何もない部屋で、誰かが迎えに来てくれるまで静かに夢を見ていた。
とても、退屈で。
夢の中は全部が灰色がかっていてなんだかでたらめ、私は広い海でたったひとりだった。
ひとりぼっちは夢の外でも同じ。
そばにいる奇妙な鳥が笑う。
何がおかしいんだろう。
私は大きな椅子に座って、広い海でたったひとりだった。
つまらない。
そうだ、目をつむって、夢を見よう。
だって、ここはとても退屈で。
夢の中で見る夢の中で見る夢の中で見る夢。
そうやって私は夢を見続ける。
誰かが私を迎えに来てくれるまで。
夢の中は全部が灰色がかっていてなんだかでたらめ、私は広い海でたったひとりだった。
ひとりぼっちは夢の外でも同じ。
そばにいる奇妙な鳥が笑う。
何がおかしいんだろう。