キャッチマメモン

概要（長所・短所・期待される役割）

10メモリの完全体デジモン。

ステータスはHPが若干高い以外は平均的。10メモリ帯の中では良くも悪くも可もなく不可もなくな性能。

HPに関しては現状でも調整はそこまで必要では無い為、ステータス配分は自由度が高い。

又、スロットが３と拡張性に優れる上、後述する必殺技をプレイヤーがどう見るかによって、役割さえも180度変わる為、完全体の中でも特に型が読めない1体と思われる。

必殺技はこれまた面白い性能の『ミラクルボム』。敵単体を対象にした必殺技だが、演出によって変化し、777なら火属性物理威力130の攻撃、バナナなら相手を液晶化にする。

誤解が無いように書けば、andではなくor……つまり、物理ダメージor液晶化である（この為、マメモン族では唯一、追加効果なしの必殺技となっている）。

物理として見れば威力130は何気に破格の性能。遥か格上、1８メモリ以上の究極体レベルの威力を誇っており、少なくともメモリ１０が持つ火力では無い。

これ以上の威力は反動ダメージのあるエアロブイドラモンか、命中率に難があるトリケラモンに、反動による行動不能のメガログラウモン。

後は実質究極体のルーチェモンＦＭくらい。

スロット、ステータス配分も含めて攻撃力に特化すれば、完全体の中でも類を見ない火力を見せ付けられる。

但し、前者３名と同じく難のある必殺技であるのは間違いない。反動ダメージや１ターン行動不能等、デジモンへのデメリットは無い代わりに、戦略的な安定性は最低であり、リアルラック次第では延々とバナナを見る羽目になる。

しかし、液晶化自体は発生すれば、相手の出鼻を挫く状態異常な上、マスターバリアのサーチにもなる。

又、前作と比較して状態異常技の大半が、安易な使用を躊躇わせる程に命中率が悪化した為、それらを考慮すれば決してハズレではない。

どちらが発生しても良いよう、ワクチン種に撃っておくと良いだろう。

あるいはロゼモンＢＭやロトスモン等の、草木データ種に放つのもアリ。777ならば火属性なので等倍以上のダメージが、バナナならば液晶化で役割破壊が見込めるからだ。

SSは『フル稼働マシーン』。睡眠を防ぐＳＳであり、ディアナモンを筆頭にベルフェモンＳＭやプレシオモン、スレイプモン等地味に睡眠持ちは多い。

そうでなくとも混乱と睡眠のコンボを防げるだけで、それなりに価値はあるＳＳである。

上記の通り、器用貧乏なステータスであるが、それ故に突出させると化ける存在で、前述の通り才能等を攻撃に特化させれば、必殺技のダメージが洒落にならなくなる（但し、ギャンブル性が高いので注意）。

逆に安定性を重視して、SPと速さに振ってサポーターにする、HPや防御等の耐久性能を高め、パーフェクトリバイブによる建て直し役も可能（尤も、こちらが主流と思われる）。

継承技候補

装備品候補

ステータス振り分け例

相性のいい味方デジモン

対策

ウィルス種には比較的優秀な土属性デジモンが多い為、ｐｔに入っていれば倒すのは容易い。
但し、上記の通り型が豊富な為に、ステータス割り振りが実に判り難いので、攻撃する際はほんのちょっぴり慎重に。