18年ぶりに訪ねてきてくれた生徒に感激。

Last-modified: Wed, 19 Feb 2020 18:04:07 JST (1530d)
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私たちがお預かりするのは、子どもたちの人生のなかで最も多感な時期です。

そこでいい出会いができると、その子の一生に残るような存在になれる。

教師というのはそんな仕事ですから、やりがいもそこにあると思います。

短期的には、志望校に合格した時、成績が上がった時、そんな時々に喜びを分かち合うということがあるんですが、もう少し長い目で見ると、「一人ひとりの生徒の人生に足跡を刻む」ということが一番の魅力ではないでしょうか。

教師をやっていてよかったとは、毎年の合格発表の際に強く思うことですが、それ以上に感激する出来事がありました。

最近、かつてある教室の校長をしていた時の教え子が、なんと17~18年ぶりに訪ねてきてくれたんです。

「もう30歳をこえて結婚もし、子どももいて東京に住んでいます。自分の今があるのは、先生のお陰です。改めてひと言お礼を言いにきました」という言葉を聞いた時は、思わず胸が熱くなりました。

教師冥利につきるとはこういうことをいうのでしょう。