突然目の前に現れた、見知らぬメダロット。 事態を飲み込めぬまま、成り行きで協力することになった主人公テンマは、 そのメダロットの圧倒的な力によってその場をなんとか切り抜ける。
事態が無事収束し、ほっとしたのも束の間、 一部始終を見ていたある初老の男が、 共闘した見知らぬメダロットについて 真剣な面持ちで問い詰める。
「あのメダロットはお前のー」
「ちっ違います! オレはただ通りかかっただけで、 あのメダロットとはまったくの初対面で……」
必死に弁解するテンマ。 男は、テンマに名前を尋ねると、その場を立ち去るのだった。
ー それから数日後、自宅に一通の大きな封筒が届く。 差出人は、超難関エリート校として有名な「MEDA学院」。 中には特待生待遇と書かれた合格通知が入っていた。
勉強、運動、ロボトルの実力ともに平均的な、ごく普通の少年。意思表示は少し苦手。 ある事件がきっかけでエリート校に転入することになり、不本意な注目を集めてしまう。 しかし、実力がすぐにバレてしまい…?
今作の主人公。ロボトル嫌いのパートナー:テルルから一方的にコンビ解消を言い渡されたところで、 ロボロボ団とメタビー or ロクショウのいざこざに巻き込まれてしまう。 その一部始終を見ていたフジオカ校長によって、MEDA学院への特待生としての入学を許可された。 入学式でジッパー or ソウエンとコンビを組むが、 転校初日のリュウセイとのロボトルで無様な戦いを見せてしまったためクラスから浮いてしまう。 所属部活動が決まらずにいたところ、クニギクによって半ば強引に探検部に入部してしまい、 部の存続を背負わされるハメになった。 ギクシャクしていたジッパー or ソウエンとの関係だが、 仲間達との出会いや多くの探検を経て、知らず識らずのうちに絆を深めていく。 アサヒという妹がおり、各章の終わりには彼女とのメッセージのやり取りが見られる。
世界でいちばん自分がかわいいと思っている、性格に問題アリの美少女。 相棒メダロットにだけ心を開いている。 アイドル志望で学院に入っただけに、それらの才能は流石。
自信家で無愛想な性格のため、アイドル部の一部メンバーから 反感を買っており、入部から一月も経たずに辞めてしまう。 ラピスにしか本心を見せず他人に関心を示さないでいたが、ラピス捜索の一件で仲直りを果たし、 交換条件として探検部4人目の仲間となる。 加入後もワガママなのは相変わらずで、部室の一角を彼女専用スペースに改造したり、 ダラけてラピスにたしなめられたりするが、なんだかんだで彼女も探検部に愛着を持つようになる。 後にアサヒからのメッセージで、有名な実力派ダンサーだった事がわかる。
学院に飛び級で入学した、10歳くらいの天才メダロット研究者。性格は天然。
当初はメダロット研究会の助っ人としてロボトル大会に参戦、探検部と一戦交えることになる。 その後一悶着あった後探検部5人目の仲間として加入。 非常に研究熱心で、ジッパーやソウエンを分解しようとしたことも。 泣いたり笑ったりと感情表現が豊か。 集中すると寝食を忘れて没頭する。
のらりくらりとした性格で、ロマン至上主義者。 ただし、彼が何にロマンを感じるかは、凡人には非常にわかりづらい。
探検部の部長であり、最初の仲間。 常に飄々としており、彼の持ち込む厄介ごとにテンマら探検部の面々は振り回されることになる。 ミオに至っては「トーヘンボク」呼ばわりする始末。 ルースガイザー島の過去や探検の成果から仮説を立てたり、 メモリークリスタルの解析を行ったりと頭脳派の一面を持ち、 非常時にも普段通りに構えているため、冷静に判断を下せる。
島のフィールドワークとパーツいじりが趣味で、メダロットの移動能力に精通している。 性格は温厚で頼りがいがある。
ラピス捜索に出たテンマとクニギクと出会い、ブルーサブマリンの調整がてら行動を共にする。 実は元々探検部の一員だったが、クニギクが何も言ってこなかったので独自に行動していた。 のほほんとしている部長に代わり、島の探索ポイントを洗い出したり 探索に必要な可変式メダロットを用意していたりと 実質的に彼が部の中心となっており、なくてはならない存在。 フローラの不調の原因を見抜いたり、対応パーツの見当をつけていたりと メカニックマンとしての力量も確か。
一時的にとはいえメタビー or ロクショウからマスターに指名された主人公に可能性を感じ、メダロットを託す。
今作のキーパーソン。WMSS財閥のトップであり、MEDA学院の校長を務めている。 無愛想で強面のため、近寄り難い雰囲気を出している。 2学期始業式以降、学院から姿を消す。 彼の消息と、その秘密の一端が明かされるとき、物語はクライマックスを迎える。
特例で転入してきた少女。 何か秘密を隠しており、テンマに対してしきりに接触を試みる。 必要以上に学生であろうと意識するあまり、素とは別人の媚キャラに。
スタイルが良く、制服の胸元を開けている。 彼女が話すたびに花が咲くような音が鳴り、猫を被っているのが見え見えのため ミオは白い目を向けていたが、テンマら一部を除き、男子生徒の大半は 彼女にメロメロになっていた。
主人公のクラスメイトでレスキュー部に所属している。 特待生であるテンマの腕前に落胆し、以降やたらとちょっかいを出してくるようになる。
威勢が良く生意気な性格だが、最も厳しいレスキュー部の活動に 食らいついていけるほどの確かな実力の持ち主。 部長のアインベッカーを尊敬し、先輩のミユキからは根性を認められている。 また、心底テンマを嫌っているわけではないようで、 レスキュー部の野営地に遊びに来いと声をかけたり、 テンマが崖下に落下した際はジャスパーやアインベッカーとともに救出に向かった。
ルックス、性格ともに素晴らしい、アイドル部に所属する1年生。 問題を起こしがちなミオを案じるが、かえって ミオを追い詰め、退部の原因を作ってしまう。
アイドル部期待の新人で人当たりも良い努力家。 ミオはアイドル部を去ってしまったが、ラピスにとって良き相談役で、 ミオとアオイの和解が中盤の山場となる。 フローラのパーツ一式は母との思い出が詰まった大事な機体。 終盤の学院の危機において、ラウリ、フウカと共に強敵に立ち向かう。
厳格な家庭に育ち、曲がったことは大嫌い。 探検部部長のアバウトさが気に入らず、何かと絡んでくる。 実はお菓子作りが趣味というウワサ。
冷静沈着で真面目な性格で、MEDA学園の生徒会長として 教師、生徒双方の信頼も厚い。 彼女の凛々しい立ち振る舞いに憧れる女生徒がいるほど。 のらりくらりとした態度のクニギクが気に障るのか、 廃部をチラつかせて探検部に難題を与える。 MEDA学園は創設されて間もないのだが、彼女は2代目生徒会長。
島の秘密を狙い、謎のメダロットに撃退されて以降、 再びチャンスを狙っている。 実はなんちゃってロッカー。ギターは弾けず、オンチ。
中盤のメダリア探索ミッションから遭遇するようになるが、 ゲーム中ではロボロボ団長としか語られていない。 ルースガイザー島中を歩き回ってアジトに相応しい場所を見繕っているが、 その度に探検部に邪魔されてしまう。 オッサン呼ばわりされて怒るロッカーなお年頃。 テンマを気絶させたり、ミオに体罰を与えると宣告したり、子供が相手でも容赦しない。
その他の登場人物はサブキャラクターをご覧ください。
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