2-10.OMVから素のdebian8へ
debian8は2020年まで続く予定だが、なんとOMV3は早々終了しOMV4へと移ってしまった。
仕方がないので素のdebian8でシステムを組む。良いんだよ、インストールが趣味なんだから。
debian8 netinst
OMV3でやった通り。今は8.11.0に上がっているので、debian-8.11.0-i386-netinst.isoをダウンロードし、rufusにてUSBメモリに書き込み。debian8インストール。今までのパーテイション再利用なので、19Gのパーティションに/を割り当て、次の1Gをswapに割り当ててインストールする。最初はVNCとか使うつもりだったので、「LXDE」「標準システム」「Webサーバー」をインストール。バージョン上がったからgrub2使えるのかもだけど試さない。LILOでインストール。インストールは無事完了。
黒画面
しかし、立ち上がらないというか画面真っ黒。Xが悪いんだろうなと見当はつくが、Ctrl+Alt+F1辺りも機能しない。仮想コンソールぐらい動いて欲しいのだがダメだった。この次点ではSSHもまだ動いていない。
debianレスキューモード
インストールに使ったUSBメモリを刺して、レスキューモードで起動。とりあえずやったのは /etc/lilo.confでのappend="quiet"をコメントアウト(viでeditし、/sbin/lilo)。そしてまずはCUIで立ち上げること最優先で、/etc/X11/default-display-managerをviで開いて /usr/sbin/lightdmをコメントアウト。再起動すると無事CUIで立ち上がった。
Light-DMが駄目。
Log観るとLight-DM自体で立ち上がらない。debianはLight-DMから各ウインドマネージャに行くんじゃなかった?そもそも最初のLight-DMが立ち上がらないんじゃ駄目じゃない?昔使ってたtwmとかfvwm2とか入れるの?いや、もういいや。そもそもVia EdenでXというのが間違いなんだよ。ということでXは諦める。
CUIでの起動設定。
対処療法でなく、ちゃんとCUIで立ち上がるようにマシンを設定する。
# systemctl get-default graphical.target # systemctl set-default -f multi-user.target
戻すとき(このマシンではその機会は無いが)
# systemctl set-default -f graphical.target
ネットワーク設定
固定IPにする。/etc/network/interfacesを以下のように変更
: # The primary network interface auto eth0 #iface eth0 inet static address 192.168.0.80 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.0.1
/etc/resolv.confも以下のように変更。
nameserver 8.8.4.4 nameserver 1.0.0.1
SSHのインストール
細かい設定は後で。ポートも外に出さないから22番のままでいい。
# apt-get -y install ssh # systemctl restart ssh
その後Teratermでこのマシンにアクセス。ログインできるか試す。rootでもなんでもいい。そこらへんの設定も後でやればいい。
データディスクのマウント
きっとwebminでできるだろうけど、手動でやってしまう。blkidコマンドでUUIDをチェックし、以下のようなものを/etc/fstabに加えてreboot
UUID=DEE0D662E0D64087 /mnt/d1 ntfs-3g defaults,iocharset=UTF-8,permissions 0 0 UUID=D128394933345899 /var/www ext4 defaults 0 0
こんなのを足す感じ。
Serverとしてあとやること。
- Samba
- MySQL
- bittorrent client (utorrent or Aria2)
- rep2 + 2ch proxy
- DDNS updater
- munin
- owncloud
- php7
- Wordpress
debian9がi386サポートしない
「32ビットインテルCPUでは最低限 i686 が必要になりました」で、急速に萎えた。
分解してメルカリに売ることにする。DC12V60W電源と合わせて500円ぐらいか。