支援会話集/タクミ×ジョーカー

Last-modified: Sun, 20 Mar 2016 19:43:00 JST (2962d)
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支援C Edit

【タクミ】
ジョーカー。頼みがあるんだけど。

【ジョーカー】
タクミ王子。私に頼みとはなんでしょうか?

【タクミ】
他の者には内緒で・・・稽古の相手をしてくれないか?

【ジョーカー】
・・・なぜ私なのでしょうか?
稽古のお相手なら、他にふさわしい者がいると思いますが・・・

【タクミ】
ジョーカーは口が固そうだからだ。
特訓しているのを・・・他の者に知られたくないんだ。

【ジョーカー】
なるほど。
皆に力を認めてもらいたいが・・・
そのための努力は隠しておきたい、と。

【タクミ】
べ、別にそういうわけじゃないけど・・・
簡単に言うと、そんなところだ。

【ジョーカー】
タクミ王子は私について、二つほど誤解をされていますね。

【タクミ】
どういうことだ?

【ジョーカー】
一つ、私の口は固くなどありません。
誰かの秘密を守るなど、とてもとても・・・
あっ、カムイ様に関しては別です。
カムイ様の秘密ならば墓まで持っていく自信があります。

【タクミ】
ぼ、僕の秘密は守れないって言うのか!?

【ジョーカー】
申し訳ありません、タクミ王子。
私の主はカムイ様、唯一人なので。
二つ目の誤解ですが・・・私は執事でございます。
お茶の入れ方ならご指導できますが・・・
稽古のお相手などとてもできません。

【タクミ】
う、ウソだ!
あんたが強いのは知ってるんだぞ!

【ジョーカー】
強くても・・・執事ですから。
稽古のお相手は業務外になります。

【タクミ】
あんた、色々と言ってるけど・・・
本当はただ面倒くさいだけなんだろ!

【ジョーカー】
申し訳ありません。
執事は多忙なものでして。

【タクミ】
くっ・・・わかったよ!
もう、あんたには頼まない!

【ジョーカー】
わかっていただけたようで助かりました。
ありがとうございます、タクミ王子。

支援B Edit

【タクミ】
はっ! せいやっ!

【ジョーカー】
これはこれはタクミ王子。
お一人で弓の訓練ですか。

【タクミ】
・・・ああ。
誰も手伝ってくれないからな。

【ジョーカー】
おかしなことをおっしゃいますね。
確か、誰にも知られずに強くなりたいのではありませんでしたか?

【タクミ】
う、うるさいぞ!
手伝う気がないならここから去れ!

【ジョーカー】
一つ、お聞きしてもいいでしょうか?

【タクミ】
・・・なんだ?

【ジョーカー】
弓の訓練なのに、私に何を手伝わせようとしたのでしょうか?
たとえ私が手伝っていたとしても・・・
タクミ王子が弓を引く姿を黙って見ていることしかできませんが・・・

【タクミ】
手伝ってくれるのなら、
他の特訓をしようと思っていたんだよ!
・・・あんた、本当に性格悪いんだな。

【ジョーカー】
誤解です。タクミ王子。
私はただ、カムイ様以外の方はどうでもいいだけです。

【タクミ】
そんなことで胸を張るな!
というか、いつまでここにいるんだ?
気が散って仕方ないんだけど。

【ジョーカー】
カムイ様に、タクミ王子の訓練を
手伝って差し上げるよう言われました。
カムイ様の御言葉ですから、お手伝い致しましょうか?

【タクミ】
・・・本当か?
なら、手伝って欲しいけど・・・

【ジョーカー】
ただし、弓の訓練のお手伝いです。
それ以外のお手伝いは致しません。
私はここで黙って見ていますから好きなだけ弓を引いてください。

【タクミ】
あ、あんた・・・
どこまで僕をバカにする気なんだ・・・

【ジョーカー】
誤解ですよ、タクミ王子。
バカになどしているはずがありません。

【タクミ】
・・・わかった。あんたはそこに座っているだけでいい。

【ジョーカー】
かしこまりました。
喜んでお手伝いさせていただきます。

【タクミ】
だが、頭の上にこのりんごを乗せろ。
僕がそのりんごに向かって矢を射るから。

【ジョーカー】
た、タクミ王子!?
それは話が違う気がしますが・・・

【タクミ】
あんたは弓の訓練に付き合うと言った。
何も違っていない。
もし、断るのなら・・・その所業をあんたのご主人様にバラしてやるよ。

【ジョーカー】
そ、それだけはお止めください!

【タクミ】
なら、よろしく頼むよ?
大丈夫、できるだけちゃんと狙うから・・・

【ジョーカー】
くっ・・・
私は少し・・・調子に乗りすぎてしまったようですね・・・

支援A Edit

【タクミ】
やぁ、ジョーカー。
今日も僕の特訓に付き合ってくれるよね?

【ジョーカー】
もちろんですよ、タクミ王子。
嫌々ではありますが、お付き合いさせていただきます。
カムイ様に色々と余計な告げ口をされたくはありませんので。

【タクミ】
ははは。
正直だな。ジョーカーは。

【ジョーカー】
しかし、タクミ王子・・・
もう、充分なのではありませんか?

【タクミ】
なんのことだ?

【ジョーカー】
皆、タクミ王子のお力をお認めになっています。
これ以上、何を望まれるというのです?

【タクミ】
ダメだ。僕自身が納得していないからね。
僕はもっと強くなって・・・
もっともっと皆に認めてもらいたいんだ。

【ジョーカー】
はぁ・・・承認欲求というやつでしょうか・・・

【タクミ】
ジョーカーにもそういう気持ちはあるだろ?

【ジョーカー】
いえ、私はもうとっくの昔にそういうのからは卒業しておりますので。

【タクミ】
ま、まるで僕が幼いみたいな言い方をするな!

【ジョーカー】
幼くはありませんが・・・成長過程なのでしょうね。
正直、苦手なんです。そのくらいの年頃の子を相手にするのは。

【タクミ】
ぼ、僕を子ども扱いするな!
僕は立派な大人だぞ!

【ジョーカー】
大人であることはお認めしますよ。
まぁ、大人にも色々ありますからね。

【タクミ】
くっ・・・今に見てろよ。
あんたにもいつか必ず・・・僕のことを認めさせてやるからな!

【ジョーカー】
それはそれは・・・楽しみで仕方がありません。

【タクミ】
ほら、もうおしゃべりは止めだ!
さっさと訓練を始めるぞ!

【ジョーカー】
かしこまりました。お付き合いさせていただきます。
ですが、今日は弓の訓練ではなく、
一対一の手合わせをいたしましょう。
私、手加減はできそうにありませんが・・・
お覚悟はよろしいでしょうか?

【タクミ】
ああ!望むところだ!