支援会話集/アサマ×カザハナ

Last-modified: Tue, 04 Aug 2015 00:13:39 JST (3196d)
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支援C Edit

【カザハナ】
この辺でいいかな…
だいぶ自陣から離れちゃったけど、
これくらい山の中に入らないと、
集中できないもんね。
よし、この木にしようかな。
気合を入れて…!!
はあっ!!
うりゃあああーーーー!!!!!

【アサマ】
うわーっ!?

【カザハナ】
えっ? 今、木が倒れた辺りから
悲鳴がしたけど…今の声って…

【アサマ】
やれやれ…なんですか。山歩きをしていたら、
突然木が倒れてくるなんて…
痛たたた…

【カザハナ】
アサマ!?
もしかしてぶつかっちゃったの?
ご、ごめんなさい!
その木はあたしが斬ったやつで…!!

【アサマ】
カザハナさん…!?
なぜこんな山奥に?
しかも木を斬っていただなんて…
あなた木こりにでもなるおつもりですか?

【カザハナ】
いや、べつに木こりになりたいわけじゃ…
…じゃなくて!
そんなことはどうでもいいから、
さっさと傷口を見せて! 手当てするわ!

【アサマ】
は、はぁ…

【カザハナ】
あ、軽い傷みたいだね。
良かった…

【アサマ】
ええ。元々そんなに痛くありませんでしたので
手当など不要ですよ。
それよりあなた、
なぜこんなところで木を斬っていたのです?

【カザハナ】
そ、それは…訓練のためだよ。
…あたし、誰かと手合せをする時、
木刀とかの模擬刀を使ってるでしょ?
でもあれじゃあとても物足りなくて…
時々こうして山奥までやってきて、
一人で真剣を持った訓練をしてるんだ。

【アサマ】
なるほど…
真剣こそが侍の魂というやつですか。

【カザハナ】
えへへ、
そんな大層なもんじゃないけどね。
真剣を持ってる時だけに閃く
感覚ってやつがあるんだよ。
他の武器と違って、侍にとっての刀は…
もう一人の自分みたいなものだから。

【アサマ】
そういうものですか。
それにしても刀で木の幹を斬り倒すだなんて、
あなたも相当な化け物ですね。
おかげで私も思わぬことで、
命を落とすところでしたよ。

【カザハナ】
だ、だからそれは
ごめんって言ってるでしょ!

支援B Edit

【カザハナ】
よーし!
今日も真剣で訓練よ!
ええと…
アサマは近くにいないよね。
この間危険な目に遭わせちゃったから、
今回はちゃんと確認しなくちゃ。
…よしよし、誰もいないわね。
それじゃ、今日はこの木に生えてる小枝を
連続で斬り刻んでみせるわよ…!
えいえいえいえい、えーーーい!!

【アサマ】
い、痛い! 痛い痛い!
痛たたたたーー!!

【カザハナ】
ええーーーっ!?

【アサマ】
どこからか飛んできた小枝が、
次々とぶつかってきます~~!!

【カザハナ】
そ、そこにいるのは、もしかしてアサマ!?

【アサマ】
うっ、ううっ…なんという波状攻撃…!
一つ一つは大したことがないのに…
こう何発もやられると
たまったものではありません…
って…カザハナさん?
もしやこの小枝攻撃もあなたが?

【カザハナ】
うっ…ご、ごめん。

【アサマ】
またですか…?
あなたという人はどうしてこう、
人の進む先でばかり稽古をするんですか?

【カザハナ】
ち、違うよ! 今回は近くに誰もいないか
ちゃんと確かめたし! 不可抗力よ!

【アサマ】
どうも信憑性に欠けますね…
だってあなたの稽古に遭遇して不幸な目に
遭うのは、これでもう二度目なんですよ…?

【カザハナ】
ぬ、濡れ衣だよ…! 第一あたしが
アサマに嫌がらせをする理由がないでしょ?

【アサマ】
しかし正直な所、私のことを良く思っていない
人たちは少なくないでしょうからねぇ。
信じろと言われても難しいところです…

【カザハナ】
そ、それを自分で言うんだね…
じゃあ…どうすればいいの?

【アサマ】
そうですね…ではこれから訓練のために
山に入る時は私を誘ってください。

【カザハナ】
えっ?

【アサマ】
あなたの居場所さえわかっていれば、
私がそこに近づかなければ良いだけでしょう?
だからあなたが訓練する場所に辿り着くまで、
同行だせてもらいます、という話です。

【カザハナ】
な、なるほど…うん、わかったよ。
アサマ、今度から声をかけるね。

【アサマ】
ええ、お願いしますね。

支援A Edit

【カザハナ】
さてと、今日も真剣の訓練のために、
この木を斬るぞー!

【アサマ】
お待ちなさい、カザハナさん!!

【カザハナ】
あっ。
アサマ…どうしたの?

【アサマ】
「どうしたの?」ではありませんよ!
なぜここに来る前に、
私に声をかけないんですか?
あなたが訓練に行く時は一緒に行くと
約束したではありませんか?

【カザハナ】
ああっ…忘れてた、ごめん~。
てへへ。

【アサマ】
「てへへ」じゃありません!
約束したにもかかわらずあなたは
既に三回も一人で訓練に行きましたよね?

【カザハナ】
ぎくっ。
ど…どうしてそれを!?

【アサマ】
一回目はあなたが斬った木の幹が
地面にぶつかる振動に足を取られ、
私は近くにあったぬかるみにハマりました。
二回目はあなたの掛け声に驚き、
逃げ出したコウモリの群れに襲われました。
三回目は、あなたが刀を抜いた拍子に
すっ飛ばした刀の鞘が…
私のみぞおちに飛び込んできたんですよ!
はい、これです。落し物ですよ!!

【カザハナ】
あ、あはは…ありがとう…
あの後探したけど見つからなかったんだよね…

【アサマ】
それは良かったですね!

【カザハナ】
でもどうして三回とも、
声をかけてくれなかったの…?

【アサマ】
三回ともあまりの衝撃で
言葉を放つことすらできなかったんです。
全く…これは一体…?
もしかしたら何かの罰なのでしょうか…?

【カザハナ】
う~ん、そうかもね。

【アサマ】
「そうかもね」ではありません…
とにかく今日は同行させていただきますから。

【カザハナ】
うん、わかったよ。

【アサマ】
やはり…あなたに同行すれば被害に遭わない
という私の読みは当たっていましたね…
今日は五体満足でした…奇跡です…

【カザハナ】
あははは、そうだね。
奇妙なこともあるもんだね。
きっとアサマがこれまで色々な人に
毒を吐いてきた罰が当たってたんだよ。
さながらあたしは、アサマを救い出した
救世主ってところだね!

【アサマ】
全部あなたの行いにやられてたんですよ…
しかし…これは何かの啓示に他なりません。
しばらくの間、山で修行する際は、
あなたに同行させてもらいますからね。

【カザハナ】
うん、了解だよ!

支援S Edit