柳生但馬守宗矩 のバックアップ差分(No.104)


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*ステータス [#qdb0a9ae]
|CENTER:150|CENTER:80|CENTER:120|CENTER:40|CENTER:40|CENTER:120|c
|~SR|>|>|>|>|~No.187|
|&attachref(./18700.jpg,nolink,抜かせるな。一度抜けば、斬らねばならぬ,234x400);|~クラス|>|セイバー|~属性|秩序・中庸|
|~|~真名|>|>|>|柳生但馬守宗矩|
|~|~時代|>|>|>|1571年~1645年5月11日(江戸時代)|
|~|~地域|>|>|>|日本|
|~|>|>|>|>|~能力値(初期値/最大値)|
|~|~HP|>|>|>|1781/11135|
|~|~ATK|>|>|>|1666/9999|
|~|~筋力|B|>|~耐久|D|
|~|~敏捷|A++|>|~魔力|E|
|~|~幸運|B|>|~宝具|B|
|~|~COST|>|>|>|12|
|~|~所有カード|Quick×1|>|Arts×2|Buster×2|
|~保有スキル|>|~効果|~継続|~CT|~取得条件|
|新陰流[A++]|>|LEFT:自身のArtsカード性能をアップ[Lv.1~]|1|7|LEFT:初期スキル|
|~|>|LEFT:自身のArtsカードへのスター集中度をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|~|>|LEFT:自身の弱体耐性をアップ|~|~|~|
|水月[B]|>|LEFT:自身に回避状態を付与|1|8|LEFT:霊基再臨×1突破|
|~|>|LEFT:自身の攻撃力をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|無刀取り[A]|>|LEFT:敵単体の攻撃力を大ダウン[Lv.1~]|1|7|LEFT:霊基再臨×3突破|
|~|>|LEFT:自身のNP獲得量をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|~クラススキル|>|>|>|>|~効果|
|対魔力[C]|>|>|>|>|LEFT:自身の弱体耐性を少しアップ|
|騎乗[B]|>|>|>|>|LEFT:自身のQuickカード性能をアップ|
|>|~宝具名|~ランク|>|~種類|~種別|
|>|&ruby(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ){''剣術無双・剣禅一如''};|A|>|Arts|対人奥義|
|>|>|>|>|>|~効果|
|>|>|>|>|>|LEFT:敵単体に超強力な攻撃[Lv.1~]&敵単体の攻撃力をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉|
&br;

**各レベル毎のステータス [#d09afa7e]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:5|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|c
|~レベル|~HP|~ATK||~レベル|~HP|~ATK|
|1|1,781|1,666||60|8,759|7,882|
|10|2,838|2,607||70|9,947|8,940|
|20|4,025|3,665||80|11,135|9,999|
|30|5,213|4,724||>|>|~聖杯転臨|
|40|6,392|5,774||90|12,313|11,048|
|50|7,580|6,832||100|13,501|12,107|
#endregion
&br;

**イラストの変化 [#zef1161f]
#region(イラスト:古海鐘一 (+クリックで展開))
&attachref(./18701.jpg,nolink,初期状態,145x250);→&attachref(./18702.jpg,nolink,霊基再臨1回目,145x250);→&attachref(./18703.jpg,nolink,霊基再臨3回目,145x250);→&attachref(./18704.jpg,nolink,霊基再臨4回目,145x250);
#endregion
&br;

**霊基再臨 [#u07f2043]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:200|CENTER:110|CENTER:1|CENTER:200|CENTER:110|c
|BGCOLOR(#ffddcc):~霊基再臨×1|~必要レベル:40||BGCOLOR(#ccfff7):~霊基再臨×2|~必要レベル:50|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|セイバーピース|4|~|セイバーピース|10|
|||~|虚影の塵|12|
|~QP|50,000|~|~QP|150,000|
|>||~|>||
|BGCOLOR(#ccffcc):~霊基再臨×3|~必要レベル:60||BGCOLOR(#ffcce6):~霊基再臨×4|~必要レベル:70|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|セイバーモニュメント|4|~|セイバーモニュメント|10|
|英雄の証|24|~|原初の産毛|5|
|原初の産毛|3|~|枯淡勾玉|10|
|~QP|500,000|~|~QP|1,500,000|
#endregion
&br;
**スキル強化 [#b4237ef9]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~備考|h
|CENTER:50|RIGHT:95||CENTER:|c
|~1|---|---||
|~1⇒2|100,000|剣の輝石×4||
|~2⇒3|200,000|剣の輝石×10||
|~3⇒4|400,000|剣の魔石×4||
|~4⇒5|800,000|剣の魔石×10&br;英雄の証×12||
|~5⇒6|2,000,000|剣の秘石×4&br;英雄の証×24|CT-1|
|~6⇒7|2,500,000|剣の秘石×10&br;虚影の塵×8||
|~7⇒8|5,000,000|八連双晶×5&br;虚影の塵×16||
|~8⇒9|6,000,000|八連双晶×15&br;奇奇神酒×8||
|~9⇒10|10,000,000|伝承結晶×1|CT-1|
#endregion
&br;

*セリフ [#vb7337aa]
#region(CV:山路和弘 (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|山路和弘|
|~開始|~1|「抜かせるな。&ruby(ひとたび){一度};抜けば、斬らねばならぬ」|
|~|~2|「お手並み拝見」|
|~スキル|~1|「さて──」|
|~|~2|「&ruby(いかよう){如何様};に斬ったものか」|
|~コマンドカード|~1|「委細承知」|
|~|~2|「うむ」|
|~|~3|「ならば、その様に」|
|~宝具カード|~1|「斬り捨てる」|
|~|~2|「仰せのままに」|
|~アタック|~1|「ぬぅっ」|
|~|~2|「ぬうぅ!」|
|~|~3|「ぬうぅん!」|
|~|~4|「&ruby(ゆ){行};くぞ」|
|~エクストラアタック|~1|「では参る」|
|~|~2|「新陰流──」|
|~宝具|~1|「参る──。我が心は不動。しかして自由にあらねばならぬ。即ち是、無念無想の境地なり。『&ruby(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ){剣術無双・剣禅一如};』」|
|~|~2|「いざ。剣は生死の狭間にて&ruby(だいかつ){大活};し、禅は&ruby(せいしもっこう){静思黙考};の内&ruby(だいご){大悟};へ至る。我が剣に、お前はいずれを見るものか──! 『&ruby(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ){剣術無双・剣禅一如};』」|
|~ダメージ|~1|「ぬうぅぅんっ!」|
|~|~2|「ぐっ」|
|~戦闘不能|~1|「この程度、か……」|
|~|~2|「まこと、相すまん……」|
|~勝利|~1|「この様なものか……」|
|~|~2|「御免!」|
|>|~レベルアップ|「これは、かたじけない」|
|~霊基再臨|~1|「おぉう? 斯様に姿が変わるものか……。ふむ、面白い」|
|~|~2|「成程? 何やら変じて行くのが分かる。この身、かつての柳生但馬とは別物だな……。面白い、これが『英霊』、『さーばんと』。人類史の&ruby(かげぼうし){影法師};なる者か」|
|~|~3|「ふむ、懐かしい。甲冑を纏うのも悪くない。如何かな? 主殿」|
|~|~4|「我が身、一本の刃と同じ。ただ斬るのみ。もっとも、貴殿がかつての柳生但馬が如き振る舞いを所望とあらば……いや、これ以上は言うまい」|
|~絆Lv|~1|「好きに呼ぶとよい。『柳生』でも、『但馬』でも、『宗矩』でも。新たな名を付けて頂いても、一向に構わん」|
|~|~2|「剣の稽古? いや、止めておくがよろしかろう。私では加減が効かぬ、&ruby(みつよし){三厳};を相手にした逸話を知っていよう? 貴殿の眼を潰す訳にもいかぬ」|
|~|~3|「七郎──柳生十兵衛三厳は我が不肖の息子。年若いあれを稽古した折、片目を潰したのこそ私。そういう事になっている。真偽は、言わずにおこう。ただ一つ言える事は、そう……あれは幼い頃より強かった。稽古をつけるのも一苦労であったよ」|
|~|~4|「我が剣は&ruby(おとめりゅう){御留流};。本来であれば余人に見せるべきものではない。だが、それも遠い過去の話。かつて生きた柳生但馬と、今の私は別のもの。であれば我が剣、新たな主君の為に振るうに一切の迷いなし」|
|~|~5|「呼び名? うむ……好きに呼ばれよ。以前はどのように呼ばれたかとな? それは……三代将軍にあらせられる家光公は、私を指して『&ruby(りゅうたん){柳但};』と呼んだものだ。懐かしい、うむ……柳但。柳生と但馬から一文字ずつとったのであろう。──主よ、何故微笑む。私はおかしい事を言ったか?」|
|~会話|~1|「&ruby(ごかめい){御下命};を。何をも斬って御覧に入れる」|
|~|~2|「私は貴殿に仕える身。それ以上でも以下でも無く」|
|~|~3|「武士の務め、果たすまで」|
|~|~4|「掛け声……? 人を斬るのに、取り立てて声を上げる必要は無い」|
|~|~5|「ふっ、奇異な&ruby(えにし){縁};もあったものよ。三厳であればさぞ楽し気に笑ったろうが、私には叶うべくもない」([[宮本武蔵]]所持時)|
|~|~6|「生前であればいざ知らず、この身は既に影法師。仕えるべき将軍もない。ならば、あのような兵と刃を交えてみるのも良かろうなぁ」(武蔵以外の亜種特異点Ⅲ登場サーヴァント所持時)|
|~|~7|「ふむ、中々使う者がいるようだ。是非手合わせ願いたいが……やはり、真剣勝負と言う訳にはいかぬかな」(※)|
|~|~8|「天草四郎時貞……なにもかも、懐かしい」([[天草四郎]]所持時)|
|~|~9|「外道が、ここにもいるか」([[レジスタンスのライダー]]or[[ジル・ド・レェ(術)]]or[[殺生院キアラ]]所持時)|
|>|~好きなこと|「好悪の念、我が道に不要也」|
|>|~嫌いなこと|「無駄は斬り捨てるべきかと。厭う訳ではないが、不要なものは不要であろう」|
|>|~聖杯について|「願いを叶える&ruby(さかずき){盃};……下らん。我が身には不要な物である」|
|>|~イベント開催中|「主命とあらば、如何なる&ruby(いくさば){戦場};にも馳せ参じよう」|
|>|~誕生日|「よーい羊羹がある。あとで持ってこさせよう。かまわんかな?」|
|>|~召喚|「セイバー、柳生但馬守宗矩。これより後は、貴殿を主としてお仕え致す。如何なる命にも従う所存」|
&br;

|CENTER:600|c
|~※会話7対象サーヴァント|
|下記のいずれかを所持していると発生。&br;[[アルトリア>アルトリア・ペンドラゴン]]、[[アーサー>アーサー・ペンドラゴン]]、[[ガウェイン]]、[[ジークフリート]]、[[フェルグス>フェルグス・マック・ロイ]]、[[俵藤太]]、[[アーラシュ]]、[[スカサハ]]、[[神槍李書文>李書文(槍)]]、クー・フーリン([[槍>クー・フーリン(槍)]]、[[プロト>クー・フーリン(Prototype)]])、[[牛若丸]]、坂田金時([[狂>坂田金時]]or[[騎>坂田金時(騎)]])、[[新宿のアサシン]]、[[ベオウルフ]]|
#endregion
&br;
*マテリアル [#y0dec896]
#region(絆ポイント(+クリックで展開))
|~Lv|~レベル毎|~累計|~報酬|h
|CENTER:30|RIGHT:90|RIGHT:90|CENTER:110|c
|~1|5,000|5,000|--|
|~2|15,000|20,000|--|
|~3|10,000|30,000|--|
|~4|2,000|32,000|--|
|~5|18,000|50,000|--|
|~6|150,000|200,000|聖晶石2個|
|~7|||聖晶石2個|
|~8|||聖晶石2個|
|~9|||聖晶石2個|
|~10||1,550,000|[[絆礼装>二階笠]]|
#endregion

#region(キャラクター詳細(+クリックで展開))
江戸柳生最強の剣士の一人。
感情を交えず、
氷の理性ですべてを見据える合理性の鬼。
術理とは合理であり、すなわち剣きわまれば、
自ずと無駄なくすべてが叶う───
&br;情熱を口にせず、逸(はや)らず、焦らない。
目的へ到達するための最善、最短の手段を至極冷静に突き詰める。味方となれば頼もしいが、敵となればあまりに恐ろしい、氷にして鋼鉄の男。
#endregion

#region(絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開))
身長/体重:181cm・71kg
出典:史実
地域:日本
属性:秩序・中庸  性別:男性
三代将軍・家光が宗矩を呼ぶ際の愛称は「柳但(りゅうたん)」であったと記録されている。柳生と但馬から一文字ずつを取っての愛称である。
#endregion

#region(絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開))
柳生石舟斎の子にして柳生十兵衛の父として知られる、剣の天才。
大坂夏の陣(1615年)では将軍秀忠を守り、
武者七名を瞬時に斬り捨てたという。
将軍家光からは死後「剣術無双」と讃えられた。
&br;兵法家にして政治家。諸大名やその子弟に新陰流を指南し、自らの弟子を有力な大名の剣術師範として送り込むなどした。
時代小説や時代劇では稀代の陰謀家とされる。
江戸時代初期、柳生家の地位を一万二千五百石の大名にまで押し上げてみせたからには、清廉潔白なだけでは有り得ないと考えられたのだろう。
#endregion

#region(絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開))
先読みに長け、島原の乱の拡大をいち早く見抜いていたとも語られる。
寛永十四年(1637年)、キリシタン宗徒による反乱の報せが届いてすぐの頃、宗矩は追討使の任を受けた板倉内膳正重昌を必死に引き留めようとした。何故と問い掛けた将軍家光に、宗矩は「宗教徒のいくさはすべて大事」「重昌殿は討ち死にするでしょう」と答えたという。
&br;事態は宗矩の読み通りに推移した。一万五千石の大名である重昌では、西国大名を率いるのに不足であり、結果として苦戦を強いられたのである。状況を重く見た将軍家光は重臣・松平信綱を総大将として送り込んだが、重昌はそれを知って焦り、信綱が到着するよりも前にと敵陣へ突撃し、あえなく討ち死にを遂げたのだった。 
#endregion

#region(絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開))
○新陰流:A++
柳生新陰流の奥義を修めている。
幼少から二十四才までの年月、宗矩は父宗厳(石舟斎)から直接剣を学び、育った。
本スキルをAランク以上で有する宗矩は、
剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。参禅を必須とする新陰流の達人は、惑わず、迷わない。
&br;○無刀取り:A
剣聖・上泉信綱が考案し、
柳生石舟斎が解明した奥義。
たとえ刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。
#endregion

#region(絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開))
『剣術無双・剣禅一如』
ランク:A 種別:対人奥義
レンジ:0~10 最大捕捉:1人
けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ。
不動の心を持ちながら、同時に、自由に在れ───
沢庵和尚がかつて語った剣の極意は、ついに、
柳生宗矩の中で完成を迎えた。
剣は生死の狭間にて大活し、
禅は静思黙考のうち大悟へ至る。
無念無想の域から放たれる剣禅一如の一刀は、
ただ一撃にて、必殺を為す。
#endregion

#region(亜種特異点Ⅲクリアおよび絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開))
生前、宗矩は武蔵の存在を非難したという逸話がある。宗矩は「武蔵は西軍の者」「徳川の敵」という旨の言葉を述べた、と。
&br;生前の宗矩は武蔵と激突する事はなかったし、
相手をする事もなかったが、
実のところ、気には留めていたのだ───
と本作では定める。故に『英霊剣豪七番勝負』では武蔵との対決にこだわった。彼女が、自らの世界の「宮本武蔵」とは別人だと知りながら。
&br;英霊としてカルデアに召喚された宗矩は、武蔵の腕と在り方を認めている。自らの世界の「宮本武蔵」についてどう思っているかは……今もって不明である。 
#endregion
&br;
*ゲームにおいて [#in_the_fgo]
-☆4セイバー。「[[亜種特異点Ⅲ]]」クリアでストーリー召喚に追加され、対象外のピックアップでは入手できない。
--数が多い☆4セイバー内でも上位のATK値。HP値は心許ないが、それを補えるだけのスキルはある。
-Arts単体宝具持ちのArts型。カード構成、クラススキルともにセイバー標準で癖のない扱いやすさ。それでいて素のカード性能も高く、特に1枚のQuickは4ヒットかつ「騎乗 B」と3手目でなかなかの効果を発揮する。
スキル構成やA宝具であることを踏まえると、NPは貯めやすい部類といえる。

**スキル解説 [#skill]
-スキルはほぼ自己強化系で全て効果は1ターンと短い代わりに瞬間性能が高い。
--「''新陰流 A++''」
自身のArtsカード性能アップ(1T)&Artsカードへのスター集中度をアップ(1T)&弱体耐性アップ(1T)
---スキルとしては初となる''特定カードへのスター集中持ち''。使用タイミングをしっかり見極めたい。
このスキルを使用しているターン、BusterとQuickのスター集中度は変わらないので注意。
自身のカードが4枚以上来てしまった時でも安定してAクリティカルが狙える。
---宝具強化がメインで、Aも拾えることが出来れば重畳だが、無刀取りの運用重視の場合は通常Arts2枚のクリティカル優先でも良い。
宝具AAEXにクリティカルともなれば高い瞬間火力とリチャージを大きく強化できる。
---弱体耐性アップはLvに依存しない代わりに高性能。自身で「対魔力」も持ち合わせているため、ほとんどのデバフを弾いてくれる。
--「''水月 B''」
自身に回避付与(1T)&攻撃力をアップ(1T)
---唯一の耐久スキルだが、「新陰流」と合わせれば異種バフの兼ね合いで高いダメージを叩きだせるバフでもある。
---攻守抱き合わせ故に使い所は悩ましいが、Artsパ適性や他スキルと相まって回避を使わずに宝具を受けられる可能性があるため戦局を見極めよう。
攻撃力アップは自単1Tとしては低めなので、瞬間火力狙いでなければ敵宝具への保険として温存するのも手。
--「''無刀取り A''」
敵単体の攻撃力大ダウン(1T)&自身のNP獲得量アップ(1T)
---これまた悩ましい攻防一体の複合型スキル。こちらも両立するタイミングが難しい為、やはり基本はどちらかを選択することになる。
---ダウン効果の伸びしろがかなり高く、宝具や仲間の防御バフと合わせることで敵のチャージ攻撃すら凌げる程にまで被ダメージを削減できる。基本確定ではあるものの、対魔力持ちには注意。
---NP獲得量アップは高性能だが、効果は''使用ターンの攻撃時のみで被弾時には獲得量アップ効果が切れている''という珍しいタイプ。
なるべく自身の宝具やAカードがある時に使おう。理想は宝具AAEXのアーツブレイブチェインに合わせたい。

**宝具解説 [#noble_f]
-「&ruby(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ){''剣術無双・剣禅一如''};」
Arts属性単体攻撃&攻撃力ダウン(3T)
--「新陰流」と「水月」の二重バフによって高い火力を生み、さらに4ヒット(通常Arts2枚分)なので「無刀取り」と同時発動すると宝具後のNP回収能力も上がる。
スキル使用や配布カード次第では仲間やマスタースキルの支援無しで2ターン連続発動も容易。
装備礼装やカード配布次第では3ターン連続発動も視野に入る。
--攻撃力ダウンは3ターン持続だが、ゲージ回収率の高さを考えれば重ねがけは容易で味方全体の生存率を上昇できる。
特に宝具チェインなどのOCで強化した場合、無刀取りとの併用がより機能しやすくなる。ただし、こちらも対魔力持ちには弾かれる危険性があるため過信は禁物。
---OC400%以上かつスキルLv10の「無刀取り」と合わせれば、火力を出しながら敵の宝具を単独で無力化するという芸当も可能に。OC300%以下でも、無刀取りのレベルさえ十分なら致命傷は避けられるだろう。
後述のArtsパの場合なら、OCはともかくとしても宝具チェインを狙うのは容易。
--NP回収力も「無刀取り」「新陰流」との併用で高めることができ、全てのスキルによる恩恵を全面的に享受できる優秀な宝具と言える。

**総評 [#total_eva]
-注意したいのはスキルがCT6~7程度に対し全て持続せず、かつ攻防複合型のものばかりであること。
加えて相乗効果は宝具にも対応できるため、使用タイミングが悩ましい一面を持つ。
状況に応じて多様な動きが出来るのは魅力だが、使用タイミングを見誤らないことが重要。彼のスキルを使い切った後は味方のフォローが必須となるだろう。
--具体的には[宝具AAEX]時に全スキルを使用すれば「強化されたArts攻撃宝具で敵攻撃力を大ダウン→高確率のArtsクリティカル2発でゲージ100%回収が狙える」が、このあと数ターンもの間、自身は無策となる。ボス戦の決め手に用いるべき連携と言える。
--防御面を盤石にする場合、敵より先に宝具を使い攻撃力ダウンを敷いておき、敵宝具使用タイミングで取っておいた「無刀取り」を使うべし。
--またスター集中は持つが、高性能とは言えQuickがたった1枚限りなのでどうしてもスターの自給はしにくい。よって運用に万全を期す場合、スター供給のために1枠分を割くことになるだろう。

-全体的に、育成に必要な素材として「英雄の証」と「虚影の塵」を主に消費することになる。
無刀取りの習得に必要な「原初の産毛」、スキル育成の終盤で消費する「八連双晶」・「奇奇神酒」を除けば、比較的集める機会には事欠かない。
--特に英雄の証は、''36個×3スキル(Lv4~6)+再臨用24個=132個''とかなりの御大尽となる。各種クエストで集めやすいのは本当に救いといえる。
-スキル上げは効果とCTの兼ね合いから「新陰流」と「無刀取り」が優先となる。
--2つとも効果レートの伸びしろもCT短縮の恩恵も非常に大きいため、重用するならばこの2つはきっちり育てておきたい。
レベル10になればかなり戦いやすくなるが、逆にCT7のままだと、持続しない分回転率の悪さがさらに目立ってしまう。
--「水月」だけはバフの伸びしろが悪く、いずれにしても宝具回避が単独では間に合わないため優先度は落ちる。

-要所のクリティカルアタッカーでありながら、Arts型かつ強力な攻撃デバフを持つため、耐久型Artsパとの適正が非常に高い。
特に「無刀取り」のタイミングが的確なら長期戦へのアドバンテージを大きく稼げる。
--[[玉藻の前]]、[[孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]]、[[マシュ>マシュ・キリエライト]]、[[ジャンヌ・ダルク]]、[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[ギル(術)>ギルガメッシュ(術)]]、[[マリー(術)>マリー・アントワネット(術)]]、[[アマデウス>ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]などがパートナー候補となる。
ジャンヌと組ませる場合、単体では力不足感の否めない「真名看破」もなんとか活かせるうえ、スターも供給可能と相性が良い。
Artsパを組んだ場合、防御面が磐石な状態であれば回避や攻撃力ダウンを副次効果と割り切った動きも出来るので、そういう意味でも組み込みやすい。スター面でもコントロールしやすく、スキルの選択がやりやすくなる。
---現状、無敵貫通や防御無視、強化解除からのダメージ型宝具を持つ敵サーヴァントの対策として攻撃ダウンの重ね掛けは非常に有効であり、攻撃デバフを確実に決めたい場合は[[アナスタシア]]の透視の魔眼で弱体耐性を大幅に下げてから無刀取りと宝具、絶凍のカリスマを決めることで敵からのダメージをほぼシャットアウトできる。
--同クラスであれば同じArts型の[[ランスロット(剣)]]、[[ネロ(ブライド)>ネロ・クラウディウス(ブライド)]]、[[女王メイヴ(剣)]]が相性良好。
同カード構成、同レアリティのランスロットは攻撃に振り切った性能で運用方法は大きく異なるものの、一緒に組ませても特色を活かす形でシナジーが見込める。
---ランスロットは単純にスター供給役としても良いが、主力とさせる場合でも「騎士は徒手にて死せず」の仕様上1ターン分スターが余りやすい。
そういったスキルの終わり際や、スター数に対して彼のカードが少ないターンなど出目の偏りに応じ、自身のArtsでスターを回収して補っていく動きが効率的となる。
上手く回れば、自身の攻撃デバフで自衛の効かないランスロットの延命に寄与することができる。ただしそれは、宗矩自身はどうしてもサブアタッカー的な位置になりやすいことを意味する。
---主役として動かす場合、仲間への支援力が目に見えて高いメイヴやネロ・ブライドのスキル補助をもらっていく方がベターとなるだろう。
**概念礼装について [#craft_e]
-礼装装備は、基本的にはArts性能、クリティカル性能、初期NP、NP獲得量UPなどを選んでおけば問題ないだろう。
Artsクリティカルを狙う場合は「[[もう一つの結末]]」や「[[ショコラティエ]]」「[[2030年の欠片]]」「[[トリック・オア・トリートメント]]」「[[トゥリファスにて]]」が良相性。Artsパーティのメインアタッカーにする場合は「[[探偵ヱドモン~異邦潜入編~]]」といったカード強化系や「[[足どりは軽やかに]]」「[[熱砂の語らい]]」らスター集中系も視野に入る。
初期NPと宝具火力を高める「[[ダイブ・トゥ・ブルー]]」やクリティカル威力を上げる「[[聖夜の晩餐]]」も相性が良い。
デバフ付与に重点を置くなら「[[レコードホルダー]]」、相手が男性なら「[[恋談火焔行]]」が候補となる。
他、「[[忠犬待ったなし]]」「[[月夜の魔女]]」「[[サマー・リトル]]」「[[天の晩餐]]」「[[カレイドサファイア]]」「[[見敵必殺]]」「[[彼方への巡礼]]」なども候補に挙がる。
--とはいえBusterも2枚あるため、「[[バトル・オリンピア]]」でもそれなりに安定する。

-絆レベル10で[[専用礼装>二階笠]]が獲得できる。
--自身がフィールドにいる間、味方全体のArtsカード性能とNP獲得量をそれぞれ10%アップする。
自身の運用法およびAパでの運用と非常に相性が良い。ステータス補正は低いものの、純粋な火力よりも宝具回転によるデバフ等の恩恵を重視する場合はうってつけ。
&br;
**性能比較 [#spec_com]
#includex(サーヴァント性能比較表,section=(num=3),titlestr=off,firsthead=of)
~
*小ネタ [#ce95d0cf]
#region(+クリックで展開)
-「古今無双の達人」「剣術無双」の二つ名を持つ日本の剣聖、&ruby(やぎゅうむねのり){柳生宗矩};。
徳川将軍家の兵法指南役を務め、&ruby(やぎゅうしんかげりゅう){柳生新陰流};を将軍御流儀に確立させる。
また、能吏としての名声もあり、江戸幕府では初代惣目付(後の「大目付」)に就任し、大和(現在の奈良県)柳生藩の藩主(大名)にまで出世した政治家でもある。
--&ruby(たじまのかみ){但馬守};の「但馬」は現在の兵庫県北部の旧国名の事。「守」は国司を表す称号。つまり、「但馬の国のめっちゃ偉い人、柳生宗矩」ということ。
--将軍家光からは「柳生」「但馬」の一文字を取って「&ruby(りゅうたん){柳但};」という愛称を付けられていた。

#region(史実解説 +クリックで展開)
-文武両道の実力のみならず、禅などの仏教思想にも深い造詣があり、剣術における「活人剣」「剣禅一如」といった概念を確立した兵法思想家としての面を持つ。
柳生宗矩の思想は技能技術である「武芸」「武術」を人としての在り方を高める「武道」に昇華させる初めになったと評価されている。
なお、宗矩が確立したのは思想としての「活人剣」であって、新陰流の流祖である上泉信綱が確立した戦術・技法としての「活人剣」とは全く意味が異なるので注意が必要である。
思想としての活人剣はざっくり言えば「武力をもって一人の悪を斬ることで万民を救う」という考え方である。一方で、戦術・技法としての「活人剣」は「相手を動かしてそれに乗って勝つ」事を基本に据えた後の先の戦闘術である。
--柳生宗矩の著した『兵法家伝書』は[[宮本武蔵]]の『五輪書』と共に近世武道書の二大巨峰と位置付けられており、現代においても全日本剣道連盟が設けた剣道殿堂で武蔵と共に別格扱いされている。

-厳格な剣豪というイメージの強い人物だが稀代の能楽・踊り好きという一面があり、立ち眩みを起こすまで舞い続けたり、大名家に押しかけて舞を披露して友人の沢庵和尚から苦言を呈されたという、お茶目な逸話がある。%%それしてもこの剣豪ノリノリである。%%
--煙草好きであり、煙管(キセル)による喫煙が過ぎて「身体に害があるのでは」と沢庵和尚から忠告を受けている。
しかし、煙草は当時健康にいい物だという事で嗜む人物もおり、親交があり健康オタクの伊達政宗等の影響があったのかもしれない。ちなみに同時代の[[茶々]]も愛煙家だったとか。
--宗矩が剣術を指南した相手は人間だけではなく、飼っていたSARUをも鍛え上げており、未熟な弟子を打ち負かす程に強かったらしい。
--余談だが、64歳の頃に側室との間に男児をひとり儲けている。

-創作では、もっぱら「政治に執着する黒幕」「剣より権を取った野心家」といったような腹黒キャラにされがち。
これらは先の事実を参照すれば後世の脚色であるのは自明の理だが、藩主にまで出世し柳生新陰を将軍家の剣術に昇華させたのは彼の確かな政治手腕あっての功績なのだ。
それが転じて、正々堂々とした勝負を好む民衆からは悪役然としたキャラクターにされがちな一因となっているようだ。
--宗矩の剣に影響を与えた沢庵の著書『不動智神妙録』に宗矩への忠告として「心正しからざるものゝ主の用に立ちたる事は、往昔より不承及ところなり、貴殿の弟子を御取立被成にもか様の事有之由、苦々敷存候」「唯今寵臣たるにより諸大名より賄を厚くし、欲に義を忘れ候事努々不可有候」とある。
つまり弟子の取り立てに贔屓がある事、大名から賄賂を受け取っていたことを批判されており、これも後世揶揄される一因になったと思われる。

#region(家族関係)
-父の&ruby(やぎゅうせきしゅうさいむねよし){柳生石舟斎宗厳};、兄の&ruby(やぎゅうごろうえもんむねあき){柳生五郎右衛門宗章};、息子の&ruby(やぎゅうじゅうべえみつよし){柳生十兵衛三厳};、&ruby(やぎゅうひだのかみむねふゆ){柳生飛騨守宗冬};も剣豪として著名な存在。
--なお、Fateにおいて宗矩は父・石舟斎を超えており(現実においても剣力は父にも勝ると評せられている)、息子の十兵衛は[[千子村正]]より「無敵の剣豪柳生十兵衛」と名を挙げられている。
--兄の宗章は、数本の刀を地面に突き刺し敵兵18名を切り倒し、全ての刀が使い物にならなくなると満身創痍のまま従者の森池五郎八と共に敵陣へ突撃し壮絶な最期を遂げている。この時の太刀捌きが柳生新陰流の古勢%%[[&ruby(アンリミテッドブレイドワークス){無限の剣製};>エミヤ]]%%''逆風の太刀''として語り継がれている。また、槍の使い手でもあり十文字槍で中村方の敵兵を多数討ち取り、矢野助之進に手傷を負わせ退かせている。戦場で斬り伏せた人数から、柳生一族で最強の剣豪の一人に数えられている。
--宗冬は若い頃は文弱だったが、後に修行に励んで父祖の技を継ぎ、老境に至って極意を悟ったという大器晩成の人。現代の創作などでは他の柳生の剣豪に劣る扱いが多いが、戦前は非常に人気が高く剣豪としての格も劣るものとは扱われていなかった。講談「柳生二蓋笠」では主人公となり、槍を手にした父・宗矩を二つの笠を得物に破っている。

-甥の&ruby(やぎゅうひょうごのすけとしとし){柳生兵庫助利厳};も剣豪であり、いわゆる尾張柳生の祖として知られる。祖父石舟斎をして「一徹の短慮物」と評されるだけあり、熊本藩では問題を起こし退転、尾張藩に仕えるにあたっても兵法指南以外の仕事は断るなど政治的な立ち回りは不得手だった。それにも関わらず尾張藩に新陰流が採用された事が、彼の兵法家としての器量を物語っている。
--また、息子の&ruby(やぎゅうれんやさいとしかね){柳生連也斎厳包};は尾張柳生系の新陰流の剣術を完成させ尾張藩の御流儀となる流れを決定づけた達人。一説には柳生最強ともされ、1651年に江戸城で催された「慶安御前試合」では江戸柳生の宗冬と試合を行い、その右拳を砕いて勝利したという。ただし、この逸話の信憑性については疑問視されている。
---厳包が宗冬を試合で破ったとする逸話は尾張柳生の柳生厳長の著書が初出。厳長は口伝であると主張しているが、厳長の父の門弟らはこれを否定したり型演武中の事故であると証言している。木刀に血痕が残るほどの重傷を宗冬が負ったにも関わらず、その数日後に兵法を将軍や大名らに披露しているのも不自然だ、とも。

#endregion

#region(江戸柳生と尾張柳生について (+クリックで展開))
-柳生家は大別して石舟斎の五男である宗矩の江戸柳生と、孫である利厳の尾張柳生に分派しており、俗に心法の江戸柳生、刀法の尾張柳生と評され、尾張柳生の方が実用本位とされる。尤も、実際のところは江戸柳生も刀法を限界まで鍛え工夫した後に禅によって心法を極めるものだと指導しており、心法偏重というのは俗説の域を出ない。
-なお、近代以降の尾張柳生は石舟斎より新陰流の正統を継いだと主張しており、FGOをはじめ多くの創作がそれに習っているが、史学的には非常に怪しい。この説は尾張柳生第二十代宗家である柳生厳長(明治24年~昭和42年)氏の著書『正傳新陰流』(昭和32年出版)が初出。同史料は尾張柳生の正統や優位性を主張するが、捏造を疑われる記述や誤りが多く『柳生遺聞』などで批判されている。
-尾張柳生にのみ伝承されたとされる目録が正統論の根拠の一つだが、目録については同じものが江戸柳生の柳生十兵衛の著書『月の抄』にも挙げられている。新陰流のただ一人の正統を示すという「一国一人の印可」も日本に一人という意味では無いとする説が一般的。江戸時代の史料にも尾張柳生を正統と扱うものは存在しない。
#endregion

-愛刀として父より譲り受けた柳生家の宝刀『大天狗正家』を用いた。この刀は最上大業物十四工の一人、三原正家の作刀で、父の石舟斎が天狗と戦った折に振るい、一刀石を割ったという伝承が残る。関ヶ原の戦いでは徳川家康を急襲した5人の敵を一呼吸で斬り伏せ、大坂の陣では徳川秀忠の元に迫った豊臣方の鎧武者7人を瞬く間に切り伏せたという。
--刀としての格で言えば尾張柳生が正統の証と主張する『柳生の大太刀(出雲守永則)』より格上。史学的に尾張柳生が正統か怪しまれる理由の一つでもある。
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-柳生新陰流・水月。新陰流における心法。対する相手を「水面に映った月」に例え、その景色を自らの心に描くという。
"水面の月は切れず。敵を斬ろうとするのではなく、刀が動けば相手は勝手に斬れる"と。
[[宮本武蔵]]の到達した境地「無空」に相当する。
-無刀取り。剣聖・&ruby(かみいずみのぶつな){上泉信綱};が考案し、その弟子であった柳生宗厳が完成させた新陰流の秘奥。いわゆる「真剣白刃取り」。ただし、宗矩は兵法書にて「武器が無い状態で武器を持った敵に相対してもうろたえず生き延びるための行動を取る」という考え方とそのための技術、いわゆる生存術に位置付けている。

-宝具「&ruby(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ){剣術無双・剣禅一如};」。宗矩が完成させた剣の極意。
「心は不動。しかして自由にあらねばならぬ。即ち是、無念無想の境地なり」
ただ一技を極めたゆえか、「[[壇ノ浦・八艘跳>牛若丸]]」と同じく「対人奥義」に分類されている。

-初出は「[[宮本武蔵体験クエスト]]」。
立ち絵のみの登場であったが、「&ruby(おとめ){御留};流」「江戸柳生」というキーワードからこの段階で柳生宗矩と推察されていた。
そして[[亜種特異点Ⅲ]]で実装。[[1.5部恒例の>新宿のアーチャー]][[ダンディお髭おじさん>レジスタンスのライダー]]枠と相成った。
--サーヴァントではなくその時代に生きた人間として登場しており、史実と生年が同じであれば68歳となる。
#region(ネタバレ注意 +クリックで展開)
-その正体は英霊剣豪、「セイバー・エンピレオ」。
他の英霊剣豪と異なり、召喚されたサーヴァントではなく肉体を持つ生きた人間。世界を移動してきた武蔵と出会い別れた後、同じく世界を移動してきた[[天草四郎]]から「武蔵は再び現れる」と聞き彼に下る。カルデアのマスターと共に現れた彼女に近付き、その成長を促す。そして六騎の英霊剣豪を祓った武蔵の前に立ちはだかり───
#endregion

-シナリオ内で登場する部下の「左近」という人物は、島原の乱に参戦していることや柳生宗矩との親交、左近という名称から「石谷貞清」がモデルと思われる(ただし石谷貞清が左近将監に任官したのは本シナリオより後の年代)。

-亜種特異点Ⅲにて彼と戦っても、マテリアルは空欄のままで登録されない。ガチャで引き当てるかフレンドから借りる必要がある。

-第一臨で着用しているのは半裃で、当時の公服。第二臨の長着に紋付羽織袴は、当時の略装(平服)である。鷹狩の際にも着用された。宗矩自身が鷹狩を好んでいた記録はないが、最初の主君であり柳生家再興の発端となった徳川家康が愛していたとされる。又、息子の三厳は鷹狩の際に急死している。

-第二段階のセイントグラフでは鷹を連れているため、この状態でお気に入り設定するとマイルームに鷹を連れ込む。&color(Gray){まあ、馬よりは全然マシであるが。};

-''初の「敏捷:A++」ランクの保持者''。
これ以上(EX含む)の敏捷ランクを持つサーヴァントは現状では存在していない。
--ランク表記における+は「瞬間的に能力が+の数だけ倍加する」という記号(つまり++は3倍の意味)。おそらく彼の敏捷パラメータは「剣術の踏み込み」を表しているものと思われる。
通常攻撃にて見せる、起こりの動作も一瞬すら見せぬまま対手の眼前へ歩み寄り、一刀で切り捨てる姿を思い返してみよう。
--後に[[牛若丸(殺)]]が「敏捷:A++」の保持者として登場し、唯一では無くなった。
--「筋力:A++」「耐久:A++」は人の身では絶対に不可能と明言されている。牛若丸(殺)は天狗に近しい存在であるとされているが…。
-スキル使用モーションではジャパニーズSEIZAを行う。仕様を考えるとかなり凝っている。
見方によってはかなりシュールだが、敵として出てくると正座連打でチャージ進行やら回避付与やらしてくるため、だいぶ笑えない。
--ちなみにバトルキャラ第三段階の鎧姿では正座出来ないので胡座に変わる。
-『コハエース』設定ではあるが、徳川家康の影武者を持ち回りで務めた重臣の一人として、本多忠勝と共に名前が挙げられていた。

-[[宮本武蔵]]、亜種特異点Ⅲ登場サーヴァント、武芸者サーヴァント、[[天草四郎]]、[[レジスタンスのライダー]]or[[ジル・ド・レェ(術)]]or[[殺生院キアラ]]所有時にマイルームに特殊台詞が追加される。
--亜種特異点Ⅲ登場サーヴァントは宮本武蔵を除いたものが対象。
--武芸者サーヴァントは台詞の項を参照。

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&br;
*幕間の物語 [#v41834ac]
-開放条件:未実装
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|~Battle&br;2/3|>|>|>|>|LEFT:エネミーA Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーB Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーC Lv○○(クラス:HP)|
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