンの間チャージが増加しない。&br;&br;毎ターン以下の無敵を自身に付与(5ターン)。2回ブレイクすると解除される。&br;蛇神の鱗[Quick]:必中を無視して、Quick攻撃によるダメージを0にする&br;蛇神の鱗[Arts]:必中を無視して、Arts攻撃によるダメージを0にする&br;蛇神の鱗[Buster]:必中を無視して、Buster攻撃によるダメージを0にする&br;蛇神の鱗[クリティカル&宝具]:必中を無視して、クリティカル攻撃と宝具攻撃によるダメージを0にする&br;&br;1ブレイク時:攻撃力ダウン、スキル封印を付与(1ターン)&br;2ブレイク時:「蛇神変生」:解除した「蛇神の鱗」の数だけHPを増やす。&br;スキル封印を付与(1ターン)、クリティカル発生アップ。&br;3回ブレイクでクリア。&br;&br;[[5.5章 13幕進行度3>Lostbelt No.5.5#CLb55st13]]と同ギミック。&br;2回ブレイクするまで毎ターン4種の無敵を重ねるので攻撃が通らずブレイクに時間がかかる。エドモンは無敵貫通を所持しているものの1ターンなので焼け石に水。メインアタッカーには無敵貫通礼装を用意したい。2ブレイク時の蛇神変生によりHPが60万以上に跳ね上がる上スタンも全体に撒いてくる。宝具の威力は低く一撃は耐えられるのが救いか。[[超人オリオン]]を主役にしてのクリティカルによる速攻が特に有効。| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■■■□| |~Battle&br;1/1|>|>|>|>|LEFT:[[大いなるモノ、嘆きの果て>ケルヌンノス]] Lv100 &br;(狂:122,310) →(狂:146,772) →(狂:220,158) →(狂:371,822)| |>|>|>|>|>|~ドロップ| |>|>|>|>|>|LEFT:呪獣胆石×3| |>|>|>|>|>|~備考| |>|>|>|>|>|LEFT:&color(Red){【''編成制限''】};所持しているエドモン・ダンテスをスターティングメンバーに編成。&br;※未所持の場合は、サポートNPCの[[エドモン ダンテス>巌窟王 エドモン・ダンテス]] Lv80(8/8/8†2・NPC専用概念礼装)を編成。さらにNPCの[[黒炎の残滓>巌窟王 エドモン・ダンテス]] Lv90(10/10/10†2)も配置。&br;&br;サポートにNPCの[[アビゲイル・ウィリアムズ]]Lv80 (8/8/8†2・NPC専用概念礼装)&br;&br;[[LB6章 29節進行度7>Lostbelt No.6#ted20876]]と同ギミック。あちらと比べるとHPが純粋に低い他『呪腐肉層』の効果が小さいのかギミックを真面目に攻略しなくてもそれなりにダメージは通る。しかし[[Lv120キャストリア>アルトリア・キャスター]]の代わりに巌窟王2人が強制出撃・「グリムの援護『大神祭壇』」が無いなど、一概に簡易版という訳ではない。| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■■■■| |~備考|>|>|>|>|LEFT:BATTLEなしでシナリオのみ。| #endregion *強化クエスト [#f582ae7b] -開放条件:最終再臨 #region(+クリックで展開) |CENTER:80|CENTER:60|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c |>|BGCOLOR(#df0000):SIZE(20):''Rank up''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):''強化クエスト 巌窟王''| |BGCOLOR(#f0f0f0):~推奨Lv|90|BGCOLOR(#f0f0f0):~場所|>|>|カルデアゲート:強化クエスト| |>|>|>|>|>|| |~AP|23|~周回数|3|~報酬|聖晶石×2&br;宝具強化| |~絆P|915|~EXP|38,190|~QP|9,400| |>|>|>|>|>|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■□□| |~Battle&br;1/3|>|LEFT:グールB&br;Lv41(狂:11,086)|>|LEFT:グールA&br;Lv42(狂:11,355)|LEFT:グール・エンビヤ&br;Lv47(狂:13,211)| |~Battle&br;2/3|>|LEFT:心を失った者B&br;Lv52(殺:24,810)|>|LEFT:心を失った者A&br;Lv50(殺:23,872)|LEFT:グール・エンビヤ&br;Lv48(狂:16,362)| |~Battle&br;3/3|>||>|LEFT:ヒュージゴースト&br;Lv80(裁:106,726)|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''| |>|>|>|>|>|LEFT:ゴーストランタン、宵哭きの鉄杭、愚者の鎖、狂の輝石、QP+15,000| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#FFFFFF):| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■■□| |~Battle&br;1/3|>|LEFT:心を失った者B&br;Lv50(殺:12,423)|>|LEFT:心を失った者A&br;Lv50(殺:12,413)|LEFT:心を失った咎者&br;Lv41(狂:15,307)| |~Battle&br;2/3|>|LEFT:心を失った咎者B&br;Lv50(狂:32,162)|>|LEFT:心を失った咎者A&br;Lv48(狂:30,958)|LEFT:心を失った者&br;Lv45(殺:15,579)| |~Battle&br;3/3|>||>|LEFT:[[ランスロット]]&br;Lv62(狂:271,788)|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''| |>|>|>|>|>|LEFT:バーサーカーモニュメント、愚者の鎖、狂の輝石、QP+10,000| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#FFFFFF):| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):進行度 ■■■| |~Battle&br;1/2|>|LEFT:心を失った咎者C&br;Lv52(狂:30,900)|>|LEFT:心を失った咎者B&br;Lv50(狂:24,740)|LEFT:心を失った咎者A&br;Lv50(狂:24,740)| |~Battle&br;2/2|>|LEFT:ヒュージゴースト&br;Lv80(裁:72,122)|>||LEFT:[[ジャンヌ>ジャンヌ・ダルク]]&br;Lv80(裁:119,544)| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''| |>|>|>|>|>|LEFT:蛮神の心臓、ゴーストランタン、愚者の鎖、QP+15,000| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f1f1f1):''備考''| |>|>|>|>|>|LEFT:クリアで宝具「&ruby(アンフェル・シャトー・ディフ){''虎よ、煌々と燃え盛れ''}; [''A''] → [''A+'']」 に強化。| #endregion #br -開放条件:一つ前の強化クエストをクリアで追加 #region(+クリックで展開) |CENTER:80|CENTER:60|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c |>|BGCOLOR(#df0000):SIZE(20):''Rank up''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):''強化クエスト 巌窟王 2''| |BGCOLOR(#f0f0f0):~推奨Lv|90|BGCOLOR(#f0f0f0):~場所|>|>|カルデアゲート:強化クエスト| |>|>|>|>|>|| |~AP|23|~周回数|3|~報酬|聖晶石×2&br;スキル強化| |~絆P|915|~EXP|38,190|~QP|9,400| |>|>|>|>|>|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□□''| |~Battle&br;1/3|>|LEFT:心を失った者B&br;Lv41(狂:25,411)|>|LEFT:小魔&br;Lv45(術:32,426)|LEFT:心を失った者A&br;Lv40(狂:24,780)| |~Battle&br;2/3|>|LEFT:小魔B&br;Lv47(術:42,279)|>|LEFT:小魔A&br;Lv48(術:43,152)|LEFT:心を失った者&br;Lv42(狂:30,852)| |~Battle&br;3/3|>||>|LEFT:ソウルイーター&br;Lv55(術:153,488)|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fffd4):''ドロップ''| |>|>|>|>|>|LEFT:黒獣脂、愚者の鎖、QP+15,000、QP+10,000| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#FFFFFF):| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■■□''| |~Battle&br;1/3|>|LEFT:小魔&br;Lv40(術:38,449)|>|LEFT:心を失った者A&br;Lv44(狂:27,126)|LEFT:心を失った者A&br;Lv45(狂:27,696)| |~Battle&br;2/3|>|LEFT:心を失った者&br;Lv47(狂:34,249)|>|LEFT:小魔B&br;Lv44(術:45,584)|LEFT:小魔A&br;Lv42(術:43,546)| |~Battle&br;3/3|>||>|LEFT:[[マーリン]]&br;Lv75(術:187,040)|| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fffd4):''ドロップ''| |>|>|>|>|>|LEFT:狂の輝石、キャスターモニュメント、QP+10,000| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#FFFFFF):| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■■■''| |~Battle&br;1/2|>|LEFT:小魔B&br;Lv53(術:28,563)|>|LEFT:海魔&br;Lv50(術:44,310)|LEFT:小魔A&br;Lv56(術:30,134)| |~Battle&br;2/2|>|LEFT:ソウルイーター&br;Lv57(術:129,811)|>||LEFT:[[アビゲイル>アビゲイル・ウィリアムズ(夏)]]&br;Lv70(降:219,708)| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fffd4):''ドロップ''| |>|>|>|>|>|LEFT:黒獣脂、術の輝石、ライダーモニュメントorキャスターモニュメント、QP+15,000| |>|>|>|>|>|BGCOLOR(#f1f1f1):''備考''| |>|>|>|>|>|LEFT:クリアでスキル「''黄金律 A''」→「''モンテ・クリストの秘宝 A+''」に変化。| #endregion *このサーヴァントについてのコメント [#comment] #region(過去ログ) #ls2 #endregion #br #scomment(./コメント,15) RIGHT:[[ページトップへ>#TOP]]