人物紹介 
ゲームにおいて 
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- 軍神アレス。
大神ゼウスと女神ヘラの間に生まれた男神であり、十二神の中でも優れた美貌を持つ。愛の女神アフロディーテとは恋仲の関係(浮気相手)。
ヒッポリュテ、ペンテシレイアのようなアマゾネスは彼の娘達とされる。
- ギリシャ神話においては扱いがあまりよろしくないことで有名。
というのも、同じく戦を司る女神アテナが都市の平和・守護といった栄誉や計略を象徴するのに対し、アレスはどちらかというと戦争の暴虐性を象徴していたためで、ぶっちゃけるとギリシャで人気がなかったからである。
- 戦いの負の側面を象徴するため、その性格も粗野で残忍かつ不誠実であったとされる。彼を信仰していたのは主にトラキア人だったが、そのトラキアがギリシャから見て蛮地にあたることも、ギリシャにおけるアレスの不人気に繋がったとされる。
- また人間だけでなく他の神々からも基本的に好かれず、交流があったのはアフロディーテと冥界神ハデスくらいだったという(アレスが戦争を起こすと戦死者が出る=冥界の住人が増えるため)。
- ローマ神話における軍神マルスはアレスと同一視される神格。
しかし、散々な扱いを受けていたアレスとは打って変わり、こちらではなんと主神クラスにまで重んじられ崇拝された。
- 都市国家群であったギリシャでは各都市の防衛や平和など内向きの力が重視されていたが、ローマ帝国においては版図の拡大などより外部に向けた力(ストレートに言ってしまえば侵略)が重要視されていたからかもしれない。
- 手に持つ剣をよく見ると三色に発光している部分がある。
- アレスと同一視されるマルスは汎人類史における14000年前の「白き滅び」との戦いでは最強の神だったらしい。
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