符+飜数の計算方法
のページでは符+飜数による正式な点数計算方法を解説します。
複雑な計算方法ですが、知らないよりは覚えておいた方が自分のためとなり、いかに麻雀が奥深いか知る事でまた一層楽しむことが出来ると思います。正式な点数早見表も一緒にご覧ください。
アガリ符の計算は満貫以下の場合に必要になります。満貫、満貫以上で上がったときには単純に飜数で点数が決定されます。
まずは下記をご覧ください。
子の場合の計算式
アガリ符×4(子は4と制定されている)×(2の飜数乗)
親の場合の計算式
アガリ符×6(子は6と制定されている)×(2の飜数乗)
・・・・・????
と思ってしまうのも無理もありません。しかしこの計算式さえ頭に入れておけばあとはアガリ符、飜数をあてはめていけば点数を出す事ができます。
例1
であがり!
ツモの場合
アガリ役・・・タンヤオ【1飜】+メンゼンツモ【1飜】=2飜
しかしこの2飜が飜数となるわけではありません。このアガリ役で計算された2飜に、さらに定められている2飜(場ゾロ)を足します。これは深く考えずに、アガリ符を使う飜数の計算はいつも「アガリ役の合計飜数+2飜」と覚えておきましょう。
2飜(アガリ役)+2飜(場)ゾロ=4飜
次はアガリ符の計算です。
20符(基本符)+2府(ツモアガリ)+4符(2萬・暗刻)=26符
1の位は切り上げるので30符とします。
子の場合の計算式
30×4×16=1920
子のツモアガリなので、親が1920の2分の1、子が1920の4分の1ずつ支払います。
親の支払い=1920÷2=960 切り上げで1000点が支払い点数となります。
子の支払い=1920÷4=480 切り上げで500点が支払い点数となります。
親の場合の計算式
30×6×16=2880
子のツモアガリなので、子が2880の3分の1ずつ支払います。
子の支払い=2880÷3=640 切り上げで1000点が支払い点数となります。
以上が満貫以下の場合の符+飜数による正式な点数計算方法です。少々複雑だったかもしれませんが、一度覚えてしまえば簡単なものです。
もし計算が面倒くさいという方は、正式な点数早見表をご覧ください。
・ピンフのツモアガリの場合は、ツモ上がりの2符はつかない特殊な計算となります。