アルジュナ(オルタ) のバックアップソース(No.102)

#pulldown(,---見出しへ移動---)
*ステータス [#qdb0a9ae]
|CENTER:150|CENTER:80|CENTER:120|CENTER:40|CENTER:40|CENTER:120|c
|~SSR|>|>|>|>|~No.247|
|&attachref(./24700.jpg,nolink,善性なる者には生、悪性たる者には裁きを,234x400);|~クラス|>|バーサーカー|~属性|秩序・善/悪|
|~|~真名|>|>|>|アルジュナ|
|~|~時代|>|>|>|神話時代|
|~|~地域|>|>|>|インド|
|~|>|>|>|>|~能力値(初期値/最大値)|
|~|~HP|>|>|>|2029/13837|
|~|~ATK|>|>|>|1803/11669|
|~|~筋力|A|>|~耐久|A+|
|~|~敏捷|A|>|~魔力|A++|
|~|~幸運|C|>|~宝具|EX|
|~|~COST|>|>|>|16|
|~|~所有カード|Quick×1|>|Arts×1|Buster×3|
|~保有スキル|>|~効果|~継続|~CT|~取得条件|
|対邪悪(特殊)[EX]|>|LEFT:自身の攻撃力をアップ[Lv.1~]|3|7|LEFT:初期スキル|
|~|>|LEFT:自身に〔弱体状態(解除不能な状態は除く)〕特攻状態を付与[Lv.1~]|~|~|~|
|千里眼(超越)[EX]|>|LEFT:自身のBusterカードのスター集中度をアップ[Lv.1~]|3|7|LEFT:霊基再臨×1突破|
|~|>|LEFT:自身のNPを増やす[Lv.1~]|-|~|~|
|魂の灯火[EX]|>|LEFT:自身にガッツ状態を付与[Lv.1~](1回)|3|9|LEFT:霊基再臨×3突破|
|~|>|LEFT:自身に毎ターンHP回復状態を付与[Lv.1~]|~|~|~|
|~クラススキル|>|>|>|>|~効果|
|狂化[EX]|>|>|>|>|LEFT:自身のBusterカードの性能をアップ|
|神性[EX]|>|>|>|>|LEFT:自身に与ダメージプラス状態を付与|
|>|~宝具名|~ランク|>|~種類|~種別|
|>|&ruby(マハー・プララヤ){''帰滅を裁定せし廻剣''};|EX|>|Buster|対界宝具|
|>|>|>|>|>|~効果|
|>|>|>|>|>|LEFT:敵全体のBuster攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に強力な攻撃[Lv.1~]|
#br
**各レベル毎のステータス [#d09afa7e]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:5|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|c
|~レベル|~HP|~ATK||~レベル|~HP|~ATK|
|1|2,029|1,803||60|8,688|7,367|
|10|3,871|3,342||70|9,999|8,462|
|20|5,689|4,861||80|11,794|9,962|
|30|7,071|6,015||90|13,837|11,669|
|40|7,814|6,637||>|>|~聖杯転臨|
|50|8,003|6,795||100|15,159|12,773|
#endregion
#br
**イラストの変化 [#zef1161f]
#region(イラスト:pako (+クリックで展開))
&attachref(./24701.jpg,nolink,初期状態,145x250);→&attachref(./24702.jpg,nolink,霊基再臨1回目,145x250);→&attachref(./24703.jpg,nolink,霊基再臨3回目,145x250);→&attachref(./24704.jpg,nolink,霊基再臨4回目,145x250);
#endregion
#br
**霊基再臨 [#u07f2043]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:200|CENTER:110|CENTER:1|CENTER:200|CENTER:110|c
|BGCOLOR(#ffddcc):~霊基再臨×1|~必要レベル:50||BGCOLOR(#ccfff7):~霊基再臨×2|~必要レベル:60|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|バーサーカーピース|5|~|バーサーカーピース|12|
|||~|黒獣脂|5|
|~QP|100,000|~|~QP|300,000|
|>||~|>||
|BGCOLOR(#ccffcc):~霊基再臨×3|~必要レベル:70||BGCOLOR(#ffcce6):~霊基再臨×4|~必要レベル:80|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|バーサーカーモニュメント|5|~|バーサーカーモニュメント|12|
|封魔のランプ|6|~|蛮神の心臓|4|
|蛮神の心臓|2|~|真理の卵|5|
|~QP|1,000,000|~|~QP|3,000,000|
#endregion
#br
**スキル強化 [#b4237ef9]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~千里眼(超越)[EX]&br;NP獲得|~魂の灯火[EX]&br;HP回復|~備考|h
|CENTER:|RIGHT:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~1|---|---|+20%|+1,000||
|~1⇒2|200,000|狂の輝石×5|+21%|+1,100||
|~2⇒3|400,000|狂の輝石×12|+22%|+1,200||
|~3⇒4|1,200,000|狂の魔石×5|+23%|+1,300||
|~4⇒5|1,600,000|狂の魔石×12、&br;封魔のランプ×3|+24%|+1,400||
|~5⇒6|4,000,000|狂の秘石×5、&br;封魔のランプ×6|+25%|+1,500|CT-1|
|~6⇒7|5,000,000|狂の秘石×12、&br;黒獣脂×3|+26%|+1,600||
|~7⇒8|10,000,000|黒獣脂×6、&br;巨人の指輪×6|+27%|+1,700||
|~8⇒9|12,000,000|巨人の指輪×18、&br;真理の卵×10|+28%|+1,800||
|~9⇒10|20,000,000|伝承結晶×1|+30%|+2,000|CT-1|
#endregion
#br
*セリフ [#vb7337aa]
#region(CV:島﨑信長 (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|島﨑信長|
|~開始|~1|「終わりを……始めよう」|
|~|~2|「消滅が訪れるだろう……」|
|~スキル|~1|「……招来」|
|~|~2|「……壊れよ」|
|~|~3|「惑うことなし」|
|~コマンドカード|~1|「そうか」|
|~|~2|「それか」|
|~|~3|「分かった」|
|~宝具カード|~1|「星は縮小し……悪は剣によって裁かれる……」|
|~|~2|「粛清……排除……そして&ruby(えごう){壊劫};」|
|~アタック|~1|「……愚か」|
|~|~2|「……失墜せよ」|
|~|~3|「……崩壊」|
|>|~エクストラアタック|「ガーンディーヴァ、標的確認……発射」|
|~宝具|~1|「世界の歯車は壊れた。今こそ粛清の時、今こそ&ruby(えごう){壊劫};の時。我が&ruby(かいけん){廻剣};は悪を断つ──『&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};』!」|
|~|~2|「──創世滅亡輪廻。善性なるものには生を、悪性たるものには裁きを。&ruby(かいけん){廻剣};駆動。滅べ! ──『&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};』!」|
|~ダメージ|~1|「っ……」|
|~|~2|「ほう……」|
|~|~3|「ッ……」|
|~戦闘不能|~1|「ここで私も終わりを迎えるのか……それもまた……宿命……」|
|~|~2|「果てのない運命に……何を望むか」|
|~勝利|~1|「これはただ一歩の……小さき歩みなり」|
|~|~2|「悪は……裁かれなければならない」|
|>|~レベルアップ|「肉体性能の向上を確認……余剰修正……」|
|~霊基再臨|~1|「肉体性能の退行を確認……しかし、これは……」|
|~|~2|「変化なし……引き続きシステムの修正を続行」|
|~絆Lv|~1|「……なにか」|
|~|~2|「何もないのであれば、それで良い」|
|~|~3|「無を内包し、虚ろに光明を見出す」|
|~|~4|「マスターか。……ん、滅びはまだ先か」|
|~|~5|「……あなたは、何を望む? その善性に見返りはなく、その歩みに曇りもない。苦しみも悲しみも抱えて、ただひたすら前に──それが、美しい」|
|~会話|~1|「……出なければ」|
|~|~2|「意思なき兵器のように……行使してはならない」|
|~|~3|「神、人、主、従者……全ては定められている」|
|~|~4|「私は……全ての存在を……語るべき資格がない……」|
|>|~好きなこと|「好むものは……ない」|
|>|~嫌いなこと|「悪……ただそれだけ」|
|>|~聖杯について|「聖杯は……虚無を満たすだけ……」|
//|>|~イベント開催中||
|>|~誕生日|「祝福あれ……あなたは、善き者である……」|
|>|~召喚|「サーヴァント。バーサーカー、アルジュナ……。&br; 我が身は悪を滅ぼすためにあり、悪は全て裁かれるものなり……」|
#region(霊基再臨第3段階 (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|島﨑信長|
|~開始|~1|「終わりとなるだろう」|
|~|~2|「善を守り、邪を絶つ。行くぞ!」|
|~スキル|~1|「&ruby(もうまい){蒙昧};だな」|
|~|~2|「提案を」|
|~|~3|「ならばこうしましょう」|
|~コマンドカード|~1|「なるほど」|
|~|~2|「了解しました」|
|~|~3|「行きましょう」|
|~宝具カード|~1|「星は縮小し、悪は剣によって裁かれる」|
|~|~2|「粛清。排除。そして壊劫」|
|~アタック|~1|「狂い咲け」|
|~|~2|「崩壊せよ」|
|~|~3|「終わるがいい」|
|>|~エクストラアタック|「炎の海、雷の矢!」|
|~宝具|~1|「星の&ruby(ともしび){灯火};は消え、&ruby(もろびと){諸人};は運命を裁かれる。我は神の力を継ぎ、その役割を果たす。世界は廻り、悪は滅する!『&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};』! ──帰るべき場所に、帰るがいい」|
|~|~2|「滅亡と創生はこれ表裏一体。万物は&ruby(るてん){流転};し、死は生へと裏返る。されど人の世に邪悪なるもの、不要なり。『&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};』! ──人よ、生きるべし」|
|~ダメージ|~1|「ぐっ……」|
|~|~2|「ほう……」|
|~|~3|「くっ……」|
|~戦闘不能|~1|「ここで私は終わりを迎えるのか……それもまた……宿命……」|
|~|~2|「果てのない運命に……何を望むか」|
|~勝利|~1|「周り転べ何を望む? 虚無か、平穏か」|
|~|~2|「悪を裁かなければならない」|
|>|~レベルアップ|「肉体性能の向上を確認。──余剰修正」|
|~霊基再臨|~3|「おや、これは……マスター、どうやら私の精神は人に近づきつつあるようです。肉体性能は退行しているはずですが、不思議と力が&ruby(みなぎ){漲};っています」|
|~|~4|「人は神となれず、神は人を代行者とする。その役割を果たすために生まれた私ですが、どうやらあなたともうしばらく旅をしたい、そう願っているようです。ああ、全く世界は未知にあふれ、悪だけではなく善にも満ちている。……フッ、面白いものだ」|
|~絆Lv|~1|「マスター、なにか?」|
|~|~2|「平穏、良いことです」|
|~|~3|「悪を裁くことが空しいとは思いません。我らは&ruby(ゼロ){零};にすら、何かを見つけずにはいられない」|
|~|~4|「世界は穏やかに壊れ、しかし悪はまだその兆しだけ。ならば、今はこの善なる時間を受け取るべきでしょう」|
|~|~5|「欲を戒め、争いを鎮める……もちろん、それは正しい振る舞いだ。しかし、あなたの前へ進む眩さを知ると、少しばかりその戒めを緩めたくもなる。──そしてそれが、私が人間・アルジュナであるという、その微かな証なのです」|
|~会話|~1|「出撃しましょう」|
|~|~2|「我らはサーヴァント。当然、あなたに付き従うもの。しかしこの矢尻は常にあなたにも向けられている。……お気をつけて」|
|~|~3|「全ては定め。人は神になってはいけない。神は人に堕ちてもいけない。それでも、その必要があるとするなら、そこには必ず戦いがある」|
|~|~4|「カルナか……。運命とは奇妙なものです。とはいえ、神の子たる私には関係がない。──いや……やはり少しばかり、心の中に掻き立てられるものがありますね」([[カルナ]]所持時)|
|~|~5|「あちらこそが真のアルジュナと呼べるでしょう。どうかマスター、彼を導いてください。人としてあがき苦しみながらも、彼は立ち上がる英雄です」([[アルジュナ]]所持時)|
|>|~好きなこと|「好き嫌いを絶ってこその私ですからね。好きなものはありません」|
|>|~嫌いなこと|「悪を滅ぼすための私ですからね。ただ、憎みすぎるとそれはそれで余分でしょう」|
|>|~聖杯について|「聖杯に望みはありません。私はただ、人理の役に立つためにここにいます」|
|>|~イベント開催中|「催事のようです、マスター」|
|>|~誕生日|「お誕生日おめでとうございます。前途に栄光と善良、そして……歓びがあるように」|
#endregion
#region(敵対時 (+クリックで展開))
|CENTER:100|LEFT:495|c
|~開始|「……滅べ」|
|~スキル|「……招来」|
|~|「……壊れよ」|
|~|「惑うことなし」|
|~アタック|「……崩壊」|
|~|「……愚か」|
|~|「……失墜せよ」|
|~ダメージ|「……っ」|
|~|「ほう……?」|
|~宝具|「──創世滅亡輪廻。善性なる者には生を、悪性たる者には裁きを。&ruby(かいけん){廻剣};駆動。滅べ! ──『&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};』!」|
|~|「世界の歯車は壊れた。今こそ粛清の時、今こそ&ruby(えこう){壊劫};の時。我が&ruby(かいけん){廻剣};は悪を断つ──『&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};』!」|
|>|~3戦目|
|~開始|「今こそ宿命の戦い、粛然たる世界の開始を告げよう!我が全ての力を以て、この因果を断ち切ろう!──行くぞ……ッ!!!」|
|~スキル|「検断せよ……!」|
|~|「蹂躙せよ……!」|
|~アタック|「食らえ……!」|
|~|「滅べ……!」|
|~|「赦せぬ……!」|
|~|「崩壊の時は来た!」|
|~|「力を見せてみろ! カルナ……!!」|
|~|「カルナァーーーーッッ!!!!」|
|~ダメージ|「ほう……?」|
|~|「くっ……!」|
|~|「なんだと……ッ、まさか……!」|
|~宝具|「粛清と壊劫を繰り返したは何の為か……!この世全ての悪を、踏破するためだ! 完全なる世界を、此処に──『&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};』!!!」|
#endregion
#endregion
#br
*マテリアル [#y0dec896]
#region(絆ポイント(+クリックで展開))
|~Lv|~レベル毎|~累計|~報酬|h
|CENTER:30|RIGHT:90|RIGHT:90|CENTER:110|c
|~1|3,000|3,000|--|
|~2|6,125|9,125|--|
|~3|6,125|15,250|--|
|~4|6,125|21,375|--|
|~5|3,000|24,375|--|
|~6|165,000|189,375|聖晶石3個|
|~7|||聖晶石3個|
|~8|||聖晶石3個|
|~9|||聖晶石3個|
|~10|||[[絆礼装>]]|
#endregion
#region(キャラクター詳細(+クリックで展開))

人を捨て、地を捨て、神に成り、天へと果てた。

完全にして完璧な世界のために君臨する、

滅ぼしの神。
#endregion
#region(絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開))

身長/体重:177cm・82kg

出典:マハーバーラタ

地域:インド

属性:秩序・善/悪  性別:男性

善悪両方の属性を持つ。
#endregion
#region(絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開))

インド神話において、全てを終わらせ再び始める限りなく神に近い英雄が存在する。

その彼から滅びの権能を譲り受けたのが異聞帯サーヴァント、アルジュナ・オルタである。

彼は代償として、人格を失いかけていたが生来の英雄としての自我が、どうにか彼を機械的な存在になることを防ぐことができた。
#br
神々との関係が断たれ、ひとりの英霊として召喚されてからは再臨が進むにつれ、本来の人間性を取り戻していく。
#endregion
#region(絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開))

〇狂化:EX

新しい時代を始めるため、全ての邪悪を断つことを決意した。

その代償として、人間性をほぼ失っている。

霊基が変化することにより、狂化も変動する。
#br
〇対邪悪(特殊):EX

終末をもたらす者より与えられた権能に等しい力。

あらゆる悪を抹殺する使命を背負っている。

……だがあまりに高潔なため、無垢な子供や聖人以外のほぼ全てに適用してしまう。
#br
〇千里眼(超越):EX

人間としての限界を超えた千里眼。

魔眼とは違った意味で、視覚の究極とも言える。
#br
〇魂の灯火:EX

アルジュナが辛うじて守り通した人間としての灯火(じんかく)。

マスターと共に強くなることで、その輝きは強くなる。
#endregion
#region(絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開))

本来は人間性をほぼ失った、完全なる破壊の徒として振る舞う。『終末もたらす者』から権能として対邪悪スキルと神性を授かっているが故の代償である。
#br
ただし、再臨を繰り返すとかろうじてアルジュナの人間性が取り戻せる。

その場合、アーチャーのアルジュナよりやや素朴な青年としての姿が顔を出す。

アーチャーとしてのアルジュナはマスターに相応しいサーヴァントであろうと、気を張っている部分があるが、アルジュナ・オルタにはそれが欠けているからだ。
#br
アーチャーのアルジュナは彼の在り方に英雄としての理想像を見出すが、異聞帯のサーヴァントであるアルジュナ・オルタはアーチャーのアルジュナに誇り高き英雄としての憧憬を抱いている。
#endregion
#region(絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開))
『帰滅を裁定せし廻剣』
ランク:EX 種別:対界宝具
レンジ:100 最大捕捉:レンジ内全て
#br
マハー・プララヤ。
アルジュナへ『対邪悪』と共にもう一つ与えられた力。
それがこの『帰滅を裁定せし廻剣』である。
悪を滅ぼすため、世界を終わらせるため、彼は全ての最後にこの剣を振るう定めである。
剣を振るえば、世界全てを消滅させる。
マハー・プララヤとは梵天が死ぬ際の宇宙すべてが帰滅することを指す……即ち、壊劫。
#br
さすがに天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して、振るうことはできない。だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では、『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと感じているようだ。
#endregion
#region(Lostbelt No.4および絆Lv.5で開放 (+クリックで展開))
インド異聞帯において彼は完璧なる神として君臨した。
本来の人格は塗り潰され、まさにデウス・エクス・マキナ……世界を輪廻させるだけの概念になる寸前に至った。
#br
しかし、アルジュナのエゴイズム(それは、誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のものであったが)を司る人格が残ったことで、皮肉にもその人間性を取り戻した。
今度こそカルナに勝ちたい、という願い……欲望こそが、彼を人間に引き戻すことができたのである。
インド異聞帯では、あらゆる神の権能を取り込むことにより暴走、少しの不出来も容赦しない概念となったが、
サーヴァントとして召喚された彼が許さないのはマスターに敵対する邪悪なもののみであり、汎人類史のアルジュナが本来持つ穏やかな性格も窺わせる。
#endregion
#br
*ゲームにおいて [#in_the_fgo]
-[[授かりの英雄>アルジュナ]]が異聞帯の唯一絶対神となった限定☆5バーサーカー。
2019年6月22日よりプレイアブル実装。
再臨段階によってボイスが変化し、第二再臨までと第三再臨で切り替わる。
--属性が「秩序・''善/悪''」のため[[ジャンヌ・ダルク(弓)]]の「サーヴァント・チア!」及び[[新宿のアーチャー]]の「邪智のカリスマ」の双方ともに二重バフ対象となる。[[神性持ちの>ステンノ]][[男性>メイヴ]]ということもあり、特定対象スキルの恩恵に授かれる機会も特効を食らう機会も多い。
-ステータスは実装時点で星5バーサーカー内HP3位、ATK4位とかなり高水準。
幸運以外のパラメーターがA以上、''クラススキルとスキル宝具すべてがEX''という規格外のステータスとなっている。

-昨今Quick寄りカード構成がいくつか出て編成に幅が出たバーサーカーだが、今回はB3枚+B宝具という正統派仕様。
--カードはBuster4Hit。Artsは2Hitで標準的な性能だが、Quickが4Hitと多くスターとNP回収どちらにも有効。初手ArtsからならBusterでもある程度はNPを回収できる。EXは並程度の性能。
ただ、運用上からも初手Arts補正を受けづらくなっているため、NPチャージによる補填や火力の高さがあるとはいえ、ゲージを自力で溜めきることには大分苦労する。補助役を添えたい。
#region(モーション簡易解説(+クリックで展開))
・&color(Green){''Quick1''};:前方に手を差し伸べ、浮遊している玉をジグザグに飛ばす。
・&color(Green){''Quick2''};:接敵し、途中で手首を捻りながら前方にレーザーを放つ。
・&color(Navy){''Arts1''};:馬型のオーラを纏わせた浮遊玉を飛ばす。
・&color(Navy){''Arts2''};:敵の周辺を取り囲むように浮遊玉を飛ばし、レーザーを一斉射する。
・&color(Maroon){''Buster1''};:掌の上に呼び寄せた浮遊玉を投げ上げ、敵頭上で炸裂させる。
・&color(Maroon){''Buster2''};:接敵し、下から持ち上げるような仕草と同時に敵の足元から光柱を発生させる。
・&color(Maroon){''Buster3''};:接敵し、上から抑えつけるような仕草と同時に敵の頭上から光柱を発生させる。
・&color(Maroon){''Buster4''};:両腕を広げ、浮遊玉を自身の周囲で高速回転させる。
・&color(Maroon){''Buster5''};:自身の周囲で浮遊玉を縦方向に回転させつつ尻尾を振るう。
・''EX'':背後に浮いている廻剣を弓に変形させ、上空から射撃を行う。
・''スキル1'':額に手を当てる。周囲を浮遊玉が回転する。
・''スキル2'':軽く浮き上がりながら光を放つ。背後で浮遊玉が回転する。
※以下は主な派生パターン。
・初手Bは必ずB1になる。
・初手と2手目AはA1、3手目AはA2。
・初手QはQ1、2手目と3手目のQはQ2に変化。
・Busterブレイブチェインを発動させると、B1→B2→B5→EX またはB1→B4→B3→EXの順に派生。
#endregion

-''初期実装の☆1[[スパルタクス]]以来となる即時NPチャージ持ち全体宝具バーサーカー。''また、高レアでこの組み合わせは初登場と言える。
**スキル解説 [#skill]
-クラススキル「狂化」がEXランクとB特化の自身に非常にマッチしている。
素のステータスが優秀なこともあってスキル抜きでも火力は十二分に高いが、スキル使用での火力の伸びしろが非常に大きい。
「神性 EX」はわずかだが底上げに役立つとはいえ、金レアの他キャラにとってはメジャーな特攻対象なので敵対時など頭に入れておくべし。

-スキルは全て自己強化であり、特に火力面への影響は他を大きく突き離す。
それでいてある程度の耐久性もフォロー可能で、ある意味王道らしいバーサーカーの構成となっている。

--「''対邪悪(特殊) EX''」
自身の攻撃力をアップ(3T)&〔弱体状態特攻〕を付与(3T)
---攻撃力アップだけでも3ターン継続としては強い部類だが、真価は初実装の''〔弱体状態特攻〕''。
これは''[毒][やけど][魅了][恐怖][防御ダウン][弱体耐性ダウン][クリティカル率ダウン][スタン/魅了]などといった[[あらゆる弱体状態>状態変化の詳細]]に反応する''。
本人でもパーティ単位でも能動的に特攻対象を作りだすことが出来るため、この手のスキルではトップクラスに範囲が広く、それ故にパーティ運用の縛りがほとんど生まれないのが利点。
効果倍率も非常に高く、Lv10なら&color(Red){有利クラスに相当する補正が狂クラスの相性補正と重ねがけになる};上でCT5というコスパの良さ。
十全に効果を発揮するなら相手の弱体耐性や弱体無効、弱体解除には注意しよう。
---特攻倍率はスキルレベルにのみ依存し、''弱体効果の個数とは無関係''。
#region(対魔力を貫通する弱体系宝具一覧)
|CENTER:150|CENTER:500|CENTER:300|c
|~サーヴァント|~貫通する効果|~備考|
|[[エウリュアレ]]|敵単体の攻撃力ダウン(3T)|クラススキル程度までなら確定|
|[[諸葛孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]]|敵全体に呪い状態を付与(6T)&br;敵全体の防御力大ダウン(3T)|クラススキル程度までなら確定|
|[[ステンノ]]|敵単体の防御力ダウン(3T)|クラススキル程度までなら確定|
|[[カリギュラ]]|敵全体にスキル封印状態を付与(3T)|確率は''宝具レベル依存''&br;最大レベルだとクラススキル程度までなら確定|
|[[スカサハ]]|敵単体にスタン状態を付与(1T)|完全確定|
|[[清姫(槍)]]|敵単体にスキル封印状態を付与(1T)|クラススキル程度までなら確定|
|[[マルタ(裁)]]|敵単体の防御力をダウン(1T)|完全確定|
|[[エルキドゥ]]|敵単体にスタン状態を付与(1T)|''神性限定''&br;完全確定|
|[[不夜城のキャスター]]|敵全体の弱体耐性大ダウン(1回・3T)|''宝具強化後''に追加&br;完全確定&br;後続のデバフにクラススキルを貫通させる|
|[[シャーロック・ホームズ]]|敵全体の防御力ダウン(3T)|完全確定|
|[[フランケンシュタイン(剣)]]|敵単体に帯電状態を付与(1T)|完全確定|
|[[司馬懿>司馬懿(ライネス)]]|敵全体の防御力を大ダウン(3T)&br;敵全体のクリティカル発生率をダウン(3T)|クラススキル程度までなら確定|
#endregion
#region(対魔力を貫通する弱体系スキル一覧)
|CENTER:150|CENTER:150|CENTER:500|CENTER:300|c
|~サーヴァント|~スキル|~貫通する効果|~備考|
|[[マリー>マリー・アントワネット]]|神の恩寵 B +&br;魅惑の美声 C|敵単体[異性]に魅了状態を付与(1T)|''対男性専用''&br;魅惑の美声レベル10 + 神の恩寵レベル6以上で基本確定&br;両方レベル10だと対魔力Eまで貫通|
|[[術ジル>ジル・ド・レェ(術)]]|精神汚染 A +&br;深淵の邪視 C|敵全体に恐怖状態を付与(5T)|精神汚染レベル10で&br;対魔力EXまで貫通|
|[[ファントム>ファントム・オブ・ジ・オペラ]]|精神汚染 A +&br;魅惑の美声 B|敵単体[異性]に魅了状態を付与(1T)|''対女性専用''&br;両スキルレベル6だと基本確定&br;両スキルレベル10だと対魔力Eまで貫通|
|[[清姫]]|ストーキング B|敵単体の防御力ダウン(3T)|完全確定|
|[[ジャンヌ>ジャンヌ・ダルク]]|神明裁決 A|敵単体[サーヴァント]を確率で行動不能状態にする(1T)|''サーヴァント限定''&br;スキルレベル7で基本確定&br;レベル10で対魔力Aまで貫通|
|[[ハイド>ヘンリー・ジキル&ハイド(殺)]]|恐慌の声 A|敵単体に低確率でスタン状態を付与(1T)|''要ハイド時''&br;スキルレベル1で基本確定&br;レベル10で全クラススキル程度までなら確定|
|[[カルナ]]|貧者の見識 A|敵単体弱体耐性ダウン(1T)|完全確定&br;後続のデバフにもクラススキルを貫通させる|
|[[清姫(槍)]]|恋の追跡者 A|敵単体の防御力ダウン(3T)|完全確定|
|[[静謐のハサン]]|静寂の舞踏 B +&br;変化(潜入特化) or 毒の刃|敵単体のクリティカル発生率をダウン(3T) or&br;敵単体に毒状態を付与(5T) & 敵単体に蝕毒状態を付与(5T)|静寂の舞踏がレベル10だと&br;全クラススキル貫通|
|[[術ギル>ギルガメッシュ(術)]]|魔杖の支配者 EX|味方全体の弱体付与成功率をアップ(3T)|これ単体では機能しないので注意&br;レベル10で対魔力EXまで貫通可能|
|[[アサシン・パライソ]]|おろちの呪 B|通常攻撃時に呪い状態(3T)を付与する状態を付与(3T) |全クラススキル+α程度までなら確定|
他、魔術礼装のデバフスキルは基本的に全て完全確定の付与率となっている。
#endregion

--「''千里眼(超越) EX''」
自身のBusterカードのスター集中度アップ(3T)&NP増加
---NP増加量は最大30%。概念礼装や味方編成での即射、連射が比較的狙いやすくなる。
そしてこれも最短CT5で、Buster型キャラの持つNPチャージとしては取り回しが良い部類になる。ある程度防衛面を賄ったパーティーでの複数回使用が見込める。
---積極的に使いたいスキルではあるが、スター集中度アップが&color(red){Busterカード限定};なので、運用について少々注意が必要。
倍率は非常に高いのでライダーが隣りにいてもしっかり持ってこられるが、逆に多少星を稼いでも効果中にBusterカードが手札にあるとQuickやArtsのクリティカルがほぼ狙えなくなるので、NPと星稼ぎの分担を割り切った運用を意識することになる。
---『対邪悪』によるデバフ特効や宝具のB耐性ダウンが乗ったBusterクリティカルは他キャラの宝具に匹敵する破壊力を容易に生み出せる。
B3枚という構成から活かし易い場面も多いだろう。
---仕様上の注意点:クリティカルアップと特攻は乗算でなく加算の関係になるため、ダメージを伸ばしたい場合は、BusterアップまたはB耐性ダウンが最も効果的となる。

--「''魂の灯火 EX''」
自身にガッツ状態付与(1回・3T)&毎ターンHP回復状態付与(3T)
---被弾時のダメージに比べれば回復量は物足りないが、「先に保険として張って良し」「ガッツ発動を見越して使えば復帰に回復乗って良し」と有用性は充分。
1~2ターン延命できれば御の字。ワンチャンスで叩き込める大火力がバーサーカー屈指ということで、とりあえず生き残ったときのダメ押しの期待値が高め。
---回復量はガッツが最大2,000、HP回復が最大2,000×3ターンとなる。復帰と回復が重なればHP4000となるが、依然バーサーカーの紙耐久の前では過信は禁物。

-再臨・スキル育成ともに銅素材を全く使用せず、「黒獣脂」や「封魔のランプ」といった金素材が中心となる。第一部後半での消費が目立ちにくい部類の素材なうえ、少量で済むためこれまでのメインストーリーやイベントをこなしていれば比較的容易。
ただし、[[Lostbelt No.4]]からの追加素材である「真理の卵」を再臨4回目で5個、スキルレベル8→9で10個ずつ消費する。
シナリオを進めれば確実に再臨+スキル1つ分は入手できるが、ほぼ同時期に使用機会が大量に用意された為、使途がいくつかある場合はフリークエストの周回かイベントを待とう。スキル1つにつき24個消費する「巨人の指輪」も[[Lostbelt No.2]]で得られる分だけでは足りないため、イベントで集めておかねば鬼門となるだろう。
**宝具解説 [#noble_f]
-『&ruby(マハー・プララヤ){''帰滅を裁定せし廻剣''};』
敵全体のBuster耐性ダウン(3T)&Buster属性全体多段攻撃
--Buster耐性ダウンは宝具ダメージの前に付与されるため、弱体耐性等に弾かれずに入ればそのまま宝具威力が増加する。
更に重要なのが、''このBuster耐性ダウンによって相手が「対邪悪(特殊)」の特攻対象となる''点。
乗算処理される「攻撃力」「特攻状態」「Buster性能」のそれぞれに高倍率の強化がかかるため、補助キャラがいなくても宝具未強化のバーサーカーとは思えない異常な殲滅火力を放つ。
--デバフが弾かれた場合は一気に火力は下がるが、それでも「狂化EX」と攻撃バフによりそこそこの威力は保証される。
不安ならば何らかの手段でデバフを付与しておけば「特攻」は確定するため、耐性持ちなどにはそれも一手。
--5ヒットするためスター発生率アップを付与すればある程度のスターを生産可能。自身ではそのバフを持っていないため、星生産にはそれ用のパーティー構成が必要となる。
**総評 [#total_eva]
-全体宝具バーサーカーでは貴重な(というか二人目の)NP増加スキルを持ち、Busterクリティカルを用いた火力増幅も狙いやすいうえに、デバフ特攻によって非常に高い総合火力を安定させやすい短期決戦用アタッカー。
--礼装の選択肢をも担保する強力スキルのおかげで、宝具を用いた周回適性はバーサーカー屈指。
クラス特性だけでなくスキルの個性においても、仲間や相手を問わない強みに恵まれているため、おおよそのクエストで主力のダメージソースとして活躍してくれるだろう。

#region(使用例+クリックで展開)
--3wave周回で&color(Red){前の2waveに敵数が三体未満};の時など、''サモさんシステムやスカスカシステムの前提である「敵三体に極限までカード性能アップをかけた全体宝具でNP50%を回収する」ことが望めないクエスト''において、2wave目からカレスコや虚数魔術を持たせたアタッカーとして起用出来る。具体的な方案は以下の二種類。
---''方案A'':①1wave目の敵を[[アーラシュ]]で一掃、②2wave目の敵を30NPチャージ+[[カレスコ>カレイドスコープ]]/凸[[虚数魔術]]で一掃、③3wave目の敵をNP50付与できる[[孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]][[スカディ>スカサハ=スカディ]]を組み合わせNP100にして一掃。
---''方案B'':①1wave目の敵をアーラシュで一掃、②2wave目の敵を凸カレスコで一掃、③3wave目の敵を30NPチャージ+[[マーリン]]+[[孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]]でNP100にして一掃。''(3wave目でより高い火力を出せるが、凸カレスコ持ちが前提となる)''
---※上述の方案は30NPチャージ持ちという大前提でのみ可能になる為、同じバスターアタッカーでありながら30NPチャージスキルを持たない[[源頼光]]よりこちらが勝っている点と言える。
また、同じく30NPチャージスキルを持つ[[ギルガメッシュ]]と比べると、2waveの敵にサーヴァントが出現するクエストが少ないため、ギルガメッシュの〔サーヴァント特攻〕が役に立たない可能性が有るのに対し、こちらは宝具にバスター耐性DOWNのデバフを事前に付与できる(敵がサーヴァントでなければ、デバフが弾かれる心配はほぼ無い)ため、2waveの敵に対してもより高いダメージを安定して出すことが出来る。
---なお、似たような運用ができるサーヴァントに[[項羽]]が挙げられる。あちらはNPチャージスキルを持たないが、Q全体宝具の為Wスカディシステムで3wave目に安定して宝具を放つことが出来る。
但し、''項羽は宝具二連射に凸カレスコも必須であるため、編成の自由度という点ではこちらが勝っている''。出力に関しては、こちらは「孔明+マーリン」で、項羽は「Wスカディ」でサポートする場合、2wave目の出力はこちらが、3wave目の出力は項羽の方が上回る。どちらを周回に起用するかはエネミーのHPや自身手元の礼装に合わせて考慮するのがいいだろう。
--ただし自分だけでは十全な機能を発揮し切れないことはこのキャラもそうなので、やはりある程度の味方サポートが欲しい。
弱体特攻を十全に生かせる全体デバフスキルや宝具持ち、クリティカルを促進するスター生産役を用意すると一気に使いやすくなる。
---とはいえ、そういった補助サーヴァントの縛りが比較的緩い所も利点となるだろう。
NP礼装に困っていなければ、[[源頼光]]や[[ランスロット]]など、星を出せる全体攻撃宝具と組むのも一手。
Busterにデバフコードを仕込んでいれば、アルジュナ(オルタ)が星を有効活用してくれる可能性も見込める。
#endregion

-欠点としてはバーサーカーに共通する「低い防御力」が第一。
自身でガッツとHP回復は所持しているが、ガッツ後の追撃を耐えられるようなスキルを持たない為、一度瀕死になると立て直しは厳しい。
-もう一つの欠点はスキルで最大NP30%を足せるとはいえ、攻撃でのNP獲得量は典型的なバーサーカーの域を抜けないこと。
宝具発動には味方や礼装の補助、積極的なQuick/Artsの選択が必要となるが、クリティカル運用を考慮するとそれも儘ならなくなるジレンマがあるため、NPを分け与えられる仲間の存在が特に重要となる。
定番としては[[マーリン]]・[[シェイクスピア>ウィリアム・シェイクスピア]]に[[2030年の欠片]]を持たせて攻撃性を増すか、[[マシュ・キリエライト]]や[[レオニダス一世]]などバーサーカーへの攻撃を防ぐ仲間のスキルでターン数の余裕を確保するか…手強いフリークエストを周回する場合は、方針に応じてパートナーと礼装を選びたい。
3T周回ならともかく、強敵相手での起用は攻め手を宝具・クリティカルのどちらに重点させるかを見極めることも必要となるだろう。

-また、複数キャラをアタッカーとする編成では運用が比較的難しくなる。
NP増加と3T集中効果が複合スキルである都合上、このキャラでBクリティカル運用をしないという選択肢が取りづらくなっているため。
そして自身のスター生産力はQuick一枚のみとなるので、Buster特化型の例に漏れず安定したスター&NP供給は基本的に他者頼りとなる。

-高火力の要が弱体特攻にある都合上、デバフが通用しない強敵相手を特に苦手とする。
デバフ成功率が大きく減らされる「対魔力」&「女神の神核」持ち、[[マルタ]]等の弱体耐性大幅アップや弱体解除持ち、またそもそも[[アルジュナ]]等の「弱体無効」でデバフ戦法を潰す相手には、それだけで火力が大きく削がれることになる。
ストーリーのような永続・強制の耐性/無効効果がなければ、弱体耐性ダウンや弱体付与成功率アップによる補助、強化解除持ちと並べることも考慮に入れたい。

#region(サポーター候補+クリックで展開)
-''[[マーリン]]'':言うまでもなくBuster型サポーターの筆頭候補。NP20%配布・Busterバフ・クリティカルバフを取り揃え、宝具で回復とスター獲得もこなせて非常に相性が良い。「千里眼(超越)」を最大まで強化してアルジュナにNP50%以上の礼装を持たせればすぐに宝具を発動できるのもポイント。
「幻術」は全体無敵に目が行きがちだが、クリティカル発生ダウンとスター発生アップも付随しているため、延命だけでなく特攻発動の補助や星出しも見込める。

-''[[シェイクスピア>ウィリアム・シェイクスピア]]'':こちらもBuster型サポーターとして候補に挙がる。NP20%チャージとスター発生、Busterバフを投げられるほか、☆2のためコストが軽いのも魅力。宝具で一応デバフを付与できるがそこまで確率が高くないので、他の手段を用意しておくとよい。

-''[[諸葛孔明>諸葛孔明(エルメロイⅡ世)]]'':ご存じ万能サポーター。最大50%のNPチャージと宝具の強烈な各種デバフによる支援が持ち味となる。スキルだけではデバフを乗せることが出来ないためその点は注意。

-''[[スカディ>スカサハ=スカディ]]'':Quick型サポーターではあるが、即時NP50%チャージと「凍える吹雪」のデバフ付与があるため、3T周回やタップ数を減らしたい時などには採用候補となり得る。

-''[[ライネス>司馬懿(ライネス)]]'':バーサーカーの悩みの種である耐久度をカバーしつつ、NP配布と攻撃サポートを行えるのが特徴。宝具もデバフ+防御不利打ち消しという嬉しい効果を有する。
ただし「千里眼(超越)」を使用するとライダーからもスターを奪ってしまうので、ライネスの宝具回転率はどうしても落ちてしまいがち。残り一枠にマーリンを加えたり「[[2030年の欠片]]」を持たせるなど、宝具回転を補助するためのひと工夫がほしい。

-''[[大いなる石像神]]'':等倍受け・タンク役と同時にスター供給・NP配布を器用にこなせる便利屋。宝具で防御デバフを撒くこともできる。

-''[[水着BB>BB(水着)]]'':「無貌の月」によるカード固定&スター継続獲得を活かし、Busterクリティカルを連続で叩き込める。運が絡むため安定はしないが、スターを十分に用意したうえでBusterカードが3枚同時に出現しようものなら一種のロマン砲と化す。
特攻発動のためのデバフは持たないので、マスタースキルやコマンドコードで補ってやりたい。

#region(番外編+クリックで展開)
--趣味寄り編成ではあるが、クラス毎のスター集中度の違いを活かして[[汎人類史側の自分>アルジュナ]]と組ませることも可能である。アーチャーは集中度がかなり高く設定されているため普段はオリジナルがスターをごっそり吸い取っていくが、オルタ側が「千里眼(超越)」を使えば逆転させることができるため、主力を状況に応じて切り替えることが可能となる。

--またオリジナルと編成すると必然的に通常Artsカードが増えるため、オルタ側はNPを多少稼ぎやすくなる。逆にアルジュナ側はArtsチェインを組みにくくなるが、オルタが第二スキルを使わない限りはクリティカルを狙いやすく、自身がArts3枚持ちなので残り1枠も同様に3枚持ちから選べば最低保証枚数(=Arts7枚)には到達するため融通は利く。引き換えにオルタ側がBusterカードを提供するため、初手配置によりアルジュナの火力補助に繋げることも可能。

--欠点としては、両者ともスキルが自己強化に徹しているため支援能力に欠けるところがある。
あちらが「授かりの英雄」でスターを継続獲得できるほか、Artsカードの提供や宝具に付随する防御デバフといった間接的な支援は行えるものの直接のサポート能力は有していないため、3人目にはバッファー/デバッファーや「[[2030年の欠片]]」などを持たせたキャスター(マーリンなど)を置くといいだろう。
&color(Silver){あとはコマンドカードを少々誤認しやすいといったところも欠点といえば欠点か。};
#endregion
#endregion
**概念礼装について [#craft_e]
-Buster型バーサーカーの中でもとにかく殴りが強いサーヴァントの一人であるため、概念礼装も同じく殴りに特化したものを選ぶのが効率的。
-宝具重視なら安定の「[[カレイドスコープ]]」や「[[虚数魔術]]」で周回役としてはほぼ完成。カレイドスコープなら未凸でもスキルレベルが1でも宝具即撃ち可能。虚数魔術で即撃ちするには限界突破とスキルレベル6以上が必要。
--それ以外から選ぶ場合、宝具威力のバフは突出した特攻補正と加算関係にあるため、優先度が少し低くなる。
即打ちにこだわらないならBuster補正と初期NPのみの「[[王の相伴]]」「[[ファースト・サンライズ]]」が最も効果的だが、できる限り威力を盛れるものを持たせるに越したことはない。

-何かしらデバフがかかっている相手には自前スキルだけで膨大なダメージをたたき出すため、素の殴りにある程度振るのもお勧め。
宝具を撃たない限りは最低限にとどまるBuster補正の補強や、実用的なBusterスター集中を持つことから「[[月の勝利者]]」などバスター&クリティカル威力アップを補うと、スターを増やすだけで通常攻撃だけでも次々と相手を叩き潰していくだろう。
**コマンドコードについて [#kbeadca2]
-コマンドコードの詳細は[[こちら>指令紋章]]。

-コマンドコードによるデバフも、宝具と同様に攻撃の前に入る扱いのため、対邪悪と併用するだけで通常攻撃の威力を簡単に上げることができる。
「1W宝具2Wクリ殴りなどWをまたいだ場合に、宝具や他者に頼らずともデバフを付与できる」「対魔力などの確率耐性持ちに、デバフを通す確率を上げる」などのメリットがあるため、積極的につけていきたい。

|名前|性質|詳細|入手|h
|[[仄黒き妄執の令印]]|デバフ|敵単体に毒状態(600ダメージ・3ターン)を付与&br;+自身のHPを100減らす(最低1残す)【デメリット】|[[徳川大奥>徳川廻天迷宮 大奥]]|
|[[森域の魔獣]]|デバフ|敵単体に呪い状態(500ダメージ・3ターン)を付与|2019正月ミッション|
|[[ピジョンレポート]]|条件付きデバフ|敵単体のクリティカル威力アップ状態を1つ解除&br;&解除成功時、クリティカル発生率を10%ダウン(3ターン)|[[2019VD>バレンタイン2019 ボイス&レター・これくしょん!~紫式部と7つの呪本~]]|
|[[失落の棺]]|弱体無効解除|敵単体の弱体無効状態を1つ解除&br;+刻印されたカードの〔善〕特性に対するクリティカル威力を20%アップ|2019WDミッション|
|[[心緋き臣下の令印]]|バフ|Busterカードに刻印時のみ、刻印されたカードのクリティカル威力を15%アップ|[[事件簿コラボ>レディ・ライネスの事件簿]]|

-持続のスター集中や宝具でかかるデバフの都合もあって、Busterカードを優先したい状況が他のバーサーカーよりも圧倒的に多い。
さらに対邪悪によるデバフ特攻は、コマンドコードによる特攻バフなどよりも格段に火力を伸ばしやすいため、
デバフ付与のみのコマンドコードをこのキャラのBカードにすべて集めていくぐらいの方針が効果はバツグンだろう。
**その他 [#o556a3cb]
-[[Lostbelt No.4]]における敵対時の性能は以下。
#region(+クリックで展開)

-第11節で1回と第19節で2回、計3回戦闘を行う。初戦はいわゆるイベント戦闘なので気にしなくてよいが、2戦目と3戦目は特に通常攻撃力と難易度が突出して非常に高いのでしっかり準備をして挑むべし。
-初戦ではアルジュナはチャージMAXになるまでは一切行動せず、こちらからの攻撃も全く通らず、チャージ攻撃後に戦闘が自動終了する。
-男性・神性特性持ち。また悪特攻は有効だが王特攻は無効。サーヴァント属性は非所持。
--男性特効は問題なく刺さるが、寂滅の法による攻撃バフが極めて高いためか、''&color(Red){「[[メルティ・スイートハート]]」がその効果を相殺されてしまう};。''
-3戦目終了後にアイコンがマテリアルに登録される。
-永続バフ(1戦目)
--「''超統合神性''」全ての攻撃に対する耐性&弱体無効&無敵貫通状態を付与(解除不可)
※この段階では「神性」や「女神の神核」などによる与ダメージプラス分も完全に無効化する。ただし''[[アンリマユ]]の宝具による固定ダメージのみが有効。''
--「''寂滅の法''」攻撃力アップ(解除不可)
-永続バフ(2戦目・3戦目)
--「''超統合神性(零落)''」全ての攻撃に対する耐性&弱体無効付与(解除不可)
--「''寂滅の法''」''&color(Red){攻撃力アップ};''(解除不可)
-スキル(特殊行動)(2戦目)
--「''生滅の極''」自身のチャージMAX
-スキル(ブレイク)(2戦目)
--「''超越神威''」敵全体の強化解除&防御デバフ付与
-スキル(ブレイク)(3戦目)
--「''全神一体''」自身の攻撃力をアップ(5T)&クリティカル発生率をアップ(5T)
--「''断罪の刃''」&color(Red){自身の宝具威力アップ(3T)&無敵貫通(3T)&チャージ増加(+5)};
-スキル(通常使用)(2・3戦目)
--「''対邪悪(特殊) EX''」自身に攻撃バフ&「対弱体状態」特攻状態を付与
--「''千里眼(超越) EX''」自身の「Buster」クリティカル発生率をアップ&チャージ増加
--「''魂の灯火''」自身にガッツ(2,000・3T・1回)&毎ターンHP回復状態(+2,000・3T)を付与
-宝具
--『&ruby(マハー・プララヤ){''帰滅を裁定せし廻剣''};』敵全体にBuster耐性ダウン付与&強力な攻撃
#endregion
**性能比較 [#spec_com]
#includex(サーヴァント性能比較表,section=(num=26),titlestr=off,firsthead=off)

-異聞帯の王
#region(+クリックで展開)
|~No.|~クラス|~★|~名前|~HP|~ATK|~筋力|~耐久|~敏捷|~魔力|~幸運|~宝具|~Q|~A|~B|h
|BGCOLOR(#f1f1f1):CENTER:35|CENTER:|BGCOLOR(#fcd45c):CENTER:|CENTER:|BGCOLOR(#10bfff):RIGHT:50|BGCOLOR(#fa9082):RIGHT:50|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|BGCOLOR(#a8fba8):CENTER:|BGCOLOR(#97defb):CENTER:|BGCOLOR(#ffc6d1):CENTER:|c
|~247|狂|''5''|アルジュナ(オルタ)|13837|11669|A|A+|A|A++|C|EX|1|1|3|
|~205|騎|''5''|[[イヴァン雷帝]]|13284|11619|B+|A+|D|C|B|A|1|2|2|
|~215|術|''5''|[[スカディ>スカサハ=スカディ]]|14406|10753|B|D|C|EX|D|A|2|2|1|
|~229|裁|''5''|[[始皇帝]]|15828|9977|B+|B+|B+|B+|B+|B+|1|2|2|
#endregion

-インド神話関連サーヴァント
#region(+クリックで展開)
|~No.|~クラス|~★|~名前|~HP|~ATK|~筋力|~耐久|~敏捷|~魔力|~幸運|~宝具|~神性|~Q|~A|~B|h
|BGCOLOR(#f1f1f1):CENTER:35|CENTER:|BGCOLOR(#fcd45c):CENTER:|CENTER:|BGCOLOR(#10bfff):RIGHT:50|BGCOLOR(#fa9082):RIGHT:50|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|BGCOLOR(#a8fba8):CENTER:|BGCOLOR(#97defb):CENTER:|BGCOLOR(#ffc6d1):CENTER:|c
|~247|狂|''5''|アルジュナ(オルタ)|13837|11669|A|A+|A|A++|C|EX|EX|1|1|3|
|~84|弓|''5''|[[アルジュナ]]|13230|12342|A|B|B|B|A++|EX|B|1|3|1|
|~85|槍|''5''|[[カルナ]]|13632|11976|B|C|A|B|D|EX|A|2|1|2|
|~101|剣|''4''|[[ラーマ]]|11993|9854|A|B|A+|B|B|A|A|1|2|2|
|~183|槍|''4''|[[パールヴァティー]]|13253|8127|D|C|D|B|B|EX|B|2|1|2|
|~239|殺|''5''|[[カーマ]]|12889|11528|D|B+|B|A+|B|EX|B|2|1|2|
|~244|月|''5''|[[大いなる石像神]]|17844|9166|B|A++|E|B|A|C|B|1|3|1|
|~245|剣|''4''|[[ラクシュミー・バーイー]]|11362|9949|B|B|B|C|E-|A|C|2|1|2|
|~248|弓|''4''|[[アシュヴァッターマン]]|11245|10249|B|A|A++|B|A|A+|A+|2|1|2|
#endregion
*小ネタ [#ce95d0cf]
#region(「Lostbelt No.4」ネタバレ注意 +クリックで展開)
-クルクシェートラの戦乱によって絶望し、邪悪なき世界の創造を行うためにあらゆるインドの神性を取り込んだ成れの果て…それが、インド異聞帯に君臨した「神たる[[アルジュナ]]」である。
言うまでもなく汎人類史側の彼とは完全な別存在であり、異聞帯だからこそ発生し得た「可能性」のひとつ。
唯一神として悪のない完全な世界を創り上げるために、世界の創世と滅亡を繰り返していた。
--ロストベルト恒例の所謂「異聞帯の王」枠だが、その言動から定義するなら「王として君臨していた」というよりは「主として管理していた」の方が実態には近いだろう。
--数多の神々を統合していく過程で人間性が次第に失われていき、大英雄アルジュナが本来保有していた人格や自我といったものが希薄になってしまっている。
このためどこか虚ろでゆっくりとした機械的な話し方になっており、その外見もアルジュナの面影こそ残してはいるがすっかり変わり果てている。
---しかし、彼を召喚して再臨させていくと様子が一変。
&color(blue){次第に自我や人間性が戻っていき、口調も機械的で無機質だったものが流暢で柔らかな敬語へと変わる};。姿も第1再臨で白髪が黒髪に変化し、さらに第3再臨まで進めると角と髪が短くなり、元のアルジュナに近づいていく。再臨が進むにつれ霊基が徐々に崩壊していく[[エミヤ(オルタ)]]とは対称的である。

-異聞帯においては、取り込んだ神々の権能を他者に付与することが可能だった。作中で&ruby(ローカパーラ){神将};たちに分け与えた神性は以下。
ちなみに『マハーバーラタ』における神将はインドラ、アグニ、ヴァーユ、ヴァルナ、ソーマ、ヤマ、クベーラ、[[スーリヤ>カルナ]]の八柱であり、作中では一通り言及されていることになる。
--クベーラ:富と財産を司る神。[[ラーマ]]の宿敵たる羅刹王ラーヴァナの異母兄弟とされる。破壊神シヴァと友好関係にあり、創造神ブラフマーからはヴィマーナを授かっている。息子のナラクーバラは道教に取り入れられて[[哪吒]]となったほか、日本においては[[毘沙門天>長尾景虎]]と同一視される神性でもある。
--ヤマ:冥界神、司法神。日本における[[閻魔>紅閻魔]]の源流であり、一説にはアルジュナの兄ユディシュティラの父である正義神ダルマと同一視されることもある。
--ヴァルナ:水を司る神、水天。元々は創造・司法などを司っていたとされる。契約神ミトラと関係が深く、対にあたる存在。
--ヴァーユ:風を司る神、風天。アルジュナゆかりの雷霆神インドラや炎神アグニとも関係が深い。アルジュナの兄ビーマや猿族の将[[ハヌマーン>バナナ(ハヌマーン贈呈)]]はこのヴァーユ神を父に持つ英雄である。
--クリシュナ:最早説明するまでもないが、維持神ヴィシュヌの第八化身にしてアルジュナの親友にあたる大英雄。[[クリプター>スカンジナビア・ペペロンチーノ]]から剥奪した[[サーヴァント>アシュヴァッターマン]]を御するため権能ではなく呪いを付与していたが、これは原典『マハーバーラタ』において、胎児殺しを咎められたアシュヴァッターマンが実際にクリシュナから呪いを掛けられたことに由来する。

#region(「[[Lostbelt No.4]]」終盤のネタバレ注意 +クリックで展開)
-全ての神性を自身に取り込んだことで創世と滅亡を司る唯一神へと成り果ててしまったアルジュナだが、その形成にはあの&ruby(クリシュナ){“黒”};の存在が陽影を落としている。
ここで言う“黒”とは、アルジュナの親友である英雄「クリシュナ」のことではなく、それと同じ名前を戴いている「アルジュナの別人格」を指している。詳細については[[アルジュナ]]の頁もしくは幕間シナリオを参照されたい。
つまりは「''何らかの原因でアルジュナの性質が“反転”し、表出した“黒”が主体となって、世界を作り変えるための力を得るべく貪欲なまでに神性を獲得し続けた''」存在こそが彼の正体とカルナは見ている。

#region(+別の解釈 &color(Red){※[[アルジュナ]]の幕間のネタバレ注意};)
-[[カルナ]]が神たるアルジュナの正体を&ruby(クリシュナ){“黒”};と断じたのは、生前の己の最期、自身に向けられた矢の向こうにいた「何か」と同じものを感じたから。
そして「本来の[[アルジュナ]]にそんなことは出来ない」というある種の信頼故である…が、この見解、実は矛盾を見出すことが出来る。
-何故かといえば、実際に''生前あの矢を放ち「正義のための悪逆」を成したのは、&ruby(クリシュナ){“黒”};ではなく『[[アルジュナ]]』に他ならない''と認めた発言を主人公にだけしているからだ(幕間のアルジュナ本人の談)。
幼少期から別人格『黒』と共にあり、本来誰にでも生じる悪心の責任を押し付けていようと、否、そうして目を背けたからこそ、『アルジュナ』の中にも悪や弱さは潜むのである。ここから、''神たるアルジュナもやはり『アルジュナ』だった''という解釈が存在する。

-異聞帯におけるアルジュナの原風景は、「マハーバーラタ」最大の戦争であるクルクシェートラの戦い。士道が悉く踏みにじられる地獄を経て、争いという『悪』を心底倦んだアルジュナの前に、その祈りを叶える手段が存在してしまった可能性の果てがこの姿である。
そして彼が心から『悪』を憎み世界から排しようとした本当の理由、彼が本当に心から否定し『不出来』と唾棄していた存在とは、かの戦争で誰よりも華々しく戦果を挙げて勝利した者。そして誰よりもその手を汚し、遂には[[唯一の理解者かもしれない相手>カルナ]]を謀殺にも等しい手段で仕留めた者。即ち''『[[アルジュナ]]自身』''だったと…

-しかしアルジュナが最初に「完全な神」と自身を定義するにあたり、自身のエゴ、憎しみや執心、欲を代行していた“黒”を消すことはできなかった。それは「完全な神」となる自分の内にそのような闇の存在を認めたら矛盾が生じるためか、或いは完全な世界のために全てを巻き込む行為自体が「エゴ」無くして成り立たないためか。
-そして異聞帯での戦いの中、人間だった頃の残滓ともいえる“黒”はアルジュナの人間性を取り戻す呼び水となり、呼び起こされたカルナへの激情をアルジュナ自身が露わにしたことで、異聞帯に君臨する神の完全性にはついに終止符が打たれた。
孤独な神の座にあったアルジュナを引き戻し、カルナとの最終決戦へと導いた“黒”の縁は、幕間で語られた「蟻の一穴」という言葉に意味深な感慨を添えることになる。
#endregion


-元々、彼の行動は「争いのない正しき世界を作る」という正義を彼なりに貫くためであった。
しかし、神を取り込み悠久の時代を廻し続ける過程でアルジュナとしての人格や記憶が薄れ、初期衝動は摩耗。
なお悪いことに、[[暴走を唆す悪辣な闖入者>キャスター・リンボ]]が傍らに侍ってしまったため、このインド異聞帯は極めて特異かつ絶望的な状況に陥ってしまった。
--他異聞帯との差異としてインド異聞帯は「未だ変化中ではあるものの、どう足掻いても滅亡に向かうしかない」世界であり、性質的には寧ろ特異点に近いことが作中で言及されている。
--神を食らって「神」に至ったが「共に在る人」を持つことが出来ず、孤独のままに世界を廻し続けた異聞帯のアルジュナ。
それはカルデアに召喚されて絆を深め、ある一つの夢を乗り越えてからは己を「非凡な力を持っても所詮は人」と再定義し、孤独ではなく「共に在ること」を願うようにさえなったカルデアの[[アルジュナ]]とは対照的な存在であるとも言える。
異聞帯のアルジュナは属性に善と悪双方を併せ持ち、スキルで「弱体''特攻''」を持つのに対して、汎人類史側のアルジュナは中庸属性であり、幕間クリア後からは「弱体''無効''」を持つようになるのも、彼らの対比を表す要素のひとつなのかもしれない。
---なお、彼らはお互いに対して羨望や憧憬を抱いていることがマテリアルから窺い知れる。本作には数多くの「オルタ」がいる中で、同一人物の別側面同士がこのような関係に落ち着くという事例は少なく珍しい。

-回想内で名前の挙がった人物のうち、「ビーマ」は彼の兄、「イーラーヴァット」と「アビマニュ」はどちらも彼の息子を指している。彼の口から他の家族の名前が出たのは地味に初めてのことである。
--また回想では触れられていないが、原典通りならば別の息子(シュルタキールティ)も、[[アシュヴァッターマン]]の夜襲に巻き込まれて命を落としている。生前のアルジュナには4人の息子がいたのだが、そのうち3人はクルクシェートラ戦争で喪われてしまったという事に…
--アビマニュはクルクシェートラ戦争で1対7による壮絶な戦死を遂げている。未成年であった息子の死は父親であるアルジュナにとっては耐えがたいものだったことは言うまでもなく、このことが士道が悉く踏みにじられる「争い」を憎む原動力になってしまったことが考えられる。
---ちなみに現代インドでの国技となっているスポーツ「カバディ」は、そのアビマニュの奮戦をもとに考案されたのだとか。

-これまでの異聞帯では汎人類史と決定的に分岐したとされる西暦が表示されていたが、インド異聞帯では終始不明のままとなっている。これについて、「アルジュナがユガを廻した回数ではないか」とする仮説がある。

-『黒き最後の神』第19節でのラストバトル後、消滅の間際に流れているBGMは『Fate/stay night』の楽曲のひとつ、『消えない想い』をアレンジしたもの。

#endregion


-マテリアルにて開示される驚愕のステータス。
元々アルジュナのステータス自体が非常に高かったのだが、神の力を取り込んだ所以か本当にいろいろと超越してしまっている。&color(red){ただし、幸運だけはA++→Cと大きくランクダウン};。
--初の''神性EX''持ち。また''スキル・宝具がすべてEXランク''なのも初である。まさに規格外。
--同時に、''『FGO』で初出した英霊では初となる「オルタ」派生''である。

-オリジナルと比較すると体重が10㎏増加している。爬虫類系の尻尾や角のようなものが生えているためだろうか。
尻尾はよく見ると先が二又に分かれており、また最終再臨のセイントグラフを見る限りでは腰よりも上、背中から伸びていることが分かる。
--インド神話で爬虫類というと竜や蛇であり、そこからヴリトラや蛇神ナーガを連想することができる。
ヴリトラはアルジュナの父である雷霆神インドラと因縁の深い魔神で、最終的には[[ヴァジュラ>源頼光(槍)]]を以て討ち倒される。
ナーガはその猛毒を恐れた人々によって蛇(インドコブラ)が神格化された存在。アルジュナの妻ウルーピーもこの一族の生まれであり、彼女との間に生まれた息子がイーラーヴァットである。ナーガは、別の場所では破壊神シヴァの首元に巻きついていたりもする。

-マテリアルにある「限りなく神に近い英雄」とはクリシュナ、もしくは「カルキ」ではないかと推測される。
カルキは[[ラーマ]]やクリシュナと同じくヴィシュヌ神の&ruby(アヴァターラ){化身};であり、その最後(第十化身)にあたる存在。名は「永遠」や「汚物の破壊者」などを意味する。白馬に騎乗しているとも言われ、遠い将来、カリ・ユガの最後に現れてあらゆる悪を滅すると伝えられている。
--カルキはヴィシュヌ神の化身では唯一まだ姿を現していない神性であるとされている。ヴィシュヌ繋がりのクリシュナ経由で権能を譲渡されたという可能性も推測できるが、バトルモーションでは遠距離Artsで馬型のオーラを飛ばしているほか、作中でも「第十の……」と口にしている台詞があるため、カルキの権能自体はどうやら内在しているようである。
--オルタの登場以前では、『Fate/EXTELLA』にて[[カルナ]]が[[セファール>アルテラ]]と対峙した際に、その威容についてカルキと比較、推測している。

-宝具「&ruby(マハー・プララヤ){帰滅を裁定せし廻剣};」。
カリ・ユガにおいて、悪しきものを廃絶し、新たなユガを廻すための必滅の剣。
--異聞帯において人々が無事に次のユガを迎えるためには悪魔カリの襲撃を無傷で耐え忍び、また神たるアルジュナに「不出来、不要」と見なされぬように過ごさなければならない。彼に「不要」と認識されたものは最後、逃げ遅れた時点で消滅が確定する。
「マハー(Mahā)」はサンスクリット語で「偉大な、高貴な」という意味。「プララヤ」は古代インドにおける劫(宇宙的な時間概念)の最終局面、全宇宙の消滅を指す言葉。すなわちグランド・フィナーレを意味する宝具。
--サーヴァント「アルジュナ・オルタ」として召喚された状態では、流石にここまでの超規模で発動することは出来ない。ただし、限定的な破壊を発生させるという性質は『&ruby(パーシュパタ){破壊神の手翳};』と似たような感覚であるらしく、アルジュナにとっての使い勝手はそれなりに良好な模様。
---正面ではなく、斜め下から見上げるアングルの珍しいカットイン。[[スカディ>スカサハ=スカディ]]、[[朕>始皇帝]]に続き専用BGMも用意されている。
--pako氏によると、[[アルジュナの背後で浮いているのがこの廻剣である>https://twitter.com/pakosun/status/1144896936438374401]]とのこと。
--弓にも変形する。第一・第二段階ではEXAttackで「ガーンディーヴァ」と言っているが、『&ruby(アグニ・ガーンディーヴァ){炎神の咆哮};』と同様の機能を搭載していたりするのだろうか。
#region(『帰滅を裁定せし廻剣』作中での詠唱)
---不出来にして不要。其は即ち邪悪なり。
寂滅せよ、邪悪。
新しきユガに、新しき世に、在る事、能わず。
私は振るう。終わりの神の剣を。
断たれるは世界。その刃の狭間に透徹なる浄化が横溢し、
滅亡と創世が輪廻する────
#endregion


-意外なことに、絆レベル5までの要求ポイントが比較的少ない部類に入る。[[同時実装>アシュヴァッターマン]][[の2人>アスクレピオス]]と共にパーティーに入れておくと一目瞭然。
ちなみに[[オリジナル>アルジュナ]]は最も絆レベルが上がりにくい部類だが、オルタはオリジナルの約半分でレベル5に到達する。

-最終再臨のイラストを枠消し表示すると、光り輝く小さな星を見つめていることが分かる。
--[[アルトリアの星]]を装備させると愉快なことになる。

-初出は第二部TV-CM第七弾。
公開当時より配役やイラストレーター、立ち絵の雰囲気といった情報群から、クリシュナをはじめとしたアルジュナに連なる何らかの神性ではないかと予測されていたが、その正体がよもや「超統合的神性となり全てを超越した、アルジュナの別側面」だと予想できた者は少なかったのではなかろうか。
--余談だが、FGO配信前に放送されていた第一部のTV-CM第七弾を担当したのは[[弓の方の自分>アルジュナ]]である。

-敵対時のボイスが2戦目までと3戦目でかなり大きく異なっており、特に3戦目の方は当該クエスト限定のボイスとなっている。
剥き出しの執念が込められた、その痛ましいまでの心の叫びは、余裕があれば一度じっくりと聞いてみてほしいところ。&color(silver){……とんでもなく高難易度なクエストではあるが…};

-Lostbelt No.4での三回目の戦闘によってマテリアルに登録される。「神たるアルジュナ」状態の一、二回目の戦闘ではマテリアルは空欄のままとなっている。

-些事。

-%%超高級[[スパルタクス]]%%

-担当声優の島崎信長氏は、自身が兼役しているアルジュナや[[巌窟王>巌窟王 エドモン・ダンテス]]のときと同様に[[即日宝具レベルMAXを達成し>https://twitter.com/nobunaga_s/status/1142363309686939648?s=19]]、さらに数日後には[[限界にまで登りつめていた>https://twitter.com/nobunaga_s/status/1143545696110272512?s=19]]。&color(Silver){廻す方のノッブ};
また担当イラストレーターのpako氏も、同時実装の[[アシュヴァッターマン]]ともども[[成し遂げられた>https://twitter.com/pakosun/status/1142369766255972352?s=19]]。
--実装当日にアップされたpako氏の[[描き下ろし>https://twitter.com/pakosun/status/1142406260181987328?s=19]]。「あんなに幸せそうなアルジュナを見たのは初めてで燃え尽きました 尽きてねえ」とのこと。(作画的な意味で)間違いなく4章の功労者である。
--アシュヴァッターマンほどではないが彼も愛称・略称が多様化しており、オルジュナ、神ジュナ、バサジュナ…などとさまざまに呼称される。pako氏や島崎氏からは「ジュナオ」と呼ばれることが多いようだ。

-[[カルナ]]、[[アルジュナ]]所持時に、霊基第3段階目のマイルーム特殊会話が追加される。
--霊基第2段階までは特殊会話が存在しないため注意。
#endregion
*幕間の物語 [#v41834ac]
-開放条件:未実装
#region(+クリックで展開)
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:100|c
|>|SIZE(20):BGCOLOR(#f0e68c):''Interlude''|>|>|>|SIZE(20):LEFT:''???''|
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|~Battle&br;1/3|>|>|>|>|LEFT:エネミーA Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーB Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーC Lv○○(クラス:HP)|
|~Battle&br;2/3|>|>|>|>|LEFT:エネミーA Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーB Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーC Lv○○(クラス:HP)|
|~Battle&br;3/3|>|>|>|>|LEFT:エネミーA Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーB Lv○○(クラス:HP)&br;エネミーC Lv○○(クラス:HP)|
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