エピローグ集(暗夜) のバックアップ(No.4)


独身時 Edit

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肩書き名前後日談
未来を選びし者主人公戦いの後も、救世の英雄として各地に多くの逸話を残す。だが不思議なことに、どれ一つとして公式の記録に残っているものはない。確かなことは、彼女は一つの道を選びそれを平和へと繋げた事実である。
泉の歌姫アクア戦いの後の記録は正史、伝承を問わず一切残っていない。本当は実在しておらず、神話等にありがちな事象の擬人化ではないか、という説まで出るほど、後世では謎に満ちた存在だったようだ。
ドジメイドフェリシア主人公のメイドとして生涯その側に仕え続けた。戦を通じ心身ともに成長した彼女はドジをする頻度も少なくなるが、稀に食器を割ってしまう姿は皆に懐かしさと明るい雰囲気をもたらした。
忠実なる執事ジョーカー主人公の執事としてその側近くに仕え続ける。彼のすぐれた能力を惜しみ、高い地位や厚待遇で迎えたいという話が数多く出たが、一顧だにすることはなかったという。
涼風の忍スズカゼ戦いの後の記録はあまり残っていない。市井の逸話には幾度か登場しており、主人公や祖国のために影ながら尽力していたとされる。その控えめな優しさは、生涯幾多の女性の心を惑わせたそう。
友情の騎士サイラス王城騎士に戻り、暗夜王国に仕える。その真摯で仲間思いの性格から、晩年は騎士団長を任され、多くの後輩騎士たちに慕われた。主人公との親友関係は生涯続いたという。
田舎娘モズメ故郷に帰り、たった一人で壊滅した村を再建しはじめる。やがて、近隣の村の人々も彼女の姿を見て協力を始め、故郷は、ゆっくりではあるが着実に元の姿を取り戻していった。
イズモ公王イザナイズモ公国に帰り、以前の生活に戻る。この戦いでの活躍で、国民の間での彼の人気は不動のものとなった。だが神々しい見た目と、おちゃらけた性格の格差は終生変わることなく訪問する者たちを驚かせたという。
名を捨てた賊アシュラ新たなる白夜王の助力の元、コウガ公国の再建に踏み出す。各地に散っていた民たちも戻り、国はかつての姿を取り戻していった。盗賊の過去を悔やみ辞退していたが、彼は民たちの支持のもと公王となった。
竜の御子カンナ公式の記録には登場しなくなるが、やがて見目麗しい男性に成長し、竜の姿になっては人々を救ったという逸話が各地に残っている。後世では竜神の化身と伝えられるが、彼は母を慕う普通の息子であった。
無気力な杖使いディーア父ジョーカーと同じく執事の道を歩む。昼寝をしすぎてはクビになっていたが、持ち前の能力の高さから、勤め先に困る事は生涯なかったらしい。彼の珈琲や紅茶は絶品で、今もどこかにその入れ方を受け継ぐ者がいるそうだ。
おっちょこちょいゾフィー暗夜王国の騎士団に入る。以後は父譲りの才能が開花し優秀な騎士としてその名を残す。特に騎乗における行動力は群を抜いており、「人馬一体」の手本として語り継がれることとなる。
しっかり者のミドリコ戦で傷ついた民たちのために、新たな薬の開発に勤しむ。彼女の作った薬は傷や病をたちどころに治し、多くの命を救った。父の血を継いだか、成長した彼女は多くの男性を虜にしたそうだ。
シグレ白夜王国に仕え、生涯を全うする。特に目立つ存在ではなかったが時折口ずさむ美しい旋律の歌は周囲の者を魅了し、慰めたという。母アクアの実在は、彼が存在することによってのみ証明されている。

暗夜 Edit

肩書き名前後日談
エリーゼ
ハロルド
エルフィ
ゼロ
オーディン
老騎士ギュンター戦後すぐに姿を消す。以降、彼の姿を見た者はいない。どこかで余生を送ったとも、すぐに命を落としたとも言われているが説得力のある結論は未だ出ていない。
氷のメイドフローラ故郷、氷の部族の村へと帰る。村では再び自治が認められ、民たちは昔のように幸せに暮らした。彼女はやがて父の後を継ぎ族長となったが、離れた妹のことをいつも気にかけていたという。
可愛らしい王子フォレオ伯父や父のもとに残り、暗夜王国の発展に貢献する。政務においても有能さを発揮するが、群を抜いたファッションセンスが国の内外を問わず多くの者を魅了し、王宮文化の開花に大きく寄与した。
イグニス正式に暗夜王国の軍に入る。そこで能力を高く評価され、やがて重騎士隊を任されるようになる。小心な面は生涯変わらなかったがそれゆえの慎重さが専守防衛を旨とする重騎士の特質にあったようだ。
未来の暗夜王ジークベルト王に即位したマークスの元に残り次期国王としての英才教育を受ける。戦場での苦しい経験が彼を大きく成長させ、偉大なる父に少しも引けをとらないほどの優秀な後継者へと成長する。
女の子好きソレイユある日ふらりと旅にでる。旅先で傭兵団を結成したとも、猛特訓をして踊り子になったとも言われているが、正式な史実は不明。これは彼女が多くの女性と交流した結果噂話が多分に混ざったためとされる。
邪な空想エポニーヌ義賊をやめ、自警団を結成。貧しい者を騙す金持ちや見境のない賊を成敗し弱者を守った。伝承によると、彼女の自警団にはなぜか男前が多かったという。その趣味は生涯変わらなかったようだ。
幸運なヒーロールッツ暗夜王国軍に入り竜騎士隊を指揮する。その強運は相変わらずで、どんな逆境下でも、なぜか負けなかった。かといって勝てる訳でもなかったので「常勝ではないが不敗」という不思議な指揮官として名をのこした。
狼の娘ベロア父フランネルの故郷であるカイエン峰に住みつく。以後、あまり目立った行動はとっていないが、よくわからない物を拾ってきては集めるという性癖は生涯変わらなかったようだ。

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