今作より「大型で重いが高性能」という設定のへヴィパーツが登場。通常のパーツよりも性能水準が高く設定されています。
強力なパーツですが脚部にはへヴィリミットが設定されており1つでもリミットオーバーするとへヴィパーツの性能が25%ダウン。脚部に至っては1オーバーに付き25%、3オーバーなら75%もの性能低下。と、パーツ性能とセッティングに多少の制限がかかります。基本、純正一式で組めば殆どの機体はリミットオーバーしない設計となっています。
機動に優れる飛行タイプや地形相性に優れる浮遊タイプはリミットが低く、その逆の傾向がある多脚・車両・戦車タイプはリミットも高い傾向にあります。
ロボトル中、メダロットのパーツを1つ交換することが可能なシステムです。発動するとチャージコマンドより短い待機時間を挟んでパーツが交換されます。
発動の条件は以下の通り。
今作で入手できるメダリアは、「効果」「スキルレベル」「形状」「色」が個々に異なりその内容が多様化しています。メダルのメダリアスロットもシルバーランクで2個、ゴールドランクで3個と増えており、カスタマイズの幅が非常に広くなりました。
また、搭載できるメダリア3個の「色」または「形状」を統一することで、派生メダルへの変化や、メダルのリーダー効果変更が可能な事が確認されています。
メダリアのスキルレベルは+99まで鍛える事が可能ですが通信対戦でのパワーインフレ対策として、対戦時のみ上昇上限が+33までとなります。
原則メダロットは「キャラクター1人につき1体」となり、ティンペット数の制約が強めの本作ではメダロットの性別がメダル依存となりました。メダリアを活用することにより、オトコ型メダルからオンナ型メダルに変化(逆も然り)する事が、一部メダルで確認されています。
前作ではメダリア効果のひとつだったリーダー効果が、今作では各メダル毎に標準装備となりました。その効果はメダル毎に異なりますが、メダリア活用で任意の効果に変更可能です。
これに伴ってか今作では、相手メダルが非公開情報となっています。
前作では選択式だった3種のメダフォースですが、今作ではそのすべてを持ち込むことが可能です。使用可能なメダフォース前作同様「たいあたり」「メダル固有」「スタイル固有」の3つ。
また、メダフォースの発動条件がやや厳しくなり必須パーツが不足している場合は「たいあたり」に挿し変わらず発動・選択不可となります。
メダル側にスキルレベル(熟練度)が存在しないという特殊なスキルです。ゲームシステム上、「メダル相性による性能アップ」「スキルレベルによる充填冷却の加速」などの恩恵は受けられません。フルチャージを筆頭とする一部の強力な「わざ」はこちらのグループに変更されています。
『メダロット8』までは「わざ」扱いであった対空・対水攻撃が「サブスキル」に変更されました。これにより、「トルネード→アンチエア」のコンボ単騎駆けは不可能に。また「アンチシー」の特効条件が「フィールドが水辺・水中の場合」に変更され、潜水脚部自体には特効しなくなりました。
特効発生時には「威力+20」「対象の回避率ゼロ」「絶対クリティカル」の3つの効果が攻撃特性に追加。元のわざに貫通や全部位ヒットの特性があればそれらも引き継ぎます。上記の通り、威力補正が『8』までよりも格段に低下。300ダメージ越えで確殺と言った過剰な効果は発揮しなくなり、いうなれば「自爆しないアサッシン」といった使用感の攻撃となっています。ちなみに「がむしゃら」「ねらいうち」と異なりCFとの連携は可能。また今作では、エアー・マリンロボトルでの使用制限はありません。
サブスキル使用時は特殊弾装填・機構の準備のため「ねらいうち」同様、充填性能が半減。特効の発生条件が満たせなかった場合(相手が飛行でない、フィールドが水辺でない等)はサブスキルは無効となり、通常性能のわざとなります。
今作では、しかけるスキルで場に出たオブジェクトのランクが「耐久値」で管理されます。耐久値なので当然、それらにはメダロットから攻撃を加え破壊することが可能です。
パーツ行動により場に出たオブジェクトの初期耐久値は100。その後は同種しかける行動の重ね掛けにより耐久値+50(耐久値が100未満の場合は100まで増加)、最大で300まで補強可能です。与ダメージなどといったオブジェクトの効果量もこの耐久値に比例します。
「1度発動すると消滅する」物は例外として、基本オブジェクトは発動の度に耐久値を50消費します。起動時の消費で耐久値がゼロになった場合も、オブジェクトは消滅します。
今作より「ロボトル用語」の解説がメニューから閲覧可能になりました。最初から142項目もありますが、ゲームを進めていくとさらに追加されていきます。
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