支援会話集/リョウマ×アクア

Last-modified: Thu, 30 Jul 2015 00:13:30 JST (3201d)
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支援C Edit

【アクア】
よいしょ…っと。
ふう。少し休憩しましょ…
この量は、さすがに疲れたわ。

【リョウマ】
…アクア?
一人で何をしているんだ?

【アクア】
リョウマ。
い、いえ。別に私は何も…

【リョウマ】
何も、じゃないだろう。
武具を幾つも運んでいるじゃないか。
そんな重労働、女一人の力では無理だ。
いいから少し俺によこすんだ。

【アクア】
あ…

【リョウマ】
むっ…意外に重いな。
だが、何てことはない…
よし、これで半分以上、俺が運んでやる。
アクアはそっちの軽いものを頼む。

【アクア】
あ、ありがとう…」

【リョウマ】
それにしても…こんな量、
なぜ一人で運ぼうと思ったんだ。
なぜ俺達仲間に…いや、
俺たち家族に頼ろうとしなかったんだ?

【アクア】
一人で運べる量だと思ったのよ。
それに…途中で誰かに助けを求めるのも、
なんとなく言い辛くて。

【リョウマ】
まったく…お前は昔からそうだな。
だが、これからそういうことがあれば、
遠慮せず俺を呼べ。
お前は俺の妹だからな。
兄として、必ず助けてやるさ。

【アクア】
リョウマ…
ありがとう。
でも、気にしなくて大丈夫よ。
次からは、上手くやってみせるから。

【リョウマ】
…はぁ。行ってしまったか。
あいつが俺に遠慮するのは
昔から変わらないな。
だが…そうだな。これを機会にもう少し
親交を深めていけるよう、考えてみるか…

支援B Edit

【リョウマ】
アクア、少しいいか?

【アクア】
リョウマ…何か用?

【リョウマ】
いや、何…
この間、お前に言ったことがあっただろう?
仲間として、そして家族として、
もう少し俺を頼ってほしいと。

【アクア】
え、ええ…

【リョウマ】
実はその事について、
軍の者達に相談をしてみたんだ。
…皆親身になって相談に乗ってくれた。
だが…
俺がお前との距離を縮められるような妙策は
結局聞き出すことはできなかった…

【アクア】
リョウマ…

【リョウマ】
すまない…

【アクア】
いいのよ、リョウマ…別に気にしなくて。

【リョウマ】
いや、しかし…!

【アクア】
それにそんな話を当人の私にするなんて…
その裏表のない一本気なところが、
リョウマ…あなたらしいわね。

【リョウマ】
あ! ああ…確かに本人に
言うようなことじゃないな。すまない…

【アクア】
それよりリョウマ…
私からお願いがあるの。

【リョウマ】
な、なんだ!
何でも言ってくれ!

【アクア】
私への優しさはもういいの。
無理に私を妹だと思わなくてもいいから…
私の代わりに、
カムイを気遣ってあげて。

【リョウマ】
…え?

【アクア】
これまで私にくれたあなたの優しさは…
家族としての愛情は…
本来私ではなく、
カムイに与えられるべきものでしょう?

【リョウマ】
そ、それは…!

【アクア】
私はずっと…
あなたや白夜のきょうだいたち、
それからミコト女王と、
家族としての時間を過ごしてきた。
私はそれで、じゅうぶん幸せだわ。
それよりも…今までできなかった分まで、
カムイを愛してあげてほしいの。
私のことを考えるより、
カムイのことを考えてほしいの。
私の願いは、それだけよ。

【リョウマ】
ま、待ってくれ!
…アクア。
今まで俺を避けていたのは、
そういうことだったのか…

支援A Edit

【アクア】
そこにいるのは…リョウマ?
どうしたの?

【リョウマ】
アクア…

【アクア】
うふふ。まるで私の行く先を
通せんぼしてるみたいよ。
そこを、どいてくれないかしら?

【リョウマ】
いや、どかない。
今日こそは話を最後まで聞いてもらう。

【アクア】
…リョウマ?

【リョウマ】
俺が家族として、そして兄妹として
距離を縮めようと声をかけると、
お前はいつも逃げるように去っていってしまう…
だから今日は話を聞いてもらうまでは、
ここを通すわけにはいかない。

【アクア】
だからその愛情は私じゃなく
カムイに向けてと…

【リョウマ】
いや、違うんだ!

【アクア】
…?

【リョウマ】
お前は勘違いしている。
俺はお前のことを、カムイの
代わりだと思って扱ってきたわけじゃない。
お前が…アクアがアクアだから、
兄妹になりたいと思ったんだ。

【アクア】
リョウマ…

【リョウマ】
確かにお前と血の繋がりなどないし、
お前が白夜に来たのだって…
皮肉だが、カムイが
連れ去られたからだという理由に他ならない…
だが俺はお前のことをヒノカやサクラと同様、
本当の妹だと思ってきたんだぞ?

【アクア】
それは…カムイの代わりではないと?

【リョウマ】
ああ、何度も言わせるな。
アクアがアクアだからこそ、
俺はお前と大事な妹として守りたいんだ。

【アクア】
リョウマ…ありがとう。
そしてこれまでごめんなさい…
私の勝手な勘違いで、あなたに対して
とても失礼な想いを抱いていたのね…

【リョウマ】
いや…いいさ。俺はお前の兄だ。
妹のちょっとした勘違いぐらいで、
腹を立てたりはしないさ。

【アクア】
リョウマ…
ありがとう…ほんとに…
私…その言葉が聞けて…
良かった…

【リョウマ】
感謝もしなくていい。
俺は兄として当たり前のことをしただけだ。
ただこれからはもっと俺を頼ってくれ。
それがむしろ妹として果たすべき責任なんだぞ?

【アクア】
ええ…わかったわ。
でも…兄に頼るのが妹の責任なんて、
なんだかおかしいわね…

【リョウマ】
ははは、おかしくなどないさ。

【アクア】
ならこれまでの分も…
沢山甘えさせてもらうわね。
リョウマ…兄さん。

【リョウマ】
ああ、任せておけ。

支援S Edit

【アクア】
リョウマ、さっきは食材の買い出しに
付き合ってくれてありがとう。

【リョウマ】
い、いや…

【アクア】
あと、続けて悪いのだけれど、
軍議用の資料作りを頼まれているの。
良かったらこれも…
手伝ってもらえるかしら?

【リョウマ】
あ…ああ。

【アクア】
…リョウマ?
どうしたの…さっきから調子悪そうよ。

【リョウマ】
え…?

【アクア】
私の話も上の空という感じだし…
体の調子でも悪いのかしら?

【リョウマ】
い、いや、そんなことはない。

【アクア】
…………
ごめんなさい。

【リョウマ】
な、なぜ謝るんだ?

【アクア】
…私、やっぱり
調子に乗っていたかしら?
この前あなたから、兄として頼っていいと
言われたから、そうさせてもらったんだけど…
少し…あなたに頼り過ぎていた…?
だとしたらもう控えるから…
本当にごめんなさい。

【リョウマ】
ち、違うんだ!
それは…本当に違うんだ!!

【アクア】
で、でも…今日のあなたは…私に頼られても、
あまり嬉しそうじゃなかったわ。

【リョウマ】
それは勘違いだ…! だがそう思わせたのは、
俺の半端な覚悟のせいだ…すまない。

【アクア】
半端…?

【リョウマ】
…………
ああ、お前の事を妹だと思い、
俺は兄として支えるつもりだった。
だが…それは俺の言い訳に過ぎなかったんだ。

【アクア】
…………

【リョウマ】
俺は…お前を妹ではなく…
最愛の妻として娶りたいと…思っていた。

【アクア】
えっ…

【リョウマ】
最近そう思ったわけじゃない…
お前が白夜に来た時から…
俺はずっとそう思っていたんだ…
だが白夜王国の次代を担う第一王子の
このリョウマは…
お前を大事な妹だからとこじつけて、
本当の気持ちを偽り続けていたんだ…
情けない話だろう…?

【アクア】
それで…今日はどこか、
心ここにあらずといった顔をしていたのね…
でも…嬉しいわ。

【リョウマ】
なにっ?

【アクア】
もちろん妹として大事にしてくれる事も
嬉しかったけど…今の言葉はもっと嬉しい。
私も…心のどこかでそれを望んでいたから、
妹として扱われることを拒否していたのかも…

【リョウマ】
そ、そうか…!

【アクア】
ええ…だからこれからは…

【リョウマ】
あ、ああっ! もちろんだ!
これからは妹ではなく…
俺の大事な妻として…俺の家族になってほしい。
いいか、アクア?

【アクア】
ええ、ありがとう…
これで私はあなたの本当の家族になれるのね。
嬉しい…

【リョウマ】
ああ、今度お前のために指輪を買いに行こう。
この大切な約束の証にな!

【アクア】
ええ…私…とても幸せよ。