胡乱舎猫支店/バタフライ効果6
Last-modified: Wed, 24 Jun 2020 23:43:52 JST (1395d)
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「後は全てキミ次第」
手渡されたものはひどくたよりなくてせめて何かに入れるか包んでくれればと思った時には既に螺旋階段に居た。
のぼっている様でもくだっている様でもあり、もしかしたら全ては幻で実は平坦な所を進んで、いや進んですらいないのでは無いかと言う気がしてきた。
(一体何処まで続いているのか?)
そう思ったら開けた場所に居た。頭上に拡がるのがもし空だと言うのであれば蒼過ぎる。深くただ深くのしかかってくる。
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初出/概要
超短篇・500文字の心臓 / 第174回競作「バタフライ効果」 / 参加作
執筆年
2020年?
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