海音寺ジョー/湖畔の漂着物 の変更点

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*読む [#r8a58332]
> 流木は、子供が10人座れるくらい大きくて格好の遊具だった。
> どこから流れ着いたのか、よくわからない。この湖はそれほど大きくない。
>&br;
>「地底湖と水路で繋がっていて、そこには古代から生息してる生物が今も生きてるんだよ」
>「おれは10メートルぐらいの、蛇が泳いでるのを昨晩みた」
>「それは水草をだな、見間違えたんだよ」
>「ぼくは恐竜が首だけ出して泳いでるのをみた!」
> 子供たちは、そのうち流木をボートに改造して探検に行くことを思いつき、それぞれが家に帰って鑿や鋸を持ち出そうとし、親に見つかって怒られたり、そのまま晩御飯を食べてテレビをつけた。
>&br;
> 流木は、待てども戻ってこない子供たちのことを思いながら、月光を布団のようにかぶりながら砂地に横たわって眠りにつく。

*ジャンル [#n30458d0]
[[ファンタジー]]、[[湖沼]]、[[動物]]、[[親]]、[[子ども]]、[[夜]]、[[数字]]、[[僕]]
*カテゴリ [#p04e1cd9]
[[超短編/カ行]]
*この話が含まれたまとめ [#vb73d259]
すぐ読める
*選評/感想 [#o2c2a807]
*初出/概要 [#f8cf8b98]
超短篇・500文字の心臓 / 第134回競作「[[湖畔の漂着物>超短編/カ行#b52bda01]]」 / 参加作
*執筆年 [#b7eeb6d7]
[[2014年]]

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