半直積 のバックアップ(No.1)
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- 半直積 へ行く。
- 1 (2018-11-20 (火) 14:03:40)
- 2 (2018-12-11 (火) 13:49:59)
- 3 (2019-04-23 (火) 13:54:55)
仮定
- \( H, N \) は群
- \( \theta \) は写像 \( \theta: H \longrightarrow \mathrm{Aut}(N) \) であって、任意の \( h ~(\in H) \) について \( \theta(h) = (n \longmapsto hnh^{-1}) \)
- ここの \( \mathrm{Aut} \) は、 \( N \) の全ての自己同型写像の集合 (二面体群とかで出てきたアレの正体っぽい) 。
定義
半直積 \( H \ltimes N \) を次で定義する。
- 集合は、集合としての直積 \( H \times N \) 。
- 演算は、\( h_1, h_2 ~(\in H), n_1, n_2 ~(\in N) \) に対して \( (h_1, n_1) \cdot (h_2, n_2) = (h_1 \cdot h_2, n_1 \cdot (\theta(h_1))(n_2)) \)
免責
- \( n \longmapsto hnh^{-1} \) なんてものが計算できるのはまず不思議な話なので、たぶん条件が抜けてる。
- Wikipedia によると「内部半直積」というものを先に定義していて、 \( G \) を内部半直積とした上で、 \( H < G, N \lhd G \) としているのでこの演算ができる (しかもそれなら \( hnh^{-1} \) が \( N \) におさまる) 。
例
- 直積は \( \theta \) が恒等写像となるときをいう。
- でもそれはこの定義では現れないね...たぶん。