自己紹介
名称: Seeker (もしくは「ひゅーぐん」)
分類: 京大理学研究科数理解析系(RIMS)のM1
分類: 京大理学研究科数理解析系(RIMS)のM2
生息地(Twitter): @seekerandprimes
計算可能性とかをやっている。いずれは代数関連の計算不可能性とかをやりたい。
京大院試の離散数学やグラフ理論を少しだけやったので今後ここで解答を公開するかもしれないです(それまででもTwitterで連絡してもらったら個別で渡せるかも)。公開せずに眠らせておくのはもったいないと思ったので。
今は具体的な問題の計算可能性を調べています。いずれは代数関連の問題の計算(不)可能性とかをやりたいと思ってます。
院試の際に数学教室も併願したが、そちらは整数論を志望した。でも解析、確率論とかも好き。
ただし幾何、お前だけは絶対に許さない()
院試の際に数学教室も併願し、そちらは整数論を志望しました。でも解析、確率論とかも好き。
思考速度がマジで遅い。ほんとに。会話する時の相槌は時間稼ぎ。
ギターが少しだけ扱える。ゲームと音楽が好きだけど持ち前のミジンコキャパシティのせいで偏りまくってる。実は軽音サークル所属。
軽音サークルにも所属してて、ギターが少しだけ扱える。ゲームと音楽が好きだけど持ち前のミジンコキャパシティのせいでやってるものが偏りまくってる。
読んでる/読んだ本
読んだ本
現代論理学(安井邦夫)、ベーシック圏論(Tom Leinster)、Hilbertの第10問題(y.)(オンラインで公開されているPDF)、A first journey through logic(Martin Hils, Francois Loeser)、雪江代数1, 2
読んでる本
Computable Analysis (Wiehrauch)
数論講義 (Serre)
A=B(Marko Petkovsek, Herbert S. Wilf, Doron Zeilberger)
カゲロウデイズ(じん)
読みたい本
集合論(Kunen)
時間割
随時追加予定
何年も前の情報なので担当教員も授業内容も変わっていると思います。参考までに。
実際の履修ではなく、ちゃんと勉強した科目を書いています。あと、時間割には書いてませんがずっと毎週ECCに通ってます。
また実際の履修ではなく、ちゃんと勉強した科目を書いています。
あと時間割には書いてませんがずっと毎週ECCに通ってます。
全学共通科目と理学部科目は面倒なので区別してませんが、工学部情報学科、情報学研究科が開講する科目は水色で書いています。
全学共通科目と理学部科目は面倒なので区別してませんが、工学部情報学科、情報学研究科が開講する科目は水色で書いています。選択した人社科目はオレンジにしました。
3回後期(2020年度)
1回前期
5 | 現代数学の基礎A | | ILASセミナー | | フランス語IA(演習) |
運動はしといた方が良いです。運動してなかったらマジですぐに衰えます。
1回後期
1 | 英語リーディング | スポーツ実習IB(卓球) | | 英語ライリスB | 情報数学II |
2 | 微分積分学B(講義) | 地域地理学各論I(日本) | 数学探訪I | 線形/微積の演義B | 線形代数学B(講義) |
3 | 代数学入門 | Honors Mathematics A-E2 | フランス語IB(文法) | | 論理学II |
2回前期
3 | 集合と位相 | 代数学I | 微積続論II-微分方程式 | 非線型数学 | 線形代数学続論 |
4 | 集合と位相演習 | 代数学演義 | | | 微積続論I-ベクトル解析 |
論理回路は電電が開講している。ベクトル解析は工学部配当のものをとった(理学部向けのものは火曜日だった)。
2回後期
3 | 言語・オートマトン | 代数学II | 幾何学入門 | (論理学II) | スポーツ実習IIB(卓球) |
4 | 計算機工学 | 代数学演義II | 幾何学入門演習 | 解析学入門演習 | |
論理学は2人の教員が別々の授業を開講している。木3の方はゲーデルの不完全性定理の証明を追うと聞いていたが数学を専門としない人に向けてかなり簡略化されていたので、授業中に自分で教科書を読んでいた。
対称性の数理はクラスター代数を扱ったが、証明がほとんど省略されたためつまらなかった。担当教員次第と思われる(それでもクラスター
代数に触れておく価値はあると思う)。
3回前期(2020年度)
3回後期(2020年度)
1 | 非線型解析 | | | アルゴリズム論 | |
2 | | 計算と論理 | 幾何学Ⅱ | | 解析学Ⅱ |
3 | 函数解析学 | | 幾何学Ⅱ | | 解析学Ⅱ |
4 | 解析学演義Ⅱ | | | | |
5 | 解析学演義Ⅱ | | | | |
備考: 木4に実践データ科学入門をとっていましたが僕にはPythonは無理だったみたいです、諦めました。
計算と論理でCoqに入門しました。型付きラムダ計算の入門でもあるので計算機科学やCoqに興味があればめっちゃおすすめです。
4回前期(2021年度)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
1 | | | | | |
2 | | | | 確率論 | |
3 | 整数論 | 講究 | (代数幾何学) | | |
4 | | 講究 | | | |
5 | | | | 数学・数理科学の最前線Ⅰ | |
備考: 火2の位相幾何学は取り消しました。
火3, 4の講究は「数理科学課題研究」のことで、卒業研究に相当する輪読形式のゼミ。必修。前期はベシ圏および論理学の基本事項(教科書の名前忘れた)をやりました。
火3, 4の講究は「数理科学課題研究」のことで、卒業研究に相当する輪読形式のゼミです。必修。前期はベシ圏および論理学の基本事項(教科書の名前忘れた)をやりました。
水3の代数幾何学は層の理論を自習しろと言われて絶望したので途中から行ってません…が、レポートが何でもokだったので「ファンカンペンの定理を初めて使ってみました!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」みたいなレポートを書いて単位だけ貰いました。
水3の代数幾何学は層の理論を自習してきてくださいと言われ、モチベが続かなかったので途中から行ってません…が、レポートが何でもokだったので「ファンカンペンの定理を初めて使ってみました!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」みたいなレポートを書いて単位だけ貰いました。
4回後期(2021年度)
備考: 水2は後半の離散最適化に興味があったのでとってみました。後半は面白かったです。
後期の講究はCategorical Logic and Type Theoryの1章をやりました。僕にとっては圏論特訓でした。このゼミの3人ともRIMSに合格したので、まもなくM0セミナーが始まりました。
M0セミナーではA first journey through logicをやりました(まだやってます)。論理学の基礎固めですね。
M1前期(2022年度)
4 | 応用解析学通論B | 離散最適化セミナー / (数学研究のためのソフトウェア演習) | | オフィスアシスタント | |
その他: 数学特別講義6 (東京都立大学の横山先生による計算機数論入門)
備考: 数学研究のためのソフトウェア演習は1単位で、初回と最終回(グループ発表)以外は出席しなくてよかった。集中講義扱いだから実際の時間が被ってても履修できる。M0セミナーは6月ぐらいで最終回を迎えた。
応用解析学Bは実質的に関数解析。理学研究科のやつが取れなかったから代わりにこれにした。離散最適化セミナーは毎回学生が研究テーマについて発表したり論文紹介したりする形式でやってて、年に3回ぐらい自分の番がくる。オフィスアシスタントは研究室の運営を手伝ったら給料がもらえるよっていうやつ。
M1後期(2022年度)
火曜4限はいわゆるハーマイオニー履修(僕しかこの呼び方してない)をしました。数学・数理解析系の大学院講義はクラシスの時間割上「その他」の時限として扱われるため、ゲーム理論と被っていても履修可能でした。実際には離散最適化セミナーは4限開始前に終わることも多く、ゲーム理論の講義には半分ぐらい出席できました。ゲーム理論の講義は休んでも事情を話せば講義資料がもらえたため追いつきやすかったです。ゲーム理論はめちゃくちゃ面白かったのでおすすめの講義です。
M2前期(2023年度)
新たに計算理論セミナーが発足したので離散最適化セミナーから移りました。火曜3限が空いたので昨年取れなかった函数解析続論を履修しました。めっちゃおもしろかった!
M2後期(2023年度)
自作問題
当社比よく出来た問題を載せてみます。
2019年度新歓ビラ問題
自然数\( a \)と平方数でない自然数\( b \)を用いて\( \sqrt{2019+\sqrt{n}} = a + \sqrt{b} \)と書ける自然数\( n \)はいくつあるか。
自然数\( a \)と平方数でない自然数\( b \)を用いて\( \sqrt{2019+\sqrt{n}} = a + \sqrt{b} \)と書けるような自然数\( n \)はいくつあるか。
(ヒント: この問題は4年に1度しか更新できません)
2020年度新歓ビラ問題
任意の自然数\( m \)に対し, 次の4つの条件をみたす有限数列\( \{a_n\} \)が存在することを証明せよ. ただし \( l \)は\( \{a_n\} \)の項数を表す.
- \( a_1, a_2, \dots , a_l \)はすべて自然数である
- \( l \geq 2 \)のとき, \( a_n < a_{n+1} (n=1, 2, \dots , l-1) \)
- ある項\( a_n (1\leq n \leq l) \)が存在し, \( a_n = m \)をみたす
- \( \sum_{n=1}^l \frac{1}{a_n} = 1 \)
2019年度部誌収録問題
次の条件をみたす実数の組\( (a, b, c) \)の個数を数えよ:
次の条件をみたす実数の組\( (a, b, c) \)はいくつあるか:
\( a, b, c \)はいずれも方程式\( ax^2 + bx + c =0 \)の解である.
\( a, b, c \)はいずれも\( x \)についての方程式\( ax^2 + bx + c =0 \)の解である.