海音寺ジョー/気体状の学校 のバックアップの現在との差分(No.1)
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爆心地には、もともと学校があったらしい。蒸発して跡形もないが。
かつて地を這う生き物であった彼らは生き延び、新たな知性を求め長寿の者から教えを乞おうとしていた。
凝灰岩の出っ張りを教壇代わりに、古老は全員に挨拶をした。
「さあ、今日の授業を始めるでガス」
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選評/感想
初出/概要
超短篇・500文字の心臓 / 第147回競作「気体状の学校」 / 参加作
執筆年
2016年?
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