支援会話集/主人公(女)×アクア のバックアップ(No.1)
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- 支援会話集/主人公(女)×アクア へ行く。
- 1 (2015-07-29 (水) 22:29:50)
白夜 
支援C 
【アクア】
…………
【カムイ】
こんにちは、アクアさん。
ここは風が気持ちいいですね。
【アクア】
カムイ…どうしたの?
【カムイ】
ちょっと気晴らしに来ただけですよ。
アクアさんもそうなんですか?
【アクア】
ええ。ここの木漏れ日と木々の香りは、
白夜の王城を思い出して、懐かしいから…
【カムイ】
そうですか。なんだか羨ましいですね。
暗夜王国は日中も薄暗いし、
岩と砂の匂いしかしませんから。
【アクア】
…カムイ。
ごめんなさい…
【カムイ】
えっ…何がです?
【アクア】
本当なら、白夜の王城で過ごすのは
あなたのはずだったのに…
軽率なことを言ってしまって、
ごめんなさい…
【カムイ】
そ、そんなこと気にしませんよ。
それに、私が暗夜王国にいたのは
別にアクアさんのせいじゃありませんし…
【アクア】
いいえ。それでも私は…
ずっと謝りたいと思っていたの。
あなたが本来享受すべきだった
白夜王国での幸せは…
私が代わりに受けてしまったようなものだから。
【カムイ】
アクアさん…
【アクア】
あなたに与えられたはずの家族からの愛も、
王家の者としての権威も…
結果的に受け取ってしまったのは私。
…それに私も少しだけ、
暗夜王国にいたからわかるの。
あなたがどれほど辛い境遇の中で
暮らしてきたか…
それを想像するだけで、私は…
【カムイ】
なるほど…
アクアさんの言いたいことはわかります。
でも…私はあまり
そういう風には考えていないんです。
暗夜での生活も、
嫌なことばかりじゃありませんでしたよ。
【アクア】
ほんとに…?
【カムイ】
はい。たとえば…
…ああ、すみません。この後、
次の行軍についての会議があるんでした。
じゃあアクアさん、今度また話します。
【アクア】
え、ええ…
…………
支援B 
【カムイ】
アクアさん。
また、ここにいたんですね。
【アクア】
カムイ。
ええ。ここにいれば、またあなたと
話しができるかもしれないと思って。
あなたが暗夜王国にいた頃の話…
聞かせてくれるかしら?
【カムイ】
はい、もちろん。
【アクア】
カムイは…
どんなところに住んでいたの?
【カムイ】
私は北の城塞という、
人里離れた古城の中で暮らしていました。
ほとんど出歩くこともできませんでしたし、
会う人も制限されていましたね。
【アクア】
そう…
【カムイ】
でも私は…それでも寂しくありませんでした。
確かに不自由さを感じたことはありましたが、
身の回りの世話をしてくれる人たちとは、
家族みたいにずっと一緒でしたし、
マークス兄さんたちも、
良く遊びに来てくれました。
エリーゼさんなんかは、毎日城塞に来て
一緒に遊ぼうって、うるさくて…
【アクア】
ふふ…
賑やかで、楽しそうね。
【カムイ】
はい。
それにあのお城にはたくさんの文献があって、
何冊読んでも全然読み切れないくらいでした。
よくフェリシアさんやジョーカーさんと
読み比べをして、
得た知識を競い合ったものです。
そう…私はあの場所で、
様々なことを学びました…
【アクア】
…………
【カムイ】
あの城で暮らしたことしかありませんから、
そう思ってしまうのかもしれませんが…
あの場所が
今の私を作り上げたと言えると思います。
あそこが私の…故郷なんです。
【アクア】
そうだったのね…ごめんなさい。
カムイの気持ちも考えずに、
一方的なことを言ってしまって。
私の暗夜王国に対して抱いている印象とは、
少し違っているのね。
【カムイ】
そうかもしれませんね。
色々思い出していたら、
なんだかあの城が懐かしくなってきましたよ。
【アクア】
いつかきっと…また帰れるわよ。
【カムイ】
はい…
そのためにも私達は暗夜王を倒し、
この戦争を終わらせなくてはいけませんね。
【アクア】
ええ、そうね。