下衆なことを言えば「エロい女だな」と思った。人体の構造上、股間が先に反応することはママある。アメリカのストリートっぽく言えば「ファックなビッチ」だろうし、バブルっぽく言えば「マブい女」だろうし、エゲつなく言えば「先っぽだけでも挿れたい女」だ。
平たく言うと「いい女」
シャ乱Qやウルフルズが唄いたくなるぐらいに。俺にはとても手が届かないぐらいに。
とはいえ、接点があった。幸運なことに。もしくは不幸なことに。触れられないのは、果てしなく不幸だし、同じ時間を過ごせることは幸運だ。でも、脳内じゃ、アレやコレやコレやアレや。
歳さえ取れば、そういう衝動がいつか消えるのだと思っていた。半減期のように何年か経てば減っていって無くなるものだとばかり思っていた。思春期か、行って20代前半までの若気だと思っていた。
でも、な〜んも変わりゃしない。いくつになっても何度でも「いい女」に焦がれるなんてさ!