グランドラクモン のバックアップ(No.39)


概要(長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など) Edit

メモリ20の究極体。

攻撃力と知力が両方高く、素早さとSPもやや高め。物理耐久に少々不安がある。

 

必殺技1は威力90の水属性全体魔法『クリスタルレボリューション』。

敵全員に与えた合計ダメージの20%を自分のHPに吸収する。

後述するSSの効果で実際の吸収量は25%となる。

敵1体あたりの平均ダメージが400もあれば、回復できる体力はSSの補正も合わせて300ほど。

データ種や低知力デジモン相手なら大幅に吸収できることもあるため、回復量が自身の知力に依存するファイナルヒールより多く回復できる場合もある。

ウィルス種の全体魔法技としてはデーモンの『フレイムインフェルノ』と並び2位タイの威力を誇る。

あちらは効果が無い通常攻撃技であるが、こちらには回復効果があるため性能は上。水属性であるためインペリアルドラモンDM艦隊にも強い。

 

必殺技2は非常に珍しい補助技『アイオブザゴーゴン』。

敵1体の防御力を30%も下げ、しかも混乱状態にしてしまう強烈な効果を持つ。

継承技のパニックウィスプと比べ、ディレイは同じで、ダメージが無くSPも2倍使うが、命中率100%かつ防御ダウン付きなので大変使いやすい性能。

混乱させた隙にアクセルブーストを積んだり、混乱が無効だったとしても防御ダウンしたところを物理技で突破したりと無駄になりにくい必殺技。

自身の高い攻撃とマッチしており、防御が下がれば攻撃無振りでも火力を出せるため知力型であっても何らかの物理継承技を採用する価値がある。

しかし、状態異常を絡めた凶悪戦術フーナイトの台頭やマスターバリアの無限入手法が発見されたことで、状態異常対策を厚めにしているパーティも多く、以前ほどの猛威を振るえなくなってきている。

最悪、防御を下げられると言っても物理型デジモンと組んでいない場合は、旨味がなく、補助必殺技は通常必殺技よりディレイが重いのもあって混乱させられなければこちら側が大きく損をする。

とはいえ強力な技であることに変わりはないためアーマゲモンフーディエモンの必殺技で事前に相手の持ち物をサーチしたり、スロット数が一つのデジモンを狙う等の工夫をして使いこなしたいところ。

強力な性能だからといって闇雲に打つのではなく、ここぞという場面で使うことで輝く技と言える。

 

SS『吸血鬼の王』はHP吸収技の回復量を25%上げ、更に闇属性技の威力が10%増加する効果。

HP吸収効率を上げるSSの中ではベルゼブモンBMの『陽電子砲』に次いで2番目に倍率が高い。

HP吸収技を持つデジモンは少ないが、中にはロゼモンBMデュナスモンと言った強豪がいるため上手く活用していきたい。

闇属性の威力上昇に関しては、自前の必殺技が生憎闇属性ではないので、デストロイキャノンやナイトメア等の継承技で活かしたい。

 

採用争いの相手として、同メモリの闇属性ウィルス種のケルビモン(悪)ヴェノムヴァンデモンが挙がる。

両者と比べるとこちらは必殺技の威力とスロット数で劣っているが、両刀の動きができる点でケルビモン(悪)とは差をつけられる。

ヴェノムヴァンデモンは両刀適性があるライバルであり、SSで強化されたヴェノムインフューズの圧倒的物理火力に負けているものの魔法必殺技を持たない上に素の知力ではこちらが勝る。さらにアイオブザゴーゴンで味方の補助ができるという点で差別化は容易。やや手間はかかるがゴーゴンで相手の耐久を減らす事で疑似的に自身の攻撃力を上昇させる事も出来る。

 

継承技候補 Edit

継承技採用理由
デストロイキャノンⅢ知力型でもサクヤモンに刺さるため有用。SSで威力アップ。
ヴォルケナパームⅢロゼモンBMフーディエモンを狙う。
ナイトメアⅢ知力型の選択肢。クリスタルレボリューションのみでは火力とSPが不足する。
フィジカルドレインスピリットドレインと選択だが、現環境は知力型データ種が多いため攻撃無振りであってもこちらの方が有用な場合が多い。
アクセルブーストクリスタルレボリューションの威力と回復量が倍になる。素の火力は高くないので、隙あらば使っておきたい。
チェインマックス味方の高火力デジモンを補助。
ステータスバリア装備アイテムで対策していない場合。
レストア相手にかけられた状態異常はしっかり解除。
パーフェクトリバイブ味方の復活に使う。
ファイナルオーラ知力特化でも回復量は物足りないのでファイナルヒールと選択。
ファイナルヒール吸収技だけでは回復量に不安が残るので、回復を後押しする。
セーフティガード味方の窮地を救う。残りHP1から吸収技で立て直す事もできなくはない。

 

装備品候補 Edit

装備品採用理由
マスターバリア状態異常対策。混乱させるのはこちらだということをわからせる。
SPDアタッチAあらゆる相手に先手でアイオブザゴーゴンを打つ。
INTアタッチA知力を高めてクリスタルレボリューションの威力を上げる。
シャインガードDX弱点対策。スロットの関係で装備できるのは2つのみ。

 

ステータス振り分け例 Edit

場所と配分その理由
知力+150素の知力がそこまで高くないため特化。必要に応じてHPと素早さを調整。
HP+440、知力+106HP1780調整。そこそこの耐久が得られるため、シャインガードDXを持たせれば一撃落ちはかなり少なくなる。
その分、火力が犠牲になっているので、仲間のSSでカバーしよう。
HP+1000、素早さ+50先手でアイオブザゴーゴンを打つことを意識し、残りを耐久に回すことで味方を補助することに特化した方。

 

相性のいい味方デジモン Edit

デジモンその理由
デュナスモンドラゴンズロアの回復量が62.5%に増加。アイオブザゴーゴンとのコンボにより更に大きな回復が見込める。
ディアナモンワクチン種をグッドナイトムーンで寝かしつける。
マスターバリア持ちが判別しやすくなるためアイオブザゴーゴンが猛威を振るい、クリスタルレボリューションの威力も上昇。
オメガモンズワルト闇、水属性、防御10%上昇とこちらの欲しいものが目白押しである。
こちらはズワルトの苦手なメメタン持ちウィルス種をアイオブザゴーゴンで無力化でき、混乱が無効化されても防御ダウンした相手にグレイソードが刺さる。
ロゼモンBM回復効率が45%増しになり、毎ターン5%回復するので居座り能力が上昇する。
相手のワクチン種がメメタンを持っていたらアイオブザゴーゴンの出番。
アーマゲモンこちらのSSでブラックレインが強化される上に、相手のマスターバリアとパニックバリアDXを炙り出せる。
インペリアルドラモンDMいまひとつ不足している防御と知力が10%上昇。メガデスの威力がアップする上に素早さが近いので足並みを揃えやすい。

天敵となる敵デジモン Edit

デジモンその理由
スサノオモン高威力の光属性全体必殺技持ち。スサノオモンが知力型であっても灰にされかねない威力を持つ。
セラフィモン恐らく、現環境で最も目にする事が多いワクチン種。
他の知力デジモンに一歩及ばない知力とシャインガードDXを3積みできない理由で知力振りであってもセブンヘブンスは致命傷。
インペリアルドラモンFMフリー種故に3倍は突かれないが高威力のポジトロンレーザーを1.5倍で受けるのはかなり厳しい。
スレイプモンSSによりアイオブザゴーゴンが機能しずらい上に、ビフロストで3倍弱点を突かれる。
メタルシードラモン種族相性は有利だが、アイオブザゴーゴンの防御ダウンを無効化される上にスロットも多くマスターバリアで対策もされやすい。
シスタモンB(覚醒)との大きな違いとしては率先して戦える点と、状態異常を防げるかどうかの2点だろう。
シスタモンB(覚醒)プロテクトウェーブでアイオブザゴーゴンの混乱・防御ダウン両方を無効化されてしまう。
更に高確率で組んでいるルーチェモンSMシャイングレイモンBMにも不利。

対策 Edit

HP吸収が強力。粘られると倒すのが遅れてしまうので、データ種は可能な限り引っ込めておきたい。
もっとも厄介なのはアイオブザゴーゴン。混乱対策をしていても防御力は下がってしまうので、相手の物理アタッカーに突破されやすくなってしまう。
ワクチン種の光属性技で仕留めたいが、混乱で機能停止させられることがないよう状態異常対策をしたレストア持ちもセットで運用すること。
シスタモンB(覚醒)も有効。プロテクトウェーブを貼ることができれば、アイオブザゴーゴンを完封できる。