ドブルイニャ・ニキチッチ のバックアップソース(No.20)

//METAタグへ記載する通称はゲーム内で用いられたものに限定します。
META:keywords,くらす,つうしょう
#pulldown(,---見出しへ移動---)
*ステータス [#qdb0a9ae]
|CENTER:150|CENTER:80|CENTER:120|CENTER:40|CENTER:40|CENTER:120|c
|~SR|>|>|>|>|~No.|
|&attachref(サーヴァント一覧/0??00.png,nolink,???,234x400);|>|>|>|>|>|
|~|~クラス|>|>|>|ライダー|
|~|~属性|>|>|>|ぞく・せい|
|~|~真名|>|>|>|ドブルイニャ・ニキチッチ|
|~|~時代|>|>|>|10世紀頃|
|~|~地域|>|>|>|ロシア|
//真名・時代・地域はゲーム内マテリアルに記述があれば、そちらにあわせて編集してください。
|~|~筋力|?|>|~耐久|?|
|~|~敏捷|?|>|~魔力|?|
|~|~幸運|?|>|~宝具|?|
|~|>|>|>|>|~能力値(初期値/最大値)|
|~|~HP|>|>|>|????/????|
|~|~ATK|>|>|>|????/????|
|~|~COST|>|>|>|??|
|~|~コマンドカード|Quick×|>|Arts×|Buster×|
|>|>|>|>|>|~特性|
|>|>|>|>|>|LEFT:サーヴァント、天地人属性、秩序混沌属性、善悪属性、人型、性別、クラススキル、各種特攻|
|~保有スキル|>|~効果|~継続|~CT|~取得条件|
|???[?]|>|LEFT:説明|?|?|LEFT:初期スキル|
|???[?]|>|LEFT:説明|?|?|LEFT:霊基再臨×1突破|
|???[?]|>|LEFT:説明|?|?|LEFT:霊基再臨×3突破|
|~クラススキル|>|>|>|>|~効果|
|???[?]|>|>|>|>|LEFT:説明|
|???[?]|>|>|>|>|LEFT:説明|
|~アペンドスキル|>|>|>|>|~効果|
|追撃技巧向上|>|>|>|>|LEFT:自身のExtraAttackカードの性能をアップ[Lv.1~]|
|魔力装填|>|>|>|>|LEFT:自身のNPをチャージした状態でバトルを開始[Lv.1~]|
|???|>|>|>|>|LEFT:説明|
//|対○○攻撃適性|>|>|>|>|LEFT:自身の〔クラス名〕クラスに対する攻撃力をアップ[Lv.1~]|
//|対○○クリティカル発生耐性|>|>|>|>|LEFT:自身の〔クラス名〕クラスに対する被クリティカル発生耐性をアップ[Lv.1~]|
|>|~宝具|~種類|>|~ランク|~種別|
|>|&ruby(ズメイ・ゴルィニシチェ){''邪竜来りて罪を吐く''};|???|>|?|対??宝具|
|>|>|>|>|>|~効果|
|>|>|>|>|>|LEFT:説明|
&br;
**各レベル毎のステータス [#d09afa7e]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:5|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|c
|~レベル|~HP|~ATK||~レベル|~HP|~ATK|
|1|????|????||70|????|????|
|10|????|????||80|????|????|
|20|????|????||90|????|????|
|30|????|????||>|>|~聖杯転臨|
|40|????|????||100|????|????|
|50|????|????||110|????|????|
|60|????|????||120|????|????|
#endregion
&br;
**イラストの変化 [#zef1161f]
#region(イラスト:??? (+クリックで展開))
&resizeimage(./.jpg,145,250);→&resizeimage(./.jpg,145,250);→&resizeimage(./.jpg,145,250);→&resizeimage(./.jpg,145,250);
#endregion
&br;
**霊基再臨 [#u07f2043]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:200|CENTER:110|CENTER:1|CENTER:200|CENTER:110|c
|BGCOLOR(#ffddcc):~霊基再臨×1|~必要Lv:X0||BGCOLOR(#ccfff7):~霊基再臨×2|~必要Lv:X0|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|ピース|X|~|ピース|X|
|||~|アイテム|X|
|~QP|X万|~|~QP|X万|
|>||~|>||
|BGCOLOR(#ccffcc):~霊基再臨×3|~必要Lv:X0||BGCOLOR(#ffcce6):~霊基再臨×4|~必要Lv:X0|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|モニュメント|X|~|モニュメント|X|
|アイテム|X|~|アイテム|X|
|アイテム|X|~|アイテム|X|
|~QP|X万|~|~QP|X万|
#endregion
//☆1 1万、3万、9万、30万、ピース&モニュメントの必要数→2、4
//☆2 1万5千、4万5千、15万、45万、ピース&モニュメントの必要数→3、6
//☆3 3万、10万、30万、90万、ピース&モニュメントの必要数→4、8
//☆4 5万、15万、50万、150万、ピース&モニュメントの必要数→4、10
//☆5 10万、30万、100万、300万、ピース&モニュメントの必要数→5、12
&br;
**保有スキル強化 [#Skill_Strengthening]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~備考|h
|CENTER:|RIGHT:||CENTER:|c
|~1|---|---||
|~1⇒2|X万|○の輝石×X||
|~2⇒3|X万|○の輝石×X||
|~3⇒4|X万|○の魔石×X||
|~4⇒5|X万|○の魔石×X、アイテム×||
|~5⇒6|X万|○の秘石×X、アイテム×|CT-1|
|~6⇒7|X万|○の秘石×X、アイテム×||
|~7⇒8|X万|アイテムA×X、アイテムB×X||
|~8⇒9|X万|アイテムA×X、アイテムB×X||
|~9⇒10|X万|伝承結晶×1|CT-1|
#endregion
//☆1 1万、2万、6万、8万、20万、25万、50万、60万、100万、石の必要数→2、4
//☆2 2万、4万、12万、16万、40万、50万、100万、120万、200万、石の必要数→3、6
//☆3 5万、10万、30万、40万、100万、125万、250万、300万、500万、石の必要数→4、8
//☆4 10万、20万、60万、80万、200万、250万、500万、600万、1,000万、石の必要数→4、10
//☆5 20万、40万、120万、160万、400万、500万、1,000万、1,200万、2,000万、石の必要数→5、12
&br;
**アペンドスキル強化 [#AppendSkill_Strengthening]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~追撃技巧向上|~魔力装填|~???|h
|CENTER:|RIGHT:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~1|---|サーヴァントコイン×120|+30%|+10%|+20%|
|~1⇒2|X万|○の輝石×X|+32%|+11%|+21%|
|~2⇒3|X万|○の輝石×X|+34%|+12%|+22%|
|~3⇒4|X万|○の魔石×X|+36%|+13%|+23%|
|~4⇒5|X万|○の魔石×X、アイテム×|+38%|+14%|+24%|
|~5⇒6|X万|○の秘石×X、アイテム×|+40%|+15%|+25%|
|~6⇒7|X万|○の秘石×X、アイテム×|+42%|+16%|+26%|
|~7⇒8|X万|アイテムA×X、アイテムB×X|+44%|+17%|+27%|
|~8⇒9|X万|アイテムA×X、アイテムB×X|+46%|+18%|+28%|
|~9⇒10|X万|伝承結晶×1|+50%|+20%|+30%|
#endregion
//☆1 1万、2万、6万、8万、20万、25万、50万、60万、100万、石の必要数→2、4
//☆2 2万、4万、12万、16万、40万、50万、100万、120万、200万、石の必要数→3、6
//☆3 5万、10万、30万、40万、100万、125万、250万、300万、500万、石の必要数→4、8
//☆4 10万、20万、60万、80万、200万、250万、500万、600万、1,000万、石の必要数→4、10
//☆5 20万、40万、120万、160万、400万、500万、1,000万、1,200万、2,000万、石の必要数→5、12
&br;
*セリフ [#vb7337aa]
#region(CV: (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV||
|~開始|~1||
|~|~2||
|~スキル|~1||
|~|~2||
|~コマンドカード|~1||
|~|~2||
|~|~3||
|>|~宝具カード||
|~アタック|~1||
|~|~2||
|~|~3||
|>|~エクストラアタック||
|>|~宝具||
|~ダメージ|~1||
|~|~2||
|~戦闘不能|~1||
|~|~2||
|~勝利|~1||
|~|~2||
|>|~レベルアップ||
|~霊基再臨|~1||
|~|~2||
|~|~3||
|~|~4||
|~絆Lv|~1||
|~|~2||
|~|~3||
|~|~4||
|~|~5||
|~会話|~1||
|~|~2||
|~|~3||
|~|~4||
|~|~5||
|~|~6||
|~|~7||
|>|~好きなこと||
|>|~嫌いなこと||
|>|~聖杯について||
|>|~イベント開催中||
|>|~誕生日||
|>|~召喚||
#endregion
&br;
*マテリアル [#y0dec896]
#region(絆ポイント(+クリックで展開))
|~Lv|~レベル毎|~累計|~報酬|h
|CENTER:30|RIGHT:90|RIGHT:90|CENTER:110|c
|~1|||--|
|~2|||--|
|~3|||--|
|~4|||--|
|~5|||--|
|~6||||
|~7||||
|~8||||
|~9||||
|~10|||[[絆礼装>]]|
//礼装ページのリンク付けは礼装ページ作成後に行う
//絆Lv6~9の報酬
//☆1 黄金の果実1個(Lv6~8)、聖晶石1個(Lv9)
//☆2 黄金の果実1個(Lv6~7)、聖晶石1個(Lv8~9)
//☆3 聖晶石1個
//☆4 聖晶石2個
//☆5 聖晶石3個
#endregion
#region(キャラクター詳細(+クリックで展開))
キャラクター詳細
#endregion
#region(絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開))
身長/体重:cm・kg
出典:
地域:
属性:   性別:
#endregion
#region(絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開))
絆レベル2
#endregion
#region(絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開))
絆レベル3
#endregion
#region(絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開))
絆レベル4
#endregion
#region(絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開))
絆レベル5
#endregion
#region(??? をクリアすると開放 (+クリックで展開))
絆クエスト
#endregion
&br;
*ゲームにおいて [#in_the_fgo]
-ゲーム内での運用に関するコメント
**スキル解説 [#skill]
-スキルに関する記述
//スキル倍率テンプレ
//#region(&color(Blue){スキル倍率};)
//|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
//|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
//|スキル効果||||||
//|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
//|スキル効果||||||
//#endregion
**宝具解説 [#noble_f]
-宝具に関する記述
**総評 [#total_eva]
-総合評価に関する記述
**概念礼装について [#craft_e]
-礼装に関する記述
//-絆Lv10で[[専用礼装>]]を入手できる。
**性能比較 [#spec_com]
#includex(サーヴァント性能比較表,section=(num=14),titlestr=off,firsthead=of)
*小ネタ [#ce95d0cf]
#region(+クリックで展開)
-ドブルイニャ・ニキチッチ(Добрыня Никитич)はブィリーナと言うロシアの民間伝承に登場する「ボガトィリ(勇者たち)」と呼ばれる人物のひとり。3つ首の竜ズメイ・ゴルイニチを倒した英雄。
イリヤー・ムーロメツ、アリョーシャ・ポポーヴィチと共に太陽公ウラジーミルに仕える『三勇士』、その第二位として、ロシアでは非常に著名な大英雄である。
--ブィリーナは口承文学であり、スコモローフと呼ばれる放浪芸人がその語り手を担っていた。[[イヴァン雷帝]]も国を守る英雄譚としてのブィリーナを好み、夜ごと語り手を呼びつけ楽しんでいたというが、民衆の中へ入り支持を受けるために次第に権力者や聖職者を風刺する内容が増えていったことで、ツァーリや貴族からの弾圧を受け衰退していく。
--「ドブルィニャ」は「善良、美しさ、偉大さ」、「ニキチッチ(ニキーティチ)」は「栄光の、輝かしい」という意味の言葉にそれぞれ由来する。繋げると「輝かしい善良さ」「偉大なる栄光」というようなニュアンスか。
---もう少し詳しく解説するとこの「ニキチッチ(ニキーティチ)」は「ニキータ」を父称の命名規則に従い変化させたもの、つまり「ニキータの息子」を意味する名前で姓(家名)ではない。またニキータという名はギリシャ語で勝利者を意味する「ニケータス」、ひいては古代ギリシャの勝利の女神ニケーにその語源を遡ることができる。
--ズメイとは、東ヨーロッパや中央ヨーロッパで広く知られているドラゴンで、多くの伝説に様々な種類のズメイが登場する。
バルカン半島では守護竜としての性格が強いが、ロシアの伝承に登場するものは「ズメイ・ゴルイニチ」と呼ばれ、悪役のドラゴンとして描かれることが多い。蛇を意味する「ズメイヤ」の男性形であり、語源は古スラブ語で「竜」「大地」を指す単語に由来するとされる。
---日本ではあまり馴染みが無いかもしれないが、ロシア映画『豪勇イリヤ 巨竜と魔王征服』に登場する3つ首の巨竜ズメイ(「ゴルイニチの大蛇」/米国では「ズーマの火吹きドラゴン」、日本のDVDでは「キング・ドラゴン」とも)が、『ゴジラシリーズ』の名敵役キングギドラの元ネタになったとも言われる。また、ギドラという名前自体ロシア語で[[ヒュドラ>ヒュドラ・ダガー]]を指す言葉だったりする。
残念ながら映画の作中でのズメイはあまり動かないが、ソ連軍から貸し出された火炎放射器を口内に仕込んだ巨大模型の迫力は圧巻である。
---ズメイ自体は多頭竜とされるが、絵画でも歴史的に3つ首竜として描かれることが多く、この『豪勇イリヤ』のイメージもそれを反映したものである。
--逸話と直接の関係はないが、伝承の彼にあやかって名付けられたシェパード犬「ドブルイニャ」が2015年にロシアからフランスへ贈呈されている。このような際に名前が挙がることからもロシアでのドブルイニャの人気がうかがわれる出来事と言える。

#region(伝承解説 +クリックで展開)
-原典では''男性''。架空の人物であるが、キエフ大公スヴャトスラフ一世に仕えた軍人「ドブルイニャ」をモデルにしているのではないかと言われている。
--彼は『ブィリーナ』説話中の「太陽公」のモデルとなったウラジーミル一世の伯父であり、スヴャトスラフの死後は軍司令官(ヴォイヴォダ)として彼を導き、ポロツク公国への侵攻やキエフ大公位簒奪などの重要な事績に関わった、あるいは直接指揮したなどとされる。

-勇敢で慈悲深い騎士の鑑(かがみ)のような人物であり「慈愛のドブルイニャ」「不死身のドブルイニャ」などと称えられる。
--単に力に優れていただけでなく、弓、水泳、馬術、そしてグースリ(ロシアの伝統的な弦楽器)の名手であり、詩の才能にも長け、タヴリー(ロシア版チェス、あるいはロシア版バックギャモン。ルールは現存していない。)勝負で負けなしであるなど、深い教養を窺わせる説話も多数存在する。
--また、「十二の言語を操る」ともされ、他の「ブィリーナ」中の勇士よりも(比較的)穏便に物事を解決できる知性が、ドブルイニャの勇士としての特長でもある。果ては''鳥の言葉を理解する事ができた''とさえいわれ、実際に後述のアリョーシャの不倫の逸話では、結婚が行われそうだという事実を旅先のドブルイニャに伝えるのは鳥であったり、自らの愛馬であったりする。
---上記のドラゴン退治の話の他、留守中に同僚の勇者アリョーシャ・ポポーヴィチがドブルイニャが死んだという話をしてドブルイニャの妻に結婚を迫った所、帰還した(または''本当に死んでいたが蘇った'')ドブルイニャが婚儀の席に現れ身分を明かしてアリョーシャを懲らしめる(この一連の流れは『オデュッセイア』における[[オデュッセウス]]の帰還のくだりとも共通項が多い)という話や、''抉られた心臓をはめ込んだら復活した''というような話もある。

#region(ドラゴン退治の詳細 +クリックで展開)
-叙事詩はドブルイニャの母親が若きドブルイニャに忠告をする場面から始まる。母親は&color(blue){「サラセン山脈を避けて通ること」「子供のドラゴンを踏みつけないこと」「ロシア人の虜囚を救出しないこと」「プチャイ川で水浴びをしないこと」};を重々息子に言い聞かせたが、彼はあろうことか''それらの言いつけを全て無視、破って実行''した。

-母親の忠告を忘れ'''&color(blue){プチャイ川で水浴び};'''をしたドブルイニャは、3つの首、12の尾を持つドラゴン(ズメイ・ゴルイニチ)と遭遇する。素っ裸で武器を何一つ持っていなかったドブルイニャは絶望するが、「ギリシャの帽子」を見つけ出すとそれを使ってドラゴンを打ち倒す。
敗北したドラゴンは自身を殺さないようドブルイニャに懇願し、両者は互いに攻撃をしない旨の約束を交わした。ところがドラゴンは舌の根も乾かないうちにその約束を破るとキエフに飛び去り、ウラディーミル公の姪であるザバヴァ姫を誘拐してしまった。
--この「ギリシャの帽子」は聖なる武器の別名でも何でもなく、どうやら本当にただの帽子(話によっては頭巾だったり兜だったりする)を使って倒したらしい。パターンによってはギリシャの土が詰まっていたなどと言われることもあるが、どちらにせよ武器ではない。&color(Silver){これには投石機で巨人に挑むダビデだってびっくりするだろう。};
---何故このような単なる帽子が武器たりえたのかについて、「ギリシャの帽子」は修道僧の頭巾や巡礼の装束の一部であり、すなわち10世紀にウラジーミル一世によりロシア外部からもたらされ、国教として受容された「ギリシャ正教」の象徴として、『邪悪な超自然的存在を滅するだけの強力な魔力を有している』と当時のロシア人たちに納得されていたためではないかとする考察が存在する。
--ドラゴンとドブルイニャが交わした約束は、主に「ロシア人を拐わない」「(ドブルイニャの)''妹になる''」というものであったとされる。

-その後ドブルイニャがキエフに到着すると、怒り心頭のウラディーミル公は彼に姪を取り返すか、さもなくば死罪と宣告する。ドブルイニャが任務を果たす上で馬も槍も無いのにとぼやくと、母親は家宝の馬ブルコ号と絹が編み込まれたシャマフ産の魔法の鞭を与えて彼を送り出す。
--なお「槍もない」とぼやいたドブルイニャだが、その後のドラゴンの戦いの際にはしっかり槍を持っている。母親からの贈り物の中には入っていなかったが、この槍がどこから来たのかが語られることは特にないようだ。

-誘拐された人々が幽閉されていた洞窟に辿り着いたドブルイニャは、'''&color(blue){ロシア人虜囚を救出};'''して'''&color(blue){子竜たちを踏み殺す};'''。ところが、死に際に一頭が馬の脚に噛み付き、動けなくしてしまう。進退に窮したドブルイニャだったがそこで魔法の鞭の存在を思い出し、それを振るうと馬は再び動けるようになった。

-自らの子供を殺されて怒り狂った母竜は再びドブルイニャに戦いを挑む。'''&color(blue){サラセン山脈で行われた};'''英雄と竜の戦いは三日続き、とうとう三日目にはドブルイニャの方が戦いを放棄して逃げようとまで考えるほど追い詰められた。しかし突然響いた天の声があと三時間逃げずに戦うようドブルイニャに語りかけ、息を吹き返した彼はその三時間でドラゴンを殺すことに成功した。

-死んだドラゴンから流れ出た大量の血液は大地に吸収されることもなく留まり続け、結果ドブルイニャはまたしても三日間にわたり血の海を泳ぐ羽目に陥った。天の声は再び彼にアドバイスを与え、それに従って槍を地面に突き刺したことでようやく血はなくなり、ザバヴァ姫も救出された。

-任務を果たしたドブルイニャだったが、彼は農民だったために姫との婚姻は許されず、アリョーシャ・ポポーヴィチが姫を娶ることとなる。ドブルイニャは女戦士ナスターシャ([[アナスタシア]]ではない。念のため)と出会い、彼女と結婚した。めでたしめでたし。
--ドブルイニャの家系については、古い貴族の系譜だったとする話や裕福な商人が父だったとする話もあり一定しない。いずれにせよナスターシャが彼の終生の妻となった点は変わらない。
#endregion
#region(アリョーシャについて補足 +クリックで展開)
-ドブルイニャの逸話においては上記の略奪婚まがいの行為の結果として罵倒されたり殴られたり、ヴァリアントによっては不具にされたり投げ殺されたりと散々な目に遭っているアリョーシャ・ポポーヴィチだが、一説にはドラゴンとも竜人とも言われるトゥガーリン・ズメィェヴィチを一騎打ちで討伐するなど、基本的にはボガトィリ三勇士の名に恥じない大英雄である。

-三人の中では最も若年とされること、ドブルイニャ同様に知性派である一方で奸智に長けたり嘘吐きだったりとトリックスター的な騎士であること、時代が下るに従ってより&color(silver){暴力的で};分かりやすい結末の方が民衆受けするようになったこと等で、調子に乗って制裁される役回りという描写が増えていったものと思われる。
実際、アリョーシャが悲惨な結末を迎える話は近代のものが多い。再婚についてはウラジーミル公のお節介によるものというヴァリアントもある。
#endregion
#endregion

-何故かケモ耳尻尾つき。&color(Silver){%%ドブルイ"にゃ"ってこと?%%};
&color(silver){おまけに巨乳セクシー衣装%%いくら不死身でもロシアでそれは寒くない?%%};
--ズメイ(先述のものとは別個体)の友人(あるいはズメイが化けた存在)である邪悪な魔女マリンカ・イグナーティエヴナとの戦いの逸話では、彼女の姦計に嵌められたドブルィニャが動物に変えられてしまうという場面が存在する。変えられる動物はほとんどの場合金の角の''オーロックス''(牛の一種。現在は絶滅している。)であるが、鷹やオコジョに変えられたり、「鼠に変えて''猫''に食べさせる」と言われるヴァリアントもある。ここから取っている可能性もあるだろう。
---因みに、動物に変えられたドブルィニャを救うのは母親(あるいは叔母、姉)である。彼女はマリンカより強い善の魔女としてマリンカを''圧倒''し、「牝馬に変えてやる」と脅すなどする。&color(silver){%%なんだこの母親?%%};
#region(参考:英雄を救う力について +クリックで展開)
-マリンカの説話において、動物に変えられたドブルィニャを救うのは上述した通り一般に母親(あるいは身内の女性)である。これは女性を『生活の力の象徴』とみなし、ロシア人らしい生き方、生き様によって魔術(=異教、あるいは外敵の脅威)に対抗するという思想の表れであるとする意見がある。
-『ブィリーナ』において同じく魔術の被害を受けた人物は海の王により海中に囚われた商人サドコ、石に変えられた英雄ミハイル・ポティク等が居る。後者はイリヤー、ドブルィニャの二人がどうやってもポティクを元に戻す事が出来なかったところ、聖二コラを名乗る人物が突如現れ、ポティクは人間に戻る。いずれにおいても『聖二コラが窮地に陥った主人公を助ける』点は同じで、これは前述のケースに対し、聖なる(=キリスト教の)力で魔術(=異教)を破ると言う思想のあらわれとも考えることができる。
--この聖二コラは、船乗りの守護聖者二コラオス。サンタクロースの原型としても知られるが、こと『ブィリーナ』では英雄を超常の力から救う存在として活躍する。
-このように『ブィリーナ』においてはしばしば、英雄は魔術&color(silver){(を知らず、大抵のことをフィジカルで解決するため)};になすすべがなく、外部の力によって解決されるものとして描かれる。
#endregion

-騎乗している竜が白色なのは、ロシアの高名な画家ヴィクトル・ヴァスネツォフが19世紀末に描いた油絵『ボガトィリ』においてドブルイニャが跨る馬が白馬であることが元ネタと思われる。

#endregion
&br;
*幕間の物語 [#v41834ac]
-開放条件:クエストクリア、霊基再臨×?回、絆Lv?
#region(+クリックで展開)
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c
|>|BGCOLOR(#f0e68c):SIZE(20):''Interlude''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):''???''|
|~推奨Lv|?|~場所|>|>|:|
|>|>|>|>|>||
|~AP|?|~周回数|2|~クリア報酬|聖晶石×1|
|~絆P|???|~EXP|???|~QP|???|
|>|>|>|>|>||
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□''|
|~Battle&br;1/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;2/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;3/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
|>|>|>|>|>|~備考|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ffffff):|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■■''|
|~Battle&br;1/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;2/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;3/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
|>|>|>|>|>|~備考|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
#endregion
&br;
//*強化クエスト [#w3e7c7eb]
//-開放条件:最終再臨
//#region(+クリックで展開)
//|CENTER:80|CENTER:60|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c
//|>|BGCOLOR(#df0000):SIZE(20):''Rank up''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):''強化クエスト サーヴァント名''|
//|BGCOLOR(#f0f0f0):~推奨Lv||BGCOLOR(#f0f0f0):~場所|>|>|カルデアゲート:強化クエスト|
//|>|>|>|>|>||
//|~AP||~周回数||~報酬||
//|~絆P||~EXP||~QP||
//|>|>|>|>|>||
//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□□''|
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