#topicpath
#contents
*読む [#j4163e50]
>「かつて、月は太陽と同じに燃えていたのです」
>「え、それ本当かい」
>「いや、どうだろう」
>「なんだい」
>「でも、もしかしてもしかすると、そうでなかったとも、言いきれない」
>「まあ、言いきれない」
>「わからんけどな」
>「調べようか」
>「よせやい」
> 何にもない月の上で、足の方向は反対かしに、宇宙服のぼくたちは頭だけ並べて仰向けに寝転んだ。
>&br;
>&br;
>「もしかしてもしかしたら、燃えてたかなあ」
>&br;
>「知らないねえ」
>&br;
>&br;
> ぼくたちの上に、半分の地球が見えていた。
*ジャンル [#n95c7d10]
[[SF]]、[[月]]、[[地球]]、[[地学]]、[[普通]]、[[僕]]
*カテゴリ [#o934c7ec]
[[超短編/カ行]]
*この話が含まれたまとめ [#va848e9d]
すぐ読める
*評価/感想 [#x0ca2cbd]
*初出/概要 [#sd5f7a54]
超短篇・500文字の心臓 / 第50回競作「[[月面炎上>超短編/カ行#p2dcb3c0]]」 / 参加作
*執筆年 [#wdae21cb]
[[2005年]]
*その他 [#lbdaec02]
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