1-17.Linux Mint 20.3 upgrade (from 19.3) のバックアップ(No.4)

外部ディスプレイ、キーボード、マウスを接続し、

https://linuxmint-user-guide.readthedocs.io/en/latest/upgrade-to-mint-20.html

通りにやったらLinux Mint 20.0にupgrade完了。その後、無事20.3にまでupgrade完了。クリーンインストール必要なかったが、いろいろ再設定し直し。まずはVNCかな。そのままでつながっているけど、いろいろ忘れているのでちょっとgrubを戻して、どういう状況なのか再整理。

VNCの為のディスプレイ設定再整理

前提

VINOを使用。Auto Loginしている。VINOは常に立ち上がっている状態(linuxmintの設定で常に/usr/lib/vino-serverを起動。（これは将来スマホから簡単に使用できることを想定している）

kmsで設定しない

  1. ディスプレイを接続しないでbootする
    1. vnc viewerで接続すると、サイズ1024x768で表示。
      「モニターの設定」では、何も出ない。（オンオフもできず、解像度、リフレッシュレートも選べず、黒窓の中に何もない状態。（ここから下のxrandr設定で1280x1024化は可能。最初の段階ではVIRTUAL1はdisconnect、1280x1024化の後はVGA1 disconnect、VIRTUAL1 1280x1024、VIRTUAL2はdisconnect）
    2. vnc viewer切断後、1920x1080モニターを接続してみると、1920x1080で表示され、「モニターの設定」では黒窓の中にBENQ24インチ VGA1が存在している。解像度は選択できるようになっている。
    3. モニターを切断し、vnc viewerで再接続。サイズ1920x1080で表示。ただし、「モニターの設定」では、何もでない。（モニターをつないでいた状況の表示は残っていたが、再表示させると消える）→『「モニターの設定」では解像度変更できない。』下の技はここからでも使える。 
      %sudo su
#cvt 1280 1024
#xrandr --newmode こぴぺ
#xrandr -q でどこに入ったか見る
#xrandr --addmode VIRTUAL1 1280x1024_60.00
      これを行い1280x1024のvnc接続した後、「モニターの設定」はモニターは不明VIRTUAL1となっており解像度は1280x1024のみ選べるようになっている。(1920x1080は選択できない）
    4. vnc viewer切断し、再度1920x1080モニターを接続すると、1920x1080で表示される。「モニターの設定」では、黒窓の中にBENQ24インチVGA1とVIRTUAL1 1280x1024がデュアルディスプレイの形で並んで表示しており、VIRTUAL1内に存在するウィンドウは下側で存在は確認できるがそれ自身は見れない。

KMSで"drm.edid_firmware=edid/1280x1024.bin"

  1. ディスプレイを接続しないでbootする。
    1. vnc-viewerで接続すると、サイズ1024x768で表示。多分何もedidで指示しないのと同じ。$ grep Output /var/log/Xorg.0.logでは
      [ 93.666] (II) intel(0): Output VGA1 has no monitor section
      [ 93.666] (II) intel(0): Output VIRTUAL1 has no monitor section

KMSで、"drm.edid_firmware=edid/1280x1024.bin video=VIRTUAL-1:1280x1024@60"

  1. ディスプレイを接続しないでbootする。変化なし、一つ上と同じ。

KMSで、"drm.edid_firmware=edid/1280x1024.bin video=VIRTUAL-1:d video=VGA-1:e"

  1. ディスプレイを接続しないでbootする。
    1. vnc-viewerで接続すると、サイズ1280x1024で表示。LNX22 VGA1
      [ 93.666] (II) intel(0): Output VGA1 using initial mode 1280x1024 on pipe 0