エンジェウーモン

Last-modified: Mon, 05 May 2025 11:06:32 JST (45d)
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概要(長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など) Edit

メモリ14の完全体。

知力、SPは究極体にも負けない数値だが、HPと防御力は低い。

不要な攻撃が低く設定されており、全体的なステータス配分としては優れている。

メモリ14以下では素早さも上位であり、これより上のワクチン種知力アタッカーとは素の知力で大幅に差を付けており、全体で見ても第3位の知力を誇る。

第1位のルーチェモンは必殺技は強力だがスロットが1つしかなく、第2位のワイズモンはSSが無意味。

すなわちスロット3つで有用なSS持ちの中ではトップとなる。(ただし、タオモンにはSSの補正により実質負ける。)

メタを張られやすい光属性ワクチン種であり、データ種からのデストロイキャノンⅢが怖いのが難点。

 

必殺技は威力100の光属性単体魔法『ホーリーアロー』。

当てた相手のステータス上昇効果を全て打ち消す。おまけに必中効果付き。僅かではあるが継承技以上の威力は確保している。

単体攻撃なので○○チャージフィールドによる積みには即効性が期待できないのは惜しい。

しかし、相手のバフを能動的に消せるのは他にサクヤモンカオスモンVAしかおらず、貴重な存在。

カオスモンVAは最大メモリであり、かつデメリット効果付きのSS持ちであるため、本種が事実上ワクチン種で汎用的に採用できる唯一のバフ解除使いと言っても過言ではない。

知力バフを積むデジモンの中で最も危険なルーチェモンSMを刺すという1点に関しては後出しのしやすさを含めサクヤモンより優れている。

サクヤモンの代用というよりは、サクヤモンの負担を減らし、さらに手が回らない部分を補完する存在といったところ。

 

知力バフパーティ同士では相手の『金剛界曼荼羅』を如何に封じるかが勝利のカギとなる。
相手のサクヤモンとバフを積んだウィルス種が並んだ状態などこちらのサクヤモンを出せない状況で、
対象単体とはいえバフ解除を仕掛けにいく手段を得るのは価値が大きいと言えよう。
 

SS『ホーリーリング』はHP回復技やの効果、リバイブ復活時の残存HP量を20%増しにするもの。

効果の対象になるのはあくまで、ヒールやオーラと言った回復技のみでロゼモンBMグランドラクモンのHP吸収技は対象外となる。

ただし、マリンエンジェモンのオーシャンラブは回復技のカテゴリに属するため『ホーリーリング』の効果が適用される。

蘇生技であるリバイブ、パーフェクトリバイブにも補正が入るため非常に優秀な性能。

パーフェクトリバイブで一気に体力を回復。そこからのヒール、オーラの効果も上昇している為、リカバリー能力は非常に高いと言える。

回復技を使った際の回復量はルーチェモンSMや『巧みな知恵』の補正が入ったサクヤモンを凌ぎ進化先のオファニモンに次ぎ2位。

控えに入れておき素早さを活かしてここぞというタイミングで立て直しができる便利屋。

 

オファニモンと比べると防御力が格段に落ちているが、エンジェウーモンはメモリとスロット数で勝っている。

魔法耐久に関してはほぼ変わりがないため、対知力戦においては同等の活躍が見込める。

どちらかといえば同メモリ帯で凶悪な攻撃性能を持つルーチェモンが気掛かりだが、回復力やスロットが3つあることバフ解除ができる点で差別化されている。

こちらはダークガードで闇属性技をシャットダウンすることやマスターバリアを2つ持たせて状態異常を完全に防ぐことができる。

ホーリーエンジェモンルーチェモンと違いSSで必殺技を強化できないが、相手側主力へのバフを解除しつつこちらもバフを積むという立ち回りで火力差を付けることが可能。

素早さも上記2体とは違い、それなりにあるためカスタマイズ性が高くサポート性能に優れている。

 

ワクチン種知力サポーターの完全体はメモリが2つ少ないホエーモンもライバルとなるが、
あちらの最大の長所であるSPリジェネを回復技やリバイブ技の効率で疑似的に代用することが可能。
完全に枯渇した長期戦ではあちらに分が出るが、短期中期で見れば確定数に直結するこちらの方が有利となる場面も多いだろう。

攻撃を除いた総合ステータスで約70もこちらが上回っており、知力とSPと素早さはこちらが圧勝。
あちらは全体攻撃が可能であるが、バフ解除できる点、知力や技の威力を考慮すると火力面ではこちらに軍配が上がる。
反面HPと防御ではホエーモンの方が大幅に高いのだが、あちらが不足している知力や素早さに強化値を割く必要があり、代わりにHPや防御に強化値を使えば差を埋めることも可能。

スロットが1つ多いため、そこにダークガードDXを1つ付ければ属性面での差も大分縮められる。(但し、闇属性で5%、光属性で10%分通りやすくこちらが若干不利)

物理耐久の安定性、SPが枯渇した長期戦、幼年期の採用を視野に入れるならホエーモン、回復や蘇生の効率、火力、バフ解除の択を増やすならエンジェウーモンと使い分けると良いだろう。

 

攻撃と同時のバフ解除、全デジモントップクラスの回復量と強化された蘇生、チェインマックスやセーフティガードなどの補助技と場面や相手に合わせたサポートを行える優秀な1体。 

継承技候補 Edit

継承技採用理由
ファイナルヒール回復力が2割増し。ファイナルオーラと選択。
スピリットドレインSPの回復手段。
パーフェクトリバイブ味方を復活させる。復活したての状態から回復技で一気に全快を狙いたい。
セーフティガード味方のピンチを一度だけ助ける。HP1で耐えさせ、回復技でもう一度凌げればおいしい。
ステータスバリア状態異常対策。
サポートエンド敵のSSを封じる。他に比べれば優先度は低い。
ディスペルデバフ対策。
レストアマスターバリア持ちの場合。
ステータスバリア先手での状態異常対策。
チェインマックス味方の攻撃補助などに。
メンタルチャージフィールド回復量を更に足す。積み合いになった際、解除手段を持っているこちらの方が有利。

 

装備品候補 Edit

装備品採用理由
HPアタッチA3つあるスロットを最大限に活かして耐久力を確保する。
マスターバリア状態異常対策。
ダークガードDXデストロイキャノンやナイトメアを防ぐ。

 

ステータス振り分け例 Edit

場所と配分その理由
HP+140、知力+136HPアタッチA3つ持ち前提の配分。アポカリモンのダークネスゾーン4耐え。

 

相性のいい味方デジモン Edit

デジモンその理由
マリンエンジェモンオーシャンラブの回復力を底上げ。回復に使ったSPもSSで補給できる。
サクヤモン知力アップが目当て。アジリティチャージなど、金剛界曼荼羅の効果を免れるバフ技も撃ち消せる。
ルーチェモンSM魔法ダメージ2割カットと回復量2割アップのSSで知力メタとして驚異の粘りを実現する。

 

対策 Edit

HPが低いので貫通攻撃に弱い。相性不利なウィルス種のリリスモンでさえファントムペインでHPの大半を削れる。
HPを補っている場合もあるので、確実に仕留めるならデータ種、特にロゼモンBMで対抗するのが良い。
物理耐久はフーディエモン並の低さなので、データ種の物理アタッカーどころか等倍でも簡単に倒せる。