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#contents
*読む [#q5bc5310]
> 暑かった夏が過ぎたら、ビックリするぐらい冷たい冬が来たので、ああ、対応すんのめんどくせーと、自律神経が反乱を起こす。
>「自律」ってそゆ意味じゃないだろ。と、ゴチたところで、もともと意思があるわけじゃなし、諦めておとなしくするしかない。
> 塩みたいな粉雪が降り積もる。
> そう呟いたら、北の友達は「結晶が小さすぎる」と、鑑定士さながらな評価を下した。結晶のサイズとか考えたこともない。
> あと半年経ったら、また呆れるほど暑い夏が来る。「烈」はいい形容だと思う。
> いずれにせよ、万有引力の法則は日本に季節をもたらす。四つかどうかは兎も角。
> 季節の変化を愛おしく思う。寒くなれば暑さを求め、暑くなれば寒さを求める。無い物ねだりではあるけど、あることを知っているからねだれるのだ。
> 降り積もった雪はすぐに融けて、日陰を強調するだろう。
> そして、色濃くなる影が日常に還るのだ。
※初稿につき、最終稿は後日公開予定。
*ジャンル [#f5db8875]
[[日常]]、[[冬]]、[[雪]]、[[夏]]、[[烈]]、[[季節]]、[[自律神経]]、[[結晶]]、[[めんどくさい]]、[[兎も角]]
*カテゴリ [#b463fa82]
[[超短編/ナ行]]
*この話が含まれたまとめ [#kb45232a]
すぐ読める、元素12ヶ月
*評価／感想 [#y1a35525]
*初出／概要 [#a89eeea6]
書き下ろし
*執筆年 [#qd1b3083]
[[2023年]]
*その他 [#se185fce]
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