支援会話集/主人公(女)×フォレオ

Last-modified: Sat, 01 Aug 2015 21:36:27 JST (3198d)
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通常 Edit

支援C Edit

【カムイ】
フォレオさん、
何をしてるんですか?

【フォレオ】
カムイさん。
今、洋服に刺繍をしていたところです。
…うん。できました。
ほら、見てください。
こうやって少し手を加えるだけで、
洋服が可愛く生まれ変わりましたよ。

【カムイ】
すごい、本当ですね。
フォレオさんは手先が器用なんですね。

【フォレオ】
そんな風に褒められると照れくさいです。
でも、これくらい誰でもできますよ。
もし良かったらカムイさんの洋服にも、
何か可愛い刺繍を入れて差し上げましょうか?

【カムイ】
そうですね。
今度、頼んでもいいですか?
でも、見れば見るほど
フォレオさんは女の子にしか見えませんね…

【フォレオ】
…やっぱり、変でしょうか?
僕としてはこれが普通なのですが。
幼い頃から、自分が素敵だと思う服を
着ているだけなのですけれど…

【カムイ】
うーん。個性的なだけで
悪いことではないと思いますよ。

【フォレオ】
本当にそう思ってくださるんですか?

【カムイ】
もちろんです。
それに、その格好は
フォレオさんにとっても似合っていますし。

【フォレオ】
嬉しいです。
ありがとうございます。
あっ、そうだ…
今度、カムイさんの洋服を
作ってみてもいいですか?
可愛いフリフリがついたドレスとか、
結構、似合うと思うんです!

【カムイ】
わあ、いいですね…!
似合うかどうか自信がありませんが…
フォレオさんの時間がある時に、
ぜひお願いします。

支援B Edit

【カムイ】
フォレオさん。
どこかへ出かけるのですか?

【フォレオ】
はい。
ちょっと洋服の生地を買いに行こうかなって。

【カムイ】
ちょうど良かったです。
私も買いたい物があるから
一緒に行ってもいいですか?

【フォレオ】
…えっ。
一緒に…ですか?

【カムイ】
はい。
何か都合が悪かったですか?

【フォレオ】
と、とんでもないです。
僕は全然、大丈夫です。
…でも、カムイさんに
ご迷惑をおかけしちゃうかもしれないので…

【カムイ】
迷惑ってどういうことですか?

【フォレオ】
僕、男なのにこんな格好をしてるから…
一緒に歩いてたら、カムイさんまで
変な人だって思われちゃうかもしれません…

【カムイ】
そんなの私は気にしません。

【フォレオ】
…ありがとうございます。
でも…
カムイさん…
正直に答えてくれますか?

【カムイ】
はい。
どうしたのですか?

【フォレオ】
やっぱり僕って…浮いてますよね?
この格好のせいで…
みんなの輪に溶け込めていないというか…

【カムイ】
そうでしょうか?
確かに格好の話だけでなら、
フォレオさんは目立っていると思いますけど…
溶け込めてないというわけではないと思います。

【フォレオ】
何ていうか…たまになんですけど、
人の視線が気になっちゃうことがあって…
一度それを意識しちゃうと…
たまらなく不安になって…

【カムイ】
考えすぎですよ、と言うのは簡単ですが…
フォレオさんの心の問題だから
それで解決することでもないですしね…

【フォレオ】
はい…

【カムイ】
ただ…

【フォレオ】
ただ?

【カムイ】
私はフォレオさんの個性的な部分も
受け入れることができますよ。
それは信じてほしいです。

【フォレオ】
カムイさん…ありがとうございます。

【カムイ】
さあ、一緒に買い物に行きましょう。

【フォレオ】
はい!

支援A Edit

【フォレオ】
カムイさん。

【カムイ】
フォレオさん。
どうしたんですか?

【フォレオ】
あの…
これを受けとってもらえませんか?

【カムイ】
これは…天使のワッペンですか?

【フォレオ】
はい、僕が作ったんです。
お守りというか…
こんな僕でも、カムイさんは
周りを気にせずに一緒にいてくれました…
だから何かお礼がしたくて作ったんです。

【カムイ】
ありがとうございます。
大切にしますね。
わあ…このワッペン、細かいところまで
よくできていますね。
さすがフォレオさんです。

【フォレオ】
えへへ。
褒めていただいて嬉しいです。
こういうのが好きなら、
もっといっぱい作りましょうか?

【カムイ】
いいんですか?

【フォレオ】
はい。森の動物たちとか、
星や月なんかもいいですね。
そうだ! この前カムイさんに
作るって言ってたお洋服…
ワッペンをいっぱいつけたものに
変更しましょうか?
でも、それだと可愛くなり過ぎちゃうかな…
じゃあ、フリルを控えめにして…
…うん!
ビジョンが見えてきました!
絶対、カムイさんが着たら
似合うと思いますよ?

【カムイ】
そ、そうですか?

【フォレオ】
はい!
僕が保障します!

【カムイ】
そこまで言うなら…
ワッペンが沢山のものでお願いします。

【フォレオ】
まかせてください!

【カムイ】
うふふ。お洋服の話をしているときが
フォレオさんは一番いきいきしてますね。

【フォレオ】
はいっ!
…カムイさん。
僕は自分の格好を恥じてはいません。
だから、本当なら自信をもって
堂々としていればいいんですけど…
それでも、誰かの視線が気になって
しまうことがありました…
でも、カムイさんのおかげで、
自分に自信を持つことができたんです。
僕は自分の好きな物を恥じない。
そう強く思えるようになったんです。

【カムイ】
はい。フォレオさんは好きな格好を
しているのが一番だと思います。
私はそうやって
生き生きしているフォレオさんが…
どんなに綺麗なお洋服にも負けないくらい、
素敵だと思いますよ。

【フォレオ】
ありがとうございます。
カムイさん…!

支援S Edit

親子 Edit

支援C Edit

【フォレオ】
あっ、お母様。
ちょうどよかったです。

【カムイ】
どうしたんですか?
フォレオ。

【フォレオ】
お母様に贈りたい物があったので、
今から会いに行こうと思ってたんです。

【カムイ】
まあ、私に贈り物を?

【フォレオ】
はい。
この洋服なのですが…

【カムイ】
わぁ~!
素敵なお洋服ですね。
サイズも私にちょうどぴったりですし、
着心地もよさそうです!

【フォレオ】
よかった。
喜んでもらえて安心しました。

【カムイ】
ありがとうございます、フォレオ。
私のために作ってくれたんですね。

【フォレオ】
あれ。
よく僕が作った服だってわかりましたね。

【カムイ】
当たり前じゃないですか!
この詩集の繊細な縫い目は、
フォレオ以外にはなかなか真似できませんよ。

【フォレオ】
褒めてくださってありがとうございます。

【カムイ】
でも、本当に素敵なお洋服…
色も私の好きな色ばかりですし。
もう、毎日着ちゃいたいです!

【フォレオ】
もう、お母様ったら…
さすがにそれはやめてください。
洋服ならいくらでも、
僕が作ってあげますから。

【カムイ】
ふふふ…
ありがとうございます、フォレオ。

支援B Edit

【フォレオ】
…………

【カムイ】
フォレオ…
何か嫌なことでもあったんですか?

【フォレオ】
…えっ?
どうしてわかったんですか?
僕が落ち込んでいるって…

【カムイ】
顔を見ればわかります。
私はフォレオの母親ですから。

【フォレオ】
…………
また…街でからかわれたんです。
僕の服装のことを…
男なのに女みたいな格好だって…

【カムイ】
そうですか…
それは辛かったですね…

【フォレオ】
僕はただ…
自分の好きな格好をしているだけなのに…

【カムイ】
そうです!
その通りです。

【フォレオ】
だったら、なんでこんなにも
からかわれなきゃいけないんですか!

【カムイ】
フォレオ…

【フォレオ】
僕はこの格好のことでは、
誰にも迷惑をかけていないはずです!
誰かを怪我させているわけでもない。
誰かの邪魔をしているわけでもない。
何も悪いことはしていないのに…
なんで…なんで…

【カムイ】
フォレオは何も間違ってません。
だから、自分の好きなことを続けてください。

【フォレオ】
でも、それだと…
また笑われちゃいます…

【カムイ】
…そうですね。
残念ですが、
そういうこともまたあるかもしれません。
でも、そんなことで
好きなことを止めていいんですか?

【フォレオ】
…そんなのは嫌です。

【カムイ】
でしょう?
だったら、負けないでください。
悲しくなったらいつでも
私のところへ来てください。
話を聞くことしかできませんけど…
私はいつだってフォレオの味方です。

【フォレオ】
お母様が僕の味方でいてくださるなら、
こんなに安心できることはありません。
ありがとうございます…お母様。

支援A Edit

【カムイ】
ふふふ…
うふふふふふ…

【フォレオ】
お母様、いいことでもあったのですか?
とても嬉しそうな顔をしていますけど。

【カムイ】
はい!
とっても嬉しいことがありました。
さっきのことなんですけど…
フォレオが作ってくれた服を着て
街に出かけたら…
会う人、会う人に
素敵な服ですねって褒められたんです!

【フォレオ】
本当ですか?
それは僕も嬉しいです。

【カムイ】
ふふふ…
自分の息子の仕事が褒められるのって、
母親にとってこんなに嬉しいものなんですね。

【フォレオ】
お母様…

【カムイ】
それに、褒められているのは
お洋服の方だとわかってますけど…
私も素敵だって
言われている気がしてきちゃいまして…
だから私、とっても上機嫌なんです!
うっふふふ…

【フォレオ】
何を言ってるのですか。
お母様はとっても美人ですよ。
僕の作った洋服は、お母様の魅力を
引き立てるものでしかありません。

【カムイ】
あら?フォレオはお裁縫だけでなく、
お世辞もお上手なんですね。

【フォレオ】
お世辞なんかではありません。
お母様は世界で一番、美人です。

【カムイ】
ふふふ…
ありがとうございます、フォレオ。

【フォレオ】
でも、そっか…
僕が作った服が褒められたんだ…
お母様に差し上げた服は、
自分の感性を信じて作った服です。
好きなことを信じてやり抜けば、
きっと誰かに認められるのですね。

【カムイ】
はい!私もそう思います。

【フォレオ】
ありがとうございます。
お母様。
僕、これからも
好きなことをやっていけそうです。

【カムイ】
じゃあ、またフォレオに
お洋服を作ってもらってもいいですか?

【フォレオ】
ぜひ、作らせてください。
お母様のためなら喜んで作りますよ。

【カムイ】
ふふふ…
ありがとうございます、フォレオ。