可憐な花 | エリーゼ | 王城に戻り、国の復興に助力する。苦しい戦いによって培われた経験は高い品位と知性を彼女に与え、やがて国の内外問わず多くの人々に「理想のプリンセス」と称えられることになる。 |
不運なヒーロー | ハロルド | さまざまな地位を打診されたが、すべてを断り、エリーゼの元に残る。英雄としてたたえられてから後も人助けにいそしむ日々を満喫したが、持ち前の不運が生涯続いたのかは彼のみぞ知ることとなる。 |
怪力の重騎士 | エルフィ | 戦後しばらくは各地の復興にあたる。彼女の腕力は暗夜王国の再建に多大な恩恵をもたらすこととなった。王城に戻った後はエリーゼの臣下としてこれまで以上の働きを見せ、二人の友情は生涯続いたという。 |
闇の王子 | レオン | |
加虐性癖 | ゼロ | 戦後もレオンの部下として、暗夜王国の発展に力をつくす。時には汚れ仕事にも手を染めて王国の影の部分を支えた。そんな彼を忌み嫌う者も多かったがレオンは生涯重宝し続けたという。 |
力を封印せし者 | オーディン | しばらくは暗夜王国に留まるが、その後の記録は全く残っていない。しかし、彼の功績や逸話はやがて、伝説の英雄の話となり語り継がれた。彼に憧れてか、戦後は珍妙な振る舞いの若者が続出したとかしないとか。 |
妖艶な花 | カミラ | |
殺し屋 | ベルカ | カミラの元にと留まり、生涯をすごす。殺しの能力に目をつけた者たちから様々な誘いがあったが、彼女が耳を貸すことはなかった。戦後はその鋭い雰囲気が和らぎ優しい顔を見せることもあったという。 |
秘めた憧憬 | ルーナ | 戦後すぐに行方をくらませる。その後、彼女がどうなったかについて確たることは何もわかっていないが、何でも一番を目指し努力し実現した彼女への評価は高く、後世の人々は彼女を「真の天才」と称した。 |
暗夜の騎士 | マークス | |
花咲く笑顔 | ラズワルド | 戦後しばらくして突然、姿を消す。しかし彼の踊っていた踊りは彼と交流した娘たちの心に残り、後の踊り子の礎として受け継がれた。その踊りには、見る者を笑顔にし、元気づける不思議な力があったという。 |
殺戮本能 | ピエリ | 即位したマークスのもと、暗夜王国軍を預かることになる。以降、生来の残虐性は影をひそめ、指揮官としても有能な働きを見せるが、感情的で泣き虫な一面は変わらず周りを苦労させることになる。(ラズワルドorオーディンと結婚時?) |
女の本性 | シャーロッテ | 念願であった王城兵に戻される。その後は過去の失敗を教訓として、兵としての任務に真面目に勤しんだ。しかし玉の輿への情熱は消えず、社交界の華として多くの男性の心を惑わせたという。 |
強面の重騎士 | ブノワ | |
幼き身体 | ニュクス | 王国が用意した全ての地位や身分を辞退して、市井の生活に戻る。以降は歴史の表舞台に出ることなくよく当たる町の占い師としてひっそりと余生を過ごしたそうだ。彼女はいつまでも、若いままであった。 |
人狼の長 | フランネル | 故郷のカイエン峰に帰り、何事もなかったかのように元の生活に戻る。人里に留まれば英雄として暮らせたが、故郷の方が居心地がよかったそうだ。たまに仲間に会いに山を下りては道に迷って帰れなくなっていたらしい。 |
老騎士 | ギュンター | 戦後すぐに姿を消す。以降、彼の姿を見た者はいない。どこかで余生を送ったとも、すぐに命を落としたとも言われているが説得力のある結論は未だ出ていない。 |
氷のメイド | フローラ | 故郷、氷の部族の村へと帰る。村では再び自治が認められ、民たちは昔のように幸せに暮らした。彼女はやがて父の後を継ぎ族長となったが、離れた妹のことをいつも気にかけていたという。 |
未来の暗夜王 | ジークベルト | 王に即位したマークスの元に残り次期国王としての英才教育を受ける。戦場での苦しい経験が彼を大きく成長させ、偉大なる父に少しも引けをとらないほどの優秀な後継者へと成長する。 |
女の子好き | ソレイユ | ある日ふらりと旅にでる。旅先で傭兵団を結成したとも、猛特訓をして踊り子になったとも言われているが、正式な史実は不明。これは彼女が多くの女性と交流した結果噂話が多分に混ざったためとされる。 |
可愛らしい王子 | フォレオ | 伯父や父のもとに残り、暗夜王国の発展に貢献する。政務においても有能さを発揮するが、群を抜いたファッションセンスが国の内外を問わず多くの者を魅了し、王宮文化の開花に大きく寄与した。 |
邪な空想 | エポニーヌ | 義賊をやめ、自警団を結成。貧しい者を騙す金持ちや見境のない賊を成敗し弱者を守った。伝承によると、彼女の自警団にはなぜか男前が多かったという。その趣味は生涯変わらなかったようだ。 |
幸運なヒーロー | ルッツ | 暗夜王国軍に入り竜騎士隊を指揮する。その強運は相変わらずで、どんな逆境下でも、なぜか負けなかった。かといって勝てる訳でもなかったので「常勝ではないが不敗」という不思議な指揮官として名をのこした。 |
臆病な重騎士 | イグニス | 正式に暗夜王国の軍に入る。そこで能力を高く評価され、やがて重騎士隊を任されるようになる。小心な面は生涯変わらなかったがそれゆえの慎重さが専守防衛を旨とする重騎士の特質にあったようだ。 |
狼の娘 | ベロア | 父フランネルの故郷であるカイエン峰に住みつく。以後、あまり目立った行動はとっていないが、よくわからない物を拾ってきては集めるという性癖は生涯変わらなかったようだ。 |