まつじ/人間の砂漠 の変更点

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*読む [#jb5ae6f9]

>右から左に通り過ぎる風に長い腕を晒すと音もたてずに細かい粒になり吹き崩れて遠くへ消えていった。雲のない空の下、果てしなく広がる砂の丘、あの小さな波の模様に私はなるのだろう。体が完全に砂に消えてしまうほんの少し前、残った左目が向こうの丘で溶けるように崩れていく人影を見た。

*ジャンル [#t14ad4a3]
[[一行作品]]、[[砂漠/沙漠/荒野]]、[[左]]、[[体]]、[[リアル]]、[[わたし]]
*カテゴリ [#pa83e5a6]
[[超短編/ナ行]]
*この話が含まれたまとめ [#x6a1606c]
すぐ読める
*評価/感想 [#k7e6b23a]

*初出/概要 [#l95a0f93]
超短篇・500文字の心臓 / 第15回自由題 掲載作
*執筆年 [#q7170f5b]
[[2004年]]
*その他 [#c4870645]
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