いま勢いのある会社

Last-modified: Mon, 13 Apr 2020 16:42:01 JST (1476d)
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少子化が進行する一方で、子ども一人にかける教育費は年々増加。それに伴い教育業界は、生徒・保護者から選ばれる一握りの企業だけが生き残り、その他は淘汰されるという二極化が加速している。そんな中、馬渕教育グループは1973年の創業以来、右肩上がりで成長。2018年度も過去最高の売上高を達成した。生徒数は47,000名。関西圏では最大級の規模を誇る。同社がどうして選ばれるのか。馬渕教室・高校受験コース、松井山手校で校長を務める草野(2006年/新卒入社)はこう分析する。

「教材一つをとっても、力の入れ方が違う。馬渕教室には教材開発を専門に手がけるセクションがあり、毎年新たに教材を作り替えています。入試制度が毎年変わるので、それに合わせて教材が変わるのは当たり前のことです。でも、その当たり前を実現できている企業がどれだけあるか。規模が小さいとそこにマンパワーを割けないし、大きくても複数のエリア・学校に対応していくのは至難の業です。生徒のことを想い、本腰を入れて取り組まなければ実現できないことだと思います」。

「さらに特徴的なのはテスト。馬渕教室ではテストも教材担当が作成しています。ここまでなら他塾でもあることだとは思うのですが、変わっているのはテストの内容を前日まで先生に見せないこと。先生も人間ですから、自分の生徒には良い点を取ってほしい。だから、事前に内容を知っていると、それに沿った授業をしてしまうことがあるんです。そうなると生徒の力量を正確に見ることができず、テストの意味をなしません。これも生徒のことを考えると当たり前のことではありますが、徹底するのは難しい。馬渕教室ほどの規模になればなおさらです。もちろん、授業の面でも他塾に先駆けて映像授業や反転授業を取り入れたり、最短3年で校長になれるよう教育プログラムが確立されていたりと、優れている点は多々あります。しかしそれよりも教材やテストなど、細部に至るまで徹底されているところが、結果的に大きな差につながっているのではないかと考えます」。

一度馬渕教室を離れ、再び教壇に立つ草野。「外から馬渕教室を見て、そのすごさがよりはっきりとわかりました。今、ここで生徒たちを教えられることに大きな幸せを感じています。」