ミネルヴァモン のバックアップ(No.12)


概要(長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など) Edit

メモリ20の究極体。

攻撃力と素早さ、HPが高い速攻アタッカー。防御力と知力、SPも低過ぎず、そこそこ安定している。

 

必殺技は威力140の無属性単体攻撃『ストライクロール』。

クリティカル率は25%。素の威力も高いので下手に単体継承技を使うよりもこれ一本であらゆる属性の敵に攻め込める優れた技。

全体攻撃用のマッハラッシュⅢ、フィジカルドレインを持たせれば攻撃に関しては充分であり、スキル自由度は高めと言える。

 

SS『プライマルトルーパー』は無属性技の威力が15%上昇するもの。

自身のストライクロールが威力161になる他、マッハラッシュⅢやフィジカルドレインといった汎用技にも有効。

フィジカルドレイン、スピリットドレインの両方の威力も若干上がるという事は、ケルビモン(悪)の『イービルハート』やバルバモンの『強欲』のようなSP吸収量上昇効果も兼ねたSSであるとも解釈できる。

吸収量こそ15%アップ止まりだが、ドレインで与えるダメージ自体が大きくなる方が嬉しい局面もある。

属性強化系のSSでありながら、誰しもが採用し得るドレイン系に作用してくれるおかげで、どんなパーティに入れても腐らない優良SSであると評価できる。

 

スロット3つもメモリ20としては多く、これらのポテンシャルを踏まえると、実はかなり高性能なデジモンといえる。

ノイズガードDXは他の全属性ダメージが上がってしまうデメリットのおかげでほとんど採用されず、ストライクロールの安定感は折り紙つき。

3倍弱点も存在せず、上記の通りこちらは継承技で3倍弱点を突くよりストライクロールの方が高いダメージを与えられる。

3つのスロットを使えば特定の属性の技を大きく軽減する事も可能で、無属性故に何を対策しているか読まれにくい。

更に味方にまで恵まれており、後述するアポカリモンジエスモンとシナジーを形成する。

 
 
 
 
 

ウィルス種内での速攻アタッカーならば扱いやすさも含めて非常に優秀な一体。

気になる相手としてはメルクリモンロードナイトモンベルゼブモンBMあたりが挙がるだろうか。

メルクリモンは素の火力こそミネルヴァモンに劣るものの、素早さ上昇という恩恵が高いSSの持ち主。

ロードナイトモンは少々クセがあるSSではあるが、高い素早さと強力な二種類の必殺技が魅力的。

ベルゼブモンBMはトップレベルの火力と高い素早さを持ち継承技一つでデータ種を容易く落とす強豪。

安定性やカスタマイズ性を求めるならばミネルヴァモン、他に必要な理由があるなら他の速攻アタッカーを選ぶべきだろうか。

ただしミネルヴァモン自身防御、知力に関しては期待できないレベルで低い為注意。

無属性である為3倍は受けないものの、火力次第ではワクチン種に容易く落とされる。

防御に関してはミネルヴァモン含む上記4体の中で最低。知力も下から2番目と少々厳しい。

その分HPはそこそこ多めに持っている為、耐久面を補強したならば落とされにくくなる為、少々そちらに振るのもアリ。

スロットも含めてカスタマイズ性が高い事こそミネルヴァモンの大きな強みと言えるだろう。

 

総括すると、

1:無力化の心配が無く信頼できる必殺技

2:どんな味方でも活かせる汎用性の高いSS

3:無属性で3倍弱点無しの優秀な耐性

4:物理アタッカーとして低過ぎない知力

 

これら全ての要素を兼ね備えたウィルス種物理アタッカーはミネルヴァモンしかいない。

攻撃力無振りでも打点は充分にあり、知力パーティの用心棒ウィルス枠として大活躍が期待できる。

しかもSSのおかげで物理アタッカーなのに消耗戦に強い。

以上の理由から、同じ役割のデジモンの中でも突出した実力を見出され、発売から8年後に新たな環境トップメタに輝いた。

 

継承技候補 Edit

継承技採用理由
パワーエナジーⅢ知力型用。知力が低いデータ種への打点になる。ストライクロールと撃ち分けよう。
マッハラッシュⅢ必中全体技。威力92で撃てる。ミラージュガオガモンBMジエスモンを自然に対策可能。
フィジカルドレインSPの補給に。威力57相当にパワーアップしている。知力型でも基本はこちら。
リバイブフィジカルドレインで稼ぎやすいためパーフェクトリバイブもギリギリ選択肢に入る。
ステータスバリア状態異常対策。
ファイナルヒール知力型であればそれなりの回復量になる。流石に本場の知力型デジモンには見劣りするが、安定感を高めるなら欲しい。
レストアサポートエンドも含めた状態異常対策。
アクセルブーストストライクロールを威力322、マッハラッシュⅢを威力184で撃てる。隙を作れれば強力。
チェインマックスクロスコンボ発動用。

 

装備品候補 Edit

装備品採用理由
CRTアタッチAストライクロールの期待値を上昇させる。フル装備でクリティカル率は70%
マスターバリア状態異常対策。
フレアガードDXシャイングレイモンBMピンポイント対策。即死する筈の大火力を涼しい顔でやり過ごす。
シャインガードDXセラフィモンヴァロドゥルモン等の対策。インペリアルドラモンDM等には弱くなる。

 

ステータス振り分け例 Edit

場所と配分その理由
HP+200、知力+130HP1780調整、残り知力。ストライクロールの性能が非常に高いので十分戦っていける。
攻撃力+150とりあえず火力を重視する配分。素早さ要調整。
 

相性のいい味方デジモン Edit

デジモンその理由
アポカリモンSS『黙示録』で規格外のパワーを与えてくれる最高の味方。討ち漏らしはダークネスゾーンでしっかり落とす。
ジエスモン轍剣成敗が威力172という超威力技に。敵にアクセルブーストを使われたらシュベルトガイストで切り抜ける。
セイバーハックモントライデントセイバーの威力が138に。『バトルセンス』絡みのコンボで超火力を叩き出せる。
アルカディモン超究極体ゴッドマトリックスのダメージが自分の攻撃力の約2倍に。アクセルブーストを掛ければとてつもない威力。
ボルトモンメモリの都合でジエスモンが採用できない場合の選択肢。
カオスモン無属性必殺技を持つ速攻物理アタッカー。SSで更に火力を盛る。メモリが足りないならジャスティモンも選択肢に入る。

天敵となる敵デジモン Edit

デジモンその理由
シャイングレイモンBM無属性故に3倍弱点はないが、流石にFシャイニングバーストは耐えられない。
エアロブイドラモン快速も自慢だが、そもそも『神速』で確実に先手を取ってくるこいつには敵わない。
オメガモンズワルト知力型の場合ガルルキャノンで狙われるとろくに動けなくなる。こちらはディアナモン等を味方に付けて牽制したいところ。

 

対策 Edit

 ストライクロールはクリティカル率が高く、不意に大ダメージを受けやすい。
耐久力は低いので2度3度反撃すればまず落ちる。素早さは速過ぎないので先手で落とす事も充分可能。知力に振り、耐久を補った型もあるので確実に倒すなら物理技。
消耗戦になると強化されたフィジカルドレインで多めにSPを稼がれてしまうので注意。