支援会話集/リョウマ×タクミ

Last-modified: Sun, 20 Mar 2016 18:43:35 JST (2962d)
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支援C Edit

【タクミ】
はあっ! やあっ!

【リョウマ】
息が乱れているぞタクミ!

【タクミ】
はあ・・・はあ・・・

【リョウマ】
・・・よし。今日の稽古はもう終わりにしよう。
刀を下ろすんだ、タクミ。

【タクミ】
まだ・・・まだ足りない。
もう少し続けよう・・・リョウマ兄さん。

【リョウマ】
どうした、タクミ?
いつもはこんなに長時間はしないだろう?

【タクミ】
それは・・・
・・・・・・・・・・・・
 
【リョウマ】
理由は俺には言えないのか?
何か悩んでいるなら力になるぞ。

【タクミ】
僕は早く・・・兄さんを超えたいんだ。

【リョウマ】
俺を?

【タクミ】
今まで僕はリョウマ兄さんに守られてきた。
でも、これまでの闘いの中でわかったんだ。
今のままじゃ駄目だって・・・早く兄さんを越えて
並んで闘えるくらい強くならなきゃって・・・!

【リョウマ】
タクミ・・・

【タクミ】
リョウマ兄さんが強いのは十分知ってるよ。
だけど、その力に頼ってちゃ・・・いつまで経っても僕は強くなれない。
兄さんを守ることもできないんだ。

【リョウマ】
そう焦らなくてもいい。
共にゆっくり力を付けていけばいいんだ。

【タクミ】
でも・・・リョウマ兄さんは王となる人だ。
僕は将来、兄さんを支えないといけない。
だから・・・今すぐ強くなりたいんだ。

【リョウマ】
・・・お前の気持ちはわかった。
だが、今は少し思い詰めすぎだぞ。

【タクミ】
・・・・・・・・・・・・

【リョウマ】
これからも稽古には付き合う・・・が、
今日はもう終わりにしよう。

【タクミ】
・・・わかったよ。

【リョウマ】
タクミ・・・

支援B Edit

【リョウマ】
さて、タクミ。稽古を始めよう。

【タクミ】
うん、お願いします。

【リョウマ】
だが、稽古の前に話しておきたいことがある。
先日の俺を超えなければという話・・・
その話を聞いたとき、俺は正直嬉しかった。
共に闘い支え合おうという気持ちがタクミから伝わってきたからな。

【タクミ】
リョウマ兄さん・・・

【リョウマ】
だが、闘いにおいての強さだけが、
俺を守ることに繋がるわけじゃない。

【タクミ】
・・・どういう意味?

【リョウマ】
タクミが言った通り、俺は将来、白夜国を統べる者になるだろう・・・
その時お前にも傍にいてもらい、支えてもらえるととても嬉しい。
だが・・・支える役目は何も戦力として・・・
力のみを指すものではない。

【タクミ】
だけど・・・僕にできるのはそれくらいだよ。

【リョウマ】
そんなことはない。
俺はタクミには執政で支えてもらいたいと思っているんだ。

【タクミ】
執政・・・?

【リョウマ】
そうだ。タクミは徐々に強くなっている。
戦力としても十分助けになってくれると最近は感じるようになった。
だが、それ以上にお前には・・・
機転の利く頭と、豊富な知識があるだろう?
それは・・・執政の力に向いていると思うのだ。

【タクミ】
そう・・・なのかな。

【リョウマ】
ああ。
それに俺を支えたいと思ってくれているなら、
いろんな方法を試してもらいたい。
俺のことを思うあまり、タクミの未来を狭めるような真似をしてほしくないのだ。
なにより、お前の負担になってしまうのは、俺の望むことではない。
だからタクミ・・・無理をしないでくれ。

【タクミ】
・・・ありがとう、リョウマ兄さん。
僕は自分で勝手に思いつめてたみたいだ。
リョウマ兄さんの傍にいるためには、強くなるしかないと思ってた・・・
でも・・・それだけじゃなかったんだね。

【リョウマ】
ああ、そのとおりだ。

【タクミ】
じゃあ、これからは無理をしない程度にがんばるよ。

【リョウマ】
ああ、それでいい。

【タクミ】
ありがとう、兄さん・・・

支援A Edit

【タクミ】
はあ・・・はあ・・・やった・・・!
リョウマ兄さんから・・・一本取れた!

【リョウマ】
・・・ははっ。今日はタクミにやられたな。

【タクミ】
これで少しはリョウマ兄さんに近づけた気がするよ。
次も僕がとるからね!

【リョウマ】
ふっ・・・勢いに乗っているな。
だがこれなら・・・俺を超える日も近いだろう。

【タクミ】
ほっ本当に!?

【リョウマ】
ふふっ、そんなに嬉しいのか?

【タクミ】
もちろんだよ!
リョウマ兄さんは僕の目標だから。
あ・・・でも・・・

【リョウマ】
? どうした?

【タクミ】
・・・・・・・・・・・・
今回の稽古・・・実は兄さんは・・・
本気を出してなかったんじゃない?

【リョウマ】
・・・・・・・・・・・・
そうか、そう捉えたか。
・・・タクミ、良いことを教えてやろう。

【タクミ】
えっ?

【リョウマ】
俺はタクミのことを本当に頼りにしている。
なにより、これから成長していく姿に期待をしているんだ・・・
だからタクミとの稽古にはいつも本気で臨んでいるのだぞ?

【タクミ】
えっ・・・?ほ、本当?
じゃあ今のは・・・!!

【リョウマ】
ああ。今の一本は本物だ。
タクミ自身の実力がついてきたということだ。
自信を持っていい。

【タクミ】
う、嬉しいよ!
僕は・・・これからもがんばれそうだよ。

【リョウマ】
ああ、期待しているぞ。

【タクミ】
うん!
あっ、そうだ。でも僕は・・・
闘いが終わって平和になったら、執政の勉強もしたいと思っているんだ。
自分の可能性を広げるためにもね。

【リョウマ】
・・・そうか。ああ、あらゆることに挑戦してみるのは良いことだと思うぞ。

【タクミ】
リョウマ兄さん・・・その時が来たら、
今度は勉強も教えてくれる?

【リョウマ】
ああ、もちろんだ。