アルカディモン究極体

概要（長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など）

攻撃力と素早さが高めな速攻物理アタッカー。

その上物理アタッカーとしては破格とも言えるSPを持ち、やや消費の重い必殺技も問題無く撃てる。

物理型に多いSP切れが発生しにくく、パーフェクトリバイブ後に必死にドレインする必要も無いのはかなりのアドバンテージ。

大量のSPからの大貫通を高めの素早さでディレイを軽減できる上に高攻撃力と貫通攻撃を中心とするならばメモリ20としては非常に強力。

ただしその代償として防御、知力は低めとなっており、敵の多い闇ウィルスなのも厳しい所。

必殺技は無属性の単体大貫通攻撃『ドットマトリックス』。

与えたダメージの30％を自分のHPに吸収する。おまけに必ず命中する。

データ種のデジモンを狙って大幅な回復も狙いたいが、「メメタンのレプリカ」を持っているか見極める必要がある。

無属性なので3倍弱点は突けない。攻撃力を上げてしっかりダメージを稼ぎたい。高めの素早さを上昇させアクセルブーストを積む事ももちろん可能。

SS『理想郷』は敵の攻撃で即死が発生する確率を半減し、クリティカル率を10％上げるもの。

即死をそのまま半減。マスターバリアを一つ持たせるだけで無効化できる。

悪くないステータスの持ち主だが、同一種族同メモリのヴェノムヴァンデモンと比べると物足りなく感じる。

あちらはスロットが3つあり、貫通技でないため固有技も撃ちやすい。

尚、同メモリのミネルヴァモンと比べるとアルカディモン究極体の特徴であるSP以外は基本的に敗北。

スロット数、攻撃力、素早さ、物理耐久、魔法耐久は全て負けている上に属性面でも厳しい。

そのSPも必殺技の消費量が35と高いこちらに対し、あちらは20であるため利点となっているかは微妙である。

ミネルヴァモンがこちらより一つ多いスロットにSPアタッチを持たせれば差はたったの14。

正直ステータス面では完全に敗北していると言える。

SSもあちらの方が汎用性があり、必殺技にもSSの補正が入りディレイが少なく撃ちやすい性能。

上記２体との差別化として必殺技一辺倒にならず、SSを活かすかという点になるだろう。

しかしSSと貫通技がマッチし、ナイトモンにとっては天敵中の天敵である。

SSの効果で即死を半減。マスターバリアを１つ持たせるだけで完封である。

命中率をＨｉｔアタッチ等で底上げしているナイトモンがメメタンを持っている事はまず無い。

固い防御で突破が難しいナイトモンも貫通攻撃ならば容易に突破可能。

即死を無効化するＳＳを持つホウオウモンと

状態異常全てに効果があるスレイプモンに比べ種族相性も必殺技の貫通効果も有利。

仮に即死を狙わない相手でもクリティカル率10％が意外と仕事をする。
当然だが貫通必殺技を持つ完全体以上のアルカディモンならば皆同じ働きができる。

パーティーのメモリと相談して好きなアルカディモンを用い、即死を狙うナイトモンを美味しく頂いてやろう。　

アポカリモンと相性が良いが、あえてアルカディモン究極体を使うのであればそれなりの理由がある構築にしないとアルカディモン超究極体の劣化となりかねない。

単体攻撃の『ドットマトリックス』では全体攻撃の『ゴッドマトリックス』に見劣りするのは無理もない話である。

残念ながら現時点では、アルカディモン超究極体ではなくアルカディモン究極体をアポカリモンと組ませた有効な戦術は発見されていない。

差別点としては必中効果持ちの必殺技である為、対ナイトモンだけでなく対ジエスモンにおいても強力に戦える。

必中効果を期待してのマッハラッシュ、パワーエナジー等無属性継承技でも必中効果は補えるが、そこにドレインがつくのはアルカディモン究極体の大きな強み。ジエスモンのSS効果で一気に逆転を狙った相手を全力でエサにする事が出来る。

必中持ちのウィルス種は多いがドレイン効果が大きな差と言えるだろう。

継承技候補

装備品候補

ステータス振り分け例

相性のいい味方デジモン

天敵となる敵デジモン

対策

光属性の攻撃なら大きなダメージが見込める。セラフィモン、スサノオモン、ルーチェモンＳＭなど。
ドットマトリックスは「メメタンのレプリカ」で完全に無効化できるので、他の貫通攻撃持ちのついでに対策出来る。
『理想郷』によってクリティカル率が上がっているので、事故が起こりやすいのには注意。アルカディモン超究極体より小回りも利き、場合によっては厄介なアタッカーとなる。