まつじ/いやや1 のバックアップ(No.1)


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 あーちゃんちの子どもは、あーちゃんに似ている。ほとんど、あーちゃんといってよい。

 さーちゃんちの子どもも、さーちゃんに似ている。さーちゃんのミニチュアといってよい。

 まーちゃんちの子どもは、実はまーちゃんなのかもしれない。まーちゃんにしか見えない。

  「いーちゃんは、まだなの?」と、みんなの首がぐるんとこちらを向く。

 あやや、さやや、まややも同じ。可愛くない、やや子たち。

人生観変わるよ?」

 どうして私はここにいるんだろう、と思いながらパンケーキを頬張る。ラーメン食べたい。あと何分で終わるだろうか。

ジャンル Edit

ご飯ちゃん?子ども渾名?わたし

カテゴリ Edit

超短編/ア行

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評価/感想 Edit

初出/概要 Edit

超短篇・500文字心臓 / 第188回競作「いやや」 / 参加作

執筆年 Edit

2022年?

その他 Edit

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