支援会話集/ヒノカ×アクア

Last-modified: Thu, 30 Jul 2015 01:00:46 JST (3201d)
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支援C Edit

【ヒノカ】
アクア…すまん!

【アクア】
…ヒ、ヒノカ?
いきなり、どうしたの…?

【ヒノカ】
あ、ああ…確かに唐突だったな…
いや…その…!

【アクア】
いいから落ち着いて。
あなたは仮にも私のお姉さんなのよ?

【ヒノカ】
あっ…あははは。
すまない。
これではどちらが姉かわからないな。

【アクア】
ふふっ…そうね。
で、一体どうしたの?

【ヒノカ】
私は昔から…
暗夜を打倒することや、
カムイを取り戻すことばかり
優先させて生きてきた…
そのせいかお前のことをあまり気にかけて
やれなかったと思ってな。
今更それに気づき、お前に謝罪の一言でも
言わねばと思ったんだ…

【アクア】
そんなことを言うためにわざわざ?
それならリョウマやタクミ、
サクラはどうなるの?

【ヒノカ】
きょうだいのことで言うなら
リョウマ兄様の手助けはしてきたし、
タクミやサクラは私から見れば
少し頼りないからな…面倒は見てきたつもりだ。

【アクア】
つまり私だけ、あんまり面倒を
見られていなかったということ……?

【ヒノカ】
そ、そういうわけではない!
アクアも私の大切な妹だ。
だが、共に過ごす時間が他のきょうだいより
少なかったのではないかと思ってな…

【アクア】
ふふふっ…そんなこと、全然気にしないわ。
大丈夫だから安心して。
私はもともと、
一人でいることが好きだったし…
ヒノカはとても優しいから、私の気持ちを
尊重してくれていたのでしょう?

【ヒノカ】
アクア…

【アクア】
ああ、そうだわ。
私ずっと、ヒノカにあげたいものがあったの。

【ヒノカ】
えっ…?

【アクア】
昔ね…ヒノカの誕生日のお祝いに、伝馬を
あしらった小物を渡そうと思ったんだけど、
その時あなたは天馬武者としての修行中で、
いつも鬼気迫る感じだったから…
水を差してはいけないと思って、
渡しそびれていたのよ。

【ヒノカ】
アクア…お前はそんなことを…!
私はなんと言って詫びれば良いのか…

【アクア】
もう、大袈裟ね。
それぐらいのことで謝るのはよして。
私も渡しそびれていただけだし、
今回それを受け取ってくれれば嬉しいわ。
いま取りに行ってくるから、
ちょっとここで待っていて。

【ヒノカ】
アクア…

支援B Edit

【ヒノカ】
よーし、アクア。
今日は何でも好きな物を買ってやるぞー!

【アクア】
ヒノカ…上機嫌ね…

【ヒノカ】
ああ、こういう時ぐらい姉らしくさせてくれ!
好きな物を何でもとは言ったが、一つだけとか
ケチくさい事も言わないからな!
安心して何でも姉にねだるがいい!

【アクア】
そ、そう言われても…
特に私、欲しい物はないし。

【ヒノカ】
まぁ商店を見て回れば、
欲しい物などいくらでも出てくるだろう。
先日お前にもらった天馬の小物の
お礼だからな。さぁ行くぞー!

【アクア】
え、ええ…

【ヒノカ】
お、おい…アクア。
結局何も買わないまま帰ってきてしまったぞ?

【アクア】
ええ、そうね。

【ヒノカ】
そうねって…何も買わなかったんだぞ?
それなのになぜお前はそんな満足げなんだ?

【アクア】
だって…ヒノカと二人きりで、
こんなに長く過ごせたのって初めてでしょう?
だからとても嬉しかったのよ…
食事も一緒にできたし、色々な話も聞けたしね。

【ヒノカ】
だからって…元はお前にお礼を買うために
出かけたはずだったのに…

【アクア】
ヒノカ…私はもう十分にお礼をもらえたわ。
これまで姉妹らしく過ごせたことなんて、
ほとんど無かったでしょう?
だから今日みたいに二人でいられたことが…
私にとって何よりの贈り物なのよ…

【ヒノカ】
アクア…お前というやつは…!

【アクア】
ちょ、ちょっとヒノカ…?
突然抱きしめてくるなんて…どうしたの?

【ヒノカ】
いや…何でもない。
しばらくこうさせていてくれ…

【アクア】
………………
ふふっ…仕方ないわね。
わかったわ、姉さん。

支援A Edit

【ヒノカ】
アクア…少しいいか?

【アクア】
ヒノカ、どうしたの?

【ヒノカ】
その…この間二人で出かけたことがな…
お前は十分お礼になったと言ってくれたが、
やはりそれでは私の気が収まらなくてな…

【アクア】
ヒノカったら…
まだそんなことを気にしていたの?
もういいとあれほど…

【ヒノカ】
これを…! 受け取ってくれ…!

【アクア】
…!!
これは…火の形の…ペンダント?
でも…これって…

【ヒノカ】
あ、ああ…すまん。
歪な形をしているのは私の手作りのせいだ…

【アクア】
えっ?
これはヒノカが自分で作ったものなの?

【ヒノカ】
ああ…お前は元々、
水のペンダントを持っていたからな。
それを対になるようなものが
いいだろうと勝手に思ってな。
自分ならやはり火ではないかと思い…
作ってみた。

【アクア】
ヒノカ…

【ヒノカ】
こんな細かい作業をするのは
苦手だとわかってはいたが…
手作りをすることに
意味があるんじゃないかと考えて、な…

【アクア】
…そうだったのね。

【ヒノカ】
どうかこれを受け取ってほしい…

【アクア】
も、もちろんよ…!
ありがとう、ヒノカ…大切にするわ。

【ヒノカ】
そうか、良かった…

【アクア】
水のペンダントは母の形見…
そしてこのペンダントは姉からの贈り物…
私はこんなにも愛されて…とても幸せよ。

【ヒノカ】
ああ、これからはもっと幸せにしてやるからな。
覚悟しておけ。

【アクア】
ええ、ありがとう。ヒノカ。